■サンダーボルツ*


■オススメ度

 

マーベル映画のファンの人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.5.2(MOVIX京都 Dolby Cinema)


■映画情報

 

原題:Thunderbolts*(サッカーチームの名前の一部)

情報:2025年、アメリカ、126分、G

ジャンル:ある計画の裏で暗躍していたはみ出しものと研究の対象者の交流を描いたアクション映画

 

監督:ジェイク・シュライアー

脚本:エリック・ピアソン&イ・サンジン&ジョアンナ・カロ

原作:マーベルコミック『サンダーボルツ』

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キャスト:

フローレンス・ピュー/Florence Pugh(エレーナ・べロワ/Yelena Belova:レッドルーム出身の暗殺者)

   (幼少期:ヴァイオレット・マグロウ/Violet McGraw

   (Acting Double:Mackensi Emory

 

セバスチャン・スタン/Sebastian Stan(バッキー・バーンズ/Bucky Barnes:ウィンター・ソルジャー、新人議員)

 

ハナ・ジョン=カーメン/Hannah John-Kamen(エイヴァ・スター/Ava Starr:ゴースト/Ghost、フェージング能力を持つ戦闘員)

デヴィッド・ハーバー/David Harbour(アレクセイ・ショスタコフ/Alexei Shostakov:レッド・ガーディアン/Red Guardian:ソ連が生み出した超人兵士、エレーナの父)

オルガ・キュリレンコ/Olga Kurylenko(アントニア・ドレイコフ/Antonia Dreykov:タスクマスター/Taskmaster、エレーナとアレクセイの戦友、相手の動きをコピーできる能力を持つ)

ワイアット・ラッセル/Wyatt Russell(ジョン・ウォーカー/John Walker:元アメリカ陸軍兵士)

   (Acting Double:Chris Heeder

 

ルイス・プルマン/Lewis Pullman(ボブ/ロバート・レイノルズ/Robert Reynolds:セントリー/Sentry、廃止された研究所に取り残された青年)

   (幼少期:Clayton Cooper

   (Acting Double:AlexanderRoberts

 

ジョシュア・ミケル/Joshua Mikel(ボブの父)

Molly Carden(アニー・レイノルズ/Annie Reynolds:ボブの母)

 

ジュリア・ルイス=ドレイファス/Julia Louis-Dreyfus(ヴァル/ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ/Valentina Allegra de Fontaine: CIA長官、元OXEグループの会長)

   (幼少期:Chiara Stella

Stefano  Carannnante(ニコ/Nico de Fontaine:ヴァルの父)

 

ジェラルディン・ヴィスワナサン/Geraldine Viswanathan(メル・ゴールド/Mel Gold:ヴァレンティーナの秘書)

クリス・バウアー/Chris Bauer(ホルト/Holt:ヴァルの手下の傭兵のリーダー)

 

ウェルデン・ピアース/Wendell Pierce(ゲイリー下院議員/Co    ngressman Gary:ヴァレンティーナを追求する委員会の委員長)

Robert Germer(ブラウン/Brown:委員会の下院議員)

 

エリック・ランゲ/Eric Lange(ヒューストン/Houston:廃止されたラボに潜伏していた科学者)

 

Gabrielle Byndloss(オリヴィア・ウォーカー/Olivia Walker:ジョンの妻)

 

Alexa Swinton(アーニャ/Anya:修行時代のエレーナの親友)

Julia Aku(冷酷なブラックウィドウの指導者)

 

PhongGiang(クアラルンプールの護衛)

Matt Einhorn(エレーナに捕まる警備員)

Georgui Kasaev(ボブの父と会うロシア人の男)

Regina Ting Chen(バーンズに詰め寄るレポーター)

Mallory Hoff(国会議事堂のレポーター)

Robert Germar(下院議員)

Harrison Russel(ヴァルの配下の武装兵)

Chan Gall(ヴァルの配下のヘリのパイロット)

Charlotte Ann Tucker(助けられる赤毛の少女)

Danielle Debrock(赤毛の少女の母)

Kelvin Witherspoon(車に取り残された運転手)

Anny Jules(ウォーカーが助ける女性)

Jennifer Chung(食料品店で買い物する女性客、ポストクレジット)

 

【噂になってるけど出演したか不明】

ローレンス・フィッシュバーン/Laurence Fishburne(ビル・フォスター/Bill Foster:物理学の博士)

Racheal Weisz/レイチェル・ワイズ(メリナ・ボスコフ/Melina Vostokoff:ブラックウィドゥのベテランスパイ、エレーナの母、回想で登場?)

 


■映画の舞台

 

アメリカ:ニューヨーク

マレーシア:クアラルンプール

 

ロケ地:

アメリカ:ユタ州

グリーン・リバー/Green River

https://maps.app.goo.gl/dSes6aWKqKAbwkpK6?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』から数年後の地球では、OXEグループの研究が問題視され、現CIA長官のヴァルことデ・ヴァレンティーナが委員会の審問を受けていた

ヴァルはやましいことはないと開き直り、アベンジャーズのいない今こそ、国民のために国家が立ち上がるべきだと熱弁を振るった

 

一方その頃、ヴァルの命令を受けてクアラルンプールのある施設に潜入していたエレーナは、そこにあったOXEのラボを爆破し、証拠隠滅を図っていた

エレーナはそれらの仕事を虚しいと感じていて、次のミッションで足を洗おうと考えていた

 

次のミッションはとある場所にある施設の証拠隠滅で、そこにある人物が何かを盗みに入るという

それが何かを突き止めるというのがエレーナのミッションだったが、そこには別々のミッションを言い渡されたヴァルの請負人が集まっていた

そして、無人のはずのラボに、パジャマ姿の青年が紛れ込んでいた

 

彼の名はボブと言い、ここにいる理由などはわからないという

ヴァルの目論見を看過した請負人たちは協力して外に出ることになったが、ボブにふれたエレーナは奇妙な幻覚を見てしまう

それは、彼女をずっと悩ませていたブラック・ウィドゥの訓練の時の映像で、エレーナは親友のアーニャを殺す手助けをしていたシーンだったのである

 

テーマ:孤独を癒す方法

裏テーマ:虚無に向かう意味

 


■ひとこと感想

 

MCUのシリーズで、どの作品を見れば予習になるのかは分かりませんが、登場するのはウィンターソルジャーとブラックウィドウの妹、アントマンの敵、2代目キャプテン・アメリカ、ソ連が生んだ超人兵器、エレーナの戦友などがいます

なので、このキーワードに即するものをググればOKというところでしょうか

タイトルで言えば『ブラック・ウィドウ』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アントマン&ワスプ』になりますが、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー(テレビ版)』は無理だと思います

 

単純にヒーローになれなかった人たちがヴァルの手下として働いていて、用無しになりそうになって結束する、という内容になっていました

なので、個々の過去を知りたいければ観るという感じですが、実際には本作内で察することができるほどには説明されていました

 

映画は、ポンコツチームが結束するという流れですが、強大な敵と戦うというのとは少し違いましたね

なので、結束などの友情物語としては感動的である一方で、ヒーローものとしてのカタルシスは低めに設定されていると言えるのかもしれません

個人的には、無駄話パートが結構好きなのですが、エレーナの口の悪さは強烈でしたね

ボブとジョンが喧嘩している時の仲裁の言葉選びがそれかよとツッコミたくなってしまいました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作におけるネタバレは、ボブが何者になるのかというところですが、ぶっちゃけ「何者になったのかよくわからない」という感じになっています

ヴァルによって生み出され、ヴァルに裏切られたことで闇落ちをするのですが、それでスーパーパワーを発揮して人々を殺すというのではなく、自分が落ちてしまった闇に引き摺り込むという感じになっていました

誰もが引き摺り込まれてしまうのですが、赤毛の女の子にどんなトラウマがあるのかは気になってしまいます

 

映画は、アクション薄めの会話劇で、主に父と娘の対立と誤解の解消、ポンコツ同士の友情を深め合うというところですが、実質的にはアレクセイの一人舞台のようになっています

エレーナの立ち位置が「友だちの前に出てくるウザい父を持つ思春期の高校生」みたいなところなので、意外と女子中高生にウケるのかな、と思いました

父に返す言葉の一つ一つの言い回しが面白いので、英語を勉強している人には役に立つ?のかもしれません(使ったらハブられそうですが)

 

物語は、分かりやすい結束もので、ヴァルという敵と対立して結束したチームが「サンダーボルツ」と名付けられる過程が描かれます

そんな彼らも、ヴァルの芝居に乗せられてしまうのですが、エンドロールにおける「国民の反応シリーズ」は面白かったですねえ

さらにエンドロール後の映像では、キャプテンをディスる内輪ネタがブッ込まれていて、そこはファンサービスになっていました

 

公開の流れでやむを得ないのでしょうが、『F4』の予告編は本編前に流して欲しくなかったですねえ

ある程度知っている人はいると思いますが、映画の前ではなく映画の後に流して欲しかったというのが率直な感想でした

それを避けるのはかなり難しいですが、始まるまで映像と音を無視できれば回避できるかもしれません

 


■孤独と虚無の関係性

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■人生が充実するとはどういうことか

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/97591/review/05050659/

 

公式HP:

https://marvel.disney.co.jp/movie/thunderbolts

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投稿者 Hiroshi_Takata

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