■少年と犬
Contents
■オススメ度
犬が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.3.20(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2025年、日本、129分、G
ジャンル:少年の元に戻った犬の軌跡を描いたロードムービー
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
原作:馳星周『少年と犬(文春文庫)』
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キャスト:
高橋文哉(中垣和正:窃盗団の運転手)
(幼少期:大西湊)
さくら(多聞:飼い主とはぐれた犬)
西野七瀬(須貝美羽:犯罪を犯し秘密を抱える女)
伊原六花(中垣麻由美:和正の姉)
手塚理美(中垣洋子:和正の母)
益岡徹(中垣正夫:和正の父)
伊藤健太郎(沼口正:和正に仕事を手配する先輩)
嵐莉菜(アーヤ:外国人窃盗団の通訳)
栁俊太郎(森口晴哉:美羽の恋人)
一ノ瀬ワタル(木村龍一:晴哉の知り合い)
渋川清彦(柳田:デートクラブの店長)
美保純(須貝泉:美羽の母)
さかたりさ(須貝美久:美羽の妹)
眞島秀和(鈴木:滋賀県の獣医)
柄本明(片野弥一:山奥に住む漁師)
江口のりこ(前田:熊本県の獣医)
木村優来(内村光:多聞が探す少年)
(幼少期:新田尚央)
宮内ひとみ(内村久子:光の母)
斎藤工(内村徹:光の父)
原日出子(光の祖母)
鈴木唯(バスの少女)
吉岡陸雄(デリヘルの客)
足立智充(デリヘルの客)
片岡礼子(美羽の弁護士)
水木薫(出口春子:多聞の飼い主)
福地展成(?)
前田悠雅(コンビニ店員)
丸山佑亮(窃盗団のメンバー)
泉拓磨(窃盗団のメンバー)
須森隆文(窃盗団のメンバー)
宮本和武(窃盗団のメンバー)
飯田芳(窃盗団のメンバー)
藤田啓介(窃盗団のメンバー)
ヤセル(外国人窃盗団)
ハイダー(外国人窃盗団)
■映画の舞台
2011年、
日本:東北地方~滋賀県~熊本県
2025年、
滋賀県&熊本県
ロケ地:
神奈川県:川崎市
いくどん百合ヶ丘駅前店
https://maps.app.goo.gl/VCKxyX6qPomMMHsr6?g_st=ic
東京都:新宿区
オアシス飯田橋
https://maps.app.goo.gl/YD1HwWPf2mgXj6E99?g_st=ic
千葉県:千葉市
鈴木犬猫病院
https://maps.app.goo.gl/kQyef4u8KgE4ZT9m8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
ある過去を背負って生きてきた美羽は、ある日のバスにて1人の少女と出会った
少女は星の図鑑を手にしていたが、同級生らしき子どもたちからはハブられていた
そこで美羽は少女に話しかけ、このあたりに何かないかと尋ねた
美羽は少女にある少年の話を始める
彼は東北地方からある犬を追って滋賀県に来ていた
彼の名は和正と言い、東日本大震災の被災者だったが、その後は食い繋ぐために窃盗団の運転手をしていた
ある日のこと、和正はコンビニの前に捨てられていた犬・多聞を拾うことになった
多聞は和正になつき、窃盗団の仕事にも連れて行ってしまう
そして、守護天使として気に入られるようになり、その絆は深まっていった
だが、ある事件を境にして、多聞は和正の元を離れることになった
それから多聞は西へと向かい、滋賀県にまでたどり着く
そして、美羽と会うことになり、彼女は「レオ」と名付けて、その犬を飼うことになったのである
テーマ:正しい行いと真っ当な生き方
裏テーマ:犬の本能
■ひとこと感想
犬と少年が東北から旅をするという感じの予告編が流れていますが、実際には少年とわずかな時間を過ごした美羽が、回想録として少女に語る、という内容になっていました
この構成にした理由はわかりませんが、厳しい言い方をすれば、このチョイスは最悪だったと思います
通常、回想録というのは結果がわかってしまうという部分がありますが、それ以上に肝要なのは「語り手の知り得ない情報を語らせてはいけない」というルールがあります
なので、美羽が自分のことや、和正の知っていることを話す分には良いと思いますが、彼女が知らない部分を映像化してしまうと、途端に構成がおかしなっことになってしまうのですね
今回も、美羽は和正の東北時代の詳しい話を語っているように描かれますが、この全てを和正は話していないように思えます
その後、少女と別れた美羽は自身の過去を回想する流れになり、そこに和正が登場します
自身の罪も暴かれ、そしてある決断をすることになるのですが、構成的には「回想のあ中に回想シーンがある」という複雑な構造になっていたりします
相変わらず女性一人で実行できるかどうかのリアリティとかは無視されていますが、色んなところで雑な表現と構成が多かったようにも思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
原作未読なので、どういった構成になっているのかはわかりませんが、おそらくは「多聞が追いかけた少年の父が語り手」のように思いました
SNSなどを通じて交流を深めた人から話を聞いて、その土地ごとが章立てになっていて、それが東北から熊本まで続くのではないでしょうか
映画は、真逆の構成にしていて、一緒に旅をした美羽の視点にて、東北の一部と滋賀の一部を切り取っているように描かれています
原作では、全ての点が繋がるのかはわかりませんが、映画以外にもたくさんのエピソードがあるように思えます
東北からいきなり滋賀にワープして、兵庫県の途中から熊本にワープしていましたが、その全てをつなげる必要はないと思いますが、あまりにも端折りすぎのようにも思えました
最後に誰が届けたのかをスルーするのはどうかと思いますが、映画の印象だと、漁師が死んだ後に自力できたみたいな感じになっていますね(一応、幽霊の和正と一緒ではありますが)
後半の回想のほとんどに和正の幽霊が出てくるのですが、これは賛否が分かれるんじゃないかな、と思ってしまいました
最終的にはブログを通じて光の父とのやりとりによって色んなことを知ることになったのでしょうが、話を聞いている少女からすれば、どこまでを信じれば良いのでしょう
幽霊になった和正が多聞の成長とその後を見ていたとしても、それがどうやって美羽に伝わるのかはわかりません
神様視点で見ている観客には理解できても、劇中の人物の理解度がどうなっているのかはよくわからない感じになっていましたね
美羽自身も和正の幽霊とコンタクトとっている感じに描かれていますが、ぶっちゃけると死なずにちゃんと届けたというのでOKだったように思えました
■語り手が知り得る真実
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102087/review/04898583/
公式HP:
