■顔だけじゃ好きになりません
Contents
■オススメ度
イケメン映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.3.8(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、104分、G
ジャンル:イケメンのSNSの中の人になる女子高生を描いたラブコメ映画
監督:耶雲哉治
脚本:三浦希紗
原作:安斎かりん『顔だけじゃ好きになりません(白泉社)』
Amazon Link(原作)→ https://amzn.to/3FeNiuy
キャスト:(わかった分だけ)
宮世琉弥(宇郷奏人:留年間近のイケメン高校生)
久間田琳加(知見才南:奏人のSNSの中の人になるクラスメイト)
中島颯太(土井垣凌:前髪を下ろしているクラスメイト)
米倉れいあ(能原柚里:才南の親友)
那須ほほみ(奏人の追っかけの後輩)
東内彩桜(追っかけの連れ)
田中音江(追っかけの連れ?)
森由姫(実習メンバー?)
松浦京佳(佐藤桜:実習メンバー)
美冴(声掛ける実習メンバー)
武上陽奈(声掛ける実習メンバー)
外原寧々(実習メンバー?)
秋山楓果(加藤愛莉:屋上女子)
大塚萌香(竹内美月:映画館のナンパ女子)
山本杏(映画館のナンパ女子?)
北村優衣(劇中映画の女優?)
山谷幸仁(劇中映画の俳優?)
山口森広(実習の先生)
■映画の舞台
美乃和総合高等学校
ロケ地:
千葉県:松戸市
光英 VERITAS中学校・高等学校
https://maps.app.goo.gl/MWZEUpC6U6BkYjP87?g_st=ic
神奈川県:鎌倉市
浄智寺
https://maps.app.goo.gl/Xo8Y69CpennzLtZ96?g_st=ic
人力車 えびす鎌倉小町店
https://maps.app.goo.gl/YjxTUmr9qU3uPFB66?g_st=ic
神奈川県:横浜市
Hambuger Heaven Roller Coast
https://maps.app.goo.gl/BiRYmB2FANsgxq9h8?g_st=ic
神奈川県:川崎市
Living Cafe SHNTI
https://maps.app.goo.gl/7PinYWE2e7tz7hAH6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
イケメン大好きの知見才南は、推しを愛でることに全力を傾けていて、特に同じ高校に通う宇郷奏人のことを溺愛していた
他のイケメンの背景に映った奏人をSNSにアップしたところ、それは瞬く間に拡散され、本人不在のアカウントとしてフォロワーを増やしていった
ある日のこと、奏人に偶然出会った才南は、彼からある頼まれごとをすることになった
それは学校の公式アカウントの運営をしてほしいと言うもので、彼女が見つけた背景の写真は運営にアップされたものだった
そこでDMを送ったことがきっかけで接点ができてしまう
奏人は「SNSで10万人のフォロワーができたら退学免除」という条件があったものの、その方面には疎かった
そこで真面目にDMを返してくれた人を探していて、それが才南だったのである
それから二人は、学校の公式アカウントのフォロワー増やしのために時間を作り、秘密の時間は徐々に増えていくことになった
だが、中の人が別人で、しかも女性だとわかると炎上案件になってしまう
そこで二人はできるだけ接点を持たないように考えるのだが、どうしても二人でいたい時間が増えてしまうのである
テーマ:推しとの距離感
裏テーマ:好きの種類
■ひとこと感想
イケメンを愛でる女の子がSNSの中の人になってしまうと言う内容で、接近し過ぎてどうにもならないと言う状況になっていました
ファンムービー全開の内容で、主人公を自分に重ねて妄想するタイプの映画になっていましたね
ともかく説得力がありすぎるので、館内もほぼ女子高生と言う感じになっていました
映画は、外面だけを褒められてきたイケメンの悲哀が描かれていて、それを知るには距離を縮めないとダメだと言うことがわかります
近づけば近づくほどにまともに見れなくなっていて、当初はからかっているのかなと思わせていました
でも、実際には元から好きの種類が違っていたことを知っていて、それを理解するまでに時間がかかると言う内容になっていました
前髪を下ろしているクラスメイトも案の定イケメンなのですが、どっちも目立チたくないのに目立つ格好をしているのは笑ってしまいます
スキンシップはほぼプレイのような感じになっていて、これをイケメンにやられたらメロメロになってしまうのは間違いないですね
普通の人がやったら犯罪案件のようなものばかりですが、少女漫画原作なので、ここまで振り切ってもOKだと思います
意外と黄色い声が映画内で響かなかったのは不思議でしたねえ
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画は、中の人になってフォロワーを増やす中で、秘密の関係が深まっていく様子が描かれていました
恋のライバルも登場して、ややこしいことになっていきますが、好意の矛先を無理やり変えると言うことはしていませんでした
正々堂々と戦っていたりするのですが、好きな人が笑顔でいることが一番大事で、それが癒しとなって活力になると言うのは変わらないのだと思います
肉眼で見ることよりも撮ることを優先してしまう世の中で、ある意味、肉眼で見られないイケメンの悲哀というものがありました
その場をどのように楽しむのかというところで、それよりも推し活が上回ってしまっていることがチャンスを捨てているようにも見えてきます
無自覚なところがタチが悪いのですが、何度も見返したり、その写真で妄想することに慣れてしまっていて、それがエスカレートしてしまっているのだと思います
映画は、ファインダーという距離感を詰めようとする奏人が描かれ、なかなか才南はそれに気づきません
そして、それによっていろんな表情が見えるようになってしまい、さらに推し活にハマっているように思えます
その表情には色んなものが詰まっていて、ある意味、本人が自覚していないことも含まれています
それは奏人が見てほしい部分でもありましたが、誰にでも見てほしいものではないのですね
好きな人にだけ見せたいものというのがたくさんあって、それに気づかないゆえに、軋轢が生じることになっていたように思えました
■推し活で見落としてしまうもの
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■接することの尊さ
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102881/review/04853438/
公式HP:
https://kaosuki.asmik-ace.co.jp/