■ソング・サング・ブルー Song Sung Blue


■オススメ度

 

「ライトニング&サンダー」に興味のある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.4.22(TOHOシネマズ二条)


■映画情報

 

原題:Song Sung Blue(憂鬱な気分の歌)

情報:2025年、アメリカ、133分、G

ジャンル:トリュビュートバンドを組んだ夫婦を描いた伝記映画

 

監督&脚本:クレイグ・ブリュワー

原作:グレッグ・コーズのドキュメンタリー『Song Sung Blue(2008年)』

 

キャスト:

ヒュー・ジャックマン/Hugh Jackman(マイク・サルディーナ/Mike/Lightning:「ライトニング&サンダー」のボーカル、ニール・ダイヤモンドのトリビュートバンド)

ケイト・ハドソン/Kate Hudson(クレア・ステングル/Claire/Thunder:「ライトニング&サンダー」のキーボード&ボーカル)

 

エラ・アンダーソン/Ella Anderson(レイチェル・カートライト/Rachel:クレアの連れ子)

ハドソン・ヘンズリー/Hudson Hensley(ダナ/Dana:クレアの連れ子)

シシリア・リデット/Cecelia Riddett(ステングルおばあちゃん/Grandma Stengl:クレアの母)

 

キング・プリンセス/King Princess(アンジー/アンジェリーナ/Angelina:マイクの連れ子)

 

マイケル・インペリオリ/Michael Imperioli(マーク・シュリラ/Mark Shurilla:バディ・ホリーのモノマネ歌手、「ライトニング&サンダー」のギタリスト)

 

フィッシャー・スティーブンス/Fisher Stevens(デイヴ・ワトソン/Dr. Dave Watson:歯科医、マイクのマネージャー)

ジム・ベルーシ/Jim Belushi(トム・ダマート/Tom D’Amato:「ライトニング&サンダー」のマネージャー)

 

ムスタファ・シャキール/Mustafa Shakir(クリフ/セックス・マシーン/Sex Machine:ジェームズ・ブラウンのモノマネ歌手、牧師)

 

ジョン・ベックウィス/John Beckwith(エディー・ヴェダー/Eddie Vedder:「パール・ジャム」のボーカル)

 

ジェイソン・ワーナー・スミス/Jayson Warner Smith(アール/Earl:エルヴィスのモノマネ歌手)

 

ショーン・アラン・クリル/Sean Allan Krill(バディ・ホームズ/Buddy Holmes:イベントプロモーター、トムの友人)

 

Shyaporn Theerakulstit(サムチャイ/Somechai:タイ・レストランのオーナー)

Chacha Tahng(ラニー/Ranee:サムチャイの娘)

Faye Tamasa(ダオ/Dao:サムチャイの娘)

 

【その他の出演者】

Jim Conroy(ジョニー/Johnny:マークの音楽仲間)

Kena Anae(ボマー/Bomar:マークの音楽仲間)

Darius Rose(バブス/Babs:クレアの友人、ドッラァグクイーン、衣装係)

 

Darius de Haas(「ライトニング&サンダー」のコーラス隊)

T. Oliver Reid(「ライトニング&サンダー」のコーラス隊)

Charles E. Wallace(「ライトニング&サンダー」のコーラス隊)

Charles Gray(「ライトニング&サンダー」のコーラス隊)

Gregg Mess(「ライトニング&サンダー」のホーンアンサンブル)

Ivanhoe Aurelio(「ライトニング&サンダー」のホーンアンサンブル)

Calvin Sexton Headshot(「ライトニング&サンダー」のホーンアンサンブル)

Stanley Jamal Hampton(リッキー/Ricky:「ライトニング&サンダー」のサポートミュージシャン)

Tom O’Keefe(ボビー/Bobby:「ライトニング&サンダー」のサポートミュージシャン)

 

Carey Van Driest(ベッツィ・ホールデン/Dr. Betsy Holden:整形外科医)

Eva Kaminsky(断酒会で語る女性)

Beth Malone(ブリジット/Bridget:向かいの家の住人)

Rachel Cartwright(「Hegarty’s」で近づき過ぎる女性客)

Leah Curney(病院の窓口看護師)

Anya Banerjee(ケット/Kett:看護師)

Ben Krieger(ロイ/Roy:レイチェルの彼氏)

Kevin Logie(ステージマネージャー)

Jeanette Eng(ニュースレポーター)

Claire Sardina(ジョアン/Joan:インタビューに答えるファン、実はクレアご本人)

Staci Dickerson(WTMJのレポーター)

Phoenix Carnevale(WTMJのニュースアンカー)

Christina Strack(養母)

Johnny Olmez(養父)

Mike DiGiacinto(事故を起こすスーツの男)

Christopher Manchuk(「Free Bird」の男)

Michelle DiBenedetti(興奮しすぎるファンの女の子)

Kevin Alexander(ニール・ダイヤモンドをこよなく愛する男)

Dina Selimovic(ラマーズ法の専門家)

Caryn Osofsky(産婦人科の看護師)

 

Elaine Apruzzese(「Bar Lounge」の客)

Michael Baum(バイク乗り)

Michael Anthony Cruz(バイク乗り)

Michael A McGrath(バイク乗り)

Dylan Bickel(バーの中のバイク乗りの客)

Robert John Gallagher(カラオケバーの客)

Josh Pesin(バーの客)

Zach Catanzareti(コンサートの客)

Fernando Iñiguez(コンサートの客)

Joy Decker(コンサートのファン)

Joe Chan(葬儀に出席する海兵隊員)

Matt Gorsky(「Badger Bus」のギャンブラー)

Bob Leszczak(「Hoedown」の参加者)

Boris London(デニー・フロスト/Denny Frost:少年)

Sofiia Lutaniuk(少年)

Madison Mcfarlane(Arcadeの少年)

Anita Moore(「Dream-sequence」の参加者)

Ariana Morales(結婚式のゲスト)

Terence McCorry(結婚式のゲスト)

Jeffrey Mowery(「Pearl Jam」のファン)

Bob Roseman(「Neil Diamond Sucks」のバイク乗り)

Neil Schleifer(「Wisconsin State Fair」の客)

The Letter(「Adrienne Unae Choir」のメンバー)

Toni Vitale(マークの恋人)

 


■映画の舞台

 

1987年~2006年、

アメリカ:ウィスコンシン州

ミルウォーキー/Milwaukee

https://maps.app.goo.gl/8KY9CEy1xGfan9CL8?g_st=ic

 

ロケ地:

アメリカ:ニュージャージー州

モンマス群/Monmouth Country

https://maps.app.goo.gl/TQNNDXN6gEPee6kC7?g_st=ic

 

オールドタッパン/Old Tappan

https://maps.app.goo.gl/9yhHSizPdeBujofA7?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキーにて、偉大なる歌手たちのモノマネ歌唱をしている自称ライトニングことマイク・サルディーナは、あるフェアにて「ドン・ホー」のモノマネを断った

その後、同じステージに立ったパッツィのモノマネ歌手クレアの歌唱の心を奪われたマイクは、彼女に接近して、ニール・ダイヤモンドのトリビュートバンドを結成しないかと持ちかけた

 

クレアは彼と意気投合し、音楽仲間を集めてバンドを「ライトニング&サンダー」を結成した

マネージャーのトムのもと、様々なショーに出演する中で、彼らはミルウォーキーが生んだ伝説とまで言われるようになった

そして、その渦中でマイクはクレアに求婚し、二人は正式な夫婦となる

それぞれの連れ子のレイチェル、ダナ、アンジーたちとともに幸せな日々を過ごしていた

 

そして、ある日のこと、グランジバンドの「パール・ジャム」のボーカルであるエディー・ヴェダーから前座のオファーが舞い込んだ

彼らはそのコンサートに参加し、エディーとともにニールの楽曲で弾けた

 

順風満帆に思えた彼らの音楽活動だったが、ある日の事故によって、全てが失われてしまう

活動は休止状態となり、マイクも別の仕事を探す日々に明け暮れるようになってしまうのである

 

テーマ:夫婦の絆を繋げた音楽

裏テーマ:思考を言葉にする意味

 


■ひとこと感想

 

さすがに「ライトニング&サンダー」は知りませんでしたが、ニール・ダイヤモンドは知っているという洋楽のニワカですが、ヒュー・ジャックマン&ケイト・ハドソンが出演するということで鑑賞してきました

パンフレットによるとお二人の歌唱ということで、それ以外のシーンでは「ニール・ダイヤモンドの歌唱」が使われていましたね

さすがに版権の問題もあるし、そもそもトリビュートバンドなので音源も残っていないと思います

 

映画は、ある夫婦の絆を描いていて、ベトナム戦争帰還兵のマイクと、音楽活動を理由に夫婦を解消せざるを得なかったクレアが出会う物語となっていました

それぞれがモノマネシンガーとして、多くのステージに参加する中で、ウィスコンシン州で行われた「Stage Fair」にて初対面を果たします

この時にボビー・ブラウンのモノマネをする友人に「惚れたな」と言われ、彼が二人の結婚式を取り仕切るというのは微笑ましいシーンでしたね

 

物語としては、幸せの絶頂に訪れる悲劇を描いていて、そこからどのように立ち直るかが描かれていました

ベトナム戦争の影響でアルコール依存症になったマイクはAA会にて「20年間の断酒成功」を祝うのですが、映画ではその後の2年間の活動を切り取っていました

あまりにも駆け足で過ぎ去った彼らですが、クレアはその後も「サンダー・アフター・ライトニング」という名義で2016年から音楽活動を再開されていますね

ちなみに映画内で「インタビューを受ける老女」がいましたが、彼女がクレア本人(2025年のお姿)でした

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

映画は、音楽創作活動ではなく、トリビュートバンドを組んでいた夫婦の物語で、これは「特定のアーティストの世界観を敬愛して、それを再現・継承する目的を持ったバンド」ということになります

コピー以上に模倣を施すことになり、そこには深いリスペクトが必要となります

本家が公認しているバンドというのもあって、有名なところだと「God Save The Queen(Queenのトリビュートバンド)」などがあります

 

日本のモノマネ番組に登場するような芸人さんとは一線を画すようなタイプで、そのアーティストの魂までをも再現することになりますが、映画内では「マイクによる解釈の備わったバンド」というテイストになっていました

映画では、著作権の関係でトリビュートバンドの楽曲は使用されていなかったようで、劇中歌として本家(ニール・ダイヤモンドとエディ・ヴェダー)の楽曲が使用されていました

それ以外の楽曲はヒュー・ジャックマン&ケイト・ハドソンによって歌唱されているのですが、それが著作権をクリアする原則のように思えます

 

映画では、史実に基づいて制作されたドキュメンタリーが原作となっていて、Wikiを見る限りは忠実に再現されていると思います

それにしても事故のシーンは怖かったですね

さらにAA会はそこまでではありませんが、クレアの鬱状態はなかなかしんどいものがありました

それでも、わずか数カ月で活動を再開していて、その陰には夫の力があったことが良くわかります

ちなみに頭を打った影響で亡くなったのは事実ですが、実際には自宅で頭部外傷を負って、コンサートのために病院に行くのを拒否したとされています

 

コンサートにて、レイチェルに助けを求めるマイクが描かれるのですが、あれはレイチェル側が感じたことだったのでしょうか

父親を助けた過去があって、それでも危機を察知できなかった後悔というものは、20年経っても残っているのかな、と感じました

 


120分で人生を少しだけ良くするヒント

 

映画にて、AA会(断酒会)というものが登場し、冒頭では参加者に挨拶をするマイクが描かれていました

その後、参加できないときはビデオレターを送ったりしていて、あの会がマイクを救ったことの証として残っていましたね

ラストでは、23年目のAA会不参加のための録画が流され、それをダナが眺めるという構図になっていました

 

クレア自身もセラピーに参加し、自分の感情を吐露することになっていて、音楽があったこと、すなわち別の依存先が見つかったことに意味があったと紡がれています

様々な依存症があると思いますが、個人的には一時期ギャンブル依存症になっていた時期があり、そこから抜け出すためには「依存症であると認識すること」「別の何かの依存先を見つけること」というものを本で読んだ経験があります

その後は、ゲームに依存したりしていましたが、今では依存症時代にハマっていた競馬に戻っていて、それがお金を賭けること以外で楽しむようになっています

 

当時は給料のほとんどをつぎ込むなんて武勇伝もありましたが、今では生活に支障のない範囲で楽しんでいて、それよりも研究の方に力を注いでいますね

ある意味、アナライザー(分析家)としての性格があって、それが良い方向に向かっているのでしょう

映画に依存していた時期もありましたが、こちらの検証は永遠に答えの出ないものだったり、想像の範囲を超えないものが多いので悩ましくも思います

今では、このブログを通じて、映画の違った見方とか楽しみ方をご自身で探して貰えば良いというスタンスで書いていますが、さすがに両輪を全力で回し続けるには限界が近づいてきましたね

なので、無理のない程度(これでも他人から見たら異常だそうです)で継続することに意味を見出して書いて行くことになるので、まったりと付き合っていただければ良いと思います

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105321/review/06423169/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/song_sung_blue/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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