■REQUIEM ある作曲家の物語


■オススメ度

 

天才作曲家の苦悩に興味のある人(★★)

クラシックが好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.3.6(MOVIX京都)


■映画情報

 

情報:2024年、日本、101分、G

ジャンル:天才売れっ子作曲家の苦悩を描いたヒューマンドラマ

 

監督:菅野祐悟

脚本:宇咲海里

 

キャスト:

平岡祐太(城島匠:売れっ子作曲家)

 

桜井玲香(向井紗枝:「シネマミュージック・マガジンブック」の編集長)

 

安井謙太郎(姫野光一:匠の愛弟子、マネージャー)

 

加藤雅也(菅原正義:伯爵、ファゼルナ製薬の会長、匠にCM楽曲を依頼)

 

けいちゃん(神野慎吾:匠の親友、天才作曲家)

関川ゆか(桜木玲那:チェリスト、匠と神野の大学時代の友人)

 

上地由真(一条:カウンセラー)

 

藤田多梨亜(海斗:カフェの学生)

西尾聖玄(カフェの学生)

 

ちびもえこ(バーの店員)

MONDO(バーの店員)

テマンダ(バーの店員)

杉田のぞみ(バーの店員)

zaqi(バーの店員)

松代大介(売人?)

徳永純三(?)

千広真弓(?)

石松航(?)

ミクジンバ(美術館の少女?)

レイヤジンバ(美術館の少女?)

 

【レクイエム演奏オーケストラ】

申愛聖(1stヴァイオリン)

新井恵(1stヴァイオリン)

名倉主(1stヴァイオリン)

今井香織(1stヴァイオリン)

山本大将(2ndヴァイオリン)

加藤由晃(2ndヴァイオリン)

Flo Knapp(2ndヴァイオリン)

矢野小百合(2ndヴァイオリン)

重松征爾(ビオラ)

星光(ビオラ)

大野由紀子(ビオラ)

Danny M Stewart(チェロ)

関川ゆか(チェロ)

中野徳子(コントラバス)

浜口大志郎(オルガン)

KANATSU(ソロソプラノ)

内田千陽(ソプラノ)

宮田優(メゾソプラノ)

とみざわきらら(アルト)

山中志月(テノール)

ハセガワダイスケ(テノール)

菅野友仁(バリトン)

 


■映画の舞台

 

おそらく都内某所

 

ロケ地:

東京都:目黒区

東京音楽大学

https://maps.app.goo.gl/X1CJonKYmzWMcyEV8?g_st=ic

 

東京都:港区

GRAND NIKKO TOKYO DAIBA

https://maps.app.goo.gl/ejDv9KoqM29yYv7B6?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

天才作曲家と評される城島匠は、愛弟子の姫野と行動を共にしながら、過密なスケジュールをこなしていた

彼には音大時代に親友の神野慎吾がいたが、彼はすでに他界し、ある約束を受け取っていた

 

ある日のこと、雑誌の取材で出会った向井と再会した匠は、そこで神野との関係を掘り起こされてしまう

また、大学時代の友人のチェリスト桜木玲那と再会することによって、さらに過去が深掘りされてしまう

 

そんな折、匠を支援してくれていた伯爵こと菅原正義の会社が社会問題として取り沙汰されてしまう

それは、菅原の会社で作っている鎮痛薬が麻薬として出回っているというもので、その余波が匠たちを襲ってしまうのである

 

テーマ:音楽に必要なもの

裏テーマ:幻影の先にあるもの

 


■ひとこと感想

 

天才音楽家の裏側にはこんな物語があったというテイストの作品で、とにかくお洒落な感じの空間やガジェット、衣装などが登場します

原色が多いので目がチカチカしてしまいますが、まるでおとぎ話のような印象がありましたね

それでも、この世界観で描かれる物語としては、どこかよそゆき過ぎるようにも思えました

 

映画は、匠の親友への想いというものが後半で暴露され、ハイセンスな楽曲が場面を盛り上げていきます

住んでいる世界が違う人たちの映画だなあと思いながらも、ビジュアルが強すぎて話が入って来ない感じがしました

なんの話なんだろうと思いながら、でも大した話はしていないような、そんな感じがしたりもしました

 

イケメンの天才にも苦悩があるというところだと思いますが、そういった込み入った話よりも別の要素が強烈過ぎるのですね

伯爵の存在も含めて、どこの世界の話なのかと思ってしまう部分が多かったように思います

特に人物を撮る角度とかに凝っていましたね

違う場所で話しているのに同じ画面に落とし込むなどの演出が使われていて、そう言ったものも話がスッと入って来ない要因のように思えました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレは匠の属性ということになると思いますが、愛弟子との関係からも匂わせていたように思います

売れっ子作曲家と弟子という関係のようですが、てっきり愛人か何かだと思っていました

その後は女性に言い寄られたりするのですが、大学時代の桜木を巡る想いに関しては、凝った伏線のように描かれていました

 

作曲家の苦悩というのが、天才の友人の影響かと思っていたら、まさかの自分がフラれたからみたいなオチになっているのはどうなんでしょう

伯爵の言う「幻影に囚われるな」の意味がガラッと変わってしまうのもどうかと思います

 

映像的にはスタイリッシュで凝った演出が多いのですが、それとはミスマッチな人間ドラマが展開されるのを我慢できるかが試されているようにも思います

才能の話で完結していれば良かったと思うのですが、最後の最後で俗世界の話になったように感じました

ラストには鎮魂歌を完成させますが、楽曲が良いだけに何を振り切って、何を想って完成に至ったのか気になってしまいました

 


■音楽を構成する要素

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■勝手にスクリプトドクター

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101678/review/04847991/

 

公式HP:

https://requiem-cinema.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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