■花まんま
Contents
■オススメ度
ファンタジックなヒューマンドラマが好きな人(★★★)
兄弟姉妹を支えてきた経験のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.4.25(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2025年、日本、119分、G
ジャンル:嫁ぐ妹の秘密に葛藤する兄を描いたヒューマンドラマ
監督:前田哲
脚本:北敬太
原作:朱川湊人『花まんま(文春文庫)』
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キャスト:
鈴木亮平(加藤俊樹:一人手で妹を育ててきた兄、製作所勤務)
(幼少期:田村塁希)
有村架純(加藤フミ子:別人の記憶を有する俊樹の妹、大学職員)
(幼少期:小野美音)
鈴鹿央士(中沢太郎:フミ子の婚約者、同立大学の准教授、専攻はカラス)
ファーストサマーウイカ(三好駒子:俊樹の幼馴染、お好み焼き屋「みよし」の看板娘)
オール阪神(三好貞夫:駒子の父)
安藤玉恵(加藤ゆうこ:俊樹とフミ子の母)
板橋駿谷(加藤恭平:俊樹とフミ子の父)
オール巨人(山田社長:俊樹の上司、山田製作所の社長)
南琴奈(繁田喜代美:仕事中に死亡するフミ子の記憶にある女性)
六角精児(繁田宏一:喜代美の兄)
キムラ緑子(繁田房枝:喜代美の姉)
酒向芳(繁田仁:喜代美の父)
馬場園梓(チーちゃん:喜代美の同級生、雑貨屋店の店主)
島村龍乃介(ハジメ:製作所の同僚)
北野秀気(製作所の同僚)
菊池荒太(製作所の同僚?)
福井たかし(製作所の同僚)
日下博貴(ヴァイオリン弾く人?)
おはる(鵜狩美里:結婚式の余興?)
ちかこ先生(結婚式の余興?)
大出菜々子(結婚式の余興?)
掛田千廣(俊樹の小学校時代の友だち)
今津心之介(俊樹の小学校時代の友だち)
𠮷田優志(俊樹の小学校時代の友だち)
正木佐和(?)
川上哲(繁田家の隣人)
窪田弘和(?)
いわすとおる(神父)
高橋和代(?)
中村彩実(結婚式場の司会)
大石彩未(結婚式の参加者)
中村由梨絵(バージンロードの練習ビデオ?)
新居大作(バージンロードの練習ビデオ)
江島千智(フミ子の友人)
さいとう啓(?)
■映画の舞台
大阪府:東大阪市
滋賀県:彦根市
ロケ地:
兵庫県:神戸市
神戸ポートピアホテル
https://maps.app.goo.gl/r8F1Bh9YZmZya6gx5?g_st=ic
兵庫県:明石市
明石海浜公園
https://maps.app.goo.gl/mo3edFP8zdroZFK6A?g_st=ic
京都市:東山区
蹴上浄水場
https://maps.app.goo.gl/Hwwj6tjzZ8HNSL4XA?g_st=ic
京都市:山科区
夢小町
https://maps.app.goo.gl/vedhR6vdiDA5yVyH8?g_st=ic
京都市:上京区
同志社女子大学 今出川キャンパス
https://maps.app.goo.gl/ZfabnycEjcFSrKiV9?g_st=ic
京都市:山科区
マリ亞ンヌ
https://maps.app.goo.gl/fBcHVTJXokG3jJZc9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
幼い頃に父を亡くし、青年期に母を亡くした俊樹は、親代わりとなって妹のフミ子を守ってきた
進学せずに近くの工場で働きながら世話をし、大学を卒業して、働くようになっていた
そんなフミ子もいよいよ結婚を控えることになったが、彼女には婚約者の太郎には言えていない秘密があった
それは、フミ子には「繁田喜代美」という会ったこともない人の記憶があり、その家族は遠く離れた場所に住んでいた
喜代美は仕事中に暴漢に刺されて亡くなっていて、その彼女の記憶がずっとフミ子を支配してきた
幼い頃、フミ子のノートにその名前を見つけた俊樹は、「一生のお願い」と言われてフミ子を喜代美の家まで連れて行くことになった
「会うのはダメ」ということで、記憶にあるものを渡すことになったのだが、それをきっかけとして、フミ子は繁田家と繋がりを持ってしまう
そして、結婚式の前日、フミ子は俊樹に嘘をついて、繁田家へと向かうことになった
胸騒ぎを覚えた俊樹は、偶然居合わせた太郎とともに、フミ子が向かったであろう繁田の家へと車を走らせた
テーマ:兄妹の絆
裏テーマ:親を感じる術
■ひとこと感想
予告編の情報しか仕入れずに鑑賞
妹が別人の記憶を有するというもので、ちょっとファンタジックな内容だなあと思っていました
原作のテイストは知りませんが、映画の印象だと「入れられるところに笑いを入れた」という感じになっていますね
関西圏だと普通のように思いますが、関東圏だとちょっとクドく感じるかもしれません
映画は、兄と妹が過ごしてきた半生を振り返るというもので、主に兄の葛藤というものが描かれていました
幼少期に突然知った妹の秘密というもので、東大阪から彦根まで小学生が旅をするというシーンもありました
大阪駅からJR京都線に乗るだけでも大変だと思いますが、彼らぐらいの年齢だと出来そうに思いますね
物語は、涙腺崩壊シーンが多いように思いますが、おそらくは自分が兄だからだと思います
ここまで苦労した記憶はありませんが、そもそも兄妹(弟もいるけど)というのはそう言うものと言う感じですね
なので、ある程度は俊樹が感じるものがわかるような気がしました
とは言え、私の妹には他人の記憶はないので、そう言った種類の葛藤がなかったのは幸いかな、と思います
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画のネタバレというのはほぼ予告編で登場していて、兄が持ってきたプレゼントが何かと言うところになると思います
映画を見ているとある程度のシーンで察することができますが、そこからの紆余曲折も伏線がきちっと散りばめられていました
関西弁も流暢で、無題に笑いを入れてくるところも細かい芸が多かったように思いました
半分くらいファーストサマーウイカを楽しみにしていましたが、ああ言う人大阪に多いなあと思いました
素の部分があるのだと思いますが、冗談めいて本音を言うシーンなどはとてもおかしかったですね
ラストはブーケトスを駒子が受け取って俊樹が全力で逃げるみたいなことがあるのかと思っていましたが、蛇足すぎるので無かった方が良かったでしょう
カラスと話すシーンは出オチかと思っていましたが、色んなところに登場して、しかも最後のオチに使われていたのは面白かったですね
兄妹もそれっぽく見えるし、子役も頑張っていました
てっきりエンディングでAIの曲が流れるのかと思いましたが、イメージソングだったようでした
ともかく、関西のコッテコテのノリを受け入れられる人ならばOKで、関西出身の俳優さんがたくさん出てくるので言語の違和感がゼロという作品になっていました
ネタバレなしで鑑賞するのは大変ですが、わかった上で観ても楽しめますね
あー、実現しないと思うけど、俊樹と駒子のサブストーリーが見たくてたまりません
■他人の記憶を有すること
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■フミ子の記憶の正体
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102223/review/05022245/
公式HP: