■ブゴニア


■オススメ度

 

ヨルゴス・ランティモス監督作品が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.2.14(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

原題:Bugonia(ギリシャの言い伝え:牛の死体から蜂が生まれると言う伝説に因んだもの)

情報:2025年、アイルランド&イギリス&カナダ、118分、PG12

ジャンル:誘拐されるCEOと陰謀論者を描いたブラックコメディ映画

 

監督:ヨルゴス・ランティモス

脚本:ウィル・トレイシー

原作:チャン・ジュナン『지구를 지켜라!(邦題:地球を守れ!)』

 

キャスト:

ジェシー・プレモンス/Jesse Plemons(テディ・ガッツ/Teddy:陰謀論者の養蜂家、兼「オークソリス」の倉庫作業員)

エイダン・デルビス/Aidan Delbis(ドン/ドニー/Don:テディの従弟)

アリシア・シルバーストーン/Alicia Silverstone(サンディ・ガッツ/Sandy:テディの母)

 

エマ・ストーン/Emma Stone(ミシェル・フラー/Michelle:誘拐される「オークソリス」のCEO)

 

スタブロス・ハルキアス/Stavros Halkias(ケイシー・ボイド/Casey:テディの自宅を訪れる警官、テディの幼少期のベビーシッター)

 

J. Carmen Galindez Barrera(リッキー/Ricky:警備員)

Marc T. Lewis(トニー/Tony:会社の配車係)

Vanessa Eng(コリー/Corey;ミシェルの秘書)

Cedric Dumornay(クリス/Chris:PVのディレクター、広報部)

 

Momma Cherri(ティナ/Tina:テディの同僚、倉庫作業員)

Rafael Lopez Bravo(カルロス/Carlos:テディの同僚、倉庫作業員)

 

Fredricka Whitfield(本人役、ニュースアンカー)

Yaisa(救命士)

Teneisha Ellis(救急車の巡査)

Roger Carvalho(若い巡査)

Parvinder Shergill(医師)

 

【Andromedan/アンドロメダ星人)】

Atsushi Nishijima(長)

Janlyn Bales

Andy Blackburn

Adam Esufali

Jerskin Fendrix

Aiecia Harper

Sally Kennington

Paul Mansell

Harith Mohammed

Zawadi Phillimore

 


■映画の舞台

 

アメリカのどこか

 

ロケ地:

イギリス:

オクショット/Oxshott

https://maps.app.goo.gl/x7my7o6t6cTUqj9Y9

 

ハイ・ウィカム/High Wycomble

https://maps.app.goo.gl/hYt2qwLbC1yFefWTA

 

アメリカ:ジョージア州

アトランタ

 

ギリシャ:

サラキニコ海岸/Sarakiniko Beach

https://maps.app.goo.gl/saVu9mRuoVyNvkY57


■簡単なあらすじ

 

製薬会社「オークソリス」のCEO・ミシェルは、世界的に有名な経営者として名を馳せていた

そんな彼女を「地球を滅ぼしにきたエイリアン」と断定する養蜂家のテディは、従弟のドンとともに「ある計画」を企てていた

テディは、ミシェルを誘拐し、地球を救うことを夢見ていて、そのためには自身とドンを「科学的去勢状態」にすることも厭わなかった

 

ある日のこと、自宅に戻る途中のミシェルを拉致した2人は、彼女に「エイリアンであること」を自白させようとする

ミシェルは否定するものの、全く話が通じないこともあって、状況を変えるために彼らの話に付き合うことになった

だが、彼女が認めてもテディは信じず、電流を流す拷問などをする中で、ミシェルの言葉の信憑性を感じていく

さらに、テディの中にある概念は「ミシェルをアンドロメダ星の王家」であると規定し、態度を軟化させていく

 

だが、晩餐にてテディの母サンディの話題になると、状況が一気に悪化してしまう

テディはミシェルを殺そうと首を締め、暴力は暴力を生んでいく

そして、そんな彼らの元に、地元の警官ケイシーがやってきてしまうのである

 

テーマ:信じる者は救われない

裏テーマ:盲信の先に見えてしまうもの

 


■ひとこと感想

 

エマ・ストーンにエイリアン疑惑が浮上すると言うもので、髪の毛を切った状態だと、普通に宇宙人に見えるのは面白かったですね

最後までどっちが正しいの?と言う感じに進んでいて、ミシェルはストックホルムシンドロームを演じているのかどうかわからない、と言う感じに描かれていました

冒頭にて、働き蜂が女王蜂を見捨てると言うテディの妄想がありましたが、それを踏まえるとオチは秀逸だなあと思ってしまいます

 

映画では、テディの妄想と暴走に巻き込まれるミシェルとドンがいて、テディは陰謀論者として、かなり危険な人物に見えています

ミシェルもそれを察していて、これ以上の抵抗は危険だと察知していました

そこで「宇宙人だ」と彼の論理を肯定するのですが、それがさらに「疑念」を増幅させています

陰謀論者に限らず、テディのような思考回路だと「自分が納得する答えを自分が見つけるまで」その方向性は変わらないと言えます

 

彼が態度を変えるのも「自らが見つけた答え」が彼を支配したからであり、このプロセスで他人が干渉するのは不可能に近いのですね

なので、ミシェルの立場だと、何を言っても刺激をするだけで方向性は変わらないことになります

さらにドンの立場だと常識的なものや倫理観と言うものが邪魔をして、現実逃避を行うことになります

それが彼の行為の原点となっていて、追い込みすぎるとああなってしまうのはやむを得ないことのように思えました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

映画は韓国版のリメイクで、ネタバレとしてはミシェルは本当に宇宙人なのか、と言うところになると思います

助かりたいためにテディに話を合わせているように見え、クローゼットが転送装置と言うのも、巧妙に仕掛けられた罠のように思えます

でも、そこで何らかの要因でテディは自爆することになり、彼は真実を知らないまま、命を落とすこととなりました

 

その後、ミシェルは本当に宇宙人であることがわかり、クローゼットも本当の転送装置になっていましたね

そこから先の宇宙船の会議はシュールですが、彼女が下す結論というのは、彼女目線だと至極普通のことのように思います

人類は「結末が見えているのに改善しない生き物」であり、その末路は自己中心的で刹那的であるように思えます

 

映画全体を見ると「陰謀論者に一理あり」みたいな感じになっていて、何かしらの感覚的な正解を埋めることが陰謀論のようになっています

信じない人から見れば「何を言っているんだ」という感じですが、見えていると信じている人ほど、その妄信に対する理論武装というものを行なっていきます

テディはそれを煮詰めたような行動を起こしていて、彼の妄信がミシェルの同胞(もしくは無関係の人間)を巻き込んだことで一線を超えていたと言えます

ミシェルがあの決断を下したのも、テディの実験が原因で、真実に辿り着いた者の哀れなる行動は人類全体の価値観を凝縮しているようにも思えました

 


■陰謀論とは何か

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■人類の向かう先が見えるということ

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104405/review/06177200/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/bugonia/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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