■プレゼンス 存在
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■オススメ度
幽霊目線の家族映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.3.11(MOVIX京都)
■映画情報
原題:Presence(存在)
情報:2024年、アメリカ、84分、PG12
ジャンル:幽霊のいる家に引っ越してきた家族を描いた幽霊目線のヒューマンドラマ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:デビッド・コープ
キャスト:
ルーシー・リュー/Lucy Liu(レベッカ・ペイン/Rebekah Payne:ペイン家の母)
クリス・サリヴァン/Chris Sullivan(クリス/クリストファー・ペイン/Chris Payne:ペイン家の父)
カリーナ・チャン/Callina Liang(クロエ・ペイン/Chloe Payne:ペイン家の長女)
エディ・マディ/Eddy Maday(タイラー・ペイン/Tyler Payne :ペイン家の長男、クロエの兄)
ウェスト・マルホランド/West Mulholland(ライアン・コールドウェル/Ryan Caldwell:タイラーの友人)
Julia Fox(シーシー/Cece:不動産業者)
Natalie Woolams-Torres(リサ/Lisa:シーシーの知り合いの感じる人)
Lucas Papaelias(カール/Carl:リサの夫)
Benny Elledge(請負業者)
Daniel Danielson(塗装業者)
Jared Wiseman(塗装業者)
Robert M. Jimenez(塗装業者)
■映画の舞台
アメリカのどこかの閑静な住宅街
ロケ地:
アメリカ:ニュージャージー州
クランフォード/Cranford
405 Springfield Avenue
https://maps.app.goo.gl/2cRA251EU4qce7mX7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
とある一戸建ての内観に来たペイン一家は、不動産業者のシーシーから「掘り出しものの物件」を見せてもらうことになった
前の住人が引っ越したばかりで内装などは整っていなかったが、母レベッカは立地と学区を気に入り、一家でそこに移り住むことになった
長男のタイラーは水泳部で活躍していて、友人のライアンとつるむことが多かった
妹のクロエは親友を亡くしたばかりで、家庭に居場所がなく落ち着ける様子もない
父クリスは心配症で、レベッカは時間が必要だと意見が割れていた
クロエは内観の時点からこの家に何かを感じていて、それは住み始めてからも払拭できないものだった
何かがいる気配があるものの見えるものではなく、その話題は家庭内では共有されない
そんな折、ライアンと仲良くなったクロエは、彼を部屋に招き入れた
だがその時、突然クローゼットの中が揺れて、服などが散乱してしまう
クロエはやはり何かがいると思うものの、誰も彼女の話をまともには聞こうとしないのである
テーマ:悪意が視える幽霊
裏テーマ:崩壊は予定調和
■ひとこと感想
幽霊がある家族の崩壊現場を視るというテイストになっていて、移住する前から関係悪化が汲み取れる家族になっていました
レベッカが金融関係の容疑者のようで、クリスは配偶者にも波及するかを心配していましたね
知らなければOKじゃないのと友人に言われていましたが、別れることを念頭に置いてタイミングを図っていたようにも思います
兄は水泳の有力選手のようで、レベッカは彼にだけ期待をかけていて、問題を起こしたクロエには冷たいという感じになっています
一応は優しさを見せはするものの、交友関係が悪いから「友人の死に巻き込まれた」みたいに思っていたように思います
タイラーの友人ライアンは、クロエの死んだ友人たちがドラッグをしていたバカな奴だと知っていて、それがさらにレベッカとクロエの距離を遠ざけていたように思います
映画は、完全に幽霊目線になっていて、なぜかセックスシーンからは目を逸らすという不思議なキャラになっていました
幽霊の中身は誰かわかりませんが、クロエは友人のナディアだと思い込んでいたり、クロエをライアンから守ろうと考えていたように思えます
クロエだけが幽霊を感じるからなのかはわかりませんが、人の悪意には敏感で、「こそこそしているところは全部見ている」というのも面白かったですね
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
クロエは劇中にて幽霊を「存在(Presence)」と言い、それが何かまではわかっていません
ともかく何かを感じるというもので、幽霊も存在感を示そうと頑張っていました
幽霊がどうして存在を知らせたいのかはわかりませんが、おそらくは友達が欲しいとか、そう言った欲求のように思います
幽霊が小さい女の子ならば、セックスシーンで目を背けるのも何となく理解できそうですね
逆に男の幽霊だと、クロエのエロ的な騒動を引き起こす方に行動を起こすようにも思います
あくまでも、守護霊的な動きをしていて、存在を知らせるだけでなく、クロエを守ろうと動いていました
結局のところ、ハイになったライアンの蛮行を目撃したタイラーが怒り狂って一緒に窓の下にダイブしてしまうのですが、クロエとしてはまたトラウマになる出来事が増えただけになっています
両親の離婚も待ったなしだと思いますが、クロエは父親の方について行きそうに思いますね
経済的云々よりは、レベッカとは合わないので、消去法として父を選ぶんじゃないかな、と感じました
■幽霊目線のFPS
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■プレゼンスとは何か
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103315/review/04866304/
公式HP: