■花緑青が明ける日に


■オススメ度

 

映像が綺麗なアニメが好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.3.9(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

情報:2026年、日本&フランス、76分、G

ジャンル:廃業になった花火屋の伝説の花火を巡るヒューマンドラマ

 

監督&脚本:四宮義俊

原作:四宮義俊

 

キャスト:

萩原利久(帯刀敬太郎:工場から出ていかない次男)

古川琴音(式森カオル:敬太郎の幼馴染)

 

入野自由(帯刀千太郎/チッチ:敬太郎の兄、役所の職員)

岡部たかし(帯刀榮太郎:敬太郎の父)

 

【その他の出演者】

チョー

出牛力

斉藤茂一

中村シユン

上田ゆう子

桜岡あつこ

水咲まりな

友松栄

原田翔平

多田健悟

野路ももこ

若杉凩

國松沙矢香

山田寛人

上木沙織

新福桜

吉沢勇人

小玉雄大

岡田吉弘

山本満太

唐沢龍之介

俊藤光利

羽鳥佑

岡崎加奈

三宅貴洋

なすはらリョウ

すいは

さき

 


■映画の舞台

 

神奈川県:二浦市(架空)

 


■簡単なあらすじ

 

花火屋「帯刀煙火店」はかつて町を栄えさせた存在だったが、今では廃墟同然で、市からは立ち退き命令が下されていた

工場主の榮太郎は頑なに役所の出す条件を拒み、そんな中、長男の千太郎は役所で働くことを決め、次男の敬太郎は引きこもり気味になっていた

二人の幼馴染のカオルは、彼らと近しい存在だたが、ある事故を機に故郷を離れ、東京の大学に通うようになっていた

 

それから数年後、カオルの元に千太郎が訪れ、町の一大イベントをするという

そこでカオルが手掛けているプロジェクションマッピングを取り入れようと考えていたが、実際には引きこもりの敬太郎を説得するために呼ばれていた

カオルはやむを得ずに敬太郎と話すものの、彼は「ようやくシュハリができた」と言い出す

 

敬太郎は両親が見つけた伝説の花火「シュハリ」を自分で作って、それを打ち上げようと考えていた

そこで千太郎とカオルは、敬太郎とともに「シュハリ」打ち上げを目論むことになったのである

 

テーマ:人生のけじめ

裏テーマ:最後に開く文化の花

 


■ひとこと感想

 

映像が綺麗というふれ込みは知っていましたが、それだけではないのかを確認することになりました

映画館は大きなスクリーンを用意していましたが、月曜の昼間とあって、数人で独占することになってしまいました

物語は幻の花火「シュハリ」を巡る物語となっていて、廃れゆく文化による最後の抵抗のような内容になっていました

 

花火を上げるためにそれぞれの思惑が絡み合うのですが、それでもこの土地にこだわるもの、こだわらないものがいて、その意識が埋まるのは相当な意識改革が必要となります

町おこしのためにメガソーラーを設置している町でもあり、そう言った時代の流れに流されているようにも思えます

そんな中で、それでもその町に居続けたいという想いとこだわりが温度差を生んでいるように思います

 

花火を一発だけ打ち上げるだけというストーリーなので、そこに至るまでの過程は「前提条件を説明している」というパートになります

そこで描かれるのは、廃れゆく文化に対して、どのような終わらせ方が相応しいのかというもので、それぞれは立場が違うので意見が対立することになります

文化の廃れ方というのは色々とありますが、やはり自然共生の末にあるのが文化というものなので、それが消えていくことは間接的に文化を消していくことになると言えるのではないでしょうか

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

文化というものが何なのかという命題がありますが、それは「その土地に生きているものの命の痕跡」であると言えます

幻の花火「シュハリ」というのは、その自然との共生の中で生まれるものであり、自然が壊されていくことで、その概念自体が消えていくことになります

映画では、なぜ「シュハリ」は消えたのか、を追っていく物語となっていて、それは他の文化的遺伝子がどのように消えていくのかを描いている、とも言えるのでしょう

 

かつて町を支えた根幹的な産業も時代ととも役割を終えていくのですが、その前に「それを構成する要素」がいつの間にか消えていってしまうのですね

最初に材料がなくなり、次に場所がなくなり、やがては人がいなくなっていきます

人+場所+材料が揃って、ようやく形になると言え、しかも花火のような瞬間的な芸術というものは、そのタイミングすら自然に支配されていると言えます

 

映画では、花火屋の最後に花火を一発打ち上げるというもので、それを為す意味とか理由というものを描いているのでしょう

町の中にいて中から外を見ている者、町の中にいながら中にあるものを俯瞰する者、そして町の外に出たことで町の構造に気づく者という役割分担があるように思います

この3つの視点が重なるときに「シュハリ」というものが何かがわかるのですが、そこまで難しいものではないと思います

結局のところ、文化は生き物であり、材料と人があればどこでで存続できる物と言えるのかもしれません

 


■シュハリに込められた願い

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■文化そのものの価値

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101677/review/06267077/

 

公式HP:

https://hanaroku.asmik-ace.co.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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