■映画鑑賞まとめ■

 

1月、第2週(2026.1.12~2026.1.18)

 


■YADANG ヤダン

 

■オススメ度

 

密告者映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.1.14(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:야당(ヤダン)、英題:Yadang: The Snitch(ヤダン:密告者)

情報:2025年、韓国、123分、R15+

ジャンル:暗躍する密告者と成り上がり刑事を描いたクライム映画

 

監督:ファン・ビョングク

脚本:キム・ヒョソク&ファン・ビョングク&ユン・スンヨン

 

キャスト:

カン・ハヌル/강하늘(イ・ガンス/이강수:ヤダン/密告者として麻薬情報を提供する男)

ユ・へジン/유해진(ク・グァニ/구관희:刑事:ガンスの情報で出世する検事、ソウル東部地方検察庁刑事課の部長)

 

パク・へジュン/박해준(オ・サンジェ/오상재:検事に容疑者を奪われる麻薬取締官、ソウル警察庁)

 

リュ・ギョンス/류경수(チョ・フン/조훈:大統領候補の息子)

ホン・ソジュン/홍서준(チョ・サンテク/조상택:大統領候補、チョ・フンの父)

クォン・ヒョク/권혁(ナム/남:サンテクの秘書)

 

ユン・ヒョンギル/윤현길(パク・ヒョンスク/박현숙:創生国民党の議員、元記者)

 

チェ・ウォンビン/채원빈(オム・スジン/엄수진:ドラッグで捕まる女優)

ウ・ジヒョン/우지현(オ・ジェチョル/오재철:トンイン製粉の御曹司、情報提供者)

 

ユ・ソンジュ/유성주(ヨム・テス/염태수:麻薬組織のボス)

チョン・ドウォン/정도원(キョッキョン/격현:ヨム・テスの右腕)

 

キム・グムスン/김금순(キム・ハクナム/김학남:北朝鮮の麻薬組織のボス、うなぎ屋)

イ・ジョンス/이정수(ウータク/우탁:ハクナムの右腕の巨漢)

 

ハン・ドンウォン/한동원(フジノ:山本組の組員、運び屋)

コン・ジェミン/공재민(山本タケシ:山本組の組長)

 

イム・ソンギュン/임성균(コ・チャンラク/창락:元情報提供者、ガンスの助手)

 

チョ・ワンジ/조완기(オ・ヨンテク/오:ソウル東部地方検察庁の刑事課長)

 

クァク・ジャヒョン/곽자형(パク・ヒョルス/박:ソウル警察庁、麻薬捜査課の刑事、サンジェの後任のチーム長)

ユン・テス/윤태수(ジョンス/종수:サンジェの部下)

 

イ・ソウォン/이서환(キム・スンファン/김:仁川西南警察署の麻薬捜査チームの班長)

 

パク・ジホン/박지홍(ソン/송:レポーター、SBCの記者)

 

パク・ワンギュ/박완규(コ・フンシク/고흥식:議政府拘置所のドラッグリーダー)

パク・ミニ/박민이(ソ・ジョンヘ/서종해:議政府拘置所の暴力的な囚人のリーダー)

 

キム・ジョンパル/김정팔(ガンスをハメる酔っ払い)

チャン・ヨンチョル/장용철(カン・ミョンチョル강명철:横領で逮捕される会長、ユン・ソンチョプ候補の先輩)

イ・ジュソク/이주석(ユン・ソンヒョプ/윤성협:国民党の大統領候補)

 

■映画の舞台

 

韓国:ソウル

 

ロケ地:

韓国:ソウル

 

■簡単なあらすじ

 

ソウルにて白タクで生計を立てていたガンスは、ある日、酔っ払いを乗せた案件にてドラッグを仕込まれて逮捕されてしまった

そのまま議政府拘置所に収監されたガンスは、野望を抱える検事ク・グァニの目に止まった

ク検事は拘置所内にいるドラッグの売人の情報を流せと言い、ボス的な存在であるフンシクへと近づいていく

そして、情報を得たク検事は、一斉摘発を行なって、昇進を果たすことになった

 

それからク検事はガンスを「ヤダン(密告者)」として利用し、ガンスも大金を得ていくようになった

ク検事は特捜への道を駆け上がるようになったものの、そこで転機を迎える事件に遭遇する

それは、ガンスが地方警察にて協力者に仕立てあげた案件であり、そこから流れてきたドラッグは財閥二世や女優崩れに流れていた

そして、そのルートを追っていたのが「皇帝」と呼ばれるオ・サンジェ刑事だった

 

ガンスの情報で大統領候補チョ・サンテクの息子チョ・フンにたどり着いたク検事だったが、サンテクからある打診を受けることになった

そこで情報提供者として利用してきた麻薬ブローカーのヨム・テスを使って、ある行動を起こしていく

そして、それは重大な裏切りとなって、ガンスを地の底に沈めてしまうのである

 

テーマ:薬物は危険

裏テーマ:人間はもっと危険

 

■ひとこと感想

 

韓国のクライムムービーということだけ知った状態で鑑賞

ヤダンと呼ばれる密告者が暗躍する映画ですが、どちらかと言えばキャラのせいでコメディっぽく感じられましたね

それでも、薬を抜くシーンとか、幻覚で見える Gとかがリアルテイストで、ちょっと引いてしまうレベルだったように思います

 

映画は、ヤダンと検事が暗躍して、そこで裏切りが生じて遺恨を残す展開になり、さらにヤダンたちに苦渋を舐めさせられてきた女優と刑事が共闘するという流れになっていました

ここからが本番という感じで、検事と財界、政治家の悪役三昧と戦うのは胸熱な展開になっていました

エンドロール後にポストクレジットがあるので、すぐに席を立たない方が良いと思います

 

物語としてはかなり踏み込んだ内容で、冒頭で「フィクションです」を強調する構成になっていましたね

「何がフィクションなのかは内緒」という感じで、ヤダンの存在がフィクションなのか、ヤダンを利用する警察や検事がフィクションなのかはわかりません

実際にいると思いますが、あんな感じのキャラでも行動でもないと思うので、立ち振る舞いがフィクションということなのかな、と感じました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】YADAN ヤダン【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104996/review/06058321/

 

公式HP:

https://yadang.jp/


■CROSSING 心の交差点

 

■オススメ度

 

トランス女性と関わる家族の葛藤を描いた映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.1.15(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Crossing(交差点)

情報:2024年、スウェーデン&デンマーク&フランス&トルコ&ジョージア、106分、PG12

ジャンル:行方不明の姪を探す叔母を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:レバン・アキン

 

キャスト:

ムジア・アラブリ/Mzia Arabuli(リア/Lia:退職した教師、ジョージア出身)

ルーカス・カンカバ/Lucas Kankava(アチ/Achi:リアと共にイスタンブールに来る青年、ザザの弟)

デニズ・ドゥマンリ/Deniz Dumanli(エヴリム/Evrim:トランスジェンダーの支援者)

 

Tako Kurdovanidze(テクラ/Tekla:行方不明のリアの姪)

 

Levan Bochorishvili(ザザ/Zaza:リアの元教え子)

Nino Karchava(ルソ/Ruso:ザザの妻)

 

Bunyamin Deger(イゼット/Izzet:イスタンブールのギター少年)

Sema Sultan Elekci(ギュルペンペ/Gülpembe:イゼットが連れている少女)

 

Metin Akdemir(アフメット/Ahmet:エヴリムの友人)

Soner Yalçin(ムスタファ/Mustafa:エヴリムの恋人)

Ziya Sudancikmaz(オメル/Ömer:白タクの運転手)

 

Oksan Büyük(ギュルセン/Gülsen:娼館の女)

Mehtap Ozdemir(アイヌール/Aynur:娼館の女)

Beril Soydan(アリア/Arya:娼館の女)Bergüzar Mercan(ジェイラン/Ceylan:娼館の女)

 

Mehmet Isyar(エロール/Dr. Erol:医師)

 

Derya Günaydin(オズゲ/Özge:イスタンブールを訪れるチェルケス民族の女性)

 

Levan Gabrichidze(ラマズ/Ramaz:リアを気にいるレストランの客)

 

■映画の舞台

 

ジョージア:バトゥミ

https://maps.app.goo.gl/j8GYZGMyjopCpTeWA?g_st=ic

 

トルコ:イスタンブール

https://maps.app.goo.gl/xn9hJZ8bogdU7UMQ7?g_st=ic

 

ロケ地:

トルコ:イスタンブール

 

■簡単なあらすじ

 

ジョージアにて長年教師を務めてきたリアは、妹の死に伴って、姪のテクラを探すことになった

元教え子のザザの元を訪ねたリアは、彼の弟アチから住んでいた場所のことを教えてもらう

一路、イスタンブールに向かうことになったが、アチは執拗に一緒に連れて欲しいと絡んできた

 

やむを得ずにアチを連れていくことになったリアは、トランスジェンダーたちの集まる娼館へと足を運んだ

だが、手掛かりになる情報は見つからず、仕方なく近くの宿屋に泊まることになった

アチはテクラの捜索には興味がなく、この地で働く場所を探し始める

そんな中で、外国から訪れていた音楽隊の一味と酒を交わすことになった

 

一方その頃、トランスジェンダーとして弁護士資格を取ろうと奮闘しているエヴリムは、街に住むマイノリティたちの支援を行なっていた

自身も恋人やゆきずりの男と関係を持つものの、いまだに偏見は強く残っていた

そんな折、エヴリムは家族を探しに来ているジョージア人の存在に気づいていく

だが、民族的な対立も残っていて、彼女は積極的に関わろうとはしなかったのである

 

テーマ:届けられない想い

裏テーマ:交わりの場所に遺されたもの

 

■ひとこと感想

 

事前情報はあまり入れなかったのですが、各種のあらすじなどを見ていると、リアとアチが現地で活躍しているエヴリムの助けを借りるとなっていました

なので、どんな感じで絡んでいくのかな、と思っていたのですが、絡みが生まれるのはかなりの後半になっていましたね

 

それまでは、リアとアチによるイスタンブール探検記のような感じになっていて、ジョージアなどから逃げてきたトランスジェンダーたちの溜まり場のような場所を捜索していくことになりました

ジョージア(旧グルジア)は元々はソビエト連邦の一部であり、LGBTコミュニティに対しては保守的な傾向があるとされています

 

トルコに関しては、2025年の段階でLGBTIを犯罪化する動きが出ていて、法律的な保護が低くなりつつあると言います

映画の中の年代がどのあたりかはわかりませんが、そう言った厳格化に向かおうとしている矢先のようにも思えます

映画では、コミュニティの存続危機のような社会的な方向性はあまり感じられず、家族間における不寛容というものがメインになっていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】CROSSING 心の交差点【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105056/review/06061134/

 

公式HP:

https://mimosafilms.com/crossing/


■ウォーフェア 戦場最前線

 

■オススメ度

 

戦争体験映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.1.16(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

原題:Warfare(戦闘状態)

情報:2023年、アメリカ、96分、PG12

ジャンル:イラク戦争にて敵に囲まれたネイビーシールズの脱出を描いた戦争映画

 

監督&脚本:レイ・メンドーサ&アレックス・ガーランド

 

キャスト:

【ネイビーシールズ:アルファ1小隊】

ウィル・ポーター/Will Poulter(エリック/Erik:アルファ1小隊のリーダー)

ジョセフ・クイン/Joseph Quinn(サム/Sam:アルファ1小隊の主席兵曹、IEDで負傷)

ディファラオ・ウン・ア・タイ/D’Pharaoh Woon-A-Tai(レイ・メンドーサ/Ray:アルファ1小隊の通信兵)

コスモ・ジャーヴィス/Cosmo Jarvis(エリオット・ミラー/Elliott:アルファ1小隊の主任狙撃兵、手榴弾で負傷)

マイケル・ガンドルフィーニ/Michael Gandolfini(マック/マクドナルド/Lt. Macdonald:アルファ1小隊の海兵航空管制官、モルヒネ誤射)

キット・コナー/Kit Connor(トミー/Tommy:アルファ1小隊の機関銃手、最年少)

テイラー・ジョン・スミス/Taylor John Smith(フランク/Frank:アルファ1小隊の撃てなかった狙撃兵)

 

アダイン・ブラッドリー/Adain Bradley(ラエルス/Sgt Laerrus:アルファ1小隊の海兵航空管制官補、イギリス海兵隊)

 

【ネイビーシールズ:アルファ2小隊】

チャールズ・メルトン/Charles Melton(ジェイク/Jake:アルファ2小隊の隊長、第1小隊を途中から指揮)

ノア・センティネオ/Noah Centineo(ブライアン・アザラヴィ/Brian:アルファ2小隊の隊員、バルコニーで応戦)

フィン・ベネット/Finn Bennett(ジョン/John:アルファ2小隊の通信兵)

エヴァン・ホルツマン/Evan Holtzman(ブロック/Brock:アルファ2小隊の狙撃兵)

Alex Brockdorff(マイキー/Mikey:アルファ2小隊、砲手、バルコニーで応戦)

Aaron Deakins(ボブ/Bob:アルファ2小隊の隊員)

エンリケ・ザガ/Henrique Zaga(アーロン/Aaron:アルファ2小隊の先鋒役)

 

【イラク兵】

ネイサン・アルタイ/Nathan Altai(ファリド/Farid;イラン軍兵士、通訳)

Heider Ali(シダール/Sidar:イラク軍通訳官)

 

■映画の舞台

 

2006年11月19日、

イラク:ラマディ

 

ロケ地:

イギリス:

ボービンドン・エアフィールド・スタジオ

 

■簡単なあらすじ

 

2006年11月19日、ラマディでの戦いを終えたネイビーシールズの面々は、次の戦いに向けて、ある邸宅内に隠れ家を作ることになった

二世帯住宅になっていたその家を占拠したアルファ1小隊は、そこで向かいにある建物の監視体制に入っていく

だが、その動きが看過されたのか、敵の動きが慌ただしくなり、さらにスナイプ用の小窓から手榴弾を投げ入れられてしまう

 

スナイパーのエリオットは負傷し、彼を護送するための作戦を始めるものの、各地で戦闘が激化して、思うように援軍も来られない

指揮官のエリックは、JTACのレイと通信兵のレラスを通じて航空支援要請を行い、威嚇飛行などを行なっていく

それでも、危険な状況は変わりなく、ようやく到着したブラッドレー(歩兵戦闘車)もIED(即席爆弾装置)の攻撃を受けてしまう

 

ブラッドレーに乗り込もうとしていた隊員がその爆発に巻き込まれ、エリオットは気絶し、下士官のサムも足に深い損傷を負ってしまった

エリックはアルファ2小隊のジェイクに救助要請を行うものの、付近は交戦状態のため思うように近づけない

1小隊は戦禍に呆然として指揮命令系統を消失しており、さらに敵は真上にも潜んでいることがわかり、絶体絶命のピンチに陥ってしまうのである

 

テーマ:行動哲学

裏テーマ:サバイバルにおける冷静さ

 

■ひとこと感想

 

イラク戦争のある一部分を切り取った作品で、ほぼリアルタイムで展開するラマディからの脱出を描いている作品となっていました

観客を戦場に放り込むというコンセプトがあり、それを忠実に再現したようなところがあり、人間ドラマが挟み込まれる余地というものがありません

わずか90分の実録的なサバイバルに置いて、そんなものは不要というよりも、それを考えている暇はない、というのが正解なのだと思います

 

イラク人のある二世帯住宅を占拠するという内容で、彼らがどうして見つかったのかは描かれませんが、ある日突然知り合いの家族が誰も出てこないとなると、怪しまない方が不思議だと思います

かと言って、家族の誰かに口止めをさせて外出させることも難しいでしょう

あくまでもネイビーシールズ側の視点なので、相手が何を見てきたのかは全く分からず、第三者的な観客にすら、その奥行きを見せないように作られていました

 

情報が錯綜し、あらゆる場所での交戦に関する通信が飛び交い、自分たちに援軍が来ない絶望というものが迫ってきています

そんな中で、指揮権を放棄したり、任務を忘れたりする隊員がいて、屈強に思える特殊部隊でも、簡易な攻撃(手榴弾とIED)で脆くも崩れ去ってしまうことがわかります

ある意味、高度な戦闘などはなくて、可視化されない接近戦においては、逆に高度化されたものは致命傷を引き起こすようにも思えます

フィクションの世界では高度に思える技術が役に立つように描かれますが、実際にはそこまでうまく使えるものではないし、陣形が崩れたことによる精神的ショックから立ち直るには時間も余裕もないことがよくわかる内容になっていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ウォーフェア 戦地最前線【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103745/review/06064564/

 

公式HP:

https://a24jp.com/films/warfare/


■万事快調<オール・グリーンズ>

 

■オススメ度

 

田舎の若者を描いた映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.1.16(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、119分、PG12

ジャンル:田舎から脱出を企てる女子高生を描いた青春映画

 

監督&脚本:児山隆

原作:波木銅『万事快調 オール・グリーンズ』

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キャスト:

南沙良(朴秀美:ラッパーを夢見る高校2年生)

出口夏希(矢口美流紅:陸上部のエースの2年生)

吉田美月喜(岩隈真子:朴の親友、漫画家志望)

 

羽村仁成(藤木漢:岩隅の後輩、漫画オタクの化学部)

黒崎煌代(ジャッキー/山路智晶:秀美の友人のラッパー、「東海村サイファー」のメンバー)

 

大政凜(武智晴二:野球部)

櫻井健人(村上春紀:野球部)

 

小坂竜士(山下:担任)

池田良(東京の怖い人)

 

金子大地(佐藤幸一/a.ka.ノスフェラトゥ:.地元のトラックメイカー)

Pecori(画餅児:「東海村サイファー」のラッパー)

 

和田庵(朴俊:秀美の弟)

テイ龍進(朴成俊:秀美の父)

松岡依都美(朴幸子:秀美の母)

ソ・ヨリコ(朴晴美:秀美の祖母)

 

安藤裕子(矢口晴子:美流紅の母)

新井和之(矢口和吉:美流紅の父、原発作業員)

 

■映画の舞台

 

茨城県:東海村

東海工業高等学校

 

ロケ地:

神奈川県:横浜市

神奈川工業高等学校

https://maps.app.goo.gl/3zWXezWF3A5QuaZ47?g_st=ic

 

ブックエース東海店

https://maps.app.goo.gl/qpJHzGnPrYtGYRrk8?g_st=ic

 

茨城県:那珂市

あまや座

https://maps.app.goo.gl/nL9zaNbfDeYmBBvYA?g_st=ic

 

茨城県:日立市

Kー1 BOWL

https://maps.app.goo.gl/upDtExhfq3qMR2Wr7?g_st=ic

 

茨城県:日立市

豊岡海岸

https://maps.app.goo.gl/7gDRZBYWN17TDKuC7?g_st=ic

 

グルービー樅の木公園

https://maps.app.goo.gl/8NEhh51YmXso5LuF9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

東海村の工業高校に通う朴秀美は、暴力的な父、そんな父に従順な母、引きこもりがちの弟と暮らしていた

学校でも面白いことはなく、彼女は夜な夜な駅前にたむろし、仲間たちとストリートラップに興じていた

リリックを褒められた秀美は、有名なトラックメイカー佐藤に紹介されるようになり、彼の家に出向くことになった

 

佐藤は「もうすぐ結婚するから、これが最後の仕事になる」と言い、曲を提供する代わりにセックスをさせろと言い出す

そして秀美を襲うものの、激しく抵抗され、その辺にあったマイクで頭を殴打されてしまった

さらに自分が仕込んだ睡眠薬で自爆することになり、秀美は何とか性被害から免れることになった

 

その後、部屋を物色し始めた秀美は、佐藤の金庫の中にある植物の種を見つけてしまう

秀美はそれを奪って逃走し、いつしか身につけて持ち歩くようになっていた

 

一方その頃、クラスカーストの最上位だった美流紅は、実習の時間に指を切り落としてしまい、状況が一変してしまっていた

取り巻きは離散し、クラブ活動も辞めることになった

ある夜のこと、美流紅が駅前に行くと、そこにはラップに興じている秀美がいた

彼女が気づいて逃げ出すものの、陸上部の速力に勝てるはずもなく、あっさりと捕まってしまう

秀美は美流紅に警戒心を持っていたが、彼女の事故の真相を知って距離を縮めることになる

そして、美流紅は「ラップをやって見せてよ」と秀美に言い放つのである

 

テーマ:青春の後始末

裏テーマ:閉塞の中にある自由

 

■ひとこと感想

 

ポスタービジュアルとキャッチコピーなどから、主演3人がラップグループを作って成り上がると勘違いしていましたね

まさかの「◯◯栽培映画」とは思いもせず、田舎で育った女子高生の鬱憤破壊映画に驚いてしまいました

緑の作業服でラップをするみたいなイメージがありましたが、斜め上すぎて、なかなか強烈だったように思います

 

映画は、田舎であり、原発で全てが壊れた村が舞台となっていて、家庭環境がそれによって複雑化した家族などが描かれていきます

やりたいことがあってもうまくいかない人もいれば、認められたと思ったら、単に性的な捌け口でしかなかったなど、若者の心を抉る大人が多かったように思います

そんな世界において、3人が自由のために犯罪を犯していくという内容になっていて、やっていることがヤバすぎて、それを詳細に描いているので大丈夫かな、と心配になってしまいます

 

それでも、今どきっぽさがあって、◯◯を手に入れた後からの行動力は凄いものがあります

バカに見えても、きちんと調べて正確な方法を知っていくし、それらが全てネットに転がっている時代だったりします

ラップのシーンも秀逸で、共感性羞恥が凄いとは思いますが、若者の叫びっぽくて良かったのではないでしょうか

パンフレットは文庫本サイズで少々高めではありますが、中を見れば「作るのにお金がかかっている」ということがよくわかりますね

◯◯は入っていなかったので、健全に紅茶のパックを入れておくなどして、誰かにプレゼントするのもありなのかもしれません

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】万事快調<オール・グリーンズ>【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104356/review/06064566/

 

公式HP:

https://www.culture-pub.jp/allgreens/


■架空の犬と嘘をつく猫

 

■オススメ度

 

歪な家族の物語が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.1.17(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、125分、 G

ジャンル:不協和音の多い家庭で育った姉弟を描いたヒューマンドラマ

 

監督:森ガキ侑大

脚本:菅野友恵

原作:寺地はるな『架空の犬と嘘をつく猫』

 

キャスト:

高杉真宙(羽猫山吹:常に優しさを醸し出す青年)

   (幼少期:立川利仁

   (中学時代:堀口壱吹

 

伊藤万理華(佐藤頼:山吹の小学校時代の同級生)

   (幼少期:中野翠咲

 

深川麻衣(遠山かな子:山吹の初恋の相手)

   (中学時代:森美理愛

 

安藤裕子(羽猫雪乃:次男の死を受け入れられない山吹の母)

向里祐香(羽猫紅:高校時代に家を飛び出した長女、山吹の姉)

   (小中高期:藤中璃子

林碧海(羽猫青磁:山吹の弟、写真)

安田顕(羽猫淳吾:家族から逃げた山吹の父)

余貴美子(羽猫澄江:山吹の祖母、骨董屋)

柄本明(羽猫正吾:山吹の祖父、遊園地作りが夢)

 

ヒコロヒー(緒方樹:風景写真家、紅のルームメイト)

 

高尾悠希(佐々木練司:山吹の幼馴染)

   (幼少期:室伏翔斗

森田想(メグ:練司の恋人)

 

鈴木砂羽(遠山以名子:かな子の母)

後藤剛範(森脇:以名子の◯番目の夫)

 

松岡依都美(鮎子:スナックのママ、淳吾の愛人)

 

長友郁真(伊藤:山吹の中学時代の塾の先生、かな子の叔父)

 

はなわ(山吹と頼のバイト先の店長)

 

太田悠資(アキラ:孤児院の子ども)

 

■映画の舞台

 

1988年~2003年、

佐賀県のどこか

 

ロケ地:

佐賀県:伊万里市

ドライブイン鳥伊万里本店

https://maps.app.goo.gl/qbUpFc5Cfsmqvv8T9?g_st=ic

 

佐賀県:佐賀市

ROOM CAFÉ

https://maps.app.goo.gl/ChEBkHyWbJh3Arfr7?g_st=ic

 

旅館 先曲荘

https://maps.app.goo.gl/k3JiQaF9Gj3zSw248?g_st=ic

 

まいづる百貨店

https://maps.app.goo.gl/NMmw11zEgaZe18DX7?g_st=ic

 

佐賀県:武雄市

森とリスの遊園地 メルヘン村

https://maps.app.goo.gl/jHmV94ZoahZYchqk9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

佐賀のとある街に生まれた山吹は、幼い頃に弟の青磁を亡くしていて、母親はそれを受け入れる事ができなかった

母の異変に父は耐えられなくなり、外で愛人を囲い出す

山吹は母の世界に付き合うように、青磁に成り切って「嘘の手紙」を出し続けた

 

中学に入った頃、成績の上がらない山吹は塾に通うようになる

姉の紅は、未だに続く家族の不和に嫌気を出して、とうとう家を飛び出してしまった

音信不通のまま月日が流れ、山吹はアルバイトを始める事になった

そこには、小学校のときに引越しをした頼が働いていて、2人は急速に距離を近づけていく

だが、そんな2人の前に、塾の先生の姪っ子・かな子が現れ、2人の関係に波風が立とうとしていた

 

遊園地を作ろうと夢を語る祖父は亡くなり、家族を繋げていた祖母もこの世を去ろうとしていた

さらに、母にも病気が見つかってしまい、山吹は姉に連絡を入れる事になった

祖母の病床で再会する事になった家族は、それぞれの想いを胸に、吐き出せないまま沈黙を守ることになったのである

 

テーマ:自分に向ける優しさ

裏テーマ:贖罪の先にある不協和音

 

■ひとこと感想

 

公開週は正月スケジュールで時間が合わず、なんとか2週目に滑り込んで鑑賞

タイトルが意味不明でしたが、あえて何も調べずに向かいました

1988年からの約30年間を描いていて、山吹に関しては3人の俳優が演じていました

それに対して、姉の紅は小学校高学年から高校生までを1人で演じるというすごい事になっていて、しかも演技未経験という逸材を目の当たりにすることになりました

 

物語は、次男の死によって不和が生じている家庭を描いていて、姉と弟がどのように生きてきたのかを中心視していました

高校時代に家出をした後は音信不通になる姉ですが、成人後は写真家とルームシェアをしていました

映画でははっきりと描きませんが、幼少期から男の子向けを欲しがったり、化粧するクラスメイトを軽蔑の眼差しを向けるなど、家庭内不和よりも自分自身のらしさを追求する事になったのだと思います

 

映画は、山吹の人生のターニングポイントを章立てにしていて、当時の経済状況を父の読む新聞で表現していました

特にバブル崩壊を目の当たりにした人生で、務めていた印刷会社も倒産に追い込まれていました

家業を継ぐ事もなく、2000年代に入った頃に閉業していて、そう言った先に思いもしない展開が待っていました

 

かなりナイーブな内容になっていて、それぞれが抱えてきたものが徐々に噴出して行きます

家庭を維持しようとした山吹と、そんな空気感が嫌だった紅は対象的ではありますが、紆余曲折を経ても離婚していない両親は凄いなあと思ってしまいます

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】架空の犬と嘘をつく猫【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104698/review/06068168/

 

公式HP:

https://usoneko-movie.com/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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