■兄を持ち運べるサイズに
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■オススメ度
家族の奇妙な絆を描いた映画に興味のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.12.3(TOHOシネマズくずはモール)
■映画情報
情報:2025年、日本、127分、G
ジャンル:疎遠だった兄の死によって、兄の知らない一面を知る作家を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:中野量太
原作:村井理子『兄の終い』
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キャスト:
柴咲コウ(村井理子/奥村理子:兄の死を知らされるエッセイ作家)
(幼少期:高木悠叶)
オダギリジョー(奥村剛史:理子の兄)
(幼少期:味元耀大)
満島ひかり(西谷加奈子:兄の元嫁)
青山姫乃(西谷満里奈:兄の娘、中学生)
(幼少期:吉本実由、写真)
味元耀大(奥村良一:児相相談所に保護されている兄の息子)
(中学時代:大野遥斗)
(幼児期:大野夏希、写真)
斉藤陽一郎(村井文雄:理子の夫)
高橋なおき(村井陸:理子の双子の息子)
神尾優典(村井空:理子の双子の息子)
岩瀬亮(河村守:児童相談所の主任)
浦井のりひろ(児島:葬儀会社の社員)
足立智充(理子と兄の父、カフェ店経営)
村川絵梨(奥村幸代:理子と兄の母)
不破万作(田辺:大家)
吹越満(山下:宮城県の刑事)
【その他の出演者】
泉光典(路上の警官)
小澤雄志(市役所の職員)
木村梨恵子(トークショーの質問者)
小園優(トークショーの質問者)
松原菜野花(菊池:児童相談所の職員)
フランク景虎(担任の先生)
前多健登(良一の同級生)
有香(良一の同級生)
內藤晴(良一の同級生)
今泉雄土哉(良一の同級生)
長尾翼(良一の同級生)
生越千晴
田野真悠
北條愁子
たれやなぎ
桐野安生(テレビの芸人)
■映画の舞台
2019年10月17日~5日間+@
滋賀県:大津市
宮城県:塩竈市
宮城県:多賀城市
ロケ地:
宮城県:多賀城市
多賀城市役所
https://maps.app.goo.gl/FC3FQLQ52arGqCAE6?g_st=ic
多賀城跡あやめ園
https://maps.app.goo.gl/KhPicSzAeZ9yS4Gy6?g_st=ic
多賀城小学校
https://maps.app.goo.gl/NiT1HTLhmQkTN3vHA?g_st=ic
多賀城図書館
https://maps.app.goo.gl/8oGPowY9d4MHcfHG7?g_st=ic
ミラックマツヤ
https://maps.app.goo.gl/12gvhFU7fg6asFWm9?g_st=ic
宮城県:仙台市
仙台港
https://maps.app.goo.gl/TBJok1np6kf7HwAK7?g_st=ic
東京都:小金井市
レストランホーマー
https://maps.app.goo.gl/f4o29ZScpAfKLVP96?g_st=ic
■簡単なあらすじ
滋賀県大津市に住むエッセイストの理子は、夫・文雄との間に双子の息子・陸と空を授かっていた
双子はラグビーに夢中で、夫は献身的に家族を支えてきた
ある日のこと、理子のもとに宮城県の警察から連絡が入った
それは疎遠だった兄が遺体で発見されたというもので、死因は脳内出血だろうと言われていた
警察は遺体の身元引受を依頼し、理子は兄の元嫁の加奈子とその娘・満里奈とともに塩竈市の市役所へと向かった
兄の火葬を済ませた彼女たちは、今度は兄の家の整理へと入る
兄には元嫁との間に良一という息子もいて、良一は兄が面倒を見ていた
まだ小学生の良一は児童相談所に保護されていて、近々彼の今後の相談をする必要があった
理子は加奈子たちとうまくいかないのであれば自分で引き取るつもりで、夫もそれに賛成してくれていた
そんな中で、遺品や加奈子からの話の中で、理子の知らない兄の一面が浮かび上がってくる
そして、彼女の前に幻覚として現れ始めるのである
テーマ:思い込みと真実
裏テーマ:それぞれが抱えるイメージ
■ひとこと感想
タイトルがユニークだなあと思っていましたが、そう言う意味だったのね、と思ってしまいました
いわゆる、兄の死に対するエッセイを書く様子が描かれていて、疎遠だった兄がどんな人だったのかを想起する流れになっています
主な登場人物は妹の理子、元妻の加奈子、元妻との間に授かった満里奈と良一でしたね
それぞれが知っている兄像というものがあって、それを少しずつ知っていくと言う流れになっています
兄の幼少期と良一(幼少期)が一人二役となっていて、中学(もしくは高校)時代の子役もよく似た俳優を配していましたね
ようやく読むことができた理子のエッセイに書かれていた言葉が冒頭に登場するのですが、なかなか強烈な言葉だったと思います
ちなみに各種サイトでは兄の名前は出てこないのですが、パンフレットには彼が獲った資格証明書があって、そこに「剛史」と書かれていましたね
映画では、両親(特に母親)に愛されていた兄に嫉妬する妹がいて、彼女は幼少期から「兄がいなければ」と思っていました
その後の兄の体たらくを見ていると、その想いがずっと強くなっていくことがわかります
個人的にはこんな感じの兄弟妹関係ではなかったのですが、弟が感じている感情に近いのかな、と思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作にはネタバレっぽいものはありませんが、この5日間にどのような出来事があったのかをエッセイ風に読み解いていく流れになっていました
兄との関係が悪かったけど、自分がメールを読んでいればと思ってしまったり、良一も自分が友だちの家に寄らなければと思ったりもします
ある種の運命的なものだと思いますが、こればかりはわからないものだったように思えます
持ち運べるサイズにと言うのが何を意味するのかと思いましたが、遺骨になると言うのは表現的に衝撃的でしたね
エッセイストならではの表現でありますが、「早く持ち運べるサイズにしなければ」という序盤の文言がそのままエッセイになったのかは気になってしまいます
映画では、自分の知らない兄の一面を色んな形で知って行くことになるのですが、理子との別れ際に加奈子が放つセリフも印象的でしたね
「お金がなくても幸せ」と言うのを否定して、「私はもっと働いて、新しい下着を買ってあげるんだ」と言う加奈子の決意表明はリアルテイストで良かったと思いました
良一は約5年間、理子のエッセイを読むことができなかったのですが、その理由もなんとなくわかりますね
自分の中で消化できなくて、しまい込んでいたものが目の前に現れる
そんな彼の目に飛び込んでくるのが「支えであり、呪縛ではない」という言葉になっていて、おそらく受験勉強で苦しくなっている良一を支えることになったのかな、と感じました
■多角的な人物像
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■家族とは何か
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103708/review/05894068/
公式HP:
https://www.culture-pub.jp/ani-movie/
