■不思議の国でアリスと Dive in Wonderland


■オススメ度

 

ファンタジー系アニメが好きな人(★★★)

就活を終えた勝ち組の人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.9.4(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

情報:2025年、日本、95分、G

ジャンル:就活に悩む女子大生が不思議なアトラクションを体験する様子を描いた青春映画

 

監督:篠原俊哉

脚本:柿原優子

原作:ルイス・キャロル

アニメーション制作:P.A.WORKS

 

キャスト:

原菜乃華(安曇野りせ:就職活動中の大学生)

   (幼少期:浅田芭蕉

マイカ・ピュ(アリス:ワンダーランドの少女)

 

【ワンダーランドの住人】

山口勝平(白ウサギ:アリスのスマホを持って逃げるタイパ重視のウサギ)

 

山本高広(青虫:インフルエンサーの芋虫)

 

八嶋智人(三月ウサギ:お茶会を参加する野うさぎ、緑にこだわる)

山本耕史(マッドハッター:お茶会に参加する紳士、赤ペンキにこだわる)

小杉竜一(ハンプティダンプティ:お茶会を開催する喋る卵)

小野友樹(ヤマネ:起こしたら厄介なのネズミ)

 

木村昴(トゥイードルダム:サーカスの兄弟)

村瀬歩(トゥイードルディー:サーカスの兄弟)

 

森川智之(チェシャ猫:ニヤニヤ笑う猫)

 

花江夏樹(スマホのストラップのリンゴ)

 

松岡茉優(ハートの女王:ワンダーランドの女王)

 

【現実世界の住人】

間宮祥太朗(浦井洸:文子の執事)        

戸田恵子(安曇野文子:りせの祖母)

園崎未恵(りせの母)        

 

石原夏織(うらら:りせの友人)

一ノ瀬伽耶(彩乃:りせの友人)

石見舞菜香(怜奈:りせの友人)

 

東山奈央(キャリー:就活のインフルエンサー)

 

片山福十郎(手鏡の声)

 


■映画の舞台

 

長野県:加賀美

 

ワンダーランド

 


■簡単なあらすじ

 

就活でうまく行っていない大学生のりせは、友だちたちと現状をグチりながらも、真面目にやっても成果が出ないことに焦りを感じていた

最終面接にもなかなか辿り着けない中、仲が良かった祖母との約束を果たすために、彼女が作ったアトラクションに行くことになった

祖母の執事をしていた浦井に案内されたりせは、祖母の夢だった「ワンダーランド」に招待される

その場所は、アリスのことが好きだった祖母の夢であり、そのテストをする約束をしていた

 

部屋に案内されると、謎のデバイスを耳に装着するように言われ、それは最後まで外してはいけないものだった

そしてテストが始まると、目の前の景色が変わり、りせのスマホはりんごへと変わってしまう

そして、そこに案内人の白ウサギがやってくるのだが、彼はタイパ重視の早口なウサギで、さらにりんごを見つけて持ち去ってしまった

りせはうさぎを追って部屋の外に出ると、うさぎは小さな穴に潜り込んでしまう

りせもそこに入ると、そこは謎の空間につながっていて、小さな女の子が体が元に戻らないと困っていた

 

りせは彼女がアリスだと気づき、本で読んだ解決方法でアリスを元に戻した

だが、部屋にあった風船が徐々に膨らんできて、その勢いのまま、2人は外に投げ出されてしまった

どこに行ったら良いかわからない2人だったが、とりあえずハートの女王のいる城を目指すことになったのである

 

テーマ:心の余裕度

裏テーマ:頑張りがもたらす葛藤

 


■ひとこと感想

 

「不思議の国のアリス」にインスピレーションを受けた作品で、その世界に迷い込む女子大生を描いていました

いわゆるVR空間のようなアトラクションに入り込むというもので、そこでは「個々の精神状態」に合わせた内容が展開される、という感じになっていました

就活に悩む女子大生というマインドが前提なので、アリス目線で見られる人は限られているように思います

 

ワンダーランドの中に迷い込むのに白ウサギの後を追いかけるなどがあって、中に登場するキャラも「不思議の国のアリス」のキャラとなっていました

キャラはほぼ紹介程度に登場する感じになっていて、迷い込むアトラクションの要素になっていると言えます

そこでは、りせにとって「耳が痛い展開」というのが待っていて、冒頭の詰め込みすぎ飴玉が「余裕のある入れ物になる」ために必要なことが展開されていきます

 

いわゆる「心の余裕」というものがあの入れ物で表現されているのですが、わかりにくい比喩表現でしたね

また、りせが結局何を選択したのかがぼやかされていたのが微妙だったと思います

アリスはりせの心の先導役であり、彼女の現在の困難を具現化する役割を担っているのですが、どうしても説教臭く感じてしまいますね

なんというか、りせ目線における成功者からのメッセージと言えば聞こえが良いのですが、嫌味のこもった説教のように見えなくはないと思いました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

全部で10個のチャプターで構成されていて、「Walk into Wonderland(不思議の世界へいく)」「Meeting Alice(アリスと会う)」「The Chess Cube(チェスのキューブ)」「Mushroom Room(マッシュルームの部屋)」「The Queen‘s Scene(女王のシーン)」「 A Mad Tea Party(狂ったティーパーティー)」「Walking in Waterland(水の国へ行く)」「At Night(夜に)」「In the Court of the Crimson Queen(真紅の女王の宮廷にて)」「Nothing Inside(中には何もない)」「Walk out of Wonderland(不思議の国から出る)」という流れになっていました

わかりやすく「りせの悩みの正体」を紐解く流れになっていて、前半は客観的提示、中盤から内省的告白、最後は解決という感じに流れていきます

チェスのシーンでは「視点を変える重要性」、青虫のシーンでは「客観的評価と自己評価の相関性」という感じに、心理的な抑圧の要素を紐解いて行く流れになっていました

 

個人的には展開が見え見えで、しかもりせが真面目人間が陥るテンプレみたいになっていたので、着地点も全て読めてしまうのですね

ある程度、社会経験がある人なら「ですよね」で終わるのですが、現在の就活状況とリンクするのかはなんとも言えない部分がありました

なので、感覚的には一昔前の就活生の悩みのように思えてしまいます

 

りせが様々なシーンにて自分を見つめ直すという展開になっていて、徐々に自分らしさを見つけていくという感じなのですが、肝心の「何を見つけたのか」というのは描かれていないように思います

それはりせがテンプレでも、見る人が自分を重ねた時に「りせの選択が模範解答になってしまうのを避けた」のだと考えられます

映画によって、自分自身の弱点のようなものが見えたとして、その克服と自身の未来というものは個々の判断によって委ねられる部分があります

なので、りせの選択自体が邪魔になってしまう部分もあるのでしょう

でも、これは映画なので、りせという人物を深掘りした末に何を選択したのかというのは、それぞれにとってのヒントになり得たと思います

それを考えると、きちんと示した方が良かったのではないか、と感じました

 


■価値観は固定観念なのか

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■心に行き先を委ねる大切さ

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103244/review/05528080/

 

公式HP:

https://sh-anime.shochiku.co.jp/alice-movie/

アバター

投稿者 Hiroshi_Takata

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA