■知らないカノジョ


■オススメ度

 

リメイク元を知っている人(★★★)

キャストのファンの人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.2.28(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

情報:2025年、日本、121分、G

ジャンル:夫婦の立場が逆転した世界に転生する人気作家を描いたファンタジーラブロマンス映画

 

監督:三木孝浩

脚本:登米裕一&福谷圭佑

原作:ユーゴ・ジェラン&イゴール・ゴーツマン&バンジャマン・パラン『ラブ・セカント・サイト はじまりは初恋のおわりから(Non inconnue)』

 

Amazon Link(Amazon Prime Video 字幕版)→ https://amzn.to/4khTIJr

 

キャスト:

中島健人(神林リク:文芸部の編集部員の世界に転生するベストセラー作家)

milet(前園ミナミ:リクの妻→天才シンガーソングライター)

   (幼少期:宇敷風花、写真)

 

桐谷健太(梶原恵介:リクの親友、大学時代の先輩&職場の同僚)

中村ゆりか(金子ルミ:リクが担当する新人作家)

八嶋智人(春日研一:リクの上司、編集長)

円井わん(小松みのり:リクの先輩社員)

 

風吹ジュン(前園和江:ミナミの祖母)

眞島秀和(田所哲斗:ミナミのプロデューサー)

 

坂ノ上茜(カナ:大学のチアリーダー、梶原の恋人あるいは妻)

 

小手伸也(大学教授)

野間口徹(野々村:リクの出版社の社員)

 

羽田圭介(本人役:サイン会を開く作家)

 

中島健人(ガロアス:『蒼龍戦記』の主人公)

milet(シャドウ:ガロアスの相棒)

 

橋本一郎(編集長)

西村元貴(リクの同僚?)

鈴木理学(?)

田中達也(ミナミのマネージャー)

成松修(出版社の芸能部の幹部)

遊佐亮介(ミナミの出待ちのファン)

岡雅史(映画のプロデューサー)

赤松新(本屋の店員)

島村苑香(介護士)

 

坊野称央己(ヴァイオリニスト)

桜井雅彦(ヴァイオリニスト)

小神野りえ(ヴィオラ奏者)

井上文乃(チェリスト)

佐々木直人(ベーシスト)

木田健太郎(ギタリスト)

大野宏二朗(ドラマー)

真未(ピアニスト)

 

宮司愛海(レポーター)

 

亀田誠治(音楽プロデューサーの声?)

 


■映画の舞台

 

日本:東京都心

 

ロケ地:

千葉県:千葉市

千葉経済大学

https://maps.app.goo.gl/FcRzaGogTNo62UdbA?g_st=ic

 

東京都:渋谷区

青山学院大学

https://maps.app.goo.gl/1s3NyGeTfq4g6Nc86?g_st=ic

 

東京都:練馬区

武蔵大学講堂

https://maps.app.goo.gl/AAeXu7z7xquYZ4DB9?g_st=ic

 

神奈川県:茅ヶ崎市

茅ヶ崎FM

https://maps.app.goo.gl/JBEHMUR5N3rwzEC29?g_st=ic

 

神奈川県:横浜市

大倉山記念館

https://maps.app.goo.gl/Faqrf2uDMfw6K8fc6?g_st=ic

 

中華 岡發

https://maps.app.goo.gl/8CsQQpcB4U6pTup6A?g_st=ic

 

東京都:新宿区

Café Snakey‘s

https://maps.app.goo.gl/qP9tdRLoMpywve6i9?g_st=ic

 

東京都:千代田区

紀伊國屋 大手町ビル店

https://maps.app.goo.gl/HXGkgXEgb4ztxaGv9?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

ベストセラー作家を目指している神林リクは、妄想の中で『蒼龍戦記』の執筆に取り掛かるものの完成させるには至っていなかった

その物語は荒廃した世界で生き残りを賭けた主人公が奮闘する物語だったが、その先のアイデアに行き詰まっていた

大学の貴重な時間を執筆に費やしていたリクは、ある夜のこと、教授に取り上げられた原稿を取りに研究室に忍び込んだ

 

その後、警備員に追いかけられて逃げるものの、講堂から歌声が聞こえてきて、その声に魅了されてしまう

その歌の主は同じ大学の学生・前園ミナミで、彼女はミュージシャンを目指していた

警備員に見つかって逃げている途中で原稿を無くしたリクだったが、それはミナミが保管していて、読んでしまったという

そのことがきっかけで距離を縮めた二人は、交際を始め、やがて夫婦へとなっていく

そして、リクはその小説で賞を取って、ベストセラー作家になっていくのである

 

それから数年後、リクは多忙を極め、ミナミの夢はいつしか過去のものとなっていた

ようやく上がった原稿には、主人公と相棒の別れが描かれていて、ミナミの中で何かが弾けてしまった

 

翌朝、リクは編集長からの電話で叩き起こされてしまう

出版社に向かうと自分抜きで映画化の話が進んでいて、リクは激怒してしまうのだが、何かがおかしくなっていた

その世界ではリクはベストセラー作家ではなく、ただの編集部員だった

さらに妻のミナミは国民的なミュージシャンになっていて、リクのことを知らなかったのである

 

テーマ:絶望が見せる景色

裏テーマ:立場の逆転

 


■ひとこと感想

 

『ラブ・セカンド・サイト』のリメイクということで、どこかで聞いた話だなあと思っていました

それを日本版にアレンジしたものになっていて、ベースとなる物語は変わっていませんでした

大学時代からラブラブで、共に大きな夢を抱えていたけど、先に成功したリクを支えることになっていて、その先にあった夫婦生活の破綻というものが引き金となっていました

 

アーティストのmiletがどんな演技をするのか気になっていて、思ったよりもちゃんと演技しているなあと思いました

アーティスト役なので違和感なく進めることができたと思うのですが、それでもラブラブ日常パートとか、夫婦生活はどんな感じになるのかなと心配していました

歌唱シーンはやはりプロのそれで、海外に進出するアーティストとしては説得力があったと思います

 

物語はリメイク元があるので骨子はしっかりしていますが、やはり後半はちょっと微妙かなあと思いました

ネタバレ感想のところでサラッと書きますが、蛇足になる部分が多かったように感じます

どのような着地点が良いのかというのは色々とあると思いますが、ビターエンドもしくは想像にお任せしますの方が良かったのかな、と思いました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

夫婦のやり直し系の物語で、タイムトラベルではなくパラレルワールドになっていましたね

個人的には、祖母=ミナミだった方が良いと考えていて、孫に同じ名前がつけられていたというのでも良かったと思います

いわゆるかなり遠い未来に行ってしまって、その世界では子孫はいるのだけど、夫婦生活は破綻していたことは変わらないのですね

それが祖母の日記によってわかる、という内容なのかなと思いましたが、違う方向の話になっていました

 

映画では、ミナミのために原稿を完成させて、それを読み終わる前に取り上げるというものになっていましたが、原稿を渡したまま去るというので良かったでしょう

原稿を読んでミナミがどう思ったかというのは蛇足であり、何かが変わったことは祖母を通じて描けば良いのと思います

さすがに同時期にタイムトラベル夫婦ものはマズいというのもあったと思うのですが、パラレルワールドの原作をそのまま準えても意味はなかったように思いました

 

映画は、miletの演技と歌唱を堪能する作品で、それを好意的に受け止められるかどうかが評価に直結するのでしょう

個人的にはOkですが、相手役がアイドルなので、いろんな波風は立ちそうに思います

物語は、ほろっとするところもあって良かったと思いますが、やっぱりラストの蛇足感だけは何とかならなかったのかな、と思いました

 


■パラレルワールドで学ぶ意味

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■勝手にスクリプトドクター

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101306/review/04825467/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/shiranaikanojo/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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