■マインクラフト/ザ・ムービー
Contents
■オススメ度
頭空っぽにして観る映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.4.29(イオンシネマ久御山)
■映画情報
原題:A Minecraft Movie(壊して作る)
情報:2025年、アメリカ、101分、G
ジャンル:想像力あふれる不思議な世界に迷い込んだ人々を描いたコメディ映画
監督:ジャレッド・ヘス
脚本:クリス・ボウマン&ハベル・パーマー&ニール・ワイデナー&ギャヴィン・ジェームズ&クリス・ギャレッタ
原作:Mojang Studio『Minecraft』
キャスト:
ジェイソン・モモア/Jason Momoa(ギャレット/Garrett:「ザ・ガベージ・マン」、ビデオゲーム店「ゲーム・オーバーワールド」の店主)
(若年期:Moana Williams)
セバスチャン・ハンセン/Sebastian Hansen(ヘンリー/Henry:ナタリーの弟、高校生)
(Picture Double:Benjamin Carpenter)
エマ・マイヤーズ/Emma Myers(ナタリー/Natalie:ヘンリーの姉、ポテトチップスの会社「チャグラス」のSNS担当の社員)
Amanda Billing(ヘンリーとナタリーの母、写真)
ダニエル・ブルックス/Danielle Brooks(ドーン/Dawn:不動産業者&移動動物園)
ジャック・ブラック/Jack Black(スティーヴ/Steve:鉱夫になりたかったドアノブセールスマン)
(少年期:Bram Scott-Breheny)
演者なし(デニス:オーバーワールドのオオカミ、スティーヴのペット)
Jennifer Coolidge(マーリーン/Vice Principal Marlene:離婚したばかりの副校長)
Alex Tunui(高校の事務長)
Hiram Garcia(クレメンテ・ガンチー先生/Mr. Clemente Gunchie:科学の先生)
【オーバーワールド&ネザー】
レイチェル・ハウス/Rachel House(マルゴシャ/Malgosha(voice):ネザーを支配するピグリン)
(Creature Performer:Allan Henry)
ジャレッド・ヘス/Jared Hess(チャンガス将軍/General Chungus(voice):ピグリンの軍隊の将軍)
ジェマイン・クレメント/Jemaine Clement(ブルース/Bruce(voice):マルゴシャの父)
演者なし(トラビス:マルゴシャの手下)
演者なし(グレートホッグ:マルゴシャの手下の凶暴なビースト)
演者なし(エンダーマン:倒すと瞬間移動の実になるピグリン)
演者なし(チキンジョッキー:レアなピグリン)
マット・ベリー/Matt Berry(ニットウィット/Ntwit(Voice):現実世界に紛れ込む村人)
(Onset Performer:Bret McKenzie)
【現実パート】
ジェマイン・クレメント/Jemaine Clement(ダリル/Daryl:貸倉庫オークショニア)
Yvette Parsons(郵便配達人)
Mark Wright(チャグラスの人事担当)
Alison Quigan(チャグラスの取締役)
John Smythe(チャグラスの取締役)
Craig Mckinney(スティーヴの因縁の老鉱夫)
Batanai Mashingaidze(マティ/Matty:レストランのウェイトレス)
Jens Bergensten(レストランのウェイター)
トミー・ブロードモア/Tommy Broadmore(トレヴァー/Trevor:ヘンリーの転校先の同級生)
フランキー・クレイ=レスリー/Frankie Creagh-Leslie(トレヴァーの友人)
Rowan Bacal(グレタ/Greta:実験を見守るヘンリーのクラスメイト)
Brennan Standing(レオ/Leo:実験を見守るヘンリーのクラスメイト)
Dylan Chitekwe(マイルズ/Miles:実験を見守るクラスメイト)
Joel Rindelaub(アーケードの審査員、アーカイブ)
Antony Degreat(ゲーマー、アーカイブ)
Victor Kazaroho(ゲーマー、アーカイブ)
Oliver Brotherhood(オークション参加者)
Daniel Middleton(オークション参加者)
Elizabeth Batty(オークション参加者)
Jessica Stout(オークション参加者)
DanTDM(オークション参加者)
Mumbo Jumbo(オークション参加者)
LDShadowLady(オークション参加者)
Aphmau(オークション参加者)
Torfi Frans Ólafsson(護身術教室の生徒)
Kate McKinnon(アレックス/Alex(Voice):スティーヴの生家に住む女性)
(Picture Double:Alice May Connolly)
【日本語吹替版】
安元洋貴(ギャレット)
村瀬歩(ヘンリー)
生見愛瑠(ナタリー)
斉藤貴美子(ドーン)
安達忍(マーリーン)
山寺宏一(スティーヴ)
朴路美(マルゴシャ)
狩野英孝(チャンガス将軍)
HIKAKIN(ニットウィット)
SEIKIN(ウェイター)
森久保祥太郎(ダリル)
佐藤せつじ(ガンチー先生)
立木文彦(ビデオゲーム解説者)
辻親八(老鉱夫)
ドズル(ヒツジ)
ぼんじゅうる(男の重役)
おおはらMEN(ブルース)
ぺいんと(トレバー)
しにがみ(トレバーの友人)
えと(ウェイトレス)
のあ(マーリーンの秘書)
おんりー&おらふくん&クロノア&トラゾー(クラスメイト)
坂本真綾(アレックス)
■映画の舞台
アメリカ:アイダホ州
チャグラス/Chuglas(架空)
オーバーワールド&ネザーランド
ロケ地:
ニュージーランド
オークランド
■簡単なあらすじ
アイダホ州の田舎町に住んでいるスティーヴは、幼い頃から鉱山に入って「掘る」ことを夢見ていた
だが、子どもは立ち入り禁止区域のために追い返される日々が続き、とうとうその夢も忘れて、しがないドアノブのサラリーマンになっていた
ある日のこと、ポテトでブロックを作ったスティーヴは、幼少期の夢を思い出し、ツルハシを持って鉱山へと向かった
彼はそこで好きなように掘り進め、不思議なキューブとアイスクリスタルを手に入れた
何気なくそれを合体されると、目の前に謎の扉が現れ、そこを抜けるとオーバーワールドという異世界が展開されていた
そこは想像したものを自由に作れる空間で、仲良くなったオオカミのデニスと共にいろんなものを作り始める
だが、その世界の奥には「邪悪な世界」があり、スティーヴはそこに足を踏み入れてしまった
キューブとアイスクリスタルは支配者マルゴシャに奪われてしまう
だがスティーヴはデニスにそれを盗ませて、現実世界に隠すことに成功した
それから数年後、スティーヴの住んでいた街に高校生のヘンリーとその姉ナタリーが引っ越してきた
ヘンリーは発明好きで、ナタリーはその街にあるポテト工場のPR担当として就職することになった
その街にはかつてプロゲーマーとして名を馳せたギャレットがいたが、今は破産寸前のゲーム屋の店主となっていた
ギャレットは貸倉庫の競売からお宝を探すことを生業としていて、その日もレトロゲームを手に入れたと喜んでいた
だが、それはただの空箱で、その箱の中にはスティーヴのキューブとアイスクリスタルが入っていたのである
テーマ:自由を謳歌する場所
裏テーマ:許容する精神的余裕
■ひとこと感想
マインクラフトという名前は知っていますが、ゲーム自体はやったことがありません
予告編を見てもどんな内容のゲームかわからず、それでもなんとかなるだろうと思って鑑賞しました
さすがに映画を観てもゲームのことはわからず、ぎっしり詰まってそうな小ネタはほとんど分かりませんでした
なんで、単純にコメディ&アドベンチャーとして眺めていましたが、それでもそこそこ楽しめる内容になっていましたね
ゲームの前提条件までがかなり長く、スティーヴのキューブをギャレットが手に入れるまでに尺を取りすぎているように思います
いっそのこと、ヘンリーたちのパートから始めて、「スティーヴを助ける」という前半にして、後半は仲間になって一緒にマルゴシャを倒すというのでも良かったと思います
映画は、基本的に子ども向けの内容なのですが、ゲームが流行った時期を考えると今の子どもが反応できるのかは分かりません
おそらくは、立派な大人が少年時代を思い返すというテイストになると思いますが、日本でどれぐらい盛り上がるのかは分かりません
アトラクションムービーだったと思うので、4DXとかだと結構揺れるのかな、と思いました
物語としては、自由を手に入れるには覚悟は必要という内容で、好き放題できる場所に自由があるのか?というテーマがありましたね
それがラストのスティーヴの行動につながるのだと思いますが、結構サラッとしているように思えました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
予告編が大体冒頭の説明部分だったので、4人組が異世界に来るまでが長いなあと思っていました
スティーヴがオーバーワールドに行く過程とか、マルゴシャに囚われるところまででかなりの時間を要していて、本編に入る頃にはダレてしまう感じになっていました
本作の主人公が実質的にスティーヴで、彼が現実から来た4人との関わりによって現実世界に戻る、という内容なので、あの冒頭が要るのは理解ができます
でも、もっと構成を工夫すれば、4人組が来るまでをもっとスピーディーに描けたように思います
ギャレットを主人公にするという手もありますが、基本的に彼は変化をしないのと、スティーヴに対しての贈与者的な立ち位置になっていました
現実世界の受け皿的な存在であり、孤独なスティーヴを受け入れてくれる存在だったと思います
ヘンリーも贈与者的な立ち位置のキャラで、彼の行動がスティーヴたちを動かす役割を担っていました
ヘンリーは現実世界で一人でも生きて行けるキャラで、その強さというものがスティーヴの勇気になっていました
同じようにナタリーも「現実世界の方が楽しいよ」という匂わすキャラになっていたので、彼らの手ほどきでスティーヴが決断するという流れになっていました
敵が強いとか弱いというのは何とも言えないところがありますが、原作っぽい感じにコミカルにまとめているのかな、と思います
このあたりはリアルに巨大化して壮絶な決闘になると違うゲームになりそうなので、映画のような感じになるのはOKなのかと思います
とは言え、現実世界の副校長のエピソードとか、不動産業者のキャラが必要だったのかは何とも言えず、いわゆるポリコレ要素だったのかなと感じています
■マインクラフトはどんなゲーム?
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/88422/review/05038517/
公式HP:
https://wwws.warnerbros.co.jp/minecraft-movie/