■SPIRIT WORLD スピリットワールド
Contents
■オススメ度
精神世界系のゆったりしたストーリーが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.11.12(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:Yōkai le monde des esprits(妖怪と魂の世界)、英題:Spirit World(精神の世界)
情報:2025年、日本&シンガポール&フランス、97分、G
ジャンル:死後も世界に残る人々を描いたスピリチュアル系ヒューマンドラマ
監督:エリック・クー
脚本:エドワード・クー&金沢知樹
キャスト:
カトリーヌ・ドヌーヴ/Catherine Deneuve(クレア・エミリー/Claire Emery/クレア・エミリー:フランス人のシャンソン歌手)
竹野内豊(信澤隼人:アニメ映画の監督)
堺正章(信澤勇蔵:隼人の父、調律師、元バンドマン)
風吹ジュン(メイコ:ハヤトの母、勇蔵の元妻、勇蔵のバンドのボーカリスト)
でんでん(コウジ:メイコの夫)
吉田晴登(ユウキ:メイコの孫)
演者不明(ハル:ユウキの母)
演者不明(ヒデ:ユウキの父、メイコとコウジの息子)
鈴木慶一(ヨシオ:勇蔵の元バンド仲間、親友)
五島舞耶(ミキ:クレアの通訳)
細野晴臣(メイコの隣人)
久保田麻琴(メイコの隣人)
斎藤工(自殺者)
原金太郎(居酒屋の店主)
Matthieu Asano(記者)
関口アナン(ガソスタの店員)
山中聡(隼人の上司)
■映画の舞台
日本:東京
日本:群馬県高崎市
フランス:パリ
ロケ地:
群馬県:高崎市
Bar Jack Daniel
https://maps.app.goo.gl/WTAaJwohKEVvoPRC6
群馬音楽センター
https://maps.app.goo.gl/jcsmeFbuz33HCtqb7
千葉県:長尾郡
Tivoli Surf Shop
https://maps.app.goo.gl/6SaezEfY22RkJx2D7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
パリにて最愛の娘と愛犬を亡くしたシャンソン歌手のクレア・エミリーは、失意の中、群馬県高崎市で行われるコンサートに向かうことになった
一方その頃、都内でアニメの制作会社で働いていた隼人は、次作の構想がままならないまま、父・勇蔵の訃報を聞くことになった
高崎に戻った彼は、父の古くからの友人ヨシオと再会し、昔話に花を咲かせることになった
父はかつて、のちに妻になるメイコたちとバンドを組んでいて、それなりのヒットも飛ばしていた
だが、勇蔵とメイコの間に隼人が生まれたにも関わらず、その結婚生活は終わりを告げていた
成人後、上京した隼人は父と疎遠になり、父が病を患っていたことも知らなかった
葬式を終えた後、隼人は父の机の引き出しから遺書を見つけた
そこには「サーフボードをメイコに返して欲しい」と書かれていて、隼人は父の車にて、母の住む家へと向かった
母はコウジという男性と結婚していて、今では孫を含めた新しい家族と幸せに暮らしていた
ショックを隠し切れない隼人だったが、そんな様子を見守っている二人がいた
それは日本でのコンサートを終えた後にそのまま亡くなったクレアと勇蔵だった
彼らはなぜか成仏できないまま、この土地に留まることになり、隼人のそばで見守り続けることになったのである
テーマ:精神的解放と成仏
裏テーマ:風土が作る概念
■ひとこと感想
原題が「妖怪」となっていて、どんな話なのかと思っていましたが、フランス人からすると「妖怪=幽霊」のように解釈しているようですね
クレアは死んだ後に真っ先に遭遇するのが武士というのは、そういう感じに日本を理解しているということなんだと思います
そして、主人公のクレアもまた、同じように日本の死生観について学ぶという展開を迎えていました
映画では、早々に二人の老人が死にますが、ともに子どもへの執着を持ったまま死んでいるという感じに描かれていました
クレアは早逝した娘のことを引きずっているし、勇蔵は自身の離婚が原因で疎遠になった息子のことを心配していました
そんな彼は、遺言で息子にサーフボードを託すことになり、それで母と息子の再会というものを促します
そこで息子は母親の「あること」を知ることになり、それが原因で「ある行動」を起こすことになります
これが彼自身が作ったアニメ映画と同じような行動になっているのですが、ぶっちゃけるとなぜそうするのかはよくわからない部分がありました
人が立ち直るにはいろんなきっかけがあると思いますが、隼人の場合は「そっちの世界を少し覗き見る」ということだったようなので、それが彼を目覚めさせたと考えるのが妥当なのかな、と感じました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作のどこからがネタバレになるのかはわかりませんが、分岐点となるのは、自分たちを捨てたと思っている母親に新しい家族がいる、という部分だと思います
離婚の直接的な原因は描かれていませんが、音楽活動が早い段階で終わっていること、隼人が生まれたことは関係しているのでしょう
父親の方が引き取ったということは、その当時は母親の方に育児資格がなかったということで、想像するならば精神的にヤバかった、ということなんだと思います
結局のところ、父親は母親の行動を正しいと思っているし、隼人もそう思っている節がありました
母親は割り切って新しい生活を始めていて、さらに孫までいるのはショックだったと思います
それでも、そこから入水自殺をしようとする思考が全く見えてこなかったですね
でも、自分が作った映画だと、何らかの要因で主人公は助かっているので、自分自身でもどうにもならないと限界を感じて、命を神様に預けたようにも思えました
原題は「妖怪(Yokai)」というのですが、外国から見た幽霊は妖怪なのでしょうか
クレアが死んで最初に出会うのが戦国時代に死んだ武将というのも驚きで、あの瞬間に「クレアが日本の死生観を知る旅を始め、勇蔵がエスコートする」と理解できれば色々とすっきりとするのかもしれません
それにしてもなんで高崎なんでしょうねえ
母親が住んでいるのは海の近くだし、どんな土地感覚を持っているんだろうと思ってしまいました
■精神世界と幽霊の関係性
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■クレアは理解して旅立った?
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102499/review/05796900/
公式HP:
