■グランド・イリュージョン ダイヤモンド・ミッション
Contents
■オススメ度
シリーズのファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.5.8(イオンシネマ久御山)
■映画情報
原題:Now You See Me(マジシャン用語:ほら、見えてるね(で、消えた)):Now You Don‘t(今はもう、見えない)
情報:2025年、アメリカ、113分、G
ジャンル:悪どい金持ちの裏の顔を暴露しようとする正義の強盗を描いたスリラー映画
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:マイケル・レスリー&ポール・ワーニック&レット・リース&セス・グレアム=スミス
キャスト:
ジェシー・アイゼンバーグ/Jesse Eisenberg(J・ダニエル・アトラス/J. Daniel Atlas:イリュージョンを駆使する犯罪組織「フォー・ホースメン」のリーダー、マジシャン)
ウッディ・ハレルソン/Woody Harrelson(メリット・マッキニー/Merritt McKinney:「フォー・ホースメン」のメンバー、メンタリスト)
デイブ・フランコ/Dave Franco(ジャック・ワイルダー/Jack Wilder:「フォー・ホースメン」のメンバー、カードマジシャン)
アイラ・フィッシャー/Isla Fisher(ヘンリー・リーヴス/Henley Reeves:「フォー・ホースメン」のメンバー、脱出術)
リジー・カプラン/Lizzy Caplan(ルラ・メイ/Lula:「フォー・ホースメン」のメンバー、変装)
モーガン・フリーマン/Morgan Freeman(サディアス・ブラッドレイ/Thaddeus Bradley:「アイ」のグランドマスター)
マーク・ラファロ/Mark Ruffalo(ディラン・シュライク/Dylan Rhodes:「アイ」のグランドマスター)
Andrew Santino(ブレット・フィネガン/Brett Finnigan:暗号取引所のオーナー)
Henry Fisher(ブレットの相棒)
Ben Seidman(マックス・トンプソン/Max Thompson:ブレッドの連れ)
Lyssandra Skye Arias(スペードのAを出すショーの客)
Angela Paula Stander(5万ドルを受け取るショーの客)
ジャスティス・スミス/Justice Smith(チャーリー・ギース/Charlie:「フォー・ホースメン」になりすますイリージョニスト、設計士)
ドミニク・セッサ/Dominic Sessa(ボスコ・ルロイ/Bosco:チャーリーの仲間、パフォーマー)
(幼少期:Sebastian Hansen)
アリアナ・グリーンブラット/Ariana Greenblatt(ジューン・ルクレール/June:チャーリーの仲間、鍵開け専門)
(幼少期:Paisley Day Herrera)
ロザムンド・パイク/Rosamund Pike(ヴェロニカ・ヴァンダーバーグ/Veronika Vanderberg:ダイヤの所有者)
Thabang Molaba(レタボ・コーザ/Lethabo Khoza:ヴェロニカの右腕)
William Gaminara(ウィリアム/William:ヴァンダーバーグ社の幹部)
Scott Alexander Young(幹部のメンバー)
John Lovick(ハンサムな運転手)
Amber Kemp(ダニー/Danni:マークを出迎える社員)
Ricky Velez(ジェイク/Jake:ヴェロニカの手下、F1カー)
Larry Neale(デヴィッド/David:IDを盗まれるヴァンダーバーグ社の社員)
Dominic Allburn(マーク・シュレイダー/Marc Schreiber:ヴェニティ・フェア誌のカメラマン)
Luca Besse(憲兵の大尉)
Lionel Desmazon(憲兵)
Taha Kamran(ホテルの係員)
David Fleischer(粋なパーティの客)
Tayla Kovacevic-Ebong(セキュリティのリーダー)
Bobby Holland Hanton(インターポールのエージェント)
Myah Banton(レスリー/Leslie:ヴェロニカの友人)
Mali McEwan(ヴァイオレット/Violet:ヘンリーの娘)
Spoon Cook(「Louvre Abu Dhabi」の客)
Chuka Ekweogwu(ヤス島の「W Hotel」 のマネージャー)
Cristina Grigore(ヤス島のVIP客)
Tom Johnson(歩行者)
Viktor Mitev(クラブのバーテンダー)
Michael James Nuells(パーティーの客)
Stefan Schwarz(パーティーの客)
■映画の舞台
アメリカ:ニューヨーク
ブッシュウィック
南アフリカ:リンポポ州
ベルギー:アントワープ
フランス:ルミョン城
アビダビ共和国:ヤス島
ロケ地:
ハンガリー:ブダペスト
ベルギー:アントワープ
■簡単なあらすじ
先のミッションから10年が経過し、フォー・ホースメンは伝説と化していた
そんな中、ニューヨークのとあるクラブにて伝説復活の情報が流れ、人々は期待を胸にその場所に集った
フォー・ホースメンのリーダー格のアトラスがメンバーを紹介し、その場にいた若者を5人目としてステージに上げる
そして、彼はメンバーが憑依したようなトークを見せて、暗号資産の管理者ブレッドを名指しで指名することになった
彼の違法な取引を暴露し、その金を奪って会場のみんなにシェアしたという
見事にブレッドの金はその場の観客の財布の中に入り、狂喜乱舞の中、アトラスたちは姿を消した
ブレッドが舞台に向かうと、そこにはホログラムを映写する機械だけが残されていた
アトラスたちはすべてホログラムの映像で、舞台に上がった男は義賊に扮する集団のパフォーマー・ボスコだった
彼は仲間のチャーリー、ジェーンと共に隠れ家に潜伏し、そこでフォー・ホースメンの名を借りて義賊的な行動を起こしていた
だが、ニューヨークの一件で本物のアトラスに居場所がバレてしまう
アトラスは彼らに「アイ」から送られてきたタロットカードを見せる
それはボスコたちにも届いていて、アトラスは彼らをフォー・ホースメンのメンバーに加えることになった
そして、次なるターゲットは「ダイヤ採掘で巨万の富を得ているヴェロニカの悪事を暴くこと」だったのである
テーマ:正義の執行
裏テーマ:魔法に近づくマジック
■ひとこと感想
イリュージョンを使った義賊が主人公で、あらゆるマジックを駆使して、相手を騙すというシリーズになっています
それでも、イリュージョンを超えている感じの演出になっていて、若干「魔法寄り」に見えなくはありません
それでも、騙された人にはネタバレがあるので、それを見ると不可能とは言えない感じに仕上がっていました
本作のマジックの指導をしていたのがベン・サイドマンという人で、冒頭のクラブのシーンにて、暗号資産のブレットの隣にいましたね
友人なのか、あのテーブルにいたカードマジシャンなのかは分かりませんが、彼の役名である「Max Topmson」はかの有名なジョン・マックス・トップソンから付けられているのでしょう
彼はアメリカのコメディアンであり、ラスベガスのイリュージョニストとして活躍していました
閑話休題はさておき、映画は再び義賊的な行動に出るフォー・ホースメンが描かれ、新入りとして彼らを騙っていた若者3人組が加わることになりました
そして、実はという展開になるんですが、それを許容できるかは微妙な感じになっています
個人的には、それは無茶やろ~と思った派で、その仕掛けがバレない理由の方がわかりません
とは言え、贔屓のカメラマンもわからないくらいの節穴だったので、彼女だからこそ、このレベルで騙せたのかな、と思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画は、アコギなことをして金持ちになった富裕層を騙すという内容で、相手が相手なだけに犯罪行為もOKという感じに描かれています
そこに暗号資産、ダイヤ発掘ときて、その主たる人物がまた嫌味で救いようのない悪役になっていましたね
でも、何もせずに会場に居ただけで大金をゲットできても、却って不幸になってしまうように思えます
物語は、新旧メンバーチェンジを促していきたいのだと思われ、いずれは「イリュージョンを使った義賊」という格だけを残し、初代メンバーは徐々に殿堂入りして消えていくのだと思われます
今回のあるキャラの退場の仕方がアレでよかったのかはわかりませんが、この世界線だとワンチャン生きていそうですね
それも某シリーズを彷彿とさせる何かがありました
ネタバレはない方が良いと思いますが、さすがに過去2作の鑑賞は必須ですね
初代を観た時ほどのサプライズを得るのは難しいと思いますが、本作がダメだったとしても第1弾だけは観て損はないと思いますよ
まあ、続編に関してはどっちでも良いかな、という印象ですね
好きな人には悪いけど
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
本作は、シリーズものなのでこれまでの作品の鑑賞が必須で、特に「レジェンド化しているけどご本人登場」という流れを汲んでいます
また、チャーリーの知識などに登場する本物のレジェンドの登場も多い作品で、そのあたりの会話劇を楽しむには、それ相応のアメリカのマジックの歴史が必要になってくると言えます
パンフレットには色んな情報がありますので、これ系の知識をつけたい人には良いかな、と思いました
マジックと魔法の違いは明確ですが、それはネタバレがあってこそ、マジックだったと理解できるものの方が多いでしょう
今回は、暗号資産のブレットと、ハートダイヤのヴェロニカがターゲットで、彼らには「どうしてそうなったか」を見せる展開になっています
それが観客側への訴求にもなっているのですが、最初のプロジェクターでガッツリ萎えてしまうのですね
そりゃあ、映像コンテンツなら何でもありでしょうし、それをやるとマジックではないと思えてしまいます
まだ、ヴェロニカを騙した下の方が物理的なトリックがあったので良かったのですが、内装が一緒でも違う車に乗ったら違和感あると思うのですね
しかも、いつもの運転手じゃないと運転の仕方も違ってくるので、それをバレないように完コピするのは無茶だなあと思って観ていました
上の方にも書きましたが、今回の敵が間抜けなヴェロニカだから成り立っている部分が多いのですね
さらに、ヴェロニカを引き摺り下ろした後にチャーリーが後継として会社の財産の話などをしますが、取締役会の連中はどう思ったのでしょうね
会社は個人のものではないし、ヴェロニカが気に食わなかった幹部もたくさんいると思いますが、いきなり実は弟がいてねみたいな展開で、会社の資産を勝手に投げ打たれたらひとたまりもないと思います
法的な根拠とか一切無視で夢を騙っていましたが、その言葉がちゃんと実現できるのかは微妙だったように感じました
いっそのこと、反ヴェロニカ派を裏ですでに牛耳っていたという方がマシですが、その幹部もポンコツばかりなので、ヴェロニカにバレてしまうような気がしないでもないですね
エンタメとして割り切って、映像すげえという観点だと及第点だと思いますが、さすがに本作は色々とアラが多すぎるように思えました
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105073/review/06485236/
公式HP:
https://movies.kadokawa.co.jp/grandillusion/
