■侵蝕
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■オススメ度
リアル系韓国ホラー&スリラーが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.9.11(MOVIX京都)
■映画情報
原題:침범(侵犯)、英題:Somebody(誰か)
情報:2025年、韓国、112分、G
ジャンル:問題児を抱えた母親の憔悴と、ある事件後の顛末を描いたスリラー映画
監督&脚本:キム・ヨジョン&イ・ジョンチャン
原作:ゴンセリ/공세리,&ヨンヨン/영영이『침범』
キャスト:
【2000年パート】
クァク・ソンヨン/곽선영(イ・ヨンウン/이영은:シングルマザーの水泳の先生)
ギ・ソユ/기소유(キム・ソヒョン/소현:ヨンウンの娘)
(幼少期:ソ・イェナ/서예나)
キル・ヘヨン/길해연(ジョンスク/정숙:ヨンウンの母、ソヒョンの祖母)
ホ・ジウォン/허지원(キム・ミンス/김민수:ヨンウンの元夫)
チェ・ソルア/최설아(チャン・ジヘ/전지혜:水泳教室の生徒、ソヒョンと同い年の少女)
ヨム・ジヨン/염지영(ジヘの母)
ユン・ギチャン/윤기창(ジヘの父)
パク・ジユ/박지유(水泳教室のスタッフ)
ソ・イルヨン/서일영(ジェ:水泳の先生)
チョン・ユジン/정유진(精神科の看護師)
アン・ヘウォン/안혜원(小児精神科医)
キム・ソヒョン/김소현(イ先生:幼稚園の先生)
キム・ヨンミ/김영미(幼稚園の園長)
ユヨン/유연(ソラの母:かつてソヒョンのせいで病気になった子ども)
パク・イェソル/박예솔(ソヒョンの幼稚園の友だち)
イ・ジイン/이지인(ソヒョンの幼稚園の友だち)
コ・イェスル/고예슬(メンタルクリニックの女性患者)
イ・グァンジェ/이관재(メンタルクリニックの男性患者)
【2020年パート】
クォン・ユリ/권유리(キム・ミン/김민:望まぬ妊娠をする遺品整理の社員)
ハン・イェジュ/한예주(ミンの母)
ユ・ジョンフ/유정후(イ・ジュンソプ/이준섭:ミンの元カレ)
ユ・ダムヨン/유담연(ジョンソプの母)
シン・ドンミ/신동미(チェ・ヒョンギョン/최현경:ミンの先輩社員)
ホ・ジョンド/허정도(ハンチーム長/한팀장:遺品整理業の社長)
イ・ソル/이설(パク・ヘヨン/박해영:遺品整理業の新人、ミンとヒョンギョンの後輩)
(孤児院時代:イ・ソヒョン/이서현)
キム・スンヒ/김승희(パク・ミチョン/박미경:ヘヨンの孤児院時代の友人、レストランのウェイトレス)
(孤児院時代:キム・リナ/김리나)
ホン・ソクヨン/홍석연(老人ホームの入居者)
ハ・ヒョンウク/하현욱(妊婦)
ヤン・スンホ/양승호(妊婦の夫)
ペ・ユリ/배유리(産婦人科医)
シン・ソヒョン/신서현(地下鉄のディーラー)
イ・チョルウ/이철우(地下鉄のトレーダー)
キム・テユン/김태윤(家主)
ハン・ウユン/한우연(慈愛院の先生)
キム・ユンジョン/김윤정(慈愛院の施設長)
アン・ジンヒョク/안진혁(コンビニの父親)
キム・ウォンギ/김원기(コンビニの店員)
チョ・イェウン/정예은(看護師)
イ・ウンソク/이은석(犯罪監視人)
■映画の舞台
韓国:仁川広域市
ロケ地:
韓国:仁川広域市
■簡単なあらすじ
2000年頃、水泳教室のインストラクターをしているヨンウンは、危険な行動ばかりする娘・ソヒョンに手を焼いていた
夫はソヒョンの面倒を見れないと逃げてしまい、度重なる恐怖と闘いながら子育てを続けていた
ある日のこと、幼稚園に呼び出されたヨンウンは、ソヒョンが「恐怖体験」と称して、園児に危険な行為をしていたことを知らされる
やむを得ずに転園せざるを得なくなってしまったも
ヨンウンは半ば放心状態のまま、ソヒョンをプールへと連れ出し、そこである行為に及んでしまった
それから20年後の2020年、街では遺品整理を行う業者が、ある邸宅の整理に入っていた
そこで財布を見つけた従業員のキム・ミンは、それをくすねて売ろうと考えていた
ハンチーム長、ヒョンギュンに新人のソヨンが加わった4人のチームだっが、ソヨンはヒョンギュンとミンの住んでいるところに居候することになった
ミンはソヨンを異様に警戒するようになるものの、彼女は悪びれる様子もなかった
テーマ:変わらぬ本性
裏テーマ:連鎖する悪意
■ひとこと感想
2000年パートと2020年パートの絡みが面白い作品で、前半のヨンウンとソヒョンが、後半の誰と誰だろうかと考える構成になっていました
前半にて、無理心中を図るヨンウンがいて、その後、彼女が精神的におかしくなってしまいます
後半にて、ミンの母が精神病棟に入院していたので、彼女がヨンウンのように思え、ソヒョン=ミンなのかもと思えるような構成になっていました
さらにヒョンギュンも娘が自殺したというエピソードがあり、彼女もヨンウンの20年後のように思えてしまいます
映画では、ソヒョン=へヨンという構造になっていて、それがわかるのは後半になっていました
最大のネタバレという感じでもなく、なんとなくそうなんだろうなあと思えるようになっていて、むしろ「どうやって今に至るのか」というところが最大のミステリーだったように思います
後半では、その経緯が描かれるのですが、あまりはっきりとは明示していない感じでしたね
ヘヨンの正体を探るミンが後半のメインではありますが、その推理部分よりも、ヘヨンがどこまでサイコパスっぷりを発揮するのかを眺める映画になっています
ある意味ホラー的な要素がありましたね
韓国特有の成人した頃には見た目が全く変わってしまうという、整形天国を想起させてしまいますが、本作では「ありのままに見る」ことで混乱することはないように描かれていましたね
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作は、ソヒョンが成長してヘヨンという名前で活動していたことが判明しますが、彼女は自分が攻撃対象になると、倍返し程度では済まない感じに生存本能を発揮するという性質を持っていました
関わったことが不幸になるという感じで、彼女に関わって幸せになれた人はいませんでした
幼少期の恐怖体験ごっこも行き過ぎているし、さらには「犬はただの動物」発言からの、鶏を締めるというテーマ性もあって、ソヒョンのネジが切れている感じが見事に表現されていました
成人したソヒョンが誰なのかというのはミスリードをうまく利用しているのですが、その三択(ミンもしくはヘヨン、ヒョンギョンの亡き娘)に見えるところが絶妙だったと思います
2000年の事件の後、おそらく母親は精神に異常をきたして孤児院に送られたのでしょう
そこでようやく居場所ができたと思ったらハブられて、施設ごと燃やすというのはサイコパスの域を軽く超えているように思います
前半では誰も死んでいないし、孤児院時代でも人を殺めてはいないと思うのですが、後半ではサクッと人を殺してしまうところがエグいですね
ソヒョンの祖母がある人物の面倒を見たりしていましたが、ソヒョンだけはどうにもならないと思ったのでしょう
■サイコパスの幼少期
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■三つの選択肢が示す未来
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104247/review/05555736/
公式HP:
