■ふつうの子ども
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■オススメ度
子どもたちの普通の日常を切り取った映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.9.10(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、96分、G
ジャンル:環境問題に感化される少女と、彼女に好意を抱くクラスメイトを描いた青春映画
監督:呉美保
脚本:高田亮
キャスト:
嶋田鉄太(上田唯士:心愛が気になり出した小学4年生)
瑠璃(三宅心愛:環境問題に真剣になるクラスメイト)
味元耀大(橋本陽斗:クラスの問題児)
瀧内公美(三宅冬:心愛の母)
蒼井優(上田恵子:唯士の母)
少路勇介(上田篤士:唯士の父)
大熊大貴(小林颯真:昆虫好きの唯士の親友)
長峰くみ(藤野メイ:唯士のことが好きなクラスメイト)
風間俊介(浅井裕介:クラスの担任)
金谷真由美(校長先生)
林田茶愛美(動画で訴える少女)
塩野莉衣奈(「毎日最高」の作文)
大久保壮駿(「なんでごはん?」の作文)
養田有星(「ドッジボール」の作文)
加藤葵(「大会で1秒しか縮まらない」の作文、唯士と同じ塾)
鳴海竜明(「エル・ラドン(ネズミ)」の作文)
今泉雄土哉(「僕の願いと現実」の作文)
加藤岳(「10歳になったら半分大人」の作文)
村上愛実(「板挟みで困る」の作文)
白石絃馬(「家は暇」の作文)
中村爽月(「櫛を持っていけない」の作文)
野本恵人(「宿題やらずに遊びたい」の作文)
本間さえ(心愛に文句言う3人組)
真中ちはや(心愛に文句言う3人組)
宮地美然(心愛に文句言う3人組)
荒木美緒(カレーを食べるクラスの女子)
石川誉(唯士と同じ塾)
伊藤尊(クラスの男子)
齋藤このか(クラスの女子)
鈴木かつき(坊主の男子)
萩原ゆめの(クラスの女子)
宮野紗羽(クラスの女子)
室伏翔人(虫取り仲間のクラスの男子)
森島照介(クラスの男子)
渡辺心優(クラスの女子)
浅野千鶴(橋本房子:陽斗の母)
菊池豪(橋本幸雄:陽斗の父)
大野夏希(陽斗の弟)
上山千景(陽斗の弟)
荻野みかん(颯真の母)
ホロッコこまり/東京ゆみ子(恵子が見ているショート動画)
レン杉山(田所哲雄:小学校の用務員)
フランク景虎(牧場主)
片倉幸一(片倉光二:牧場主の弟)
藤野棟考(ガソスタの店員)
山本桂右(駐車場の夫婦)
角南範子(駐車場の夫婦)
滝沢恵(肉屋さん)
鈴木奈津子(肉屋の客)
山本ゆりえ(洋品店の店主)
箱崎紅葉(商店街の女子高生?)
松本和佳(商店街の女子高生?)
内藤トモヤ(?)
石垣光代(?)
ホットママ(校庭に来る牛)
ハーベスト(商店街にいる牛)
■映画の舞台
日本のどこかの小学校
ロケ地:
神奈川県:藤沢市
湘南学園小学校
https://maps.app.goo.gl/wTCptmx3bPDFgbzx9?g_st=ic
千葉県:流川市
森の図書館
https://maps.app.goo.gl/KAZ9dyMgYG8oocYK6?g_st=ic
神奈川県:平塚市
片倉牧場
https://maps.app.goo.gl/WmYJepAevuXfCvpU7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
小学4年生の上田唯士は、友だちの颯真たちと一緒に虫を探したりしながら、何気ない日常を過ごしていた
母・恵子は子育てに熱心で、父・篤士は熱を入れすぎる妻を茶化していた
ある日のこと、担任の浅井先生から「私の毎日」と言う課題の作文を発表することになった唯士だったが、母には褒められたのに先生には「ふざけないで」と言われてしまった
しょぼくれていると、クラスメイトの心愛が「環境問題」について流暢に語り出す
彼女は「大人たちの行動が子どもたちを苦しめている」と力説し、先生も「極端だなあ」と言うしかなかった
唯士はその一件で心愛に興味を持ち始めて接近を開始する
彼女の話題についていくためににわかで環境問題などの本を読み、母も唯士の変化に驚きを見せていた
だが、唯士のその勉強も心愛と接近したいだけのもので、彼女にカッコ良いところを見せようとしているだけだった
心愛はクラスの問題児・陽斗のことが気になっていて、2人の環境問題の話に割って入ってきた
陽斗は2人が何かを始めると思っていて、それが楽しそうだと感じていた
陽斗が加わったことで、唯士はさらに気に入られようと頑張り始めてしまう
そして、そんな彼らの意識は、やがて大事を生み出してしまうのである
テーマ:子どもの関心ごと
裏テーマ:無垢が生む悪夢
■ひとこと感想
ある小学4年生のクラスを描いていて、そこで環境問題にハマっている女の子を気にかけてしまう少年を描いていました
女の子と近づきたいと言う理由で「相手の興味」にふれていくのですが、彼の動機は最初から最後まで「好きな女の子に気に入られたい」と言うものでした
小学生なので動機はこのような些細なものだと思いますが、それにしても大ごとが起こってしまった、という感じに紡がれています
思いっきり大人に利用された子どもが環境問題を訴えると言うシーンがあって、某活動家が念頭に浮かんでしまいます
大人の無責任さと言うものを訴えるために「少女を利用する」と言うもので、そのカラクリにどれだけが気づいているのかは分かりません
唯士の母・恵子も「とりあえずやらせてみる」と言う方針で、頭ごなしに否定しないと言う教育方針を貫いていました
父はそこまで教育に熱心ではありませんが、真剣な妻を内心ではバカにしている部分はあったように思います
映画は、普通の子どもたちが普通のことをしているだけなのですが、それが少しズレてしまうと大変なことが起きてしまう、と言う典型のような出来事が起きてしまいます
意図したものではなく、大ごとになっていることに気づいている唯士は心ここにあらずと言う感じになっていて、同じことが起きても「楽天的な陽斗」「してやったりの心愛」とは対象的に「ヤバいことになっている」と言う自覚がありました
でも、なんでこうなったかの原因は本人を目の前にしては言えないものだったりしますね
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
ある動画を見たことから、「同年代の女の子が自分よりしっかりした考え方を持っている」と感じる心愛がいて、彼女に好意を持つ唯士が絡んでいくと言う流れになっていました
陽斗が加わったことで行為がエスカレートするのですが、当初は「面白そう」とか、「これで大人が考えてくれるかも」と思ってしまいます
でも、大人がまるっきり考えていないわけではなく、世界には色んな考え方もいたりします
その一部を受け取ることになった心愛は、それを裏付けると言うことはなく、盲目的に信じてしまいます
ある種の使命感と正義感が芽生えたために、それ以外のことは見えていないことになります
そこに「嫉妬」と言う感情が絡んでくることで、目的そのものを見失っていくのだと言えるでしょう
微妙な三角関係が作り出したものは、やがて大きなうねりになってしまうのですが、影響ということに想像力を避けないのは、単に幼いからではないと思います
映画では、子どものしでかしたことだからというエクスキューズがある反面、それが起こった原因というものも描かれていました
子どもを使って訴求するというのも大人が考えたことであり、その目論見が間違ったものを動かしてしまったということになります
このまま行けば心愛もあの女の子と同じような主張をするのかもしれませんが、それには舞台というものが必要でしょう
利用価値があると思えば利用する大人もいるわけで、そう言ったところに足を突っ込んでしまうと取り返しのできない地点に行ってしまうと言えるのではないでしょうか
■無垢と行動力
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■大人は何も考えていないのだろうか?
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
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■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103556/review/05552600/
公式HP:
