■カミング・ホーム


■オススメ度

 

ほっこり系非日常映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026. 3.25(アップリンク京都)


■映画情報

 

原題:Jules

情報:2023年、アメリカ、87分、G

ジャンル:認知症初期の老人と見知らぬ何かとの遭遇を描いたコメディ映画

 

監督:マーク・タートルトーブ

脚本:ギャビン・ステックラー

 

キャスト:

ベン・キングズレー/Ben Kingsley(ミルトン/Milton:初期の認知症を患う79歳の老人)

 

ハリエット・サンソム・ハリス/Harriet Sansom Harris(サンディー/Sandy:ミルトン親切なの隣人)

ジェーン・カーティン/Jane Curtin(ジョイス/Joyce:ミルトンの懐疑的な隣人、元歌手)

 

ゾーイ・ウィンターズ/Zoë Winters(デニース/Denise:認知症を心配するミルトンの娘、動物病院の看護師)

Eric T. Miller(ティム/Tim:ミルトンの息子の声、カリフォルニア在住)

 

ジェイド・クオン/Jade Quon(ジュールス/Jules:ミルトンの元に現れるエイリアン)

 

アンナ・ジョージ/Anna George(ノース医師/Dr. North:脳神経内科の医師)

 

Teddy Cañez(マルティネス町長/Mayor Martinez)

Narea Kang(ウー/Councilwoman Wu:町議会員)

Edward James Hyland(ダニエルズ/Councilman Daniels:町議会委員)

Blair Baker(ストラウス/Councilwoman Strauss:町議会委員)

Christopher Kelly(ブシャール/Councilman Bouchard:町議会委員)

 

Joshua Moore(スティーヴ・ゴーハム/Steve Gorham:施工業者)

 

John Skelley(ロケットの模型を作る男)

Laura Jordan(エイデン/Eden:模型男の恋人)

 

Aubie Merrylees(デイヴ/Dave:スーパーの店員)

Andy Daly(アーロン・キャンベル/ Aaron Campbell:ニュースのアンカー)

Cody Kostro(ダニー/Danny:サンディーの広告に応募する若者)

 

Donald Paul(マン/Agent Mann:国家安全保障局のエージェント)

Jeff Kim(シュー/Agent Shu:国家安全保障局のエージェント)

Patrick Noonan(警官)

Rebekah Brockman(警官)

Lee Sellars(警察のチーフ)

 

Marina Shay(ヒッピーの女性)

David Carl(助手席の男)

Gordon Blake Jones(町政者)

 

【Additional Voices】

Michael Frederic

Daphne Gaines

Jeffrey Omura

Eric Tiede

Brian Wiles

Sally Winters

Jessica Keenan Wynn

Dann Fink

 


■映画の舞台

 

アメリカ:ペンシルバニア州

ブーントン町(架空)

 

ロケ地:

アメリカ:ニュージャージー州

ブーントン/Boonton

https://maps.app.goo.gl/RqTdFFbNbhs5bn1p9?g_st=ic

 

チャタム/Chatham

https://maps.app.goo.gl/37GVw6YfcvJ3YybF6?g_st=ic

 

Pompton Plains

https://maps.app.goo.gl/SswENV1K3i372vcm7?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

ニュージャージー州のブーントンに住む高齢のミルトンは、娘のデニースの世話を受けながら一人暮らしをしていた

彼の日課は町議会に出席して意見を言うというもので、それ以外のときはお気に入りのテレビなどを見て過ごしていた

ある日のこと、トイレに缶詰が置いてあるのを見たデニーズは、父が認知症なのではないかと考え受診を勧めるものの、ミルトンは頑なに拒んだ

 

その翌日のこと、物音がして目覚めたミルトンは、家の裏庭にUFOのような墜落しているのを発見する

慌てて119番通報するものの、いたずらだと思われて切られてしまう

デニーズに掛けても応じず、仕方なく留守番電話にメッセージを残すものの、容量が一杯で録音することができなかった

 

その日からミルトンの日常はざわつき始め、翌日には宇宙人らしきものが倒れているのを発見する

どうしたら良いかわからないまま、とりあえず水を近くに置くと、それで回復したのか、翌日は動けるようになっていた

ミルトンは部屋に彼を通すものの、宇宙人は一切話すことがなく、一方的なコミュニケーションが始まってしまうのである

 

テーマ:無反応と対話

裏テーマ:家に帰る意味

 


■ひとこと感想

 

映画レビューサイトなどで評価の高い作品で、どんな話かと思っていたら、老人のところにガチで宇宙人が来る話でびっくりしましたね

てっきり認知症が進行して何かを見てしまっている系かと思っていましたが、ガッツリと宇宙人が登場していました

ミルトンは話し相手がいないこともあって、宇宙人に話しかけますが、相手は返してこないので、一方的に「独り言」を言っている状態になっていました

 

それでも宇宙人は何かを感じているようで、ミルトンの行動に対して感化し、最終的には「来ないか?」みたいな感じになっていましたね

そんな二人の間に入るのがサンディーとジョイスで何と無く三角関係みたいになったりしていました

娘のデニースは多忙のようですが、留守電を整理したりしないので、意外とズボラなのでしょう

そんな彼女だからこそ、他人のおかしな行動にすぐ気づくのだとも言えます

 

映画は、宇宙人がネタバレだったらアレですが、開始早々に登場するので、これ自体がネタバレというものでもないのでしょう

物語は、話し相手のいない老人三人が「反論してこない相手に延々と自分語りをする」のですが、これが実の子どもにはできないことだったのでしょう

そして、この一方的な対話というものも、話し手によって好意的に解釈され、物言わぬ宇宙人が自分に肯定的な反応を示しているように見える、というところも含めて、社会問題を写している鏡だったと言えるのかもしれません

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレと言えば、宇宙人が結局どうなるのかとか、ミルトン自身は地球を捨てて一緒に行ってしまうのか、というところだと思います

宇宙船の燃料がアレなのは強烈で、最後の一匹もかなり意味深なものとなっていました

あの猫は未来の自分でもあると思うので、どこまで何ができなくなったら死を受け入れるのか、という思考のメタファーのようにも思えます

 

映画では、認知症が始まったばかりのミルトンを描き、認めたくないけど認めざるを得ないという感情を引き起こします

会話の中で、サンディの夫が認知症から他界した事を引き合いに出して、自分がどうなって行くのかを想像する場面がありました

サンディーは「悪くなるまでには時間が掛かるから、今考えても仕方がない」と言います

それでも当事者としては、来るべき時が来たのかと感じることもあるのでしょう

 

物語の着地としては、地球を離れないという選択をするのですが、その決定機となったのは娘との会話になっていました

心の中では、家族に迷惑をかけるのも嫌だし、自分が何者かを忘れて行くのも怖かったと思います

そんな中でも、「地球で生まれ育ったから、地球で死ぬんだ」というミルトンの人生哲学は誰しもが共感できるものでしょう

何ひとつ持っていなかった人間が成長の過程でいろんなものを得て、そして最終的には全てを失って死んでいく

その過程において人生をどう締めるのかという哲学が存在するのかな、と感じました

 


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■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105510/review/06323922/

 

公式HP:

https://cominghome-movie.com/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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