■ペリリュー 楽園のゲルニカ
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■オススメ度
戦争映画のリアルに興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.12.9(イオンシネマ久御山)
■映画情報
英題:Peleliu: Guernica of Paradise
情報:2025年、日本、106分、PG12
ジャンル:パラオ・ペリリュー島で戦った日本兵を描いた戦争映画
監督:久慈悟郎
脚本:西村ジュンジ&武田一義
原作:武田一義『ペリリュー』
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キャスト:
板垣李光人(田丸均:漫画家志望の兵士、功績係に任命される一等兵、島田小隊所属)
中村倫也(吉敷佳助:銃の扱いのうまい上等兵、片倉分隊から島田小隊へ編入)
天野宏郷(島田洋平:小隊長、少尉、持久部隊の実質的リーダー)
藤井雄太(小杉三郎:元炊事係の伍長、見張り役)
茂木たかまさ(片倉憲伸:分隊長)
三上瑛士(泉康一:病弱な一等兵、島田小隊)
いとうさとる(生島:大尉)
村井雄治(竹野内遼馬:持久隊の隊長、中尉)
江頭宏哉(根本茂夫:厳しい軍曹、島田小隊)
藤原聖侑(猪熊長治:西浜で死亡する上等兵、島田小隊)
藤村拓哉(角田幸吉:西浜で死亡する上等兵、島田小隊)
宮城一貴(下村豊:西浜で死亡する上等兵、島田小隊)
上西哲平(小山喜一:父は勇敢だったと語る初年兵、島田小隊)
峰晃弘(入来周作:持久隊に参加、島田小隊)
バトリ勝悟(高木和男:持久隊に参加する二等兵、島田小隊)
石狩勇気(里中耕三:島田小隊)
木村太飛(山田三郎:島田小隊)
吉田丈一郎(三浦重太郎:島田小隊)
小堀真生(佐藤茂:島田小隊)
丸中康司(飛田竜二:片倉分隊の上等兵)
荒木寿茂(沖直人:片倉分隊)
陣谷遥(川口秀夫:片倉分隊)
馬場惇平(伊藤悟:片倉分隊)
千葉航平(長内健二:片倉分隊)
新田杏樹(多田明正:片倉分隊)
堀井茶渡(草加部塁:持久隊に参加、片倉分隊)
木村隼人(林宗夫:持久隊に参加、片倉分隊)
梶田大嗣(中田大介:持久隊に参加、片倉分隊)
岡本幸輔(江藤宏:持久隊に参加、片倉分隊)
篠原彰宏(加納道世:片倉分隊)
梶川翔平(栗山仙吉:片倉分隊)
大久保多聞(浜坂五郎:片倉分隊、持久隊参加)
高畑廉太(木嶋栄:片倉分隊)
奥村翔(小坂明夫:小杉分隊)
比嘉良介(安藤利一:小杉分隊)
熊谷健太郎(我那覇義男:小杉分隊、元漁師)
石黒史剛(益子憲:小杉分隊)
盆子原康(Geroge 坪川:通訳)
野沢聡(鬼塚恒雄:少将、参謀長)
さかき孝輔(ラザルス・レモケット/Lazarus Remoket:島民のリーダー)
百冨芽衣(マリヤ・レモケット/Maria Remoket:島民の女性)
川上ひろみ(田丸の母)
Titian Channdforoush(リチャード・コックス/Richard Cox:米軍の上官)
Alexander Kita(米兵)
Anthony Mayer(米兵)
Chris McCombs(米兵)
Caleb Bryant(米兵)
Kelvin Barnes(米兵)
J Taka(米兵)
Giacomo(米兵)
Steven LeFever(米兵)
Chuck Johnson(米兵)
Brent Olian(米兵)
Ben Cop(米兵)
Joshua Moore(米兵)
Chris McKenna(米兵)
C. Elliott Wong(米兵)
■映画の舞台
昭和19年夏、
パラオ:ペリリュー島
https://maps.app.goo.gl/iyzJfCpG1fSGV2pp9
■簡単なあらすじ
1944年(昭和19年)、日本軍の南方隊はパラオのペリリューを含めた島国を支配下に置いていた
だが、米軍との戦いは劣勢を強いられ、各地で玉砕の情報が流れていく
そんな中、生島大尉率いるペリリュー隊は、米軍艦隊に囲まれながら、その戦線を死守していた
ある日のこと、趣味で絵を描いていた田丸一等兵は、島田小隊長から「功績係」に任命されることになった
「功績係」は兵士が死んだ時に「勇敢に死んだ」と家族に伝える役割であり、それには想像力が必須だった
田丸は真実を伝えないことに不安を覚えながら、一人一人の兵士のことをノートに書き溜めていた
小隊は西浜での激戦に耐え抜き、そこからは反撃のための持久戦へと突入する
西浜を生き抜いた田丸は島田小隊長と再会を果たし、小隊は竹野内中尉をリーダーに据えた編成を行う
実務的なことは島田が担うことになり、田丸は片倉分隊の生き残り吉敷と共に行動することになった
彼は初年兵から上等兵になった腕利きで、射撃の腕は一流、田丸は彼に何度も助けてもらうことになった
それから数ヶ月が過ぎ、戦況は落ち着いてきたように見えた
そして、本島に避難させた島民たちが米軍主導で帰ってきてしまう
小隊は戦況の詳細がわからないまま、米兵の倉庫から物資を盗むなどして、反撃の機会を窺うことになったのである
テーマ:戦争を生き抜く意味
裏テーマ:疑心の先にある平和
■ひとこと感想
当初は観る予定はなかったのですが、皇室が鑑賞したというニュースを聞いて興味を持ったために鑑賞
予告編の内容から、このキャラデザインで戦争を描いて大丈夫なのかと思っていました
架空の戦争ものではなく実録ものだったので懸念はしていたのですが、鑑賞するとこのキャラデザインで良かったということがわかります
映画は、終戦直後のペリリュー島のいち小隊を描いているもので、あまり馴染みの深いエピソードではないと思います
そこで起きた史実を元にして、「功績係」というポジションに着目していました
その内容は、亡くなった兵士のことを家族に伝えるという役割で、国のためにと送り出した家族と本人のために「話を盛る(ほぼフィクション)」ということになります
同期の小山が足を滑らせて転落死したことで田丸は功績係の任務の意味を理解することになるのですが、それぞれの戦死というものがあまりにも些細なことで起こり続けるというのは衝撃的でしたね
真実を知ることよりも、この戦争に加担した意味を最後まで貫くという意味合いがあって、それは仕方のないことなのでしょう
平和な現代からすれば「真実を知りたいと思うのでは」と感じてしまいますが、情けない死に方をしたというのが周囲に知られると肩身も狭いと思うので、これはやむを得ないことなのかな、と感じました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作のネタバレは「史実なのでほとんどない」のですが、実際には「語られてこなかった内情」というものが結構描かれていたように思います
戦時中は伏せられてきたものが徐々に明るみになりつつある中で、戦後80年になってようやく語ることができるものがある、ということなのでしょう
80年も経てば、戦争参加者の多くは亡くなっているし、語り継ぐ人も減ってきます
そんな中でこの映画が生まれたことは、戦争に行くというのはこう言うことなんだよと言うことを若者に知らせる良い機会であるように思います
今では愛国主義と言うだけで右寄りみたいになりますが、家族を守ると言うスタート地点から国を守ると言うマインドに行き着いていて、それはごく自然なことだったと思います
鬼畜米英と言う言葉が何度も出てくるように、敵は鬼でなければ戦えず、いかにして戦争に向かわせるかと言う教育が必要となってきます
この体制がのちに「クレイジー」と表現されるのですが、アメリカも似たようなマインドで戦争に向かって行ったのかもしれません
映画では、終戦を知らないまま籠城する兵士たちが描かれるのですが、現代の戦争でも最前線に終わったことを伝えるのはとても難しいことだと思います
敗残兵が抵抗することが和平の障害になると言いますが、それを現場に押し付けるのも無茶でしょう
戦争というのは始めるのは簡単かもしれませんが、終わらせるというのは想像以上に難しいものなんだな、と思わされます
戦後処理も永遠に終わらないものだと思いますが、それ以上に「真の意味での終戦」のハードルは高いということを念頭に置いて始めることの意義というものを考える必要があるのではないでしょうか
■パラオで起きたこと
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■デフォルメキャラで描く意義
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103242/review/05917197/
公式HP:
