■ドマーニ! 愛のことづて


■オススメ度

 

戦後イタリアの女性人権状況について興味のある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.3.18(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

原題:C’è ancora domani(まだ明日はある)、英題:There’s Still Tomorrow(まだ明日はある)

情報:2023年、イタリア、118分、G

ジャンル:戦後イタリアの女性の生きづらさを描いたヒューマンドラマ

 

監督:パオラ・コルテッレージ

脚本:パオラ・コルテッレージ&フリオ・アンドレオッティ&ジュリア・カレンダ

 

キャスト:

パオラ・コルテッレージ/Paola Cortellesi(デリア/Delia:献身的なイヴァーノの妻)

ヴァレリオ・マスタンドレア/Valerio Mastandrea(イヴァーノ・サントゥッチ/Ivano Santucci:暴力的なデリアの夫)

 

ロマーナ・マッジョーラ・ヴェルガーノ/Romana Maggiora Vergano(マルチェッラ/Marcella:デリアの娘)

   (10歳時:Valeria Lucia Di Resta

   (5歳時:Vittoria Castrovillari

Mattia Baldo(セルジオ/Sergio:デリアの息子、兄)

   (5歳時:Leonardo Geshko

Gianmarco Filippini(フランチーノ/Franchino:デリアの息子、弟)

   (1歳時:Arturo Baldini

 

ジョルジュ・コランジェリ/Giorgio Colangeli(オットリーノ/Ottorino:デリアの義父)

Raffaele Vannoli(アルヴァーロ/Alvaro:オットリーノの世話人)

 

エマヌエラ・ファネリ/Emanuela Fanelli(マリーザ/Marisa:楽観主義者の八百屋)

Gabriele Paoloca(ペッぺ/Peppe:マリーザの夫)

 

ヴィニーチオ・マルキオーニ/Vinicio Marchioni(ニーノ/Nino:デリアに恋する自動車整備士)

 

Yonv Joseph(ウィリアム/William:デリアに肩入れするアフリカ系アメリカ人兵士)

 

フランチェスコ・チェントラーメ/Francesco Centorame(ジュリオ・モレッティ/Giulio:マルチェッラの婚約者)

Alessia Barela(オリエッタ/Orietta:ジュリオの母)

Chiara Bono(ルイーザ/Luisa:ジュリオの妹)

Federico Tocci(マリオ/Mario:ジュリオの父)

 

Paola Tiziana Cruciani(フランカ/Franca:服飾雑貨店の店長)

 

Nicola Civinini(ドン・フェリーチェ/Don Felice:神父)

 

Priscilla Micol Marino(ジョアンナ/Giovanna:デリアの友人)

Maria Chiara Orti(ローザ/Rosa:デリアの友人)

Silvia Salvatori(エルヴィラ/Elvira:デリアの隣人)

 

Barbara Chiesa(アーダ/Ada:デリアの姉)

 

Armando De Razza(フィアッキーニ/Fiacchini:靴屋の店長)

Davide Di Vetta(傘職人の見習い)

 

Ilaria Falini(デ・ルッリ家の母)

Paolo Zuccari(デ・ルッリ家の父)

Francesco Mura(デ・ルッリ家の息子)

Gianfranco Mazzoni(デ・ルッリ家の祖父:デリアの顧客、注射受ける老人)

Diana Tonti(デ・ルッリ家の娘)

Laura Milani(デ・ルッリ家の娘)

 

Zoe Zolferino(屋上で洗濯する女性)

Luisa Ricci(屋上で洗濯する女性)

Giovanna Battaglieri(中庭の女性)

 

Paolo Di Clemente(ブルーノ/Bruno:イヴァーノの友人)

Flavio Domenici(フラヴィオ/Flavio:イヴァーノの友人)

Sergio Caucci(傘屋の客)

Elvira Pica(市場の客、マリーザの店の女性客)

Gabriele Orlando(夫の友人の洗濯屋)

Roberto Leone(市場のバリスタ、マリオの店のボーイ)

Andrea Brunori(ビラを貼る男)

Massimiliano Diofebo(服飾雑貨店の客)

Elda Evelina Accardi(葬式に来る高齢女性)

Claudia Cortelles(市場の女性客)

Claudio Burei(投票の監視者)

Franco Mastrovito(中庭の男)

Mauro Pilati(中庭の男)

 


■映画の舞台

 

1946年、

イタリア:ローマ

 

ロケ地:

イタリア:ラザロ

Via GiovanniBattista  Bodoni 98

https://maps.app.goo.gl/AVhe44AJW4mzNqmw9?g_st=ic

 

イタリア:ローマ

Chiesa di Santa Caterina dei Funari

https://maps.app.goo.gl/g72kTr96rZ2p1kBYA?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

1946年、第二次世界大戦で敗れたイタリア・ローマでは駐留軍が治安を維持し、人々は普通の生活を送っていた

サントゥッチ家では、夫イヴァーノの支配的な構造は続き、妻のデリアはまるで召使のようにこき使われていた

結婚を控えていた長女マルチェッラは心を痛めつつも「母のような人生は嫌だ」と吐き捨てていた

 

デリアには30年前に恋人関係にあったニーノがいたが、彼の想いはいまだに変わらなかった

だが、そんな逢瀬が許されるはずもないまま、ニーノは北イタリアへと赴任することになった

また、駐留軍のウィリアムは、自分の家族写真をデリアが拾ってくれたことを恩に感じていて、何かと助けを施そうとする

世間体を重んじるデリアは、言葉の通じないウィリアムを疎ましく思っていて、それでも彼はデリアが何か問題を抱えているとkんじていた

 

そんな折、マルチェッラと恋人ジュリオは正式に婚約することになり、両家はイヴァーノの家で会うことになった

家族を恥じるマルチェッラと、良家でもあるジュリオは不釣り合いだったが、双方の父は結婚に関しては本人の意思を尊重していた

 

テーマ:女性の人権意識

裏テーマ:女性を強くするもの

 


■ひとこと感想

 

単館系でひっそりと上映されていると思いきや、まさかのシネコンでやっていたので朝イチから鑑賞に行ってきました

どんな映画かをほとんど調べずに行きましたが、すんなりと内容が入ってくるので難しい映画ではなかったですね

時折、ミュージカルのような演出がありましたが、女性の選挙参加を目前に控えた封建社会の映画と言えば、すんなりと入っていけると思います

 

映画は、主役も務めている監督がひたすら耐えるだけの妻を演じていて、家父長制の悪しき慣習がずっと続いている閉塞的な一家を描いていました

時代が変わりつつある中でも変わりたくないイヴァーノがいて、ある意味それがないとアイデンティティが保てないようにも見えてしまいます

そんな中で、デリアは家族を捨ててニーノのところに行くのか?という展開になりますが、そこは現実的な落とし所になっていたように思いました

 

女性の参政権が得られた最初の選挙で、デリアは姉から投票権を渡されるのですが、それをどうするのかという命題が突きつけられます

生活がそれで変わるのかはわかりませんが、女性に対する人権の意識などが変わってくると思うので、それはとても重要なことのように思えました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

映画は、デリアの娘マルチェッラとジュリオの結婚は主たるエピソードになっていて、そこで両家の違いというものが浮き彫りになってしまいます

このシーンの緊張感は半端なく、いつイヴァーノがブチ切れるのかとヒヤヒヤしてしまいました

そこに「歩けるんかい!」というキャラが登場して、グダグダになっていく展開は面白かったと思います

 

物語は、ニーノと出ていくのかなと思っていたらそんなことは毛頭にもなくて、せめてもの抵抗としての投票というものがデリアを大きく変えていくことになります

それまで召使同然の扱いになっていて、娘もこんな生活は嫌だと思っていました

結婚したら変わるのかと思っていたら、ジュリオも専業主婦を望んでいて、母と同じかそれ以上の過酷な生活が待っていることが示唆されていました

結局破談になったようですが、それでよかったのかな、と感じました

 

ラストでは、投票が行われ、その後のイタリアがどうなっていくのかが字幕で表記されていきます

最後には「Anna Garofalo(イタリアのジャーナリスト、アンナ・ガラファロー)」の言葉「Stringiamo Le Schede come biglietti d’amore」が引用されていましたね

「私たちはカードをラブレターのように持っている」という意味になりますが、映画の翻訳では「投票用紙は、私たちの愛の言づて」となっていました

邦題はここからの引用だと思いますが、原を意訳するような「明日は私の手の中に」のようにわかりやすい方が良かったように思います

 


■Anna Garofaloについて

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■時代背景について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101514/review/04915728/

 

公式HP:

https://www.sumomo-inc.com/domani

アバター

投稿者 Hiroshi_Takata

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA