■アンジェントルマン


■オススメ度

 

ナチス系映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.4.7(TOHOシネマズ二条)


■映画情報

 

原題:The Ministry of Ungentlemanly Warfare(非紳士的戦争省)

情報:2024年、アメリカ&トルコ&イギリス、122分、G

ジャンル:非合法非公式のチームの暗躍を描いたスパイアクション映画

 

監督:ガイ・リッチー

脚本:ガイ・リッチー&アラシュ・アメル&エリック・ジョンソン&ポール・タマシー

原作:デイミアン・ルイス/Damien Lewis『The Ministry of Ungentlemanly Warfare』

 

キャスト:

ヘンリー・カヴァル/Henry Cavill(ガス・マーチ=フィリップス/Gus March-Phillips:非合法のチームのリーダー)

アラン・リッチソン/Alan Ritchson(アンドレス・ラッセン/Anders Lassen:デンマーク人のイギリス兵、弓の名手で怪力)

アレックス・ベティファー/Alex Pettyfer(ジェフリー・アップルヤード/Geoffrey Appleyard:イギリス空挺部隊の少尉、ゲシュタポの捕虜)

ヒーロー・ファインズ・ディフィン/Hero Fiennes Tiffin(ヘンリー・ヘイズ/Henry Hayes:アイルランド人の工作員)

ヘンリー・ゴールディング/Henry Golding(フレディ・アルヴァレス/Freddy Alvarez:爆発物担当)

 

エイザ・ゴンザレス/Eiza González(マージョリー・スチュワート/Marjorie Stewart:イギリスの女優、SOEのメンバー)

バブス・オルサンモクン/Babs Olusanmokun(リチャード・ヘロン/Heron:現地のカジノの経営者に扮する工作員)

 

【作戦本部】

ケイリー・エルウェス/Cary Elwesコリン・ガビンス准将/Brigadier Gubbins:通称「M」:イリギス陸軍のSOEの指揮官、ポストマスター作戦の責任者)

Freddie Foxイアン・フレミング/Ian Fleming:イギリス海軍情報部、ポストマスター作戦の立案者)

ロニー・キリア/Rory Kinnearウィンストン・チャーチル/Churchill:イギリスの首相)

 

【イギリス政府:反対派】

James Wilby(アルジャーノン子爵/Viscount Algernon:イギリスの政務長官)

Matthew Hawksley(パーシー・シリトー/Sir Percy Sillitoe:グラスゴーの警察本部長、のちのMI5長官)

Simon Paisley Day(ダドリー・パウンド/Admiral Pound:イギリス海軍の提督)

Mark Oosterveen(マーシャル・ダウディング/Air Marshall Dowding:空軍大将)

 

【その他イギリス関連】

George Asprey(ホップカーク司令官/Commander Hopkirk:イギリス海軍の士官)

Nikolas Salmon(ヨハグンセン/Jorgensen:ホープカークの部下、通信傍受)

 

Paul Antony-Barber(ジョン・デイル/Field Marshall Dill:イギリス海軍の帝国参謀総長)

Russell Balogh(SOEのモールス信号受信)

 

【ナチス関連】

Til Schweiger(ヘインリッヒ・ルアー/Heinrich Luhr:ナチスの指導者、フェルナンド・ポー在籍)

Tim Seyfi(ドイツ海軍、Bボートの船長/German R Boat Captain)

 

Jens Grund(ナチスの士官、ラ・パルマ島の作戦会議室)

Mert Dincer(ラ・パルマ島のナチス兵)

 

Olaf Kayhan(汽車のナチス、将校)

Nail Abdrakhmanov(汽車のナチス、ナンパ男)

 

Adem Yilmaz(ナチス兵)

Janina Picard(ナチス女兵)

Mark Sloan(ナチス兵)

 

【他国関連】

Henrique Zaga(ビネア将軍/Captain Binea:スペイン海軍の将軍)

Mert Kilic(スペイン軍の士官)

 

Luca Marrocco(ウンベルト・カーニ/Captain Umberto:イタリア海軍の提督、ドゥケッサ船の持ち主)

 

【協力者】

Danny Sapani(ビリー/カンビリ・カル/Kambili Kalu:ポストマスター作戦に協力する海賊)

Alessandro Babalola(アディダヨ/Adedayo:ビリーの部下)

Victor Oshin(オルフェミ/Olufemi:ヘロンの部下、カジノバーの店員)

Bikiya Graham Douglas(イグボクェ夫人/Madame Igbokwe:カジノパーティーの客)

Orshuff Emmanuel Mele(ンドゥルエ/Ndulue:バーテンダー)

 

【その他】

Rupert Robinson(アメリカ海兵隊の中尉)

Jonathan Keeble(イギリスニュース番組のレポーターの声)

 


■映画の舞台

 

イギリス:ロンドン

 

赤道ギニア:

フェルナンド・ポー(現在のビオコ島)

https://maps.app.goo.gl/Zn7xNc1UB7pTupfA7?g_st=ic

 

スペイン:

ラ・パルマ島

https://maps.app.goo.gl/Xhe6YsmuzRs3W4889?g_st=ic

 

ロケ地:

トルコ:

アンタルヤ/Antalya

https://maps.app.goo.gl/Mxiq6iDpNjpHsk4h9?g_st=ic

 

イギリス:ロンドン

オールド・ロイヤル・ネイバル大学/Old Royal Naval College

https://maps.app.goo.gl/jJ5CouXgETCpZmpa8?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

1942年、イギリスはナチス・ドイツと戦争状態にあったが、ナチスの潜水艦Uボートの存在によって、アメリカの応援はおろか、物資の供給も困難な状態になっていた

そこで、海軍准将のガビンズと士官のイアン・フレミングは「ポストマスター作戦」なるものを立案する

この作戦は「非合法でならずものを集めて行われる」というもので、チャーチル首相以外は存在を知らなかった

 

ガビンズはガス・マーチ=フィリップス少佐をチームの指揮官に任命し、残りのメンバーは彼が集めることになった

また、ガビンズ直属の部下として、女優のマージョリーと、作戦現地の協力者ヘロンが先に潜入することになった

ガスはチームにはジェフリー・アップルヤードが必要とし、目的地のフェルナンド・ポーに向かう前にラ・パルマ島にて彼を奪還する計画を立てた

チームには、爆弾担当のフレディ、アイルランド人の兵士ヘンリー、デンマークの怪力男アンドレス・ラッセンが加わることになった

 

彼らは中立国のスウェーデンの漁船を模倣して侵入を試み、12日後に出発するドゥケッサ号を沈めるという計画に向かう

マージョリーは現地の指揮官であるルアー大佐に取り入る役目を担い、ヘロンは現地の海賊ビリーと協力して、秘密裏に作戦を進めていくことになったのである

 

テーマ:ナチスへの復讐心

裏テーマ:非合法の作戦責任

 


■ひとこと感想

 

ガイ・リッチー監督のスパイアクションものということで、ド派手な展開になるのかなと思っていました

つくりとしては地味目ですが、どうやら事実に基づくとのことで、映画自体は2016年に公開されたチャーチルの文書によって書かれた原作を実写化していることになります

主要メンバー5人+女優は実在の人物が実名で登場し、協力者の名前は架空ということになっています

 

映画では、洋上にてナチスのBボートに見つかる場面から始まり、そこから25日前に戻るという展開になっていました

ロンドンの機密作戦会議にて、チャーチル相手に話しているのがのちの007の執筆者イアン・フレミングで、その隣にいるのが「M」と呼ばれるガビンズ准将でしたね

このあたりを知っているとちょっと楽しめる小ネタがあるという感じになっていました

 

物語は、無法者がナチス相手に好き放題やるという内容で、とにかくナチスが死にまくります

このあたりはかなり悪趣味なくらいに薙ぎ倒していくので、ちょっとゲームっぽくもありました

実話ベースですが、かなりフィクションっぽく感じるほどに漫画的なので、そのあたりがOKならという感じの作風になっていました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

実話ベースですが事前の調べなくても大丈夫で、必要な情報はほとんど映画内で説明されます

一応は、第二次世界大戦中でイギリスがナチスに苦戦しているというのが分かればOKで、彼らの作戦は大西洋を支配している潜水艦Uボートの補給を止めるという地味なものになっています

潜水艦の動きを封じればアメリカ軍も参加できるというもので、その功績のために法律を無視して暗躍する必要がありました

途中でバレますが、そこで強行することによって、チャーチル自身の進退というものが矢面に立とうとしていました

 

反対派はイギリスの貴族と海洋省などの偉いさんでしたが、それを成功によって捩じ伏せるという内容になっています

味方側に犠牲者が出るのでは?と不安になってしまう展開もありましたが、どちらかと言えば無双に近いので、あっけないという印象もあります

いわゆる、彼らがすごいというよりはナチスがヘタレという描き方なのですね

ナチスのルアー大佐が気づいた時にはすでに遅しということなのですが、あの銃どこから出したのかは内緒という感じになっていました

 

そこまで小難しい話ではなく、わかりやすく爆弾でドカン!というのが連続で描かれていきます

ヘッドショットも間違いなく決まるという感じで、弓矢も百発百中でしたね

その弓矢はリサイクルされていて、そのまま刺して殺すというのもありました

ナチス憎しのメンバーが集まったので容赦ないのですが、それにしてもサクサクと人が死んでいく映画だったように思いました

グロ度はほとんどなく、今時のオンラインゲームの方が描写はヤバいのではないでしょうか

 


■ポストマスター作戦について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■2016年の公開文書について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101659/review/04965406/

 

公式HP:

https://ungentlemen-movie.com/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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