■両親が決めたこと
Contents
■オススメ度
デュオ安楽死に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.2.19(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Polvo serán(塵に戻る)、英題:They Will Be Dust(塵に戻る)
情報:2024年、スペイン&イタリア&スイス、106分、G
ジャンル:難病を患う老女とその夫の決断を描いたヒューマンドラマ
監督:カルロス・マルケス=マルセット
脚本:カルロス・マルケス=マルセット&クララ・ロケ&コーラル・クルス
キャスト:
アンヘラ・モリーナ/Ángela Molina(クラウディア/Claudia:不治の病を抱える老女)
アルフレド・カストロ/Alfredo Castro(フラビオ/Flavio:クラウディアの夫)
モニカ・アルミラル/Mònica Almirall(ヴィオレタ/Violeta:クラウディアとフラビオの娘)
パトリシア・バルガロ/Patrícia Bargalló(レア/Lea:ヴィオレタの姉)
アルバン・プラド/Alván Prado(マヌエル/Manuel:ヴィオレタの弟)
マヌエラ・ビーダーマン/Manuela Biedermann(インゲル/Inger:カウンセラー)
Vito Pietroburgo(サム/サミュエル/Samuele:レアの夫)
Emma Corbacho(ガビ/ガブリエラ/Gabriella:レアの娘)
Nicolás Fuentes(ジュアン/Juan:レアの息子)
Pol Garibaldi Gris(マックス/Max:マヌエルのパートナー)
Irene Ta(イレーネ/Irene:クラウディアの夢に出てくる女性、クラウディアの妹?)
Valeria Scheilen(スイス/Suíza:葬儀屋)
Aleix Plademunt(裁判所職員/Funcionario Juzgados)
Lissy Pernthaler(カーサ・アズール/Casa Azul:医師)
Silvan Luley(協会の職員/Trabajador de la Asociación)
Lorena Nogal(救命士/「La Veronal」のダンサー)
Shay Partush(救命士/「La Veronal」のダンサー)
Oriol Genís(フラビオとクラウディアの友人)
Mont Plans(フラビオとクラウディアの友人)
【「La Veronal」のダンサー】
Ángela Boix
Valentin Goniot
Ariadna Montfort
Marina Rodríguez Fernández
Julia Cambra
Anna Hierro
Núria Navarra
Isaac Verdura Bresol
【「Negro Infinito」のダンサー】
Julia Amparo
Gloria García
Kora Leiva
Nicolás Martínez
Cristina Reolid
Anna Soler Canet
Eduardo Ignacio Fizona Camargo
Rober Gómez
Ariadna Llussa Sanz
Lara Misó
Julia Sanz
■映画の舞台
スペイン:バルセロナ
イタリア
スイス
ロケ地:
スイス:チューリッヒ州
プフェフィコン/Pfäffikon
https://maps.app.goo.gl/9NuqXJJpwMeCGU6s6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
スペインのバルセロナで舞台女優として活躍してきたクラウディアは、重い脳の疾患を抱えていて、予後は非常に悪いものとなっていた
夫のフラビオは彼女なしに人生はないと考えていて、クラウディアとともにスイスに行って、ふたりで安楽死をしようと考えていた
バルセロナでは病気を理由に安楽死は認めていたが、健常な夫を含めたデュオ安楽死は認められていなかった
母の介護のために寄り添う次女のヴィオレタは、ふたりがスイスに行って何かをしようと企んでいることを嗅ぎ付ける
母が安楽死を望んでいたことは理解していたが、父までもそれを行うことに理解ができなかった
それでもふたりの決意は強く、ふたりは結婚式のやり直しをしたいと言い出す
ヴィオレタは姉のレアとその家族、弟のマヌエルたちを自宅に招いてパーティーを開くことになった
彼女はそこで両親の決意を伝え、家族の中に動揺が走る
だが、色んなひとに色んなことを言われても決意が揺らぐことはなく、ふたりはスイスへと向かうことになったのである
テーマ:デュオ安楽死の必要性
裏テーマ:決意にゆらぐ家族の想い
■ひとこと感想
デュオ安楽死という聞き慣れないワードが飛び出し、それが認められている国があるというのも驚きでしたね
日本では、安楽死すら認められていないのに、健常な配偶者も一緒に安楽死をするというのは到底理解が追い付かないことのように思います
気持ちはわからないことはありませんが、残された状態から一気に悪くなるという事例もあるし、生きがいを失うのならという思考については理解できないことはありません
この題材だとめっちゃ重たくなると思うのですが、本作はまさかのミュージカル仕立てとなっていて、冒頭の妄想で暴れているクラウディアのシーンから「微妙な感じの音ハメ」がありましたね
もともと舞台女優ということで、妄想時にはミュージカルが見えているというものですが、それにしてもぶっ飛んだ構成になっていたと思います
物語は3幕構成になっていて、第一幕は「病気との向き合い、ヴィオレタがデュオ安楽死を知るまで」という感じになっていました
第二幕はそれが親族間で共有されるシークエンスになっていて、ここで彼らの家族の歴史と言うものが紐解かれていきます
ラストでは、スイスに向かって、ある施設で最期を迎えるシーンへと繋がっていきます
エンドロールも凝っているので、最後まで目を離せない構成になっていたと思います
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
いきなりのミュージカルっぽい演出に、なんだろうこの変な映画は、という感想があり、そこから見たことのあるような安楽死に対する母と娘の軋轢というものが描かれていきます
ヴィオレタにバレなければ、そのままスイスで父親も死んでいたのかなと思わされるのですが、本来はそうしたかったのだと思いました
ラストでは遺灰になるフラビオが描かれていて、彼の遺灰は「廃棄」のところに置かれていました
映画では、安楽死に向かうクラウディアの目線が強調され、最後のパーティー、最後の舞台というものが描かれていきます
そんな中で、動揺する家族たちが描かれるのですが、この関係性が結構わかりにくかったですね
会話の流れは翻訳でつかむことになるのですが、おそらくはレアが長女で夫サムがいて、娘のガビと息子のジュアンがいる設定で、弟のマヌエルにはパートナーのマックスがいるのだと考えられます
会話の中でだけ登場したのがクラウディアの妹の存在なのですが、彼女自身が棺桶に横たわっている自分ではない女性を一瞬だけ見ていましたね
文脈的には彼女は妹で、クラウディアの記憶には若い頃の妹しか残っていなかったので、あの女性が視えたのだと思いました
■デュオ安楽死とは何か
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■配偶者を失う意味
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105113/review/06196108/
公式HP:
https://www.m-pictures.net/futarigakimeta/
