■沈黙の艦隊 北極海大海戦
Contents
■オススメ度
戦艦映画が好きな人(★★★)
原作のファンの人(★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.9.26(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2025年、日本、132分、G
ジャンル:原潜を手に入れた艦長が独立軍事国家を主張する様子を描いた戦争映画
監督:吉野耕平
脚本:高井光
原作:かわぐちかいじ『沈黙の艦隊(講談社)』
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キャスト:(わかった分だけ)
大沢たかお(海江田四郎;原子力潜水艦「シーバット」艦長、二等海佐、独立国家「やまと」のリーダー)
【独立国家やまと乗組員】
中村蒼(山中栄治:副艦長)
松岡広大(入江覚士:IC員)
前原滉(溝口拓男:ソナーマン)
磯崎義知(持丸洋:やまとのクルー)
高本剛志(やまとのクルー)
成田瑛基(やまとのソナーマン)
松澤和輝(小川正弘:やまとの水測員)
静谷篤(山田良夫:やまとIC員)
松尾潤(菊池宗男:やまとのクルー)
鈴木武(やまとのクルー)
谷口翔太(勝俣俊作:やまと操舵員長)
渡辺慎一郎(やまとの水雷長)
東景一朗(金子:やまとのクルー)
伊藤慶徳(川戸敏夫:やまとの船務長)
中江翼(松中健二:やまとのクルー)
宮坂遼平(伊東邦男:やまと情報システム技術者)
川野雄平(やまとのクルー)
牧亮佑(やまとのクルー)
敬太(やまとのクルー)
原田大輔(やまとのクルー)
井尻雅人(やまとのクルー)
【日本政府】
笹野高史(竹上登志雄:内閣総理大臣、新民事党総裁)
江口洋介(海原渉:内閣官房長官、竹上を支持)
岡本多緒(舟尾亮子:海原の秘書)
夏川結衣(曽根崎 仁美:防衛大臣、悟信会)
風吹ジュン(海渡真知子:民自党幹事長)
酒向芳(影山誠司:外務大臣)
津田健次郎(大滝淳:鏡水会代表の国会議員)
手塚とおる(赤垣浩次:総合幕僚長)
【アメリカ合衆国】
リック・アムスバリー/Rick Ansbury(ニコラス・ベネット:大統領)
アレクス・ポーノヴィッチ/Aleks Paunavic(ローガン・スタイガー:太平洋艦隊の司令官)
Charlie Kemp(ヘンドリック・ドール:統合参謀本部長)
ブライアン・ガルシア/Brian Garcia(ジョン・A・ベイツ:攻撃型原潜「アレキサンダー」艦長)
(幼少期:Gregory Q)
ドミニク・パワー/Dominic Power(ノーマン・R・ベイツ:攻撃型原潜「キング」艦長、ジョンの兄)
(幼少期:Josh D)
Joanna Hudson-Fox(ケリー・J・ネルソン:アメリカ艦隊司令官)
ロブ・フラナガン/Rob Flanagan(リチャード・ボイス:第7艦隊司令官)
MJ Fausta(アレックス・P・ナガブチ:空母「JFK」の艦長)
Jamie Lomas(「アレクサンダー」の副官)
Massimo Biondi(海軍の長官)
Brian Fountain(アレク:「アレクサンダー」のソナーマン)
Cynthia Cheston(政府関係者?)
Ananda Jacobs(政府関係者)
Rudy McCollum(?)
Michael F(?)
SHEA(?)
Evan D(?)
Russell Goodall(海軍関係者)
Aiden Gunderson(?)
Riccardo Balzarini(?)
Gabe Dargatz(?)
Kemo Rayford(?)
Steve Peak(?)
Kido(?)
Erik Brown(?)
Natalia Silkina(アレクサンダーの乗務員?)
Will(?)
Sebastian Roncallo(?)
Alfredo Chiarenza(?)
ロバ(?)
Blake Crawford(?)
Niclas Ericsson(?)
Chris Darvall(?)
Bruce Long(?)
Leland Dawson(?)
Wade Reed(?)
Victor Casale(?)
Ricky(?)
Jasmine Rose(?)
Ryan Drees(?)
William Hall(?)
Don Johnson(?)
Neil Garrison(?)
Gabe Mortenson(?)
Max Webb(?)
Cameron MacDonald(JFKのクルー?)
【その他】
上戸彩(市谷裕美:フリージャーナリスト)
渡邊圭佑(森山健介:フリーカメラマン)
トーリアン・トーマス/Torean Thomas(ボブ・マッケイ:報道ディレクター)
中村倫也(入江蒼士:覚士の兄、回想)
渡辺邦斗(鈴木大喜:テレビのディレクター)
渡部遼介(番組の司会者)
漆畑みなみ(番組スタッフ?)
長万部純(大滝の秘書?)
三浦葵(?)
ジャン・裕一(?)
五頭岳央(駐車場の爺さん)
小澤雄志(?)
川井つと(河之内秀樹:日本社民党の副書記長)
中山稔康(?)
石塚瑛資(総理秘書官)
松本享子(外務大臣秘書官)
武末志朗(?)
佐藤岳人(?)
巴山祐樹(?)
福吉寿雄(?)
増岡裕子(選挙スタッフ?)
箕輪裕太(?)
片岡蒼哉(声の出演)
梅中悠介(アナウンサーの声)
片桐千晶(アナウンサーの声)
山本啓之(?)
■映画の舞台
ベーリング海峡
ノーフォーク海軍基地
グリーンランド沖
ニューヨーク沖
■簡単なあらすじ
前回の「たつなみ」との攻防を終えた独立国家「やまと」のリーダー海江田士郎は、アメリカのニューヨークを目指して潜航を開始していた
「やまと」が核兵器を保有していることが判明し、日本国内の世論も真っ二つに割れてしまう
民自党は二つに割れ、国民に真を問う総選挙が行われることになった
海江田はベーリング海峡を進み、北極海へと進路を取る
そこはアメリカとロシアの国境にあたる部分で、無闇な戦闘は行われないと考えられていた
だが、アメリカのベネット大統領は最新鋭の原潜の情報を提供する代わりに、北極海を戦場とする旨の通達をロシアに通した
「やまと」を待ち受けるのは、同等以上の性能を持つと考えられる「アレクサンダー」で、「やまと」は思わぬ苦戦をすることになった
だが、海江田は慌てることもなく、海域を支配するために、あらゆる方策を取って、対応することになった
一方その頃、海江田の声を拾うことができたジャーナリストの市谷は局を離れて、フリーとして「やまと」を追うことになったのである
テーマ:平和の真の敵
裏テーマ:平和を支配するもの
■ひとこと感想
前作がAmazon Primeのドラマに分割され、さらに公開日にその前編が地上波放映されることになりました
映画の冒頭では「前作のダイジェスト」がさらっと流れますが、なくても追いつけないと言うことはないと思います
原作は全32巻の長編なので、どこまでするのかな、と見守っていましたが、意外と進んだなあと思いました
本作では、ベーリング海での原潜同士の戦いが描かれ、その後のニューヨーク沖のJFKとの戦いまで進んで行きます
その間に日本では解散総選挙が行われ、国民の真を問うと言う展開になっていきます
この展開が現在の日本の政治とはかけ離れていて、ほぼファンタジーに見えてしまいますね
映画は、緊張感のある原潜同士の戦いがあるのですが、かなり見応えのある内容となっていました
150分ほどの長めの内容ですが、そこまで長さを感じさせない印象がありました
潜水艦ものにハズレなしとは言いますが、「やまと」のニューヨーク沖のあのシーンを見れたことは感無量でしたね
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
日本が割れて総選挙になって、民自党が割れると言う展開になっていました
日本の与党がこんな動きをするとは思えませんが、政治家が政治家らしい動きをしていましたね
理想とする社会かどうかはわかりませんが、「やまと」が生まれるほどのことが起きれば、日本も目覚めるのかもしれません
映画では、政治的な側面もきちんと描き、戦闘シーンもちゃんと描かれていました
予算があればここまでできるのかなと思う一方で、それでもきちんと作らなければ、ここまでのものはできないと思います
原潜に何ができるのかを戦闘前に描き、その応用編が戦闘で登場する流れになっていました
必要最低限の映像でここまでわかりやすく描くのはなかなか端的だなあと思いました
ほぼスタジオのセット撮影とCGだと思いますが、演出が上手いのと、緩急があるので飽きさせない絵作りになっていました
また、相手の攻撃の交わし方とか、海江田の万能さと言うものを見せるのも上手いですね
最後にはクルーに対して「君たちを信頼している。なすべきことをしてくれ」と言葉をかけるなど、彼が人を惹きつける理由もよくわかる内容になっていたと思います
■世界平和の実現方法
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■抑止力が保険となり得る理由
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103065/review/05613068/
公式HP: