■ランニング・マン


■オススメ度

 

リアルな「逃走中」を見てみたい人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.1.30(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

原題:The Running Man

情報:2025年、アメリカ、133分、PG12

ジャンル:賞金のために危険なゲームに挑む男を描いたスリラー映画

 

監督:エドガー・ライト

脚本:マイケル・バコール&エドガー・ライト

原作:スティーヴン・キング『The Running Man(1982年)』

 

キャスト:

グレン・パウエル/Glen Powell(ベン・リチャーズ/Ben Richards:底辺労働者)

Alyssa Benn&Sienna Benn(キャシー・リチャーズ/Cathy Richards:ベンの娘、2歳)

ジェイミー・ローソン/Jayme Lawson(シーラ・リチャーズ/Sheila Richards:ベンの妻)

 

ジョシュ・ブローリン/Josh Brolin(ダン・キリアン/Dan Killian」「ザ・ネットワーク」のエグゼクティブ・プロデューサー)

コールマン・ドミンゴ/Colman Domingo(ボビー・T/Bobby T:「ランニングマン」の司会者)

 

リー・ペイス/Lee Pace(エヴァン・マッコーン/Evan McCone:「ザ・ネットワーク」のハンターのリーダー)

Karl Glusman(フランク/Frank:ハンター)

Joey Ansah(ホロウェイ機長/Captain Holloway:ステルス機の機長、ハンター))

James Frecheville(ドナヒュー/Donahue:航空士、ハンター)

Alex Hoeffler(ダニンジャー/Duninger:副操縦士、ハンター)

 

ケイティ・オブライエン/Katy O’Brian(ジェニー・ラフリン/Jenni Laughlin:ベンとともに選ばれるランナー)

Martin Herlihy(ティム・ジェンスキー/Tim Jansky:ベンとともに選ばれるランナー)

 

ウィリアム・H・メイシー/William H. Macy(モリー/Molie:ベンを手助けする友人、変装)

 

ダニエル・エズラ/Daniel Ezra(ブラッドリー/Bradley:反ネットワーク活動家)

Angelo Gray(ステイシー/Stacey:ブラッドリーの弟)

Olunike Adeliyi(マ/Ma:ブラッドリーの母)

Jaya Griffith(ジューン/June:ブラッドリーの妹)

 

マイケル・セラ/Michael Cera(エルトン・ペラキス/Elton Perrakis:メイン州の活動家、ブラッドリーの友人)

Sandra Dickinson(ヴィクトリア・パラキス/Victoria Perrakis:エルトンの母)

 

エミリア・ジョーンズ/Emilia Jones(アメリア・ウィリアムズ/Amelia Williams:ベンが人質にとる居住区の女性)

 

【その他の出演者(ほぼ登場順)】

David Zayas(リチャード・マエヌス/Richard Manuel:ベンの元雇用主)

Greg Townley(チャールズ/Charles:プロモーション映像の逃亡者)

ショーン・ヘイズ/Sean Hayes(ゲイリー・グリーンバックス/Gary Greenbacks:「ホイールを回せ」の司会者)

Julia Cumming(シンシア/Cynthia:「ホイールを回せ」のアシスタント)

Chris Rogers(バド/Bud:「ホイールを回せ」の参加者)

Tom Crowhurst(NCGのパトロール隊員)

Reomy D Mpeho(NCGの用心棒)

Michael Mears(ヘンリー/Henry:病気の参加志願者)

Robert Eades(NCGの用心棒)

Lee Charles(NCGの用心棒)

Simon Haines(番組の登録技術者)

Billy Clements(NCGの用心棒:助けは禁止)

Shelley Conn(ラズナー博士/Dr. Raznor :心理学者)

Thalia Dudek(ドゥヴァル/Duvall:参加者)

Nicholas Richardson(キャット/Katt:参加者)

Law X(クローザー/Crothers:参加者)

Tom Mackley(ジュリアン/Julian:参加者)

George Carroll(ダグ/Agent Dugg:家族支援サービスのエージェント)

Catherine Cohen(ドラマの女優)

Debi Mazar(ドラマの女優)

Noah Ritter(ドラマの女優)

Emma Sidi(ドラマの女優)

Malcolm Atobrah(ドラマの俳優)

Georgia Goodman(エリザベス/Elizabeth:ダンの秘書)

John Paul Wagner(ステージマネージャー)

Russell Hicks(ウォームアップする男)

John Addison(オープニングタイトルの父親)

Clarisse Encontre(オープニングタイトルの母親)

Dylan Moore(オープニングタイトルの息子)

Joshua Moore(オープニングタイトルの息子)

Kaya Slawecka(通報する市民)

Derek Miller(タクシーの運転手)

Sophie Simnett(チケット係)

Mason Houltram(電車の少年)

Hannah McClean(シャーロット/Charlotte:ホテルの受付)

Roshani Abbey(コンビニの店員)

Rich Hall(ロバーツ/Roberts:ドラッグの売人)

Danny McCarthy(YVAのマネージャー)

Henry Miller(YVAの客)

Michael Bacall(立ち尽くす逃亡者)

Suzanne Prescott(ベリンダ・ブレイヴ/Belinda Brave:雑誌の表紙)

Bill O’Neill(ネガティブな逃亡者)

Charley Palmer Rothwell(爆発する逃亡者)

Bebe Cave(通報するスナック店の店員)

Corey Johnson(モーテルのオーナー)

Will O’Donnell(モーテルの客)

Mark Heenehan(モーテルの客)

Alex Neustaedter(グレッグ/Greg  :双子の父)

Boe Radley(ジェフ/Jeff:通報する少年)

Jack Johnson(ジー トー/Jeeto:通報する少年)

Renee Lamb(ザザ/Zaza:「アメリカノース」の配信者)

Brandon Burke(国境付近の強盗/Mulis ha Boyz #1)

Graeme Dalling(国境付近の強盗/Mulisha Boyz #2)

Tadhg Murphy(シェパードを連れた男)

Miles Ley(路上の抗議者)

Ada Player(靴下屋の店員)

James Austin Johnson(アナウンサーの声)

 

【以下、クレジットなし】

Thea Achillea(エレベータの少女)

Alice Bennett(悲しみに暮れる子ども)

Poppy Townsend White(悲しみに暮れる子ども)

Andre D’Cruz(出場者)

Craig Douglas(出場者)

Tony McCarthy(出場者)

 

Omar Alboukharey(観客)

Pierre Bergman(観客)

Stuart Cooke(観客)

Rene Costa(観客)

R.A. Donnelly(観客)

Kevin Nolan(観客)

Felicita Ramundo(観客)

Richard Stanley(観客)

Zachary Vaughan(観客)

 

Danny Fehsenfeld(広告のナレーション)

Evgenios Kakolyris(居住区の市民)

Viktoria Prokofieva(ティムの娼婦)

Ivan Rangelov(NCGの職員)

Kasey Iliana Sfetsios(裕福な市民)

Alfredo Tavares(マーク/Mark:?)

Will Taylor(居住区の住人)

 


■映画の舞台

 

近未来のディストピア

コープ・シティ及びアメリカ各地

 

ロケ地:

スコットランド:グラスゴー

イギリス:ロンドン

ブルガリア


■簡単なあらすじ

 

近未来のアメリカでは、「ザ・ネットワーク」というメディアが世界を牛耳っていて、視聴者の多くは貧困に苦しみ、薬すら満足に買えない時代になっていた

ブルーカラーとして働いてきたベンは、企業の内部告発を行なったことで「要注意人物」と指定されていて、再就職もままならない状況だった

彼には2歳になる娘キャシーがいて、彼女のためのインフルエンザの治療薬もまともに買えない

妻のシーラはホステスとして働いているものの、なかなか実入りがなく、経済状況が好転することはなかった

 

その後、テレビで賞金稼ぎの番組を見ていたベンは、クイズ番組への出演を決意する

そして、オーディションに向かうものの、適性審査から、彼は妻が反対する「ランニングマン」の逃亡者に選ばれてしまう

「ランニングマン」では30日間逃げ切れば10億ドルをゲットできると言い、背に腹を変えられないベンは出場することになった

 

ベンは友人のモリーを訪ね、変装道具やら、新しい身分証などをゲットして潜伏することになった彼は1日に1回だけ映像を送らなければならなかった

ニューヨークのホテルに潜伏し、ボストンなどへと移動を重ねていく中で、銃撃戦が起こってしまい、兵士たちが死亡するという事件が起きる

ベンは悪魔に仕立て上げられるものの、一部では熱狂的なファンを獲得していく

そんな彼を反して体制派のブラッドリーが手助けをして、メイン州のデリーへと送り込むことになったのである

 

テーマ:エンタメと支配

裏テーマ:熱狂が生む分断

 


■ひとこと感想

 

1987年の『バトルランナー(原題:The Running Man)』のリメイク作品で、前作の主人公を演じたアーノルド・シュワルツネガーが意外なところで登場していましたね

内容は原作とほぼ同じで、その後に追加エピソードがあるという感じになっていました

エンドロールも凝っていたので、最後まで楽しめる内容になっていたと思います

 

フェイク映像などで大衆をコントロールしていくのですが、この手のプロパガンダを映像で行なって、経済的な負担を麻痺させるというのは実に現代的でしたね

原作の設定が2025年なのですが、1982年にこの内容を書いたスティーヴン・キングすげえなあと思ってしまいました

2025年を迎えて、改めて実際の世界を反映させているのですが、その主たるものがSNSだったり、ドローン撮影だったりするのだと思います

 

映画は、非常にわかりやすい内容で、登場人物が多いけれど、そこまで混乱はしません

敵もきちんと悪いし、勧善懲悪的な部分がありますが、爽快感があるかといえば微妙でしょうか

また、フェイク映像とベンの妄想が入り混じったりするので、本当の時系列を追っていくのに集中力がいるかもしれません

ぬるい逃走中で飽きた人には持ってこいの映画かもしれませんが、IMAXとかで観る意味があるのかは何とも言えませんでしたね

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレと言えば、最後にベンはどうなるかというところで、小説だと「飛行機で突っ込んで終わり」となっています

1987年のシュワちゃんの映画では、設定そのものが変わっているので、実質的に本作が原作の正統な映画化のようにも思えました

シュワちゃんがお札になっていましたが、リメイク元は2017年設定だったので、その世界線の続きなのかはわかりません

 

映画は、世界を牛耳る大企業が、民衆の怒りの矛先を鎮めるために「ランニングマン」という番組を配信していて、その他にもチャレンジ型の番組がいくつかありました

どこまでがフェイク画像で盛っているのかはわかりませんが、ベンにまつわるものは印象操作を繰り返していて、実際に視聴者が見ているものは全く別の世界線であるように思います

ある種のプロパガンダにおける思想誘導を行なっていて、そこにリアルな死を混ぜ込むことで、リアリティを付加していました

 

リアリティショーは日本でもたくさんありますが、ある種のルールの中で「ガチで起こること」に留まっていて、さすがに実際の生死がかかるというものは表舞台にはありません

それでも、この手の設定は物語のネタになりやすく、弱者の一発逆転をほくそ笑むという点では『カイジ』シリーズなどが真っ先に浮かんできますね

これらの虚構内の命のやり取りで一喜一憂できる人ならば、本作もハマるのかな、と感じました

 


■プロパガンダの綻び

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■ディストピアにおける希望

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104207/review/06115362/

 

公式HP:

https://the-runningman-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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