■女神降臨 After プロポーズ編


■オススメ度

 

前作を間違って観てしまった人(★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.5.1(TOHOシネマズ二条)


■映画情報

 

情報:2025年、日本、99分、G

ジャンル:メイクによって人生を取り戻した女子大生を描いた恋愛映画

 

監督:星野和成

脚本:鈴木すみれ

原作:yaongyi『TOUCH/タッチ』

 

LINEマンガ作品ページ→ https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0000209

 

キャスト:

Koki,(谷川麗奈:イケメン二人から言い寄られるメイク好きの女子大生)

 

渡邊圭祐(神田俊:氷の王子の異名を持つ麗奈の同級生、アメリカ留学中)

綱啓永(五十嵐悠:歌手を夢見る麗奈の同級生、バンド「NO NAME」のボーカル)

 

菅井友香(川嶋愛美:女王の異名を持つ俊の幼馴染、アパレル会社の社長

 

美山加恋(真島望帆:麗奈の親友、大学生)

深尾あむ(隈原藍里:麗奈の親友、大学生)

 

瀬名くれあ(五十嵐りん:悠の妹、麗奈の元バイト先の先輩)

大和田伸也(五十嵐総一郎:悠の父、「リエトグループ」の会長)

 

津田健次郎(神田隆雄:俊の父、アメリカ在住の俳優)

片岡礼子(神田沙織:俊の母)

 

丸山礼(谷川麗美:麗奈の姉)

大倉空人(谷川麗央:麗奈の弟)

石野真子(谷川真奈:麗奈の母)

宮崎吐夢(谷川寿史:麗奈の父)

 

宮世琉弥(葉山楓:俊と悠の同級生、元バンドメンバー)

 

鈴木えみ(セレーナ:カリスマメイクアップアーティスト)

 

佐藤二朗(依田茂通:ホラーレンタルショップ「Devil Pie」の店主)

 

十文字陽菜(倉田夢乃:新人モデル)

宮下咲(柏木:夢乃のマネージャー)

 

筒井真理子(鏑木瑠璃子:ベテランの大女優)

 

菅野莉央(唐沢美南:「AXOエンターテイメント」のマネージャー)

 

堀夏喜(木島雄星:麗奈に恋する大学の先輩)

 

 円井わん(映画撮影のメイクスタッフチーフ)

 

うらじぬの(麗奈の元バイト先の店長)

糸瀬七葉(小野寺朋美:転校元のいじめっ子)

白鳥碧空(転校元のいじめっ子)

 

郡司恭子(テレビのアナウンサー)

 

石橋和磨(いじめっ子?)

水瀬裕也(いじめっ子?)

込江海翔(浪川:いじめっ子?)

 


■映画の舞台

 

日本:東京のどこか

 

ロケ地:

千葉県:流山市

LIANTIQUE

https://maps.app.goo.gl/1EdqbeXbCRdwKBPN7?g_st=ic

 

麥乃

https://maps.app.goo.gl/vkcpF4wCZFC3XiT49?g_st=ic

 

東京都:千代田区

東京ミッドタウン日比谷

https://maps.app.goo.gl/VjwVKuGEZ6S7DgEi7?g_st=ic

 

東京都:荒川区

+h CAFÉ(Devil  Pie)

https://maps.app.goo.gl/y5iPcKYM3GNMYscF8?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

前作にて、家族のためにアメリカに渡った俊は、父のもとで暮らし、病気の母を見守っていた

日本に残った麗奈は大学に進学し、親友の望帆と藍里たちと変わらない生活を送っていた

かつて俊とバンドを組んでいた悠は夢を追いかけるために音楽の道に進み、今では「NO TIME」のボーカルとして人気を博するようになっていた

ある日のこと、悠からある提案をされた麗奈は、巻き込まれるように「悠の彼女役」を引き受けることになってしまった

 

瞬く間にメディアを騒がせることになった麗奈だったが、同時にメイク動画の配信も始めることになり、相乗効果でページビューも伸びていった

だが、悠に彼女がいることが将来の妨げになっていると考えるマネージャーは、秘密裏に動き出し、これ以上の拡散を防ごうと暗躍し始める

 

そんな折、アメリカから俊が帰国し、悠に対して宣戦布告を始めてしまう

俊は彼女騒動はフェイクであると見抜いていた

だが、麗奈は今の関係を壊したくなくて、二人にあることを言ってしまうのだった

 

テーマ:なりたい自分になる勇気

裏テーマ:自己実現が巻き込むもの

 


■ひとこと感想

 

前作を「観てしまった」ゆえに付き合いで鑑賞して参りましたが、まあ下げたハードルを完璧に下回ってくるのは笑ってしまいます

どうやったらこのシナリオでOKが出るのかはわかりませんが、とにかく原作の要素を無理やり詰め込んだんだなあと思いました

演者さんも大変で、キャラの心境の変化についていくのがやっとという感じになっていました

 

主演の演技力とか知名度をどうこういう前にきちんとしたものを作らないとダメだと思うのですが、取捨選択がほとんどできていなくて、物語とは何かがわかっていないようにも思えてしまいます

本作を単純に分解すると「容姿でいじめられた女の子がメイクという武器を得て立ち上がる」というもので、その挫折のために様々な障壁が生まれます

そんな中で「世界が変わったことで関わる人も変わる」のですが、それが恋愛が生まれるきっかけになっていました

 

映画では、どっちを取るのかという単純なラブゲームになっていますが、そのことと恋愛が密接には絡んでいません

俊はメイク前の自分も知っているけど悠は知らないままというのがあっても、悠が麗奈のことを好きになった理由が「容姿」では無いのですでに破綻しているのですね

その前半がありながらも後半も同じテーマで引っ張っていくのですが、本来ならば前編で終わらせておく問題だったと思います

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

映画は、悠の強引な手法によって麗奈が巻き込まれるのですが、劇中のコメントにあるように「悠と親の会社は関係なくね?」の一言で終わってしまうのですね

父親が失脚したことで変わったものが描かれておらず、父親からの一通の置き手紙で終わりという帰結を迎えます

ここまで雑ならそもそもこのエピソード要らなくないか?と思ってしまいます

 

その他にも「どっちを取るか」みたいな展開になっていますが、都合よく悠が告白した直後に帰国するというのも重みがありません

あっさりとフェイクだとバレているし、そんな様子を見た俊の父親が「息子のことを分かってなかった」とか言うのですが、このセリフにも何の重みもありません

全てが繋がりを持たせるために表示している説明文のようなもので、この映画に「悠と俊の親が持っていた誤解」と言う要素が必要とは思えません

 

親が息子の行動の障壁になっていることもなく、悠は御曹司で好き勝手やっているだけで、俊の母親もあっさりと死亡して戻ってくるための理由づけにしかなっていません

俊が恋愛報道をどのように見ていたのかと言うシーンもなく、それによって帰国を早めたと言うこともないのですね

プロポーズ編なのでプロポーズまで行くと思うのですが、それならば悠と俊のどちらもが麗奈にプロポーズをしないと意味もなかったりします

二人の中で決着がついて、あとは麗奈がどうするのかみたいなオチになっていて、あの屋上のシーン以降は単なる蛇足だと思います

 

もしプロポーズと言うイベントをどうしても入れたいのならば、告白の段階でプロポーズをしてしまうことでしょう

麗奈としては恋人を通り越して妻になるみたいな展開になりますが、冷静沈着な王子が手順を踏み間違えるほどに舞い上がっていると言う表現にもなるので、キャラの内面に沿った感じでイベントを組み込んだ方が良かったのではないでしょうか

 


■なりたい自分と恋愛の両立

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■勝手にスクリプトドクター

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102577/review/05046474/

 

公式HP:

https://www.megamikorin-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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