■哭戦 オペレーション・アンデッド


■オススメ度

 

タイのホラー映画に興味がある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.4.18(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

原題:สมรภูมิคืนชีพ(復活の戦場)、Operation Undead(不滅作戦)

情報:2024年、タイ、110分、R15+

ジャンル:日本軍の生物実験にて不死となったタイ兵を描いたホラー映画

 

監督&脚本:コム・コンキアート・コムシリ

 

キャスト:

チャーノン・サンティナトーンクン/Chanon Santinatornkul(メーク/Mek:タイ軍の伍長)

アワット・ラタナピンター/Awat Ratanapintha(モーク/Mok:メークの弟)

 

ガンタハット・ガゼームサン・ナ・アユタナ/Guntapat Kasemsan Na Ayudhya(カイ/ルークカイ/Lukkai:娼婦と絡む少年兵)

サワチャニン・グラヨン/Thawatchanin Darayon(プラーオ/Phirao:少年兵)

タナドル・アウエポン/Thanadol Auepong(サク/Sak:少年兵)

Tanakorn Tiyanont(チュート/Cherd:メガネを掛けた気弱な少年兵)

Tanatwut Rodpai(イン/Inn:少年兵)

Jakkrit Sakuldech(ゴスーム/Kosoom:少年兵)

Thanapat Suk-im(コム/Khom:少年兵)

Teethat Yeerakitkarnkul(ナン/Nang:少年兵)

Thititum Sangmanee(クラ/Kla:少年兵)

Apiwich Singhoy(チェン/Chen:少年兵)

Darunphob Riewlerdsirkul(パーン/Parn:おでこにアザのある少年兵)

 

スピチャー・サンカチンダー/Supicha Sangkhacinda(ペン/Pen:メークの恋人)

 

アカラット・ニミチャイ/Akkarat Nimitchai(ソンディ/Thongdee:タイ軍の将校、隊長)

Sithi Tesprateep(ドクディン/Dokdin:タイ兵の曹長、指導教官)

 

大関正義(ナカムラ:日本軍の将校)

Madhannoad Suvalmas(ヨウコ/Yoko:ナカムラの妻)

Napath Tangprapa(ナカムラの息子、日本兵)

 

Nobu T Watanabe(カイトウ:日本軍の研究者)

 

Abbanai Yungyuen(ノブ/Nobu:アンデッドの日本兵)

 

Pattarasuda Ahumanrajadhon(ターン:メークとモークの母)

Chatchai Chaiyon(メークとモークの父、ソンディの親友)

 

Tarin Kaeomanse(ウェーウ/Vaew:サクの妻)

Chananticha Chaipa(ゲーウ/Kaew:サクの娘)

 

Yasaka Chaisorn(ルークカイの父)

Tammanoon Sakcharoen(チェンの父)

Suphawabee Phasee(インの母)

Guyaphun Tepravipard(クラの妹)

 

Choosak Namarouch(タイの僧侶)

Tanaphongsathon Chantarat(日本兵の通訳)

Peerawat Chotikanokrat(タイ兵の通訳)

Pongpat Pathumsuwan(タイ軍の司令官)

 

Yodchai Phachanee(漁師)

Rave Phatbuatod(娼婦)

Nuegruethai Paentakool(娼婦)

Marut Charoengub(カメラマン)

 

Waranyoo Suwan(霊媒師)

Thabpong Khawmahit(霊媒師)

Naret Charoenphuet(霊媒師)

Narong Bumrungna(霊媒師)

Rojjanee Subudom(霊媒師)

 

Rain Lua(医師)

 

Chalintip Ruangritanakul(看護師)

Aiyawarin Ruangrit Anakul(看護師)

Wilaiporn Rattanapan(看護師)

Yuwadee Yungchuay(看護師)

Dawprakay Boonta(看護師)

 

Arthit Phayomyong(日本の研究員)

SumongkonSeepachai(日本の研究員)

Kulkanya Ramona(日本の研究員)

 


■映画の舞台

 

1941年、

タイ南部の湾岸の村

 

ロケ地:

タイのどこか

 


■簡単なあらすじ

 

1941年、第二次世界大戦にて日本軍の侵略に遭っていたタイは、南部の海岸地域にまで勢力拡大を許していた

ある日のこと、娼婦遊びに明け暮れていた少年兵たちは、漁師からの知らせを受け、日本軍の到来を目の当たりにすることになった

日本の将校と科学者はこの地で実験を行うと言い、それに強制参加をさせた

 

マウスによる実験を繰り返していた日本軍は、研究の成果を人間で試そうと考え始芽る

そして、その実験は最終段階に入り、実験を施された日本兵がこの村に入ることになった

だが、アンデッドとなった日本兵はその凶暴性を発揮し、とうとう外に出てしまう

そして、戦火から逸れた少年兵はアンデッドに襲われてしまう

 

アンデッドに殺された人間はアンデッドになってしまうとされ、少年兵たちは次々と餌食になってしまう

当初は凶暴性のみだったものも、実験を重ねるうちに「意識を有する個体」というものが現れる

それこそが実験が目指したもので、アンデッドとなった少年兵たちとの戦闘が繰り広げられていくのである

 

テーマ:実験の後始末

裏テーマ:軍人と人間のはざま

 


■ひとこと感想

 

名探偵コナンの公開日にひっそりと上映されていた作品で、日本軍による人体実験がネタとなっていました

これまでのゾンビとは違って意識があり、人体を制御していたりします

そうした中でアンデッドとして生き返ったモークと、人間として対処することになった兄メークが描かれていました

 

残酷描写は結構キツめで、グロ表現が多彩なものとなっています

「不滅作戦」と呼ばれるマウスの実験を人間に施した結果、アンデッドが生まれることになり、彼らは人肉を餌にするという属性がありました

このあたりはいつものゾンビものでしたが、人格を有したままで葛藤があるというのは新しめに思えました

 

日本軍の実験系ホラーはたくさんありますが、日本の将校と数人の日本兵以外は現地の俳優が担っていましたね

将校と妻のシーンではカタコトの日本語が登場していましたが、役名を見るかぎる現地妻ではないように思います

さすがにタイ映画ということで情報がかなり少ないのですが、本名とかが長くて、それを略するのも色んなパターンがありましたね

さすがに覚えきれませんが、最初のカメラ撮影の少年兵はほぼ全員がアンデッドになったと思われます

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレは色々とありますが、おそらくはほぼ想定内で終わると思います

自我を有するアンデッドが葛藤するのですが、日本兵によって殺された婚約者をアンデッドでもいいから復活させたいと思うのかは何とも言えない部分があります

今回のアンデッドは意識があるのですが、あの生活に女性が耐えられるのかは微妙でしょう

それゆえに弟は殺した方が良いという判断をしていました

 

映画は、弟が火炎放射器で仲間を焼き殺すところで終わりますが、ポストクレジットとエンドロール後に映像がありました

ポストクレジットの方はマウス実験にて「焼け死んだはずのアンデッドマウスが復活する」というもので、エンドロール後の映像は「焼け死んだはずの弟がある傭兵部隊に入っている」というものになっています

おそらくは日本軍と戦うことになると思われ、それが描かれるのは続編になるのかもしれません

 

物語としてはそこまで特異性はないものの、グロ描写はなかなか凝っていたと思います

当分、レアステーキは見たくないなあと思ってしまう感じで、演者さんは「口に入れても大丈夫」と言われても嫌な人も多いだろうなあと感じました

何回も見たい映画ではありませんが、グロ系が好きな人なら繰り返し観られるのかもしれません

 


■事実はどこにある?

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■不滅作戦がもたらすもの

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103221/review/05000124/

 

公式HP:

https://kokusen-movie.com/

アバター

投稿者 Hiroshi_Takata

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA