■平場の月
Contents
■オススメ度
中年の恋愛に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.11.14(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2025年、日本、118分、 G
ジャンル:中学時代の想い人と再会する中年を描いた恋愛映画
監督:土井裕泰
脚本:向井康介
原作:朝倉かすみ『平場の月』
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キャスト:
堺雅人(青砥健将:印刷会社の社員)
(中学時代:坂元愛登)
井川遥(ハコ/須藤葉子:夫との死別後に地元に帰った女性、病院の売店勤務)
(中学時代:一色香澄)
中村ゆり(みっちゃん/前田道子:葉子の妹)
(幼少期:静莉子)
でんでん(ヤッソ/八十島庄助:青砥の先輩社員)
安藤玉恵(うみちゃん/海野みゆき:青砥と葉子の中学時代の同級生、葉子のパート先の同僚)
(中学時代:古川凛)
演者不明(うみちゃんの娘)
椿鬼奴(安西知恵:青砥の同僚、青砥と葉子の中学時代の同級生)
大森南朋(江口剛:青砥の幼馴染)
(中学時代:原田琥之佑)
宇野祥平(森仁志:青砥の幼馴染)
(中学時代:斉藤汰鷹)
吉岡睦雄(後藤淳:青砥の幼馴染)
(中学時代:松藤史恩)
栁俊太郎(リリー/小田切聡:青砥の後輩社員)
倉悠貴(青砥健介:青砥の息子)
吉瀬美智子(上村みづき:青砥の元妻)
大方斐紗子(青砥の母)
成田凌(鎌田雄一:葉子の元恋人、美容師)
塩見三省(児玉太一:焼き鳥屋の大将)
黒田大輔(須藤俊郎:葉子の父)
松岡依都美(須藤八重子:葉子の母)
前野朋哉(原田:青砥の主治医)
白水ひより(間宮:中学時代の同級生)
共田すず(みつえ:中学時代の同級生、海野の友人)
きよら(美穂:中学時代の同級生、海野の友人)
小澤美優(中学時代の同級生、海野の友人)
【その他の出演者】
小林きな子(売店の看護師)
土井玲奈(売店の看護師)
たくませいこ(葉子の主治医)
廣岡聖(手術室の看護師?)
芹澤雛梨(江口の娘)
鈴木武(江口の娘の結婚相手)
牧紅葉(焼き鳥店の店員、ホール)
腰越正和(焼き鳥店の店員、厨房)
岡田沙也加(天気予報士)
数ヒロキ(中学時代の担任)
若林秀敏(警察官)
蔵方陽子
岩渕志津子
中村茉優
花村朔太郎
加藤聡
杉山優花
笹谷亮二
矢島直樹
Benjamin Mcmakin
桐淵祐雅
■映画の舞台
埼玉県:朝霞市&所沢市
ロケ地:
埼玉県:朝霞市
TMGあさか医療センター
https://maps.app.goo.gl/pmTq54i3xx6mUwbBA?g_st=ic
精興社 朝霞工場(印刷会社)
https://maps.app.goo.gl/8gASHygNA3SgUYVn8?g_st=ic
朝霞市立第四中学校
https://maps.app.goo.gl/NVrZYBaRcnQWZ1DZ7?g_st=ic
埼玉県:志木市
いろは親水公園
https://maps.app.goo.gl/S1vebHwoVCSk3Upw6?g_st=ic
埼玉県:さいたま市
浦和の里(施設)
https://maps.app.goo.gl/FKDwoKHp1gQMrHWR8?g_st=ic
埼玉県:ふじみ野市
こだわり居酒屋 酔いしょ!
https://maps.app.goo.gl/pPegjBrB51FnRnmCA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
地元の印刷工場で働いている青砥は、妻子と別れて一人暮らしをしていた
工場では先輩のヤッソ、後輩のリリーに囲まれながら、中学時代の同級生・安西たちと変わりない日常を暮らしていた
ある日のこと、健康診断で病院を訪れた青砥は、そこで中学時代の想い人・葉子と再会することになった
いつの間にか地元に戻っていたことに驚く青砥だったが、彼女への思いを取り戻し、距離を縮めたいと考えていた
二人は馴れ合いのような感じで「互助会」を開催し、地元の焼き鳥屋店で頻繁に会うようになった
店内では懐メロが流れ、葉子は突然歌い出す
その奔放さも彼女の魅力だったが、葉子の家庭環境は複雑で、青砥は中学校の時に一度告白していたが、あっさりとフラれていた
幼馴染の江口の娘の結婚式で盛り上がったり、懐かしい顔ぶれと会う中でも、青砥は葉子のことには一切ふれない
そんな折、今度は洋子が病院に行くことになった
そこで彼女は大腸癌と診断され、手術をして、人工肛門をつけなければならなくなってしまう
青砥は彼女を支えることを決め、都病生活が始まってしまうのである
テーマ:正直に生きること
裏テーマ:意地っ張りと後悔
■ひとこと感想
月を見上げている井川遥が印象的な作品で、中学以来の想い人との再会に胸を躍らせる内容となっていました
主人公が50歳くらいなので、若者世代からすると「親の現在進行形の恋愛」を見ることになり、ぶっちゃけると「キモい」と思ってしまうのは当然のように思います
それでも、同世代にはすっごく刺さる内容になっていて、ある程度の人生の終着点が見えた世代だと共感するところも多いのではないでしょうか
青砥も葉子も様々な紆余曲折を経ていて、これぐらいの年代になると子育ても落ち着いているし、体にいろんな不調も出てきます
パートナーが他界している人もいると思うますが、昨今だと離婚している割合の方が多いかもしれません
夫婦生活も落ち着いてしまい、あるかないかわからないようなゴールがうっすらと見えていたりしまう
劇中でも「新しいことを始めるのは億劫」と言うセリフがあって、かつて諦めていたことを再開する幼馴染がいたりします
刺激を求めると言うよりは、後回しにしていたことに未練を残さない、と言うマインドが働いてくるのですね
そんな中で、忘れ物を取りに行く大人たちが描かれていたように思います
青砥も葉子もお互いが好き同士だったけど、その恋愛は実らなかった
別々の人生を歩む中で、双方の家庭がうまく行っていないと言うところがあって、それを青砥の元妻が感じてしまうシーンもありました
夫婦生活は描かれませんが、上書き保存できない男の正体を知った瞬間みたいな感じでしたね
そう言った繊細の部分を描いてはいるのですが、共感できるのはごくわずかな世代になってしまうのは仕方のないことのように思えてしまいますね
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作のネタバレと言えば、二人は結局どうなってしまうのか、と言うところだと思います
12ヶ月検診後のVサインはわかる人にはわかるサインで、青砥は願望を込めて良い方向に解釈していました
でも、葉子の性格を考えると、大丈夫じゃないことはわかると思います
あえて悪態をつくような感じで別れを切り出しますが、それは青砥の性格を知った上での「生きるための奮発材料」のようなものだったと言えるでしょう
葉子は一年後に再会することを夢見ていて治療に臨むものの、それが果たせないまま死んでしまいます
彼女が妹に残した言葉「青砥に合わせる顔がない」と言うのは彼女をよく表していました
それを理解するまでに時間差が必要となっていて、悲しみが襲ってくるまでのタイムラグとそのきっかけというものがラストで描かれていきます
二人をずっと見守ってきた焼き鳥店の店主が粋な計らいをするのですが、これが人の心がわかる大人の所作という感じになっていましたね
人生の折り返し地点くらいになると、この先どうやって生きていくのかというのがぼんやりと見え始めてきます
想像通りに行かないことの方が多いのですが、同世代の死であるとか、親世代の死というものはかなり身近なものになっていきます
人は癌、心疾患、脳疾患のいずれかで死ぬ可能性は高いのですが、それらを身近に感じるのが40歳を超えてからなのですね
なので、病気の受け止め方も違うし、冷静に対処していくことにもなる
このあたりのテイストがとてもリアルで、それゆえに年齢層はかなり高めに設定されているのかな、と感じました
■死の足音が聞こえる距離
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■忘れ物を探す気持ち
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103112/review/05819547/
公式HP:
