■果てしなきスカーレット


■オススメ度

 

監督作品が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.11.26(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

情報:2025年、日本、111分、G

ジャンル:復讐心を燃やす若き王女を描いたファンタジー映画

 

監督&脚本:細田守

 

キャスト:

芦田愛菜(スカーレット:父を殺された王女)

岡田将生(聖:現代の日本から「死者の国」に来た看護師)

 

市村正親(アムレット:スカーレットの父、心優しい元国王)

斉藤由貴(ガートルード:スカーレットの母、アムレットを見限る妻)

 

役所広司(クローディアス:アムレットの兄、冷酷な現国王)

 

松重豊(コーネリウス:クローディアスの側近、屈強な武術使い)

吉田鋼太郎(ヴォルティマンド:クローディアスの側近、アムレットの最期の言葉を知る男)

 

山路和弘(ポローニアス:クローディアスの側近、監視隊)

柄本時生(レアティーズ:クローディアスの側近、監視隊)

 

青木崇高(ローゼンクランツ:クローディアスの家来)

染谷将太(ギルデンスターン:クローディアスの家来)

 

白山乃愛(死者の国の少女)

白石加代子(死者の国の謎の老婆)

宮野真守(墓掘り人)

津田健次郎(墓掘り人)

 

羽佐間道夫(年寄りの長、キャラバンのリーダー)

 

古川登志夫(「見果てぬ場所」を知る宿の主人)


■映画の舞台

 

16世紀末、

ベルギー王国


■簡単なあらすじ

 

16世紀末、ベルギー王国はアムレット王の統治下において、隣国との衝突を避け、争いの無い世界を目指していた

彼には妻ガートルードとの間に一人娘のスカーレットがいて、彼女は奔放にスクスクと育っていた

 

だが、アムレット王の弟のクローディアスは自分の不遇さを呪い、いつかの謀反を企て始める

ガートルードも野心を持たない夫に愛想を尽かし、クローディアスの計画に加担することになった

 

クローディアスは嘘の情報をでっち上げて、アムレットを裏切り者として処刑をする

アムレットは最後の言葉を残すものの、それは群衆の声にかき消されてしまい、スカーレットのところに届くことはなかった

 

その日から、スカーレットはクローディアスへの復讐心を募らせ、剣術などに磨きをかけていく

だが、彼女の企みを察知したクローディアスは、彼女に毒を仕込んで殺してしまう

そして、スカーレットは「死者の国」という歪な場所に落とされてしまった

そこは成仏できていない死者の溜まり場のようなところで、そんな場所にもクローディアスの追手は迫ってくる

 

そんな折、別の世界からやってきた聖という青年と合流することになった

彼は看護師をしていると言い、自分は死んでいないと頑なに状況を拒んでいく

やがて、二人はともに旅をすることになり、その世界の果てにあるという「見果てぬ場所」を探すことになったのである

 

テーマ:復讐を果たす意味

裏テーマ:赦しの先にある未来

 


■ひとこと感想

 

細田守監督最新作ということで、様々な評価を知る前に鑑賞

とは言え、色んなところで「流れてくる」ので、避けようも無い感じになっています

予告編では、現代っぽいところで踊っているシーンがありましたが、どのように繋がるのかな、と思っていました

 

16世紀末のデンマークを舞台にした作品で、父を殺された娘が復讐を誓うというものになっていました

父の名前がアムレットなので、まんま「ハムレット」だなあと思っていましたが、そこらへんはツッコむところでは無いのだと思います

現代との絡みも、そういう感じなのねというところで、それが評価軸になるという感じはしません

 

それでも、戦国時代で語る理想論というのはどうなんだろうと思ってしまいましたね

現代から来た青年・聖がお花畑なのは仕方ないかもしれませんが、それに感化されていくスカーレットというのも妙な展開になっていたように思います

メッセージはわかるけど、「だから何?」という感じでしたね

それ以上におかしく感じるところが多い作品で、常に「?」がつきまとう流れになっていたように思えました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

復讐心に駆られた王女がその意思を貫くというものなのですが、彼女が堕ちた「死者の国」に復讐する相手がいるというのが最大の意味不明点だったと思います

死者の国=臨死のような感じになっていて、そこに生きている人たちがこぞってやってきて、なぜか死んでいるスカーレットを狙うという流れになっていました

死んでいるのに殺そうとする意味がわからず、スカーレットを殺したら「見果てぬ場所に行ける」と信じているのも意味不明だったりします

 

映画では、その疑問点が拭えぬまま、最大の敵であるクローディアスも「服毒自殺をして死者の国に来た」という展開になっていました

この世界では誰もが「死んだ先にあるユートピア」を目指していて、それを受け入れている世界観を理解する方が難しいのですね

なので、何やってるんだろうこの人たちはという感じで、ずっと価値観の乖離が思いっきり開いたまま、キャラクターの行く末を見守ることになりました

 

聖の存在というのはそこまで違和感がなく、戦時に訪れた理想主義者みたいな感じになっていましたね

戦わない道を模索しようとするものの、時代が違うので話し合いになっていません

それでも、ファンタジーなので、相手も理解するという展開を迎えていきます

生きて理想論を紡ぎ続けられるのは平和ゆえにできることなので、中世の戦国時代でその論理が通じるのは夢物語にしか思えませんでした

それよりも、復讐相手も毒を飲んで死者の国に来ているというのは意味不明でしたね

そんな迷信があの時代にあったのかはわかりませんが、国を統治して、自分の好き放題できる世界があるのに固執するのなら、もう少し説明が必要なように思いました

 


■見果てぬ場所を欲する意味

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■勝手にスクリプトドクター

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103145/review/05871050/

 

公式HP:

https://scarlet-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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