■グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
Contents
■オススメ度
前作が好きだった人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.11.16(MOVIX京都 ドルビーシネマ)
■映画情報
原題:Gladiator II
情報:2024年、アメリカ&イギリス、148分、R15+
ジャンル:前作の20年後のローマ帝国を描いた伝記系戦争映画
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・フランゾーニ
原案:ピーター・クレイグ&デヴィッド・スカルパ
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キャスト:
ポール・メスカル/Paul Mescal(ハンノ/Hanno:ヌミディアの戦いで捕虜になる剣闘士)
(幼少期:Alfie Tempest)
Yuval Gonen(アリサット/Arishat:ハンノの妻、女射手)
コニー・ニールセン/Connie Nielsen(ルッシラ/Lucilla:マキシマスの元妻、現在はアカシウス将軍の妻)
ペドロ・パスカル/Pedro Pascal(マルクス・アカシウス/Marcus Acacius:ローマ軍の将軍)
デンゼル・ワシントン/Denzel Washington(マクリヌス/Macrinus:ローマ支配を目論む元奴隷の手配師)
ジョセフ・クイン/Joseph Quinn(皇帝ゲタ/Emperor Geta:共同皇帝の一人)
フレッド・ヘッキンジャー/Fred Hechinger(皇帝カラカラ/Emperor Caracalla:共同皇帝の一人、ゲタの兄)
デレク・ジャコビ/Derek Jacobi(グラックス/Gracchus:皮肉屋の元老院議員)
リオル・ラズ/Lior Raz(ヴィッゴ:剣闘士のトレーナー)
ピーター・メンサー/Peter Mensah(ユーグルタ/Jururths:ヌミヴィア人の族長、ハンノの盟友)
マット・ルーカス/Matt Lucas(格闘技大会の進行役)
Alexander Karim(ラウィ/Ravi:元剣闘士の医師)
Tim McInnerny(トラエクス/Thraex:博打好きの元老議員)
Alec Utgoff(ダリウス/Darius:アカシウス軍の将軍)
ロリー・マッキナリー/Rory McCann(テグラ/Tegula:ローマ軍の将軍)
Riana Duce(ヒアシンシア/Hyacinthia:皇室の側室)
Amira Ghazalla(レタ/Leta:ルッシラの使用人)
Richard McCabe(Quaestor/クエスター:帝王の側近?)
Yann Gael(ボスター/Bostar:奴隷の剣闘士?)
Chi Lewis-Parry(フォイバス/Phoebus:奴隷の剣闘士?)
Angel Gomez De La Torre(グナエウス/Gnaeus:奴隷の剣闘士?)
Tom Moutchi(ブレノス/Brennos:奴隷の剣闘士?)
Dean Fagan(ドーソ/Dorso:奴隷の剣闘士?)
Abdelmoula Ait Sidi Lhassan(ヌミディアの少年)
Mouaiz El Outmany(ヌミディアの少年)
Brahim Assagour(ヌミディアの少年)
Alezander Simkin(ローマの近衛兵)
Richrad Katz(バブーンアリーナの知事)
David Ganly(バブーンアリーナの近衛兵の兵隊長)
Anton Saliba(ルッシラの近衛兵)
Amal Ayouch(ベドウィンの淑女)
Hadrian Howard(アゲディリオス/Agedilios:ローマの剣闘士)
Chidi Ajufo(奴隷の剣闘士)
Lee Charles(スロバキア人の奴隷の剣闘士)
Chrstopher Edward Hallaways(グリセオ/Glyceo:サイ使いの剣闘士)
Brahim Ait Ben Azzouz(ルシアスが捕まえる近衛兵)
Maxime Rauf Ruijiselaar(オスティアの近衛兵)
Sana El Baghdady(嘆く女性たち)
Nadia El Masnaoui(嘆く女性たち)
Nisrine Machant(嘆く女性たち)
Maud Oulhen(女性の側室)
Estelle Courret(女性の側室)
Line Ancel(女性の側室)
Sixtine Gignoux(女性の側室)
Igor Badnjar(男性の側室)
Romi Debart(男性の側室)
Arnaud Prechac(男性の側室)
Spencer Treat Clark(2000年版のルシアス)
■映画の舞台
帝政ローマ時代、
ローマ:
ヌミディア&アンティウム&オステリア
ロケ地:
モロッコ:
マルタ共和国
■簡単なあらすじ
前作『グラディエーター』から数十年後、ルッシラは息子ルシウスをローマから逃し、アカシウス将軍の妻となることでその身を保持していた
ローマ帝国は、双子の皇帝ゲタとカラカラが治めていたが、その悪政に市民は悲鳴をあげていて、闘技場の周りには食料を得ようと物乞いが列を為していた
ローマ帝国は領土の拡大を狙い、海の向こうにあるヌミディアへと艦隊を派遣する
アカシウスは見事に打ち破り、ヌミディア兵を奴隷としてローマに連れ帰った
奴隷たちは剣闘士として見せ物にされ、生き残ったものには自由が与えられるという
奴隷の一人・ハンノは持ち前の腕力と運で生き残り、手配師マクリヌスの目に留まった
マクリウスは皇帝に近づくために日々優秀な剣闘士を配し、ローマ軍に貢献をしてきた
また、根っからのギャンブル好きでもあり、元老院の議員や有力者たちと金を賭けて遊びに興じていた
双子皇帝はそれらも余興として楽しみながら、贅を尽くしつつ、市民には「戦争を食べさせれば良い」とまで言い放っていた
ルッシラとアカシウスはそんな皇帝に嫌気を差していたが、絶対的な権力ゆえに手出しができなかったのである
テーマ:王としての定め
裏テーマ:真の復讐とは何か
■ひとこと感想
前作は「たぶん観てると思う」と言う程度の記憶で参戦
さすがに同じような顔をしたキャラがたくさん出てくるので、役目と普段の顔ではまったく判別がつきません
なので、キャスト欄は分かったところから埋めていって、消去法的な感じで仕上げることになりました
映画は、前作を観ていなくてもなんとなくわかるのですが、意外とルッシラとハンノの関係は知らない方が良いのですね
ウィキなどを含めて、その部分がかなりネタバレになっていて、それゆえに楽しみが減ってしまうのでは、と思ってしまいました
物語としては、妻の復讐に燃える剣闘士を描いていて、それが帝国の陰謀に利用されながら、自身の復讐も果たす機会が訪れると言う感じになっています
でも、その敵を殺して何になるのかと言うところがあって、主人公が伝説の剣闘士のことを知るくだりで、前作を観ている意味というものが生まれてくるように思いました
なので、前作を鑑賞した上で、ウィキなどは調べない、というスタンスが一番良いのだと思います
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作におけるネタバレとは、ハンノの本当の名前がルシアスで、前作にて母親の元から逃げることになった少年だっというところでしょう
でも、ほとんどの媒体で主人公の名前がルシアスと書かれていて、ハンノと書かれているものを探す方が難しいと思います
それゆえに「どの時点で母子が再会するのか」というところがメインになっていました
ローマ軍の進軍によって、ルシアス(ハンノ)が逃亡した対岸(おそらくアフリカ大陸北部)にまで攻め入ることになり、そこでローマ軍に負けたために捕虜となっていました
ルシアスはその土地ではハンノという名前を使っていて、妻アリサットはおそらく何も知らないままこの世を去ったように思います
映画では、母親に強い恨みを抱いているハンノが描かれますが、彼がどうして母親を恨むことになったのかは劇中では明かされません
復讐の対象と母親が結婚していることを知ったことで激おこなのかもしれませんが、そのあたりの感情をまったく描写しないので、なんで母に正体を隠すのかなどわからない部分がありました
復讐の相手も実はローマ皇帝に謀反を起こそうとしていて、その関係性をマクリヌスに先に知られたために窮地に陥っていくように見えるのですが、実際にはマクリヌスの陰謀とハンノはほとんど関係なかったように思えました
■時代背景について
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■空白の30年に何が起きたのか
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102038/review/04472618/
公式HP: