■パディントン 消えた黄金卿の秘密
Contents
■オススメ度
シリーズのファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.9(MOVIX京都)
■映画情報
原題:Paddington in Peru(ペルーのパディントン)
情報:2024年、イギリス&フランス&アメリカ&日本、106分、G
ジャンル:ルーシーおばさんの行方を追ってペルーに向かうパディントンとその家族を描いたアドベンチャー映画
監督:ドゥーガル・ウィルソン
脚本:マーク・バートン&ジョン・フォスター&ジェームズ・ラモント
原作(キャラクター創造):マイケル・ボンド
キャスト:
ベン・ウィショー/Ben Whishaw(パディントン/Paddington Bear:ロンドンに迷い込んだクマ)
イメルダ・スタントン/Imelda Stauton(ルーシーおばさん/Aunt Lucy:パディントンの養母)
マデリン・ハリス/Madeleine Harris(ジュディ・ブラウン/Judy Brown:ブラウン家の長女、親元を離れたい大学生)
エミリー・モーティマー/Emily Mortimer(メリー・ブラウン/Mary Brown:ブラウン家の母)
ヒュー・ボネヴィル/Hugh Bonneville(ヘンリー・ブラウン/Henry Brown:ブラウン家の父、保険会社勤務)
サミュエル・ジョスリン/Samuel Joslin(ジョナサン・ブラウン/Jonathan Brown:ブラウン家の長男、ジュディの弟、引きこもりの発明家)
ジュリー・ウォルターズ/Julie Walters(バード夫人/Mrs. Bird:ブラウン家の家政婦)
ジム・ブロードベント/Jim Broadbent(サミュエル・グルーバー氏/Mr. Gruber:骨董品屋、ブラウン家の隣人)
オリヴィア・コールマン/Olivia Colman(老グマホームの院長/Reverend Mother:ルーシーおばさんが入所している施設の院長)
Ella Bruccoleri(ロジータ/Rosita:老グマホームのシスター)
Diana Payan(ビンゴ/Bingo:老グマホームのシスター)
アントニオ・バンデラス/Antonio Banderas(ハンター・カポット/Hunter Cabot:ペルーの観光船の船長)
(少年期:Vicente Wallenstein)
カルラ・トウス/Carla Tous(ジーナ・カボット/Gina Cabot:ハンターの娘)
(少女期:演者不明)
アントニオ・バンデラス/Antonio Banderas(ハンターの先祖たち)
Sarah Twomey(クラリッサ/Clarissa:冒険家のヒッピー、ハンターの先祖)
Hugh Grant(フェニックス・ブキャナン/Phoenix Buchanan:囚人、元俳優、ポストクレジットに登場)
Joel Fry(ジョー/Joe the Postman:郵便配達人、パディントンの友だち)
Robbie Gee(バーンズ氏/Mr.Barnes:ゴミ収集業者、パディントンの友だち)
Sanjeev Bhaskar(ジャフリー医師/Dr.Jafri:パディントンの友だち)
Ben Miller(ランカスター大佐/Colonel Lancaster:傘をくれるパディントンの友だち)
Jessica Hynes(キッツ夫人/Miss Kitts:ランカスター大佐の恋人、パディントンの友だち)
Hayley Atwell(マディソン/Madison:保険会社の新しい重役)
Alireia Spencer(マディソンの助手)
Amit Shah(ザイデン/Zayden:マディソンの助手)
Nicholas Burns(ウィルソン氏/Mr. Wilson:ヘンリーの同僚)
Ashleigh Reynolds(スミス氏/Mr. Smith:ヘンリーの同僚)
Simon Farnaby(バリー/Barry:ペルー行きの飛行機のパイロット)
Orlando Estrada(カルロス/Carlos:タクシーバスの運転手)
Oliver Maltman(証明写真の機械の音声)
Ella Dacres(生徒代表)
Harleen Sahota(生徒)
Atilla Akinci(泣く親)
Peter Labas(たくましい運転手、北極)
Carlos Carlín(ペルーの入国審査官)
Astile Doherty(大学新聞の学生編集者)
Peter Marinker(老グマホーム居住者のクマの声)
Joseph Balderrama(老グマホーム居住者のクマの声)
Emma Sidi(老グマホーム居住者のクマの声)
Nic Sampson(老グマホーム居住者のクマの声)
Lucia Chocarro(修道女)
Kat Collings(修道女)
Sayera Haque(修道女)
Katrin Larissa Kasper(見本市の司会)
Neil R Law(ケアホームのクマ)
Nick Owenford(通勤客)
Richard Price(通勤客)
Callan Taverner(コンキスタドールの兵士)
Hannah Veerapen(ダンサー)
【日本語吹替版】
松坂桃李(パディントン)
古田新太(ヘンリー)
三戸なつめ(ジュディ)
太平あひる(ジーナ)
吉田羊(院長)
山路和弘(ハンター)
斎藤工(フェニックス)
■映画の舞台
イギリス:ロンドン
ペルー
ロケ地:
コロンビア
■簡単なあらすじ
ロンドンのブラウン家の一員となった迷いクマのパディントンに、ようやくパスポートが交付されることになった
これでようやくイギリス国民として認められたパディントンは、近況をペルーの老クマホームに入っているルーシーおばさんに知らせることになった
だが、ルーシーおばさんからの返事ではなく、院長からの手紙が返ってきて、そこにはルーシーおばさんの様子がおかしいとだけ書かれていた
そこでブラウン一家はパディントンと一緒にペルーを目指すことになったのだが、現地に到着すると「ルーシーは行方不明」と言われてしまう
院長が言うには「何かしら調べ物をしていた」と言う
その後、パディントンはルーシーおばさんの部屋からアマゾン奥地の地図を見つける
そこには、丁寧に「ここから探せ」と書かれていて、その場所は「ルミ・ロック」と言うところだった
パディントンたちはアマゾン川を上ることになり、観光船の船長ハンターに連れて行って欲しいと伝えた
ハンターは先祖代々「アマゾンの奥地に眠る財宝」に囚われている一族の末裔で、チャンスとばかりに彼らを乗せることになった
だが、ハンターの娘ジーナは奥地から生還したものはいないと知っていて、全力でそれを止めようとするのである
テーマ:家族と仲間の違い
裏テーマ:居場所を思いやる心
■ひとこと感想
過去2作は劇場で観ているはずですが、あんまり記憶に残っていない状態で鑑賞
紳士のクマが騒動を起こすと言う内容なのですが、ジャム満載のパンを帽子に隠していると言うのはいまだに慣れませんねえ
CGと実写の融合になっていますが、技術の進歩なのか、ほとんど違和感がなくなっていました
てか、人物までもCGで作っているように見えてくるので、今後もさらに違和感が減っていくのかな、と思いました
映画は、パディントンとルーシーおばさんの馴れ初めをさらっと描いているので、前作までを観ていなくても大丈夫だと思います
パディントンは故郷に戻ってルーシーおばさんを探すのが目的ですが、それを知った悪い奴らが「エルドラド」にある財宝を狙っている、と言う展開を迎えます
配役で悪者っぽさが出ていると言えば怒られそうですが、子どもが気づいても大丈夫なくらいのネタバレありで話が進んでいるのは面白かったですね
パディントンの故郷にある黄金は意外なものでしたが、この着地点は好きですね
人間の欲望とはかけ離れているところとか、パディントンの好物に繋がっているところにほっこりとしてしまいます
まさにファミリー向けの映画だったと思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
シリーズ3作目なので、観ていた方が楽しめる内容ですが、ほとんど記憶にない私でも脳内補完ができる流れにはなっていました
冒頭で登場する隣人たちとか、随所に登場するモブキャラがシリーズを通じて登場しているキャラのようで、そのあたりがわかって面白いと言う感じになっています
パディントンはいわばルーシーおばさん夫婦(夫は亡くなっています)の夢を叶えるためにロンドンに来ていて、そんな彼女の様子がおかしいと言うことで駆けつけることになります
田舎の母親が危篤みたいな感じですが、そこにはある人物の罠があった、と言う感じになっています
パディントンをペルーに引き寄せたのは老クマホームの院長で、彼女がハンターのいとこなのですが、過去編のキャラクターだけは別の女優さんが演じていましたね
ハンターの先祖は一人複数役と言う感じでしたが、院長をうまく隠すところが本作のキーポイントだったように思います
映画は、子どもが巣立つと言うテーマがあり、パディントンもルーシーおばさんの元気な姿を確認してロンドンに戻ることになりました
続きがあるのかは分かりませんが、いずれはルーシーおばさんと別れることになるのでしょう
その時にフェニックスが絡んでくるのかは分かりませんが、絡ませるつもりがなければポストクレジットの映像は必要ないんだろうなあ、と思いました
■子どもたちの巣立ち
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■見守る距離が長くなる意味
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103146/review/05081103/
公式HP: