■ブルーボーイ事件


■オススメ度

 

事件に興味のある人(★★★)

多様性について興味がある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.11.20(MOVIX京都)


■映画情報

 

情報:2025年、日本、106分、 G

ジャンル:性別適合手術の是非を問う裁判に巻き込まれる女性を描いたヒューマンドラマ

 

監督:飯塚花笑

脚本:三浦毎生&加藤結子&飯塚花笑

 

キャスト:

中川未悠(サチ/坂口吉郎:手術を受けたブルーボーイ、喫茶店勤務)

   (幼少期:竹原優支

前原滉(若村篤彦:サチの恋人、会社員)

 

中村中(メイ/柴田勝平:赤城医師の元で性別適合手術を受けたブルーボーイ)

 

山中崇(赤城昌雄:性転換手術を行なって逮捕された医師)

錦戸亮(狩野卓:赤城の弁護士)

 

イズミ・セクシー(アー子:サチのゲイバー時代の同僚、「アダム」の店長)

真田怜臣(ベティ:「アダム」のブルーボーイ)

六川裕史(ユキ:「アダム」のブルーボーイ)

泰平(ツカサ:「アダム」のブルーボーイ)

 

安井順平(時田孝太郎:検事)

岩谷健司(警察幹部)

 

井上肇(裁判長)

 

渋川清彦(岡辺隆之:サチの働く喫茶店のマスター)

佐々木志帆(伊藤美佐子:サチのバイト先の同僚)

 

安藤聖(狩野の妻)

 

梅沢昌代(若村の母)

 

【その他の出演者】

関幸治(刑事)

松澤匠(杉本:刑事)

 

水間ロン(専門家?)

蔵本康文(専門家?)

増田具佑(合田敦:記者)

中村シユン(産婦人科医)

村山朋果(逮捕される娼婦)

野井一十(摘発する刑事)

 

須田藍士

松沢真佑美(診察中の患者?)

福田温子(看護師)

松永拓野(居酒屋のリーマン)

宮田佳典(居酒屋のリーマン)

青木侑斗

 

廣瀨莉里香

高野恭子(傍聴人)

津留一輝

堀入多津子(サチの祖母)

今井高之

品田ひでこ

関海碧人

関夢樹人

秋田ようこ

アロム(傍聴人)

龍蔵

 

池田宜大(ニュースの声)

三谷章子(ニュースの声)

 


■映画の舞台

 

1965年~

日本:東京

 

ロケ地:

群馬県:前橋市

群馬県教育会館

https://maps.app.goo.gl/nm9R3wgdwTLKKRom6?g_st=ic

 

泉食堂

https://maps.app.goo.gl/699xgLYpKRe2L4vU7?g_st=ic

 

G FACE CAFÉ

https://maps.app.goo.gl/4KwvcDL4ajrapZmRA?g_st=ic

 

群馬県:伊勢崎市

伊勢崎市あずま支所(法廷)

https://maps.app.goo.gl/Q6JaYnNr5Mai2oKu9?g_st=ic

 

群馬県:高崎市

きゃらばん

https://maps.app.goo.gl/thH4dAGtMdqJfTx66?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

1965年、銀座の一角にて、売春婦の一斉摘発が行われた

複数名の売春婦が連行されるものの、その中にいた複数人の男娼は「自身が戸籍上の男だから罪にはならない」とまくし立てた

それにより、警察幹部が時田検事に依頼を掛け、彼のアイデアにて「優生保護法違反」の罪として、性別適合手術を行なった赤城医師の逮捕に踏み切った

 

赤城の弁護には狩野弁護士が就くことになり、彼は検察の主張する「性別適合手術の違法性」と真っ向から反論することになった

そこで、赤城が執刀した患者を証言台に立ってもらって、医学的に必要な検査だと訴えようと考える

だが、一人めの証言者は開き直って話にもならない

 

そんな折、普通の生活を送っていたサチにも証言の依頼が舞い込む

狩野は「普通に生活しているサチだからこそ、証言には重みがある」と考えていた

だが、サチは恋人・篤彦と慎ましやかで平和な日々を送っていて、それが壊れることを良しとはせず、証言台に上がることを拒むのである

 

テーマ:幸福の追求

裏テーマ:自分らしさの正体

 


■ひとこと感想

 

1965年代に起きた実際の裁判をベースにした内容で、執刀医が捕まって、手術を受けた3名の患者が証言台に立ったと言う記録がありました

そこからどのような経過を辿り、どのような判決が出たのかを描いていくことになり、メインは法廷での証言となっています

映倫区分ではGとなっていますが、性的な表現はないものの、かなり踏み込んだ内容になっていて、内容的には「PG12」かな、と思ったりもしました

 

映画では、女性の心を持ったまま男性として生まれてきた人々の苦悩が描かれ、その葛藤というものが浮き彫りになっていきます

かなりキツい内容になっていて、ここまで赤裸々に裁判が進んでいくのかと驚きました

検事と弁護士のバトルも強烈ですが、やはりサチの最後の証言はこの映画の全てであると思います

 

性自認問題に関しては、今でこそかなり進んでいて、偏見も少なくなってきましたが、1960年代(戦後20年)というのはまだまだ差別意識も根強いものだったのでしょう

生まれる前の話なのでリアルは知りませんが、軍国主義の国民的価値観という観点からすれば、検事の主張も間違っていないように思えます

それでも、今あのセリフを発すれば消火しようのない炎上に発展するでしょう

 

映画では、当事者がその役柄を演じるという重みもありますが、この映画をそうではない人が演じると意味がなくなってしまうでしょう

そう言った意味において、今回のチャレンジは賞賛すべきものだと思うし、今後はこのような流れが主流になっていくのかな、と感じました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

いわゆる法廷劇として、赤城医師は有罪かを争うもののはずでしたが、最終的には「手術は何を救ったのか」という問題へと変わっていきます

優生保護法を曲解した逮捕劇であるものの、被告人である赤城医師は訴えを否定するだけで、主張をしないというのも特徴的だったように思えました

検事と弁護士がやり合う展開の中、証言台に立つ当事者たちはまるで見せ物のように扱われていきます

 

映画では、傍聴席にマスコミ関係の人がいたり、興味本位で眺めている人もいました

そんな中で、同じ境遇の女性たちも何人かいて、裁判の行方というのは、彼女たちの今後を占う意味もあったと思います

もしこの裁判で赤城医師が有罪になれば、今後日本では同様の手術は行われなくなる

それは後進の同質の未来を奪うことにもつながっていくと同時に、自分自身の選択がどうだったのかを振り返る機会にもなっていたと言えるのでしょう

 

映画のラストにて、「手術を受けた後の感想」を聞かれますが、そこではそのままの気持ちが吐露されていたと思います

「誰かが決めた女性になろうとした」というのは現在にも通じるもので、国家の繁栄の為に国民がいるという検事の言葉は暴言のように思えます

国民の生活と幸福があってこそ、国家が国家たるものとなると思うので、国家が主体であるならば、それは民主主義を捨てたことに近い意味合いを持つように思えてしまいます

 


■性別適合について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■性自認の差異について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103622/review/05841460/

 

公式HP:

https://blueboy-movie.jp/

アバター

投稿者 Hiroshi_Takata

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA