■悪い夏
Contents
■オススメ度
ドギツイ映画が好きな人(★★★)
生活保護関連の闇について興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.3.21(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2024年、日本、115分、PG12
ジャンル:貧困ビジネスの罠にハマった公務員を描いたスリラー映画
監督:城定秀夫
脚本:向井康介
原作:染井為人『悪い夏(KADOKAWA)』
Amazon Link(原作)→ https://amzn.to/4hG8rv9
キャスト:
北村匠海(佐々木守:罠にハマる公務員、生活保護のケースワーカー)
河合優実(林野愛美:色仕掛けで守を巻き込むシングルマザー)
佐藤恋和(林野美空:愛美の娘)
伊藤万理華(宮田有子:守の同僚)
菅原大吉(嶺本:守の上司)
毎熊克哉(高野洋司:守の先輩)
美玖空(高野の妻)
出口結葵(高野の娘)
太田恵晴(高野の息子)
窪田正孝(金本龍也:犯罪の計画者)
箭内夢菜(莉華:金本の愛人)
竹原ピストル(山田吉男:ドラッグの売人)
木南晴夏(古川佳澄:万引きに手を染める母親)
斉藤拓弥(古川勇太:佳澄の息子)
チャンス大城(ホームレス)
山本裕子(佳澄の友人)
カトウシンスケ(工場の責任者)
吉岡睦雄(刑事)
岩男海史(立花:刑事)
山下永玖(コンビニ店員)
平岡亮(ミザンスのマネージャー)
足立英(ミザンスの従業員)
金沢涼恵(スーパーの客)
渡森さや(コスプレ嬢)
松原怜香(コスプレ嬢)
昼間由輝(市役所の所員)
■映画の舞台
船岡市(架空)
ロケ地:
栃木県:佐野市
アイザワ佐野店
https://maps.app.goo.gl/trq9n8Jvhp6t15oXA?g_st=ic
埼玉県:飯能市
ヤマザキYショップ南飯能店
https://maps.app.goo.gl/jNk7WqrqH1dNZc1K8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
船岡市の市役所で生活保護のケースワーカーをしている佐々木守は、保護費の不正受給を取り締まるために、日々対象者の自宅を訪れては、保護が必要かどうかの調査を行なっていた
同僚の宮田有子ははっきりとモノを言うタイプで、上司の嶺本も戸惑っていた
ある日のこと、宮田に呼び出された守は、同僚の高野が受給者に対して脅迫しているのではないかと言う相談をされる
宮田は市民からの通報があったとして、それをするのは高野以外にはあり得ないと断定してしまう
そこで、宮田は高野が担当になっている林野愛美に接近することになった
愛美はその話を否定するものの、友人の莉華に相談を持ちかけた
莉華は恋人かつ愛美に保護を受けさせた金本にそのことを伝えた
金本はある計画を思いつき、愛美はそれに加わることになった
それは、金本の脅迫の証拠を見つけて、彼を窓口にしてホームレスに生活保護を受給させると言うものだった
テーマ:制度の闇と利用者の目論見
裏テーマ:クズとワルの中で生きる誠実
■ひとこと感想
クズとワルしか出てこないと言うふれ込みの作品で、生活保護の不正受給をテーマに取り上げていました
報道される様々な不正受給に関するニュースなどを凝縮したような内容で、どぎつい社会の闇が描かれていました
受給者の弱みにつけ込むケースワーカーとか、それを逆手にとって、貧困ビジネスを始めようとする男などが描かれていましたね
映画内で唯一まともに思えるケースワーカーが実はと言う後半もなかなか強烈なものがあったと思います
本当に困っている人が受給できないと言う闇があって、特に古川親子が理不尽に思える展開に晒されていきます
タイミングの悪い女と言う感じになっていますが、彼女のように気の弱い女性はなかなか社会で生きていくには辛いと描かれていましたね
どこか図太くて、なんでも利用するぐらいの性根がないと、今の日本では生きて行けないのかもしれません
映画は、クズとワルに翻弄される誠実を描いていて、その心を踏み躙ると言う内容になっていました
横のつながりを作る奴がいて、それによって生活に困らない人間がいるのですが、そう言った出会いも含めて、人は誰と出会うかによって人生が決まるとも言えますね
その出会いによって生まれる何かをどのように使うのか
それが人であるかワルになるかの違いのようにも思えました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
生活保護の不正受給に端を発した作品で、今の生活をどのように変えていくのかが描かれていました
受給生活で満足できる人もいれば、それだけでは足りないと言う人もいて、その隙にどうやって入り込むか、と言う内容になっています
あまり親身になってはいけないと言うルールはあると思いますが、そこは人と人なので、ある種の感情が湧き起こるのは普通のように思います
でも、立場を越えるところには何かしら思惑があるもので、それに気づかないと大変なことになってしまうのですね
映画は、いち公務員の転落を描いていますが、彼のような人間はあまり向いていない場所のように思います
とは言っても、制度を悪用し、立場を利用しようとする人だと殺伐とした世界になってしまうと思うので、それだと社会としては成り立たないのでしょう
生活のために何を犠牲にするかは人それぞれですが、結局のところ、自分の感情や欲望をどれだけ抑え込めるかが鍵であるようにも思えてしまいます
純朴に人に接することができる人でも、他人の深いところには入り込めません
自身の感情をコントロールしつつも、その先に何を見るのかは難しくて、想いとは裏腹な行動を取らざるを得ない瞬間というものもあるのかもしれません
それでも越えてはいけない一線と言うのはあって、その手前で立ち止まれるかはその人が日常にどんな感情で向き合って来たかに依るのかな、と感じました
■貧困ビジネスの今
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■何が彼らをそうさせるのか
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101872/review/04903594/
公式HP:
