■タンデール 君の声を聴きたくて


■オススメ度

 

テルグ語の映画に興味がある人(★★★)

インドのラブロマンス映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

*日本語版予告編の公式は見つからず

鑑賞日:2025.4.21(アップリンク京都)


■映画情報

 

原題:Thandel(漁師のリーダー)

情報:2025年、インド、151分、G

ジャンル:漁師のリーダーとその恋人の遠距離恋愛を描いたラブロマンス映画

 

監督&脚本:チャンドゥ・モンデーティ

 

キャスト:

ナーガ・チャイタニヤ/Naga Chaitanya(ボンマディ・ラージュ/Thandel Raju:村の漁師、のちにタンデールとなる青年)

   (幼少期:Hari Sai Pushkar

   (少年期:Akash

 

サーイ・パッラビ/Sai Pallavi(コラチャ・サティヤ「ブジ・ターリ」/Koracha Sathya “Bujji Thalli”:タンデールの恋人)

   (3歳時:Ira

   (幼少期:Baby Sridevi

   (少女期:Meghna

 

アードゥカラム・ナレーン/Aadukalam Naren(ダッダ/ダッダンギ・リンガヤ/Dudugi Lingayya:漁のリーダー、スーリの父、キットゥの祖父)

Amasa Bhanu Prakash(キットゥ/Kittu:漁に参加する少年)

Charandeep(スーリ/スリバブ/Suribabu:ダッダの息子、キットゥの父、ラージュの漁師仲間)

 

Divya Pillai(チャンドラ/Chandra:ラージュの義理の姉)

Harsha Chemudu(バイラブドゥ・ナッカー/ランバブ/Rambabu:ラージュの漁師仲間、チャンドラの夫)

Baby Kriti(チンニー/Chinni:チャンドラの娘)

演者不明(チャンドラの兄)

 

Kalpa Latha(ガウランマ/Gowramma:ラージュの母)

Ramana(ヴィーライア/Veeraiah:ラージュの父)

 

カルナーカラン/Karunakaran(マナプラル・ムラリ/Manapuram Murali:サティヤの婚約者)

Suresh(ムラリの父)

Sunanandani(ムラリの母)

 

Mahesh Achanta(ラクシュマン/Lakshman:ラージュの漁師仲間、IDカードなし)

Parvateesam(イスワール/Iswar:ラージュの漁師仲間)

Siva Karthik(マイラパッリ・カナカム/Kanakam:ラージュの漁師仲間)

Sanjay Ratha(セットゥ/Setu:ラージュの漁師仲間)

 

Babloo Prithiveeraj(コラチャ・ソマイヤ/Koracha Somayya:サティヤの父)

 

Reddi Bhanu Prasad(セントリ/Sentri:砂金発掘業者)

Chitram Basha(セントリの父)

 

プラカーシュ・ベラワーディ/Prakash Belawadi(パキスタンの看守長)

NIthin Prasanna(パキスタンの副看守)

Basha(パキスタンの上級監視員)

Sandeep R Vaid(ラキム/Raheem:パキスタン人のテロリスト)

 

Vadlamani Srinivas(インドの議員)

Abhinav Singh Raghav(インドの外務大臣代理)

Charu Shankar(バンスーリー・スワラージ/Bansuri Swaraj:インドの新しい外務大臣)

 

Naga Mahesh(船主)

Unnikrishnan(船主の息子)

Sandeep(船主の助手)

 

Rangadham(パシュパティ/Pashupati:?)

 

Srinivas(M.R.Oの列車の車掌)

Jai Durga Bhavani(ボートの漁師、海賊)

Trishul(ボートの漁師、海賊)

Murali Alluri(漁師)

Ravi Teja(漁師)

Jim Venu(漁師)

Alapati Siva(漁師)

Satyanarayana(漁師)

Pawan Kalyan(漁師)

Dnyaneshwar(漁師)

Mallula Krishna(漁師)

Nikhil Raju(漁師)

Naresh(漁師)

Chinnababu Palla(漁師)

Siddhu (Ravi)(漁師)

Vinod(漁師)

Manohar(漁師)

Rakesh(漁師)

Ramani(村の女性)

Verma(ラクシュミのダンサー)

Sujatha(ラクシュミのダンサー)

Ayesha(ラクシュミのダンサー)

Swathi(ラクシュミのダンサー)

 

Ramani(幸運な村の女性)

Sujatha(幸運な村の女性)

Rajyalakshmi(幸運な村の女性)

Ayesha(幸運な村の女性)

Swathi(幸運な村の女性)

Sushma(幸運な村の女性)

Shruti(幸運な村の女性)

Lalitha Kumari(幸運な村の女性)

 

Chaitanya(パキスタンの看守)

Bubbles(パキスタンの看守)

Srinivas(パキスタンの看守)

Shyam Reddy(パキスタンの看守)

Rihanna(パキスタン軍人)

Mohit(パキスタンの女性軍人)

Ankit(パキスタンの女性軍人)

Madhusudan(パキスタンの女性軍人)

Azhar(パキスタンの女性軍人)

Harsha(パキスタンの刑務所の医師)

 

Hina Batia(インド軍人)

Rajesh(インド大使館職員)

Sridhar(インド大使館職員)

 

Bunny Chandu(ラキムの手下)

Simmi Naidu(ラキムの手下)

Manohar Guru(ラキムの手下)

Shaun Kakkar(ラキムの手下)

subbu(ラキムの手下)

 

Krishna Kumar(インド兵)

D. Balu(インド兵)

Kishore Raju(インド兵)

Prison Barber(インド兵)

ramu(インド兵)

 

Vinod(集金人)

Jitender Singh(遭難しているパキスタンの漁師)

Venkateswara Rao(砂漠の行商)

Lalitha (Vizag)(ナラヤンマ/Narayanamma:村の老女)

Vikram(通り過ぎる食堂の客)

Rajesh(通り過ぎる食堂の客)

Balaraju(通り過ぎる食堂の客)

the sun(通り過ぎる食堂の客)

 


■映画の舞台

 

インド:

アーンドラ・プラデーシュ州

スリカクラム近郊の小さな村

 

マッチレーサム

グシャーランド港

 

パキスタン

 

ロケ地:

インド:

ビシャーカパトナム/Visakhapatnam

https://maps.app.goo.gl/31Xs2rmrxr6XxoR37

 

スリカクラム/Srikakulam

https://maps.app.goo.gl/MnBkJBVgwqN9nP1b9

 

ウドゥピ/Udupi

https://maps.app.goo.gl/hoNAfjtNdcpk4cAv9

 


■簡単なあらすじ

 

2010年代後半のこと、インドのアーンドラ・プレーディシュ州のスリヤクラム郊外の村では、帰らぬ恋人を待つサティヤがいた

約束の灯台で彼の帰りを待つものの、サティヤの心境は複雑なままだった

ある時、意を決したサティヤは父に「結婚相手を探して」と頼んだ

 

父はムラリという男を連れてきて、彼はサティヤの美貌に惚れ込んだ

縁談はまとまるものの、サティヤはムラリにラージュのことを話さなれけばなからないと思っていた

サティヤは恋人だったラージュとのことを話し始める

 

ラージュは父ヴィーライアの後を継ぐように漁師となり、リーダーのダッダとともに漁に出るようになっていた

だが、ある漁の時、サティヤの友人チャンドラの兄が亡くなってしまい、サティヤは不安に駆られるようになっていた

「漁に出ないでほしい」というものの、漁のリーダーに抜擢されたラージュは仲間を放ってはおけない

「行ったら最後」というサティヤの言葉を冗談だと思っていたラージュだったが、何も言わずに漁に出てしまう

 

サティヤは深く傷つき、そして、ラージュと別れることを決意し、ムラリと出会うことになった

結婚の話も進んでいき、式の日取りも決まった頃、ラージュたちがパキスタンの刑務所に入ったとの知らせが入った

サティヤは結婚式どころではなくなり、彼らを本国に帰るために奮闘することになった

だが、パキスタンとインドの関係は日々悪化を辿り、一筋縄では行かなかったのである

 

テーマ:リーダーの使命と愛

裏テーマ:紛争を越える愛

 


■ひとこと感想

 

インドにて今年公開された映画が早くも上映となり、ほとんど情報がないままにパンフレットも作成されていませんでした

実話ベースの物語ですが、冒頭の字幕説明が死ぬほど早く流れていて、「Inspire」ぐらいしか読み取れませんでした

登場人物はそこまで多くはないのですが、役名を探すのも一苦労というほどに情報が少ない作品となっています

なので、キャスト欄は「テルグ語」を無理やり翻訳しているので、おかしなところがあるかもしれません

 

映画は150分あり、インターバルの表記がありますが、無論休み時間はなかったりします

前半はサティヤがムラリに語るシーンになり、後半はパキスタンパートとなっています

実話ベースなので、2019年という時点で察しが良い人には何が起ころうとしているのかわかると思います

 

パキスタンの刑務所パートに入ってからは、エロでもなんでもないのにモザイクが入るシーンがあって、インドでもモザイクが入ったのかなあと思ってしまいました

前後のセリフで「インドの国旗にションベンをかけていたこと」はわかるのですが、その後の少年キットゥに囚人が行ったこともぼやかされていました

このあたりは宗教が絡んでいるので察してねという感じに描かれていました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

インドとパキスタン紛争が背景にある実話で、実際に送られた手紙などがラストで登場していました

テルグ語圏の物語なので、本作に登場する手紙などはテルグ語になっていましたね

ジャンムー・カシミール問題というものが登場し、インドが憲法370条を破棄する様子が描かれていて、パキスタンの中で暴動が起きていました

 

このあたりの事情を知っていると、映画内で描かれる双方の立ち位置というものがわかると思います

映画はオブラートに包みつつも、若干インド寄りに描かれていました

パキスタンで上映はされないと思いますが、どちらを開くにも描けない難しさがあったように思います

キットゥがインド国旗を掲揚するシーンがありますが、国際問題に発展しそうなシーンのようにも思えます

 

どこまでが実話ベースなのかわかりませんが、「Inspire」となっていたので、かなりの脚色が入っているのでしょう

ネタ元を辿るのは大変そうですが、テルグ語でググればワンチャンあるのかもしれません

エンドロールに実際の手紙とか婚姻届が登場していたので、そこに名前があったように思えました

 


■インド憲法370条とパキスタン問題

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■タンデールとは何者か

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103645/review/05011836/

 

公式HP:

https://indoeiga.co.jp/thandel

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投稿者 Hiroshi_Takata

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