■オーロラの涙
Contents
■オススメ度
淡々とした社会派映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.3.9(アップリンク京都)
■映画情報
原題:On Falling(倒れる)
情報:2024年、イギリス&ポルトガル、104分、G
ジャンル:物流倉庫で働く移民女性を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:ローラ・カレイラ
キャスト:
ジョアナ・サントス/Joana Santos(オーロラ/Aurora:ポルトガル移民の倉庫作業員)
イネス・バズ/Inês Vaz(ヴェラ/Vera:オーロラの友人、同郷)
ピョートル・シコラ/Piotr Sikora(クリス/Kris:新しく引っ越ししてくる男性)
Karyna Khymchuk(ユリア/Yulia:クリスの友人、ウェイトレス)
Robert Rutonic(ヴィクトル/Viktor:クリスの友人、シェフ)
Lukasz Kornacki(ヤネク/Janek:クリスの友人)
ニール・ライパー/Neil Leiper(ベン/Ben:男の死を知らせる同僚)
Jake Mcgarry(アレク/Alec:お金を貸してくれる後に姿を消す同僚)
Ross Ian Martin(トム/Tom:オーロラの担当マネージャー)
Ainsley Jordan(ソフィー/Sophie:化粧品コーナーの店員)
Deborah Arnott(サラ/Sarah:面接担当官)
【その他の出演者(ほぼ登場順)】
Olga Prokopeko(アガタ/Agata:TV好きのルームシェアの女性)
BillyReid(イアン/Ian:話しかけてくる高齢の同僚)
Damilare Akinrinmade(ダミ/Dami:ベンの友人、同僚)
Ononso Nwafor-Orizu(モンゾ/Nonso:メガネをかけた同僚)
Susie Lochiel-Owen(エマ/Emma:奇抜なファッションのルームメイト)
Caroline Lewis(バーバラ/Barbara:TVの話で盛り上がる同僚)
Louis Nteyin(カルム/Callum:TVの話で盛り上がる同僚)
Jemma Stein(ルイーザ/Louisa:TVの話で盛り上がる同僚)
Ellie Cummings(EJ:ルームシェアの女性)
Ádám Tompa(フェリ/Feri:ルームシェアの男性)
Itxaso Moreno(テレサ/Teresa:ルームシェアの女性)
Daniel McGuire(ショーン/Sean:マネージャー)
Liam Nelson(ライアン/Ryan:マネージャー)
Sabrina Mandulu(モラグ/Morag:助けてくれるバーの客)
Iona Hay(ジェス/Jess:バーの客)
Anna Russell-Martin(アンナ/Anna:バーで吐く女)
Parmy Singh(携帯ショップの店員)
Tajinder Chana(携帯ショップの店員)
Leah MacRae(アン/Anne:フードショップの4人組)
Mary Gapinski(アマンダ/Amanda:フードショップの4人組)
Racheal-Rose McLaren(ケリー/Kelly:フードショップの4人組)
Jemma Blythe(ヴィッキー/Vicky:フードショップの4人組)
Viviana Jance(エリカ/Erica:食堂で声をかける同僚)
Peter Bradley(エワン/Ewan:休暇拒否するマネージャー)
Paul Donnelly(ルイス/Lewis:休暇拒否するマネージャー)
Helen Robinson(サム/Sam:工場見学のガイド)
Nik Cruikshanks(工場見学の少年)
Ryudy Kalvynaite(フィオナ・ベス/Beth:薬物検査の社員)
Joe McDaid(ドン/Don:本部社員)
Kenny Baird(スティーブ/Steve:本部社員)
Ciara Flanagan(労働者)
Ryan Hunter(アレックス/Alex:ハッパをかけるマネージャー)
Owen Gorman(リアム/Liam:ハッパをかけるマネージャー)
Joanna Faulks(ジョアンナ/Joanna:女性マネージャー)
Ola Forman(クリシャ/Krysia:クリスの彼女)
MartineO‘dowd(ベーカリーショップの店員)
Billy Mack(ジム/Jim:公園職員)
Bogdan Gilgor(エリック/Eric:はしゃぐマネージャー)
Wacera Kamonji(エレイン/Elaine:はしゃぐ同僚)
■映画の舞台
スコットランド
ロケ地:
スコットランド
エジンバラ&グラスゴー
■簡単なあらすじ
ポルトガル移民のオーロラは、巨大な物流センターにて、ピッキング作業に従事していた
同郷の友人ヴェラに送り迎えをしてもらい、ガソリン代をシェアしていた
彼女は共有スペースを持つルームシェアで暮らしていて、そこの住人は話題のドラマで盛り上がっていた
だが、オーロラはテレビを見ることもなく、スマホで動画をザッピングして、時間を浪費していた
ある日のこと、彼女の住むシェアハウスにクリスという男性が引っ越してきた
彼の友人たちも遊びに来ていて、一緒にバーに行って飲むことになったが、それ以上関係は進展することはなかった
その後も、同じような日々がただ続く中、不注意からスマホを壊してしまう
修理代が嵩み、担当の電気代を払えずに迷惑をかけることになったオーロラは、何とかして次の仕事を探そうとしていた
だが、ようやく面接の日時が決まっても、マネージャーからは急には休ませられないと言われてしまう
そこでオーロラは、仮病を使って欠勤し、面接に臨むことになったのである
テーマ:自己自覚の恐怖
裏テーマ:繋がりのない社会
■ひとこと感想
某ECサイトの倉庫のようなところで働く女性が主人公で、前半は淡々とその業務を眺めることになりました
少しでも空白の時間があるとアラームが鳴る仕組みになっていて、目標やノルマはない故にやりがいというものがない職場でした
最優秀ピッカーと言われても、チョコバーひとつしかもらえず、給料もそこまで高くは見えません
質素な生活をしていますが、日々の支払いはカードで決済するしかない、という感じに描かれていました
ルームメイトにクリスが来たことで何かが変わるのかと期待するものの、何ひとつ変わることはありません
バーで寄りかかってみても反応はなく、その後にも何の進展もありません
最終的には彼には恋人がいることが判明するのですが、それにしても無口な男でしたね
オーロラの友人ヴェラは事務関係の仕事を見つけたようで、彼女は立ち仕事に疲れている感じでしたね
オーロラが介護の世界に行きたい理由は分かりませんが、ともかく今の仕事は嫌だということなんだと思います
ピッキングの仕事をしたことがありますが、マジでしんどいんですよね
2日ほどでついていけずに辞めましたが、仕事のしんどさというよりは、機械的に働くことへの適性がなかったと感じたからでした
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画は、最後に倉庫のシステムの不具合で業務が止まるというものになっていて、ここで初めてマネージャーとピッカーが一緒になって遊んでいるシーンが描かれていました
マネージャーも自分の役割をこなしているだけで、ピッカーに対して何かを思っているということもないのでしょう
管理者と作業員という関係性があって、それ以上でも以下でもない感じでしたね
休む時に名前を言っても伝わらず、ID番号か何かを言っていたのは象徴的だったように思います
物語性というものはあんまり感じられませんが、オーロラに起きていることがひしひしと伝わる内容でしたね
ある日、話したこともあるけど、名前を知らない従業員が死んだと聞かされるのですが、彼との会話の中で「仕事以外に何をするか」というものがありました
この時の会話というものが面接の時に繋がっていて、そこでオーロラは「嘘の自分」というものを伝えることになります
行ったこともない国の話をしたりするのですが、そこで情緒不安定になったことで転職はできなかったようでした
その後、公園で気絶(もしくは寝たふり)をするのですが、助けられる側になっても何ひとつ日常は変わらないのですね
あのまま病院に運ばれても無駄な支出が増えるだけで、ある意味、冷静になれたのかもしれません
映画は、とにかく淡々としているのですが、何かしらの深いメッセージのようなものは、観客側に委ねられていると思います
立場によって感じることはあると思いますが、何のためにお金を稼ぐのか、というのが最も重要なことのように思えました
■仕事と生活の関係性
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■歯車と感情
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105345/review/06267078/
公式HP:
https://www.march.film/onfalling
