■WordPressとChat GPTは相性悪いのかな?


■オススメ度

 

原作のボードゲームで遊んだことがある人(★★★)

RPGゲームが好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日2023.4.5MOVIX京都 ドルビーシネマ)


■映画情報

 

原題Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves(盗賊の名誉)

情報2023年、アメリカ、134分、G

ジャンル:娘の信頼を回復するために町を牛耳る悪い領主と戦う父とその仲間を描いたRPGアクション映画

 

監督ジョナサン・ゴールドスタイン&ジョン・フランシス・デイリー

脚本ジョナサン・ゴールドスタイン&ジョン・フランシス・デイリー&マイケル・ジリオ

 

キャスト:

クリス・パイン/Chris Pine(エドガン・ダーヴィス:吟遊詩人でハーパーズの元メンバー)

ミシェル・ロドリゲス/Michelle Rodriguez(ホルガ・キルゴアウスガルトエルカ族から追放された蛮族、キラの代理母、エドガンの友人)

 

ジャスティス・スミス/Justice Smith(サイモン・オーマー:著名な魔法使いエルミンスター・オーマーの子孫、魔法魔術師)

ソフィア・リリス/Sophia Lillisドリック:ティーフリングドルイド、変身が武器)

 

レゲ=ジャン・ページ/Regé-Jean Page(ゼンク・イェンダー:エドガンを助ける聖なる騎士)

 (幼少期:Rylan Jackson portrays

 

クロエ・コールマン/Chloe Coleman(キーラ・ダーヴィスフォージの支配下に置かれたエドギンの娘)

 (幼少期:Sophia Nell Huntley

Georgia Landers(ジア:エドガンの妻)

 

ヒュー・グラント/Hugh Grantフォージ・フィッツウィリアム:野心的なならず者、詐欺師)

 (幼少期:Rylee Neilly-Large

Kim Chapmanフォージの母

Barry O’Connor(ブラックウッド:フォージの部下)

 

デイジー・ヘッド/Daisy Head(ソフィーナネクロマンシーと「タイの赤き魔法使い

イアン・ハンモア/Ian Hanmore(ザス・タム:ソフィーナを導く黒幕)

Jason Wongドララス:タイの赤き魔法使い)

 

ブラッドリー・クーパー/Bradley Cooperマーラミン:ホルガの元夫)

Hayley-Marie Axe(グイン:マーラミンの再婚相手)

 

Darren kent(無駄な5つの質問で死ぬ名無しの死体)

Claude Starling(トークの死体)

Richie Wilson(トークの回想で登場する男)

Philip Broodie(スタンハードの死体)

Philip Brodie&Paul Lancaster(スタンハードの回想で登場する男)

Michael Redmond(スヴェンの死体)

 

Claton Grover(ジャーナサン:鳥の姿をした審議会のメンバー)

Bryan Larkin(ノリジウス:審議会のメンバー、非人間)

Nicholas Blane(アンダートン:審議会のメンバー、人間)

Sarah Amankwahバロネス・トルボ:審議会のメンバー、女性)

 

Kyle Hixon(刑務所の護衛)

Spencer Wilding(ゴーグ:ホルガにボコられる囚人)

Will Irvine(トビアス:囚人監視人)

 

Colin Carnegieエルヴィン:ハーパーの長)

 

San Shella(村のバーテンダー)

Avril Murphy(魔法見せ物の客)        

Neil Stoddart(魔法見せ物の客)

Adam Behan(魔法見せ物の客)

 

Dan Poole(ウッドエルフの死刑執行人)

Natali Servat(ドリックが助けるウッドエルフ)

 

Paul Bazelyポーブ ピラドスト:フォージが誘う富豪)

Kenneth Collardディン・コールドウェル:フォージが誘う富豪

 

Appy Pratt(イシラ:魔術師から逃げ惑う少女)

 

David Durham(サイモンの前に立ちはだかる魔術師

 

Harriet Barrow(城の護衛)

Justice Ritchie(城の護衛)

Adrian Christopher酒場の衛兵)

 

Richard Hall(ハイサンゲームの参加者)

Jeanne Nicole Ní Áinle(ハイサンゲームの参加者、ウィザードの女)

Fionnlagh Allan(ハイサンゲームの参加者、蛮族)

Edd Osmond(ハイサンゲームの参加者)

Niamh McCormack(ハイサンゲームの参加者)

Anton Simpson-Tidyハイサンゲームの参加者)

 

Jude Hill(財宝が降ってくることに気づくスタンドの少年)

Richard Croxfordネヴァレンバー卿:元の領主)

 


■映画の舞台

 

魔法が実在する世界のどこか

 

ロケ地:

北アイルランド:ベルファスト

 


■簡単なあらすじ

 

とある刑務所に収監されていたエドガンとホルガは、かつてハーパーという舞台に所属していたが、妻ジアの死を機に、ハーパーが所有する「蘇りの石板」を盗み裏切っていた

捕まる寸前に仲間のファージに石板を託したエドガンは、彼に娘を託していた

 

刑務所の恩赦の審議会の前で脱獄を果たしたエドガンとホルガは、住んでいた街に戻った

そこには娘の姿はなく、ファージは領主として君臨していた

2人がファージの館に行くと、そこにキーラはいたが様子がおかしく、ファージはかつて自分たちを牢獄に入れた魔術師ソフィーナと共同戦線を張っていた

 

ファージは言葉巧みにキーラを洗脳し、父が裏切ったと思い込ませていた

そこでエドガンは娘の信頼を取り戻すために、蘇りの石板を取り戻そうと考える

エドガンは旧友のサイモンを訪ね、石板を奪取するために、パーティーを組まないかと持ちかけた

 

テーマ:信頼の回復

裏テーマ:自信を育てる覚悟

 


■ひとこと感想

 

元のゲームはまったく知りませんでしたが、ギャグ要素満載の予告編を観て、外れでも仕方ないかなと思いながらも観戦

たまたまドルビーシネマの時間が合ったこともあり、どうせならとプラス料金を払ってきました

 

映画は、わかりやすい冒険譚で、魔法、怪物、騎士などの様々な要素が溢れていましたね

ゲームをしていなくても、冒険要素はわかりやすいもので、敵が判明→パーティーを組む→衝突の繰り返し→共通の目的ができる、という王道路線を突っ走っていました

 

タイトルの割に「ダンジョン感」も「ドラゴン感」も少ないものでしたが、そこそこ楽しめましたね

たくさんの魔法と動物が出てくるので飽きることはありませんでした

ドルシネで観る意味はあまり感じませんが、この手の映画がドルシネに当たることも稀なので、良かったかなと思います

 

ただ、字幕版でも吹替版のJポップを流すのはやめて欲しかったですね

雰囲気がぶち壊しで、単なるゴリ押しにしか思えません

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

ネタバレがどこからか悩みますが、予告編でほとんど出ちゃっているので、それ以上のものを望むと肩透かしを喰らうかもしれません

物語は、目的を有したパーティーの紆余曲折を描いていて、目的と手段を取り違えて危機になるというのもお約束のように思えます

 

映画として特筆すべきものはありませんが、ドリックの変身シーンとか、ラストの闘技場での戦いは迫力がありました

本当のラスボスが出てこないので続編があると思いますが、現在のパーティーがこれ以上強くなるのか、新たなメンバーが加わるのかどっちなのかな

 

個人的には、このままのパーティーで突き進んでほしいですね

それぐらい、今回のキャラクターはそれぞれ魅力あふれる人々だったと思います

 


原作のゲームはどんなもの?

 

「ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons & Dragons)」は、Gary GygaxとDave Armesonが考案した「テーブルゲーム」で、1974年に「Tactical Studies Rules, Inc」によって,1974年に発売されました

1997年からは「ウィザーズ・オブ・コースト社(現在のハスブロの子会社)」から発売されています

いわゆる「RPG」の元祖で,この後のゲームに多大な影響を与えました

 

D&Dは,各プレイヤーがキャラクター構成(パーティー)を考案するもので,ダンジョンマスターという役割が存在します

ゲームの目的は宝探しや経験値の獲得で、どんどんレベルを上げてステージを変えていきます

より難しいルールが付加されたものを「アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ(AD&D)」と言い、これは1977年に発行されました

アメリカでは2000万人がプレイしたとされ、本とゲームの売り上げは10億アメリカドルを超えたと言われています

 

プレイに関しては、ダンジョンマスターが1人、それぞれのプレイヤーは1人のキャラクターの設定を考えて、パーティーを組んで進める場合もあります

「キャンペーン」と呼ばれる冒険をクリアしていくという流れがあって、このストーリーラインを決めるのがダンジョンマスターの役割となっています

戦うモンスターを決めて、その設定をプレイヤーに提示します

魔法アイテムを使うこともあり、プレイヤーは宝箱などからそれを得たり、倒したモンスターから得ることもあります

 

ゲームには多面体のサイコロが使用され、各プレイヤーはキャラクターシートを作成します

能力値は「強さ、器用さ、体質、知性、知恵、カリスマ」で構成されています

次に「種族」を決め、キャラクターの職業(魔法使いとか戦士とか)をを設定し、バックスストーリーを含めた様々なものを決めていきます

経験値をXP、ヒットポイント(HP=プレイヤーの活力)などの言葉もこのゲームから生まれています

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王道の安心感

 

映画は「王道のファンタジーアドベンチャー」で、シナリオの基礎となるものが詰め込まれています

起承転結も明確で、「主人公とヒロイン(映画だと娘)」「主人公を助ける仲間(ホルガ&サイモン&ドリック)」「主人公を導く贈与者(ゼンク)」「明確なヴィラン(フォージ)」「さらなる脅威(ソフィーナ)」というわかりやすい構成になっています

物語は「何も持っていない主人公」が「仲間との共闘の末に敵を倒して報酬を受け取る」というもので、物語開始時の主人公の設定というものが作り込まれています

本作の場合だと、「自分の過去の過ちで妻を亡くし、娘との感性が最悪」というスタートになります

 

物語は、「妻を復活させる」という名目で動きますが、テーマとしては「娘の誤解を解く」というもので、最大のピンチ(ミドルポイント)というものが存在します

また、主人公がその状況に甘んじている理由というものがミドルポイントで露見するのですが、「娘に見透かされる」というシーンがそれに該当し、仲間も見捨ててしまうという危機も訪れます

主人公の最大の苦難は、「誤解だと訴えてきたことが真実だった」というもので、それを誤魔化してきた代償というものを払うことになりました

 

映画は、これらの冒険活劇の基本形を取っていて、愚かな敵が結んではいけない同盟を結んで事態をややこしくしていましたね

私利私欲にまみれたフォージがソフィーナと手を結んだのですが、それがザス・タムというラスボスによってもたらされた災難であることが提示されます

本来ならば、ソフィーナを倒した段階で、次なる脅威が登場しますが、本作は続編を意識しているのか、ラスボスのザス・タムとの戦いまでは描いていきません

おそらくはシリーズ化を目論んでると思いますが、この後の流れとしては、「ソフィーナの代わりになるものが別の場所で登場し、討伐に向かう」という流れになるのが王道的なものでしょう

パーティーはそのままで、5年後くらいならばキーラも何かしらの職業(おそらくは魔法使い)として参加しているかもしれません

 

この映画は、エドガンとキーラの物語でもありますが、裏側には「サイモンの成長」というものがあります

今回は「自分に克つ」という命題でしたが、次作があるならば「才能に克つ」という命題になり、自分よりも後から魔法を覚えたものに追い越されている、という状況になるでしょう

新しいキャラを使うよりは、成長したキーラがその役割を担う方が自然で、なぜ彼女にはその能力があるのかを紐解く流れで、母親ジアの属性というものが描かれていく、という流れになるかもしれません

 


120分で人生を少しだけ良くするヒント

 

本作は、公開規模の割にはパンフレットなどもなく、世界観を説明してくれるのが公式HPとか、マニアのブログになっています

日本語ブログでも多くの情報が得られるので、サーチしてみるのも面白いかもしれません

ちなみに「Chat GPT」に質問してみたところ、

「ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)は、テーブルトップロールプレイングゲーム(TRPG)の一種であり、プレイヤーたちが架空の世界で冒険をするゲームです。プレイヤーたちは、自分自身が演じるキャラクターを通じて、ダイスを使って行動を決定し、物語を進めていくゲームです。

D&Dのゲームセッションは、通常、ゲームマスター(GM)と呼ばれるプレイヤーが物語を作成し、進行役を務めます。他のプレイヤーたちは、自分たちが作成したキャラクターを操作し、GMの説明する世界で探検し、クエストを達成したり、モンスターと戦ったり、謎を解いたりします。

D&Dは、幅広い設定やルールセットがあり、プレイヤーたちは自分たちのキャラクターやストーリーをカスタマイズすることができます。プレイヤーたちは、キャラクターの種族、職業、能力値、装備などを選択し、ダイスを振って行動の成功や失敗を決定します。ゲームは、プレイヤーたちの創造力とチームワークを重視し、物語の進行や戦闘の結果は、プレイヤーたちの選択とダイスの結果によって決まります。

D&Dは、1974年に最初に出版されて以来、世界中で多くの人々に親しまれており、異なるバージョンやエディションが存在しています。D&Dは、ファンタジー世界を舞台にした冒険やストーリーを楽しむためのゲームであり、友人や仲間たちと一緒に協力しながら、独自の物語を作り上げることができる魅力的なゲームです。」

という答えが返ってきました

(日本語で「ダンジョンズ&ドラゴンズはどんなゲームですか?」と聞いた場合ですね)

 

この質問を英語に変えてみると、「質問は:What kind of game is Dungeons & Dragons?」

「Dungeons & Dragons (D&D) is a tabletop role-playing game (TRPG) where players embark on adventures in a fictional world. Players create and control characters, making decisions and taking actions using dice to determine outcomes and progress the story.

In a typical D&D game session, one player acts as the Game Master (GM), who creates and narrates the story, while other players create and control their own characters, exploring the GM’s world, completing quests, battling monsters, and solving puzzles.

D&D offers a wide range of settings and rulesets, allowing players to customize their characters and stories. Players choose their characters’ races, classes, abilities, equipment, and more, and use dice rolls to determine the success or failure of actions. The game emphasizes player creativity and teamwork, with story progression and combat outcomes determined by player choices and dice results.

Since its initial publication in 1974, D&D has gained popularity worldwide, and has been released in different versions and editions. D&D provides a platform for enjoying adventures and stories set in fantasy worlds, and allows players to collaboratively create their own narratives while playing with friends and fellow players.」

という答えが返ってきました(翻訳しなくても内容はほとんど同じですね)

 

ちなみに、この後に「ダンジョンズ&ドラゴンズを知るために有益なブログを教えてください」とChat GPTに質問してみたのですが、その答えを貼ると「404エラー」でてしまいました

初めはサイト改ざん?などを疑ったのですが、その部分を削除すると下書き保存ができるようになりましたね

理由は分かりませんが、「Chat GPT」の返答に「URL」があるとダメなのか、それ以外の要因があるのかはわかりませんので、エラーが出ていない範囲に留めておきますね

 


■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/383967/review/ed4aea99-7435-420c-98e6-2434cc820131/

 

公式HP:

https://dd-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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