■メイクアガール
Contents
■オススメ度
ドール系アニメが好きな人(★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.1.31(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、92分、G
ジャンル:自分のレベルアップのために「カノジョ」を作った天才科学者を描いたファンタジー映画SF
監督&脚本:安田現象
キャスト:
種崎敦美(0号:明に作られた彼女、人造人間)
堀江瞬(水溜明:天才科学者、17歳)
(幼少期:日向未南)
増田俊樹(大林邦人:明のクラスメイト)
雨宮天(幸村茜:明のクラスメイト)
花澤香菜(海中絵里:大学の院生)
上田燿司(高峰庄一:明の義父、人工知能の研究者、大学教授)
種崎敦美(水溜稲葉:明の母、天才科学者)
(ソルト:明と庄一が開発したサポートロボット)
高橋伸也(高校の先生)
和久野愛佳(邦人の彼女)
【その他のキャラたち】
田中那実
粕谷大介
和久野愛佳
深町季生
岩瀬善太郎
■映画の舞台
近未来の日本のどこか
■簡単なあらすじ
天才科学者と大学教授の間に生まれた明は、17歳にして多くの知識を吸収し、天才的な頭脳を見せていた
だが、本人は納得しておらず、今以上に効率を上げる方法を考えていた
ある日のこと、クラスメイトの邦人からアドバイスをもらった明は、研究をパワーアップするために「カノジョ」を作ることになった
生体人造人間「0号」を完成させた明は、人間を理解するように学校へと連れていく
邦人ともう一人のクラスメイト・茜は、明らしいと受け入れながら、0号の相手をしていくことになった
明には恋愛と言うものがわかっておらず、0号もそれがどんなものかはわからない
とりあえず、邦人の働くファミレスで働き出すことになり、多くのことを学んでいくことになった
テーマ:人であることの意味
裏テーマ:心を再現する方法
■ひとこと感想
全編フル3DCGで制作された長編アニメーションで、近未来を舞台にしたドール系となっていました
自分の作業効率を上げるために恋人を作ると言うもので、それが人ではなく人造人間となっているところに主人公のキャラ設定がありました
他の製品はうまく作れないのに、カノジョだけはあっさり完成させると言う意味のわからない展開になっていますが、物語の都合上やむなしと言うところなのでしょう
映像は流石にキレイですが、物語としては可もなく不可もなくと言う感じでしたね
想定される展開を超えることはなく、どこかで聞いたことがあるような内容になっていました
ラストの黒幕っぽい人も想定内で、最初に出たなりで物語上から消えてしまうとバレバレのように思います
物語は、ドールに心を理解させられるかと言うものですが、ある程度の初期マインドと言うものが設定されています
カノジョに何が足りないのかはわかりませんが、ベースとなるものがあって、それが恋愛に向かうのは無理があるのですね
かなり狭い世界の話になっているので、もう少し精神的な部分を深掘りした方が良かったのではないかと思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
天才的な頭脳を持ちつつもコミュ障と言う設定で、そんな明がドールに恋愛感情を教えようとする物語ですが、実質的には0号を通じて明が人間を学ぶと言う物語になっていました
明プロジェクトの一環のようなもので、いわゆるクローン技術で生成した息子に作らせて学ばせていたのだと思います
映画は、動きを出すために様々な騒動がありますが、キャパの限界なのか、かなり限定的な動きになっていましたね
主人公を追うのが車一台で、乗っているのは二人だし、クラスメイトでもモブはそこまで登場しません
このあたりを洗練することで精度を上げてはいますが、やはり世界観の作り込みのためには避けて通れないスケールというところまでは難しかったように思えます
キャラクターは設定上は魅力的ですが、若者が少女のドールを作るという過程において避けられない青春っぽさというものがスルーされていましたね
明がその反応を示さないのは普通ですが、邦人や茜は何かしらの反応を見せても良さそうに思います
性的な部分はゴソっと抜けているし、相手がドールなので茜の嫉妬心も起きません
代わりに邦人の彼女が怒ってましたが、その役割は茜じゃないと成立しないように思えました
■少年が同世代の異性を作る意味
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/97790/review/04722037/
公式HP: