■ツーリストファミリー


■オススメ度

 

スリランカ移民とインド国民の交流を描いたヒューマンドラマ

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.2.19(アップリンク京都)


■映画情報

 

原題:Tourist Family(旅行する家族)

情報:2025年、インド、127分、G

ジャンル:密入国の暴露に怯える家族を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:アビジャン・ジービント

 

キャスト:

M・シャシクマール/M. Sasikumar(ダルマダース/Dharmadas:スリランカから密入国するタミル人一家の父親)

シムラン/Simran(ワサンティ/Vasanthi:ダルマダースの妻)

ミドゥン・ジェイ・シャンカル/Mithun Jai Shankar(ニドゥ/Nithusan:ダルマダースの息子)

カマレーシュ・ジャガン/Kamalesh(ムッリ/Mulli:ダルマダースの息子)

 

M・S・バースカル/M.S. Bhaskar(リチャード/Richard:運転手を探している老人)

 

ラメーシュ・ティラク/Ramesh Thilak(アーカーシュ・バイラヴァン/Bhairavan:ダルマダースたちの入国を見つける巡査団の巡査長)

S・ラジャパンディ/S Rajapandi(ムルガン/Murugan:巡査団の巡査)

 

バガヴァディ・ベルマール/Bagavathi Perumal(ラーガヴァン/Raghavan:警部補、ダルマダースの部屋の一階の住人)

サウンダリヤー・サラヴァイン/Soundaraya Saravanan(ラガヴァンの妻)

ヨーギーラクシュミ/Yogalakshmi(クラル/Kural:ラガヴァンの娘)

演者不明(クラルの恋人)

演者不明(ハーリニ:クラルの友人)

 

アジット・コーシェイ/Ajit Koshy( N・ウドゥハイ・サンカール/N Udhai Sankar:IPSの警視総監)

ラームクマール・プラサンナ/Ramukumar Prasana(パルクル・シン警部、ACPの取締警官、爆弾捜査担当、ラーメーシュワラム署)

 

ヨーギ・バーブ/Yogi Babu(プラカーシュ/Prakash:ワサンティの兄)

 

イランゴー・クマラヴェール/Elango Kumaravel(グナシューガル/Gunasekar:ワサンティと仲良くなる老女)

シューリージャ・ラヴィ/Sreeja Ravi(カラシ/マンガヤルカラシ/Mangaiyarkarasi:グナシューガルの夫)

 

スダルジャン・ガンディ/Sudarshan Gandhi(ムッリの社会科の先生)

 

アビシャン・ジーヴィント/Abishan Jevinth(アル中の若者)

ポールツコディ・センディーノ/Porkodi Senthil(カビーサ/Kavitha:若者の母)

 

演者不明(タクシー運転手)

演者不明(クリシュナ:リチャードの家の使用人)

演者不明(尋問を受ける男)

演者不明(犬を探す青年)

 

【その他の出演者】

Aareesh

Arunja

Harish Ayyappan

Varun Balaji

P S Udhayamani Bharathi

Cb Chandrasekhar

Sheeba Christy

S Devaki

Pramoth Durai

Vijaya Easwar

Dinesh Elango

Vijay Gaura

Aman Gautam

Govindhan

Keerthana Govindharajan

Kovai Gurumoorthy

Rajittha Js

Sakthi Kaali

Krishnan Kanthasamy

Sunil Karthik

Feroz Khan

Ajith Koshy

Vignesh Kumar

Niranjani Guru Kunguma

Lakshitha

Lokes Madheshwaran

Manian

Balraj Mariappan

Mary

Joel Matthew

Riyana Joy Mercy

Selvaraj Muthusamy

Ajith Kumar Natrajan

Naveen Nk

Sasi Kumar P

Anu Parami

Rakshana Paul

Porkodi

Banu Prakash

U Laxmi Prasad

Sree Prasanna

Mathan Prathap

Methagu Raja

Prasanna Ramkumar

Santhosh Ramkumar

Balakrishnan Ramprakash

Hari Ruthra

M. Soundharya Saravanan

Dinesh Sasikala

Sivagiri Selva

Thamarai Selvan

Jeeva Semmalar

Seran

Siva Shankaran

Balaji Siva

Harissh Sivaprakasam

Vijay Suran

Tamil Suresh

Harihara Tamilselvan

Surya Veerarajan

Arun Venkatesh

Vijayalakshmi

Ab Viswanat

 


■映画の舞台

 

スリランカ:ジャフナ

https://maps.app.goo.gl/31s3cFnkQVLkV6GVA?g_st=ic

 

インド:タミル・ナードゥ州

チェンナイ

https://maps.app.goo.gl/k4YzvpqXzjF4NrGm8?g_st=ic

 

ケーシャヴァナガルコロニー/Kesava Nagar Colony

https://maps.app.goo.gl/XJoR7JzR8hMED9XH8?g_st=ic

 

ロケ地:

上に同じ


■簡単なあらすじ

 

スリランカの情勢を鑑みて、インドに密入国することになったダルマダースとその一家は、妻ワサンティの兄プラカーシュの助けを経て、チェンナイのとあるコロニーに潜伏することができた

プラカーシュはできるだけ目立たぬように身を隠せと言い、それでも面倒は見切れないと職を探せと言い出した

そこでダルマダースはコロニーの中でドライバー募集をしているのを見つけ、そこに応募することになった

 

雇用主のリチャードは偏屈な男で、誰もが不採用になってきた

使用人のクリシュナはそれらを全て見てきて、何とか彼らにそれを伝えようとしていた

だが、いくつかの会話の後、リチャードは7日間の使用期間を定め、ダルマダースを試すことになった

 

妻のワサンティは近隣に住む老女カラシと懇意になり、長男のニドゥは家主であるラガヴァン警部の娘クラルと友だちになっていく

クラルには恋人がいて、彼のためにロンドン留学を諦めていたのだが、ある日、その関係性にヒビが入ってしまう

さらに、ニドゥのスリランカの彼女も見知らぬ男と結婚してしまった

傷心のニドゥは、ドライバー不採用になったダルマダースと喧嘩になり、修復不能なほどに関係性が悪化してしまった

 

そんな折、都市部にて起きた爆発事件を巡り、不法入国者の摘発が強度を増してきた

管轄のパルクル・シン警部は容疑者に暴力を振るっていて、その容体は危機的なものになっていた

彼は犯人の摘発を急ぎ、そんな折、国境巡査団からある情報がパルクル警部の元に舞い込んでしまうのである

 

テーマ:人柄がもたらす笑顔と絆

裏テーマ:人の輪を繋ぐ無意識

 


■ひとこと感想

 

冒頭で「密入国を推奨しているわけではありません」という文言が踊る映画で、スリランカ危機から逃げてきたダルマダース一家がチェンナイのコロニーに溶け込んでいく様子が描かれていました

妻ワサンティの兄プラカーシュを頼っているのですが、彼も難民としてインドに入り、そこで数々の苦労をしてきたことがわかります

密入国時点では長男ニドゥは大学卒業後、次男のムッリは小学生という年頃となっていました

彼らの下宿先の家主が地元の警察のラガヴァン警部補で、彼の妻と娘クラルとの関係が描かれていくことになりました

 

インド映画だからではないのですが、エンドロールで演じたキャラの名前が出ず、誰が誰を演じていたのか主要なキャストでもわかりません

タミル語でググっても分からず、パンフレットの内容が一番詳しいという異例の事態になっていました

踊りは控えめですが、ここぞというところに挿入されていて、全てが「歌唱に意味がある」という感じに構成されていました

 

個人的には、老女カラシの葬式と、ニドゥの自暴自棄の際に見せたムッリの心配りが最高でしたね

「お父さんの話ばかりしているから写真を持ってくる」とか、「この曲はもう聴けない」という兄に対して戯けるムッリは最高でしたね

ほっこり系の人情ドラマではありますが、不穏な空気もどことなく流れていて、幸福の絶頂期に危機が迫るという、お手本のようなシナリオになっていました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

インドとスリランカの細かな関係に関してはパンフレットで説明されていますが、それがなくてもついていけないことはないと思います

方言の違いなどからわかるものというのはかなり細かなニュアンスですが、同じ関西弁でも地元民ならわかるみたいなスタンスでOKだと思います

リチャードがどうして気付いたのかは察することができますが、あのコロニーには色んな人がいるんだ、ということでケリがついてしまうように思います

 

映画では、末っ子ムッリが主役のように活躍していましたね

犬強奪から始まり、バイラヴァンのタトゥーから話を作ったり、兄の失恋は笑いに変えたりと、なかなか強烈なキャラになっていました

彼がいなければ、あの一家もとっくに捕まっていると思いますが、巡査団のバイラヴァンが教えてくれた町民の団結というものも胸が熱かったですね

 

「人を惹きつけるには、金か権力か、それがなければ人柄だ」と彼は言いますが、それは言い得て妙だと思います

彼自身も裏切られたという心情はあって、子どもが家族のためについた嘘によって、一歩間違えば窮地に陥っていたでしょう

でも、別のところで起きた事件に関する思惑と言うものが何かを動かしていて、そっちの方の怖さは際立っていましたね

 

本来はあってはならない不法移民ですが、文化圏の違いによって反発も生まれるし、今回のように「人を立てること」によって、従来の文化というものが変化する場合もあります

ダルマダースたちは、あのコロニーにとっての「異邦人」ではありますが、同時に「コロニーの問題を炙り出す存在だった」ともいえます

あのコロニーがこれまでの歴史で何を失ってきたのかは色々とありますが、元々は移民たちの集まりで、お互いの素性を隠したまま生きることで、コミュニティを存続できてきたのかな、と感じました

 


■スリランカ危機について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■人を惹きつけるいくつかの方法

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104955/review/06196106/

 

公式HP:

https://spaceboxjapan.jp/touristfamily/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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