■てっぺんの向こうにあなたがいる
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■オススメ度
吉永小百合映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.11.5(TOHOシネマズ二条)
■映画情報
情報:2025年、日本、130分、G
ジャンル:世界初の女性によるエベレスト登頂を為した登山家の半生を描いたヒューマンドラマ
監督:阪本順治
脚本:坂口理子
原作:田部井淳子『人生、山あり“時々“谷あり』
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キャスト:
吉永小百合(多部純子:世界で初めてエベレスト登頂に成功した女性、登山隊の副隊長、モデルは田部井純子)
(青年期:のん)
木村文乃(多部教恵:純子の娘)
(3歳時:花門俐娃)
若葉竜也(多部真太郎:純子の息子、モデルは田部井進也)
佐藤浩市(多部正明:純子の夫、モデルは田部井政伸)
(青年期:工藤阿須加)
天海祐希(北山悦子:純子の相棒の新聞記者、モデルは北村節子)
(青年期:茅島みずき)
和田光沙(新井涼子:エベレスト女子登山隊の隊長、モデルは久野英子)
円井わん(岩田広江:エベレスト女子登山隊のアタッカー候補、モデルは渡辺百合子)
安藤輪子(清水理佐子:エベレスト女子登山隊のメンバー)
中井千聖(丸山かおる子:エベレスト女子登山隊のメンバー)
横内亜弓(三浦君枝:女子登山クラブのメンバー)
中村莉久(山崎真紀子:女子登山クラブのメンバー)
但馬智(古屋琴子:女子登山クラブのメンバー)
成澤優子(沢田綾乃:女子登山クラブのメンバー)
大塚かなえ(髙橋美由紀:女子登山クラブのメンバー)
長谷川夏海(井上泰代:女子登山クラブのメンバー)
長内映里香(中川奈緒美:純子の主治医)
三浦誠己(遠藤:編集長、悦子の上司)
大友律(小柳:編集長)
金井勇太(岡本先生:真太郎の担任、転校前)
カトウシンスケ(山野辺先生:真太郎の担任、転校後)
森優作(加藤:若き日の正明の同僚)
濱田マリ(原田妙子:近所のおばちゃん)
【その他の出演者】
浅見小四郎(大原:女性の社会進出に否定的な社長)
田鍋謙一郎(細田:大原の会社の専務)
剣持直明(浦野:恐妻家の重役)
BOB(安川:応援してくれるだけの会社の社員)
澁谷麻美(石田ふみ子:純子の姉?)
行平あい佳(インタビュアー)
湯浅美和子(ラジオのMC)
菊池銀河(草加大輔:母の肩身と一緒に登る高校生)
大山蓮斗(髙橋和樹:手袋を落とす高校生)
相良飛鷹(理学療法士)
春木生(料理屋の職人)
柾賢志(編集部の社員?)
古谷朋弘(高校の先生?)
河野倫羽
鈴川琴音(地元の登山者)
金澤杏(地元の登山者)
児玉せりか(地元の登山者)
石神まゆみ(富士登山者)
飯田汐音(富士登山者)
純美音
渡辺真帆
寺脇千恵(コーラス隊)
平井聖香(コーラス隊)
高尾美奈子(コーラス隊)
烏廣光代(コーラス隊)
カルマ・ゲルゼ(エベレストのシェルパ)
カンチャ・バハドゥール(エベレストのシェルパ)
いずみ尚
岩尾万太郎
北大輔(高山病にかかる登山者?)
武田涼花
高橋和久
■映画の舞台
1975年、
エベレスト
1994~2016年、
日本:富士山
ロケ地:
富山県:中新川郡
室堂平
https://maps.app.goo.gl/JjRAMaHPSiAv3aGN9?g_st=ic
立山黒部アルペンルート
https://maps.app.goo.gl/CodkMSfdKdDGk8uy7?g_st=ic
埼玉県:日高市
日和田山
https://maps.app.goo.gl/YuKZBj9NZg8ngTrq6?g_st=ic
栃木県:下都賀郡
獨協医科大学病院
https://maps.app.goo.gl/C2m6bZ23onK9QWcq7?g_st=ic
山梨県:北杜市
三分一湧水館
https://maps.app.goo.gl/sy22RMZA3nYmKi8q9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
1975年、登山家の多部純子は仲間たちとともに「女性のみによる登山家チーム」による世界初のエベレスト登頂に成功した
度重なるアクシデントの末に、唯一のアタッカーとして登頂を実現した純子だったが、その後の生活は順風なものではなかった
それから35年後、純子は夫・正明と娘・教恵とともに暮らしていたが、息子の真太郎は高校時代を機に母親との距離を取っていた
生まれながらに「有名人の子ども」として見られていた真太郎は、その為に自分にかかるプレッシャーに押しつぶされそうになっていた
ある日のこと、病院にて精密検査を受けた純子は、主治医の中川から「腹膜癌」だと告げられる
かなり進行の早い病状で、年を越せないかもと言われてしまう
だが、純子は化学療法に踏み切って、夫が献身的に支える中で手術ができるようになっていた
そんな折、東日本大震災が起きてしまい、純子は被災した高校生と一緒に富士山に登って、復興支援をしようと考えるのである
テーマ:献身的な家族愛
裏テーマ:有名税と家族の和
■ひとこと感想
世界初のエベレストの女性登頂者の伝記を基にしたフィクションということで、しかも「冒頭で実話をもとに」とテロップが流れ、最後に「フィクションです」と結ぶ展開になっていました
主人公のモデルは田部井淳子ですが、劇中では多部純子という思いっきり寄せている名前になっていて、どうして実名を使わないのかは不思議でしたね
フィクションということなのですが、どこまでが真実なのかわからず、ウィキなどを読むと「登頂に関する出来事」「病気関連」などは事実ベースになっているようでした
映画では、エベレストの登頂を果たしたところから描かれていて、本筋は2012年頃を基点とした回想録という構成になっています
2010年頃に腹膜癌が発覚し、そこから治療を経て2012年に被災者支援の富士山登山を企画し、2016年頃に亡くなっている、という感じになっています
夫婦の馴れ初めも登場しますが、大体のことはセリフで説明という感じになっていましたね
物語は、多部純子のエベレスト後がメインとなっていますが、その他の山を登ったことは映像では登場しません
また、伝記映画でありがちな「ご本人映像」というのもなくて、おそらくですが「劇中の登頂後の記者会見の左端に座っていたのが夫のモデルとなった本人と息子さん」なのだと思います
協力者に夫と息子さんの名前があったので、カメオ出演をしていたのかな、と思います
面白いかどうかは微妙なラインですが、登山の大変さというよりは、アタッカーが一人だったために特別扱いされた裏側のような物語になっていましたね
本人の悩みよりも息子の悩みがメインになっていて、彼が劇中で一番変化した人物として描かれていたと思います
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
伝記映画なのでネタバレというのもないと思いますが、フィクションとして描いている部分にも大きな改変というものはなかったと思います
一人だけ特別扱いになって、チーム内不和が起こって解散したようですが、映画内で描かれないということは和解はないまま空中分解したのかな、と思ってしまいました
選ばれなかったアタッカーの広江のエピソードは登場しますが、隊長の新井とのその後が全くないのも闇が深いように思います
この辺りをもう少しフォーカスすれば良かったのだと思いますが、映画では「家族愛」に集中していたようなつくりになっていましたね
有名人を支えた家族の苦悩、病気によって夢を諦めた夫との関係などが描かれていきますが、山女の唄に登場する山男とはずいぶん違う旦那さんだったようですね
そこに脚色が入っているのかはわかりませんが、当時の情勢を考えると理解ある人だったというのは間違いないように思います
映画のタイトルは「てっぺんの向こうにあなたがいる」なのですが、ここに出てくる「あなた」って誰のことなんでしょうねえ
純子の方が先に亡くなっているし、かと言って夫目線の話でもないし、弔いの為に登るということもありません
むしろ、母親の肩身と一緒に登った高校生が頂上で母親と通信するみたいなエピソードがありましたが、それもそのまま放置されていましたね
意味深に転校先でガン見してくる生徒も何らかの関わりがあるのかと思えば全くないし、よくわからないシーンが多かったように思いました
■田部井淳子はどんな人?
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102290/review/05785688/
公式HP:
