■トワイライト・ウォーリアーズ 決戦!九龍城砦
Contents
■オススメ度
香港のカンフーアクションが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.2.12(T・JOY京都)
■映画情報
原題:九龍城寨之圍城(九龍城砦の包囲戦)、英題:Twilight of the Warriors: Walled In(戦士たちの黄昏:包囲)
情報:2024年、香港、125分、PG12
ジャンル:九龍城砦に迷い込んだ密入国者を巡るバトルを描いたアクション映画
監督:ソイ・チェン
脚本:アウ・キンイー&チャン・タイリー&サム・クァンシン&ジャック・ライチュン
キャスト:
レイモンド・ラム/林峯(チャン・ロッグワン/陳洛軍:城砦に逃げ込む密入国者)
【九龍城砦】
ルイス・クー/古天樂(ロン・ギュンフォン/龍捲風:龍兄貴、九龍城砦のリーダー)
テレンス・ラウ/劉俊謙(ソンヤッ/信一:龍兄貴の部下、バイク乗り)
トニー・ウー/胡子彤(サップイー/十二少:虎兄貴の部下、リーゼント)
ジャーマン・チョン/張文傑(セイジャイ/四仔:龍兄貴の部下、医者)
【油麻地果欄(ヤウマティ)】
サモ・ハン/洪金寶(大ボス/大老闆:ギャングのボス)
フィリップ・ン/伍允龍(ワンガク/王九:ボスの弟子、気功使い)
ロー・ウィンチョン/羅永昌(レン/冷叔:大ボスの麻雀仲間)
リャオ・ジンシン/廖駿雄(ロンドウ/龍躉叔:大ボスの麻雀仲間)
ジン・ライクン/金來群(シーグア/西瓜叔:大ボスの麻雀仲間)
【龍兄貴関連】
リッチー・レン/任賢齊(秋兄貴/狄秋:龍兄貴の義理の兄、城砦の所有者)
カタリナ・リー/李清心(ルー・ジンラン/羅金蘭:秋兄貴の妻)
チン・テズチン/冼子晴(秋の娘)
レオン・チュクヒン/梁綽軒(秋の娘)
マン・ノイティク/万奈蔭(秋の娘)
リウ・チュンフン/黃德斌(虎兄貴/Tiger哥:秋兄貴の弟、隻眼)
アーロン・クオック/郭富城(チャン・ジム/陳占:殺戮王と呼ばれた男)
セシリア・チョイ/蔡思韵(スー・イーイー/蘇玉儀:陳占の妻)
ベンジャミン・シン/司馬丞晞(陳占の息子、幼少期)
ジョゼヴ・ラウ/喬靖夫(アーチー/阿七:龍兄貴の友人、叉焼飯の「阿七冰室」の店主)
ジュリアナ・ウォン/黄佩珍(阿七の妻)
【九龍城砦の住人】
フィッシュ・リュー/廖子妤(ヤンフェン/燕芬姐:魚団子屋の女店主)
ワン・チンウォン/王尹菁(魚団子屋で働く少女)
チュー・パクフォン/朱栢康(ジースア/九索:雑用係、暴力男、コカイン中毒)
シータ・チャン/李紫僖(九索の彼女、売春婦)
ヤン・イーイー/楊依依(メアリー:婆仔:九索の彼女の娘)
チュ・ツェイン/朱芷瑩(マダム/鴇母:売春宿のオーナー)
キャミー・リー/李芷瑩(売春婦)
リー・ツェヘイ/李紫僖(売春婦の友人)
パン・ホイクワン/彭凱筠(売春婦の友人)
パン・フォイクァン/彭凱筠(サングー/三姑:城砦の住人、理髪店のおばあちゃん)
ウィリアム・チャン/陳富勝(焼き肉店の店主)
ロク・サンマク/麥洛新(食料品店の店主)
マク・ロクサン/麦洛新(店主)
リウ・シュトミン/刘雪明(借家人)
ヴィンセント・タム/譚汝康(茶屋のおじさん)
ジョナス・チャン/張翼和(茶屋のおじさん)
アイヴィー・パン/彭珮嵐(少年の母)
ウォン・ツロク/黄梓楽(殴られる少年)
ジミー・ウォン/黄華和(九龍城砦の家主)
クリフォード・ツァン/會文威(九龍城砦の家主)
ラム・ワイニン/林偉年(九龍城砦の家主)
【その他】
チョン・チョンハン/鄭仲恒(龍兄貴の部下)
ライ・テズチュン/黎梓駿(龍兄貴の部下)
ジョン・ホー/何求(龍兄貴の部下)
ステファン・レオン/梁斯程(龍兄貴の部下)
リー・イプキン/李叶健(龍兄貴の部下)
デレク・ラム/林零源(龍兄貴の部下)
ベルナルド・フォン/馮本汝(地下ボクサー)
ガラン・ソー/蘇嘉倫(コカインの売人)
イェン・ウェイ/楊威(コカインの売人)
ジェイソン・リー/李宗彦(コカインの売人の手下)
チャン・チーシン/陳志星(コカインの売人の手下)
ツァン・テズキト/會子杰(コカインの売人の手下)
マク・カホ/麦嘉豪(コカインの売人の手下)
チョン・ヴィトー/鐘偉杰(コカインの売人の手下)
ソ・ウェイナム/蘇偉南(秋兄貴のボディガード)
チュ・クォクトン/朱国棟(秋兄貴のボディガード)
マ・イェンチン/馬源正(王九の手下)
レイモンド・リー/李文揚(王九の手下)
ラム・ティンヒン/林鋌軒(王九の手下)
タム・ウェイコン/譚偉强(王九の手下)
チェ・チュンホイ/車駿禧(王九の手下)
ウォン・ティンコン/黄皖江(王九の手下)
サムソン・ツァン/會仲元(虎兄貴の手下)
ロー・チーシン/羅志星(虎兄貴の手下)
トン・シクミン/唐錫銘(虎兄貴の手下)
マン・クォクホイ/文號希(虎兄貴の手下)
ロドニー・ウォン/王明然(虎兄貴の手下)
アルバート・リョン/梁冠堯(虎兄貴の手下)
チャン・チョクオ/陳卓華(虎兄貴の手下)
プン・ヒンヤン/潘慶恩(虎兄貴の手下)
ライ・ワイサム/黎偉森(接骨師)
イプ・ワンクン/叶运强(バスの運転手)
チャン・フーシン/陳富勝(焼肉店のスタッフ)
ウォン・チャンラム/王俊霖(焼肉店のスタッフ)
スェン・テズワイ/孫梓維(焼肉店のスタッフ)
ナタリオ・ユー/余嘉嵐(ソーダ水の少女)
ユ・タトチー/余达志(理容店の店員)
チュクヤン/卓茵(理容店の店員)
デオン・チェン/張松枝(アトゥ/阿頭:政府の代表、用地売買の交渉相手)
フォン・キンチュン/馮景聰(入国管理局職員)
フランク・リウ /刘宗基(入国管理局職員)
アンドロー・チャン/陳法斉(チャオレ/潮樂の気功の助手)
チョン・ロクマン/張諾文(チャオレ/潮樂の気功の助手)
チャウ・ファトティエン/蔡發展(チャオレ/潮樂のミュージシャン)
ウォン・チーフォイ/王志風(チャオレ/潮樂のミュージシャン)
ロー・サムチュン/盧秀俊(チャオレ/潮樂のミュージシャン)
タン・シウチュン/鄧紹昌(チャオレ/潮樂のミュージシャン)
マ・ユクラム/馬有林(チャオレ/潮樂のミュージシャン)
チャン・ウォンフォン/張婉芬(寺院の女性)
フォン・チーゴン/馮志昂(看守)
マ・チュンミン/馬俊明(看守)
ベンジャミン・ウォン/黄志广(テレビ番組の専門家)
ラム・ミンユー/林銘耀(テレビ番組の専門家)
マーティン・ウォン/黃雅敏(テレビ番組のホスト)
ツァン・ダ/張达(武装強盗)
レオン・ポクヤン/梁博恩(武装強盗)
チャン・クワンフォン/陳群峰(武装強盗)
山下駿(武装強盗)
チョン・シウワー/鐘少華(メイド)
タン・ルー/鄧露(メイド)
ウォン・ソンヤン/黄思恩(中国人医師)
ライ・チャイミン/黎濟銘(西洋医)
ジゼル・ラム/林慧倩(ニュースアンカー)
ヨン・チンマン/楊静文(専属看護師)
リッキー・ラム/林俊杰(茶屋の店員)
レオン・チョクモ/梁卓美(寺院の老婆)
■映画の舞台
1980年代、
香港:九龍城砦
ロケ地:
香港(セット)
■簡単なあらすじ
1980年代の香港のある地区では、再開発がままならない禁断の地域があった
人々はそこを九龍城砦と呼び、そこには訳ありの人々が身を潜めていた
ある日のこと、密漁船に乗って香港に侵入した青年がいた
金を稼ぐために地下格闘技に参加するものの、そこを支配する大ボスに騙されて金を奪われてしまう
男は、その場にあった布袋を奪って逃げ、その九龍城砦へと逃げ込んだ
何とか追ってを凌いだ男が布袋の中身を確認すると、そこに入っていたのは金ではなくコカインだった
そこで、九龍城砦でそれを金に変えようとするものの、そこを管理している龍兄貴の配下に見つかってしまう
龍兄貴は「ここを荒らすな」と言い、男の持ってきた布袋を大ボスの元に返した
男は龍兄貴にここに置いて欲しいと懇願する
「名前は?」と聞くと、男は「陳洛軍」と名乗った
龍兄貴はその名前に聞き覚えがあり、不穏な風が吹き始めていることを感じ取っていた
テーマ:漢の仁義
裏テーマ:居場所のつくりかた
■ひとこと感想
公開から随分経ちましたが、何とかスケジュールの都合ができて鑑賞
界隈で盛り上がっているようですが、鑑賞日の混雑も思った以上でしたね
内容を全く知らずに突入したので、最初は歴史ものなのかなとか考えていました
まさか、1980年代の香港が舞台の任侠ものとは思いもしませんでした
映画は、ある密入国者が訳ありの建物に入り込んで、その土地を奪い合っている勢力の間に挟まれるという物語でした
かつてその城砦を奪い合った勢力の中に「殺戮王」と呼ばれる鬼神のような存在がいて、それを倒したことで龍兄貴たちがその場を治めることになりました
虎兄貴、秋兄貴たちとそこを統治していましたが、外側の世界では大ボスと呼ばれるギャング団が虎視眈々と狙っている、という構図になっています
そんな中に訳ありが紛れ込んでくるのですが、これが因縁のある男であることがわかり、九龍城砦の中でのパワーバランスが崩れてしまいます
その隙を突いて暗躍する男がいて、これがラスボスになるというところは面白いですね
気功の使い手とは言え、チート過ぎる強さにどう対抗するのか、と言うのが後半の見どころとなっていました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
実際に存在した九龍城砦をモデルにして、香港の中国返還間近を描いていました
その土地を取得して、再開発の時に高く売りつけたい大ボスが暗躍し、城砦内の内紛に割って入ると言う流れになっていました
迷い人は、かつて殺戮王と呼ばれていた陳占の息子なのですが、これは前半の段階で何となく察する感じになっていました
龍兄貴が陳占を倒して戦いが終わったのですが、その時に温情で逃した子どもが戻ってきてしまうのですね
彼がどうして香港を目指したのかはわかりませんが、本作には前日譚と後日談が制作中ということもあって、公開されればそのあたりがわかるのだと思います
映画は任侠ものにカンフーアクションが組み合わさったものですが、普通に銃器も登場していました
ラスボスの気功が強過ぎるのですが、どうやって倒すのかと思っていたら、まさかの展開になっていましたね
考えた攻撃ではなかったと思いますが、敵の弱点を突いた後の4人での波状攻撃は爽快なものがあったと思います
■九龍城砦について
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■前日譚&後日談について
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102484/review/04766162/
公式HP:
https://klockworx.com/movies/twilightwarriors/