■FREWAKA/フレワカ


■オススメ度

 

アイルランドの神話などに興味がある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.2.12(アップリンク京都)


■映画情報

 

原題:Fřewaka(「根/Fréamhacha」由来の言葉)

情報:2024年、アイルランド、103分、G

ジャンル:ある老女の介護にあたる女性を描いたホラー映画

 

監督&脚本:アシュリン・クラーク

 

キャスト:

クレア・モネリー/Clare Monnelly(シュー/シヴォーン/Siubhán Ní Bmroin/Shoo:老婆の介護に訪れた介護士)

 

ブリッド・ニー・ニーチテイン/Bríd Ní Neachtain(ペグ/Peig:介護を必要とする老女、脳卒中にて片麻痺あり)

   (若年期:Grace Collender

 

アレクサンドラ・ビストルツィストカヤ/Aleksandra Bystrzhitskaya(ミラ/Mila:シューのパートナー、妊婦)

 

オルガ・ワーリー/Olga Wehrly(ディアドラ/Deirdre:介護センターの職員)

 

Mícheál Óg Lane(ダヒ/Daithí:ペグの元夫)

Tara Breathnach(シューの母親)

 

Oisín Ó Maoileoin(村の不思議な子ども)

 

Jim Cunningham(ショーン/Seán:寡黙な老人)

ドロシー・ダフィー/Dorothy Duffy(メイヴ/Méabh:赤い服を着た村人)

Charlotte Bradley(マジェラ/Majella:病院の患者)

Clare Barrett(エリシュ/Éilis:小売店の店主)

 

Liv O’Donoghue(病院の受付)

Marcus Lamb(ペグの主治医)

Peadar Cox(バスの運転手)

 


■映画の舞台

 

1973年~現在

アイルランド:ラウス州

https://maps.app.goo.gl/dey6w2jFNnaueHmP6?g_st=ic

 

ロケ地:

アイルランド:ラウス州

 

クーリー半島

カーリングフォード

https://maps.app.goo.gl/s85U6gyjNJrCYKCV8?g_st=ic

 

レイヴンズデール

https://maps.app.goo.gl/R9wiKSBSADNX8AD56?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

1973年のある夫婦の婚礼の儀にて、新妻のペグが失踪するという事件が起きた

夫のダヒは立ち尽くしたまま、それから数十年の時が過ぎていた

 

舞台は変わって、現代のアイルランドのとある村では、脳卒中の後遺症に苦しむペグの姿があった

退院するためには介護士を雇うことが必須とされ、介護センターからシューという若い女性が派遣されてきた

シューにはパートナーのミラがいて、母親の後片付けを押し付けたまま、ペグの介護に従事することになった

 

ペグは警戒心の強い老女で、シューはやむを得ずに窓ガラスを壊して中に入った

彼女は「奴らが来る」と言って怯えていて、地下に続くドアには夥しい数の鍵が備え付けられ、何かの儀式のようなアイテムが家中に置かれていた

 

シューは食事の用意、買い出しなどを行い、介護センターのディアドラとの面談を行なっていく

センターとしてはシューは微妙な人材だったが、シューは「アイルランド語を話せること」を強みにして、職にしがみついていく

そんな折、シューは街角に現れる奇妙な少年を気にかけ、さらに村人の噂話から、この土地に根付く奇妙な風習に直面することになったのである

 

テーマ:文化に根付く男尊女卑

裏テーマ:文化の外側に逃げた顛末

 


■ひとこと感想

 

アイルランドのホラー映画ということで、その土地にまつわる何かが「見えない敵」のように描かれていました

象徴的に山羊が登場し、冒頭では山羊に扮した老人(のちにショーンと判明する)などが奇妙な風習を伝統させていることがわかります

それでも、かなり説明を省いている作品なので、意味がわからないまま進むシーンが多かったように思います

 

冒頭の婚礼の儀はペグの新婚時代のもので、彼女はダヒという青年と結婚していました

それは「望まぬもの」と表現され、ペグはそれ以上の説明を拒んでしまいます

シューはアイルランド出身だけど、土地とは疎遠の存在であり、それゆえに彼女の目線では何が起きているのかはわかりません

この視点が観客の視点と同じなのですが、ある時期を境にして、観客は「客観的に」シーンを見ていくことになります

 

説明がほとんどなく、映像で様々なものが表現されている世界であり、ある意味、この村の文化圏の風習に詳しくないと意味がわからないまま進むと思います

シューが同性愛者のミラと付き合ってて、友だちに助けてもらった妊娠によって、出産間近とされていました

映画の始まりから、シューの母親の首吊り自殺が引用されるのですが、それらの正体が判明するまでに相当な時間を要している映画だなあ、と思ってしまいました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

映画は、アイルランドの土着的な信仰とか慣習が描かれていて、その土地に舞い戻ることになった女性が遭遇する「何か」を描いていました

虚実混合する内容となっていて、それらは彼女に迫る「何か」であることがわかります

それは、藁帽子を被ったStrawboyのみならず、野生の山羊を王様に見立てる「Pack Fair」などに通じているものがありました

 

結局のところ、彼女自身がペグの孫であることが判明し、それゆえに「狙われている理由」というものが判明します

この村では、若い女性は「何かに捧げられる運命」にあり、そこから逃れることはできません

映画では明確には描かれませんが、それはアイルランドの歴史に紐ついた「女性に対する呪縛」であると言えるのでしょう

 

映画は、トラウマに囚われる女性を描き、その未来は芳しくありません

そして、多くの体験を通じてシューは決断をすることになり、それは今もなお続いているものへの警鐘と言えるのでしょう

なんとなく掴めればOKという作品ですが、パンフレットにはかなりの情報量があるので、意味不明だった人は一読するのも良いのではないでしょうか

 


■タイトルの意味

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■山羊とPuck Fairについて

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105181/review/06171329/

 

公式HP:

https://frewaka.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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