■あなたが眠る間
Contents
■オススメ度
記憶喪失系ヒューマンドラマに興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.9.8(アップリンク京都)
■映画情報
原題:당신이 잠든 사이(あなたが眠っている間)、英題:While You Were Sleeping(あなたが眠っている間)
情報:2021年、韓国、100分、G
ジャンル:記憶喪失の妻を支える夫を描いたヒューマンドラマ
監督:チョン・ユニョン
脚本:チョ・ソンワン
キャスト:
チュ・ジャヒョン/추자현(ユン・ドッキ/윤덕희:事故で記憶を失った既婚女性、美術教師)
イ・ムセン/이무생(キム・ジュンソク/김준석:小説家、ドッキの夫)
ソンスク/손숙(ソン・グムスン/송금순:ジュンソクの母、ドッキの義母)
パク・ミンジョン/박민정(ヨ・ヨンミ/여영미:ドッキの友人、スタジオ「称賛クジラ」の管理者)
チェ・スリン/최수린(ミジン/미진:ドッキの友人、美術教室の先生)
チョン・ミンソク/정려원(キム・ミンソク/려원:ヨンミが面倒見ている少女)
(12ヵ月目:キム・ジュウォン/김주원&チェ・ロゴン/최로건)
(24か月目:シム・ジアン/심지안)
演者不明(キム・ミンジョン:ミンソクの姉妹)
ソン・ジル/성지루(チョ医師/조박사:ドッキの主治医、精神科医)
キム・ジンス/김진수(カン・チョンモ/강창모:ジュンソクの先輩、担当編集者)
チャン・ユンヒョン/장윤현(編集長)
キム・ミウ/김미우(出版社の社員)
シン・ウソン/신우성(出版社の社員)
ソ・ユナ/서유나(出版社の社員)
ナム・デヒョブ/남대협(ヤン・ジョンギュ/양정규:ソウル観光ホテルの従業員)
コ・ビュンワン/고병완(ゴ刑事/고형사:交通課の警官)
クォン・ギョムミン/권겸민(チョ・グォン/조권:クラブ「クンゾー」の黒服)
チョ・ウジュ/전우주(銀行員)
キム・ヒョンジュン/김현준(ウェイター)
ハンシン/한신(ERの医師)
キム・ミナ/김민아(ERの看護師)
ペク・ジヨン/김지영(ERの看護師)
カン・ラオン/강라온(ERの看護師)
イ・ヘヨン/이해영(医師)
カン・ユニ/강윤희(医師)
ワン・ブヨ/왕부요(婦人科の看護師)
キム・ダナ/김단아(保育士)
ファン・インウク/황인욱(屋台の店主)
イ・ジョンス/이정수(屋台の客)
ノ・ソンジン/노성진(屋台の客)
イ・ジホン/이지헌(美術教室のスタッフ)
チョ・ソヒョン/조소현(美術教室の生徒)
ソ・インスク/서인숙(美術教室の生徒)
ビョン・チェウォン/변채원(美術教室の生徒)
チェ・サングン/채상근(通行人)
チュ・ソルア/주설아(通行人)
パク・タミ/박타미(通行人)
クォン・ソヒ/권소희(通行人)
オ・ジョンムン/오정문(警官)
チェ・サンギ/최상기(警官)
パク・ユソン/박소윤(カード会社の社員の声)
■映画の舞台
2020年、
韓国:ソウル
ロケ地:
韓国:ソウル
■簡単なあらすじ
韓国・ソウルの郊外に住んでいるユン・ドッキは、交通事故が原因で記憶を失っていて、夫のジュンソクは献身的に支えていた
ジュンソクは小説家として活躍していて、ドッキも美術教室で生徒たちに教えていた
今は療養を優先して休業しているものの、徐々に回復傾向にあり、記憶も少しずつ戻りつつあった
ある夜のこと、ドッキは深夜に抜け出してどこかに行ったジュンソクを訝しく思う
ジュンソクは夜食を買いに行っただけだというものの、ドッキは何かおかしなことがあるとすぐに精神面に現れてしまう
ジュンソクの母とも良好な関係を築いていたが、どこか腫れ物にさわるかのような関係になっていた
そんな折、ジュンソクは大学時代の先輩で担当編集者のチョンモから、ある依頼をかけられる
それは「自叙伝を書いてほしい」というもので、ジュンソクはその仕事には否定的だった
チョンモは小説のように書いても良いからと言う
そして、ジュンソクはその依頼を受け、ホテルに篭って、執筆作業を始めることになったのである
テーマ:愛の深さと伝え方
裏テーマ:自発的想起の必要性
■ひとこと感想
妻が記憶喪失になってしまい、それを献身的に支える夫の物語で、夫が謎の行動を起こしていることから様々な憶測が流れる内容となっていました
最後まで観れば、その全てが愛だとわかるのですが、この展開の妙と語り方のうまさは凄いなと思います
時系列が交錯するので初めは戸惑いますが、「回想」が状況説明と「妻の記憶の復元」の両方の意味を兼ね備えていたのが原因のように思います
ネタバレなしで観た方が良い作品で、良い意味での裏切りからの衝撃の事実というのを体感できるでしょう
同じ内容と邦画で作ったらおそらく失敗するんだろうなあと思ってしまうのですが、それはこの映画の要素は特別真新しいものではないからなのですね
ある意味、既存の映画で語り尽くされた内容なのですが、その展開のうまさによって、全く別のものに見えてしまう効能がありました
前半で登場する何気ない伏線がすべて回収されるので、細かなところも見逃さない方が良いでしょう
あえて人間関係を語りすぎないところも巧妙で、観客に想像させつつも、良い意味で裏切っていくのは技量に他ならないと思います
パンフレットがないのは残念ですが、号泣必至なので、拭うものは持って行った方が良いと思います
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
交通事故によって記憶を失った妻というところが実はミスリードになっていて、事故も記憶喪失も事実ではあるものの、この二つを結びつけるには「もう一つの事実が必要」というふうに描かれていました
いわゆる「自分の運転で家族を巻き込んで失った」という事実があって、心が壊れないように記憶喪失で蓋をした、ということなのですね
それが「彼女が強い人だから」という理由になっていて、それでも危険だから対策を講じなければならないということになっていました
この医師の助言によって、あたかも子どもはいなかったような自宅に様変わりしていて、生き残った方の娘を友人のヨンミが育てるという方策を取っていました
ヨンミの関係性は分かりにくく、初見だとジュンソクの不倫相手で隠し子がいるように見えるのですね
でも実際には、ドッキの娘を預かって育てていて、その場所が「称賛クジラ」というスタジオになっていました
あの場所はおそらく写真館か何かだと思われ、そこに養育費を振り込んでいることが後半に判明します
これらのドッキ周辺の「事実」と並行して、ジュンソクにも大きな秘密がありました
この暴露の流れもすごくて、当初は妻に隠れてホテルに篭って、怪しげなクラブに通ってドラッグをしている、というふうに見えます
でも、実際には末期がんを緩和するための薬物を手に入れていて、それらも全て「ドッキの記憶が戻るまでの限定的なもの」だったことがわかります
その覚悟がどうなったのかは本編で確認してもらった方が良いのですが、ジュンソクがどうなったのかという経緯に関して、さらに深い一幕があるという感じになっていましたね
あの映像を見ていた時に涙腺が崩壊してしまいましたよ
■物語の紡ぎ方
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■目覚めるために必要なこと
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103707/review/05543660/
公式HP:
