■映画鑑賞まとめ■
5月、第3週(2025.5.12~2025.5.18)
Contents
■クィア QUEER
■オススメ度
一風変わったトリップ映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.5.12(MOVIX京都)
■映画情報
原題:Queer(奇妙な、不確定な性自認)
情報:2024年、イタリア&アメリア、137分、R15+
ジャンル:メキシコシティの駐在員が恋した男の本音を知りたくてエクアドルの奥地に連れていくトリップ映画
監督:ルカ・グァダニーノ
脚本:ジャスティン・クリツケス
原作:ウィリアム・S・バロウズ/William S. Burroughs『Queer』
|
キャスト:
ダニエル・クレイグ/Daniel Craig(ウィリアム・リー/William Lee:アメリカ人駐在員、40歳の退役軍人)
ドリュー・スターキー/Drew Starkey(ユージーン・アラートン/Eugene Allerton:リーが目を奪われる青年、元海軍兵士、アメリカ系移民)
ジェイソン・シュワルツマン/Jason Schwartzman(ジョー・ギドリー/Joe Guidry:大柄なリーの友人、酒飲みの駐在員)
エンリケ・ザガ/Henrique Zaga(ウィリアム・ムーア/Winston Moor:メキシコシティの外国人コミュニティの橋渡し役、リーの友人)
Colin Bates(トム・ウィリアムズ/Tom Williams:ムーアの友人、設計士)
デヴィッド・ロウリー/David Lowery(ジム・コクラン/Jim Cochran:リーの元恋人)
ドリュー・ドロージー/Drew Droege(ジョン・デュメ/John Dumé:バーの常連、グリーン・ランタンの常連)
アリエル・シュルマン/Ariel Schulman(トム・ウェストン/Tom Weston:アメリカ人のパトロン、デュメの恋人)
アンドラ・ウルスータ/Andra Ursuta(メアリー/Mary:ユージーンのチェス相手)
ロニア・アヴァ/Ronia Ava(ジョアン/Joan:リーの幻覚に登場する女)
ダーン・デ・ウィット/Daan de Wit(カール・スタインバーグ/Karl Steinberg:そばかすだらけのユダヤ人の若い男)
ミカエル・ボレマンス/Michael Borremans(マリファナを処方するユダヤ人の医師)
アンドレス・ドゥプラット/Andrés Duprat(ヘルナンデス/Hernandez:ヤヘの記事を執筆した博士)
レスリー・マンヴィル/Lesley Manville(コッター/Cotter:エクアドルで研究を続ける植物学者)
Lisandro Alonso(コッター氏/Mr. Cotter:コッター博士の夫)
■映画の舞台
1950年代、
メキシコ:メキシコシティ
エクアドル:キト
ロケ地:
イタリア:ローマ
エクアドル:キト
■簡単なあらすじ
1950年代、退役軍人のメキシコ駐在員のウィリアム・リーは、同性愛者が集う一角に入り浸っていた
リーはクィアとして、若者を中心に狙っていて、知人たちの間では、すぐに言い寄ってくると怪訝な顔をされていた
ある日のこと、雑踏の闘鶏の集団の向こうに、凛々しくて若い男ユージーンを見つけたリーは、彼にアプローチを試みるものの、なかなかうまくはいかなかった
友人のギドリーを交えて話した後、ユージーンはバーの常連のデュメと話しているところを見かける
ギドリーは、デュメと話しているならクィアだろうと言う
リーがデュメに確認したところ、彼が同性愛者が集まる店を探していることがわかった
リーは彼をクィアだと確信し、下心を隠したまま接近することに成功する
そして、前職の話などを交えながら、リーの家に連れて行くことになった
安い酒で酔い潰れたユージーンはそのまま寝込んでしまい、リーはここぞとばかりに体を重ねた
そこから二人の関係が深まるものの、リーはユージーンの本心がわからない
そんな折、エクアドルに生息するある植物にて、テレパシーが使えるようになると言う話を聞く
そしてリーは、ユージーンを誘って、エクアドルへと向かうことになったのである
テーマ:心が溶け合う方法
裏テーマ:幻覚と妄想の違い
■ひとこと感想
映画は章立てになっていて、『Chapter One:How Do You Like Mexico?(第1章 メキシコはお好き?)』『Chapter Two:Traveling Companions(第2章 旅の仲間)』『Chapter Three:The Boranist in the Jungle(密林の植物学者)』『Epiloge:Two Years Later(エピローグ 2年後)』と続いていました
ユージーンとの出会いから体を重ねるまでが第1章で、第3章からエクアドル編となっていました
R15+なのでガッツリと際どいシーンがあり、イチモツもモザイクなしで登場したりします
かなり性的なシーンも多く、虚実が入り乱れているようにも思えます
好きな相手の考えていることが知りたいと言うのがリーの本音で、そのために道化師になっている感じがしました
映画は、いかにして相手の本音を探るのかと、相手を悦ばせるかと言うところを描いていて、リーに都合の良い展開になっていきます
これが妄想のようにも思えるし、相思相愛のようにも思えるのですが、妄想だとしたら、リーは随分と悲観的に物事を考えてしまうようにも思います
さすがに全てが妄想とは思いませんが、冒頭に書きかけの原稿があり、この物語がすべて、ある人物の書いた小説なのですね
それを考えると、体験談をもとにした虚実混じった話なのかな、と思いました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】クィア QUEER【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102154/review/05093987/
公式HP:
■新世紀ロマンティクス
■オススメ度
ヒューマンドラマとドキュメンタリーの融合に興味がある人(★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.13(アップリンク京都)
■映画情報
原題:風流一代(ロマンティック世代)、英題:Caught by the Tides(潮流に巻き込まれる)
情報:2024年、中国、111分、G
ジャンル:ある恋人同士を中心にして、2001年~2022年のある街の変化を描いたドキュメンタリー映画
監督:ジャン・ジャンクー
脚本:ジャン・ジャンクー&ワン・ジアファン
キャスト:
チャオ・タオ/趙濤(チャオ/巧巧:キャンペーンガール、消えた恋人を探す女)
リー・チュウビン/李竺斌(グォ・ビン/斌哥:チャオの恋人、忽然と姿を消した元マネージャー)
チョウ・ヨウ/周游(チョ/小周:SNSインフルエンサーのディレクター、ビンの手下、2006年、2022年)
ブラザー・シン/下六兴哥(シン:SNSのインフルエンサーのおじさん)
パン・ジアンリン/潘劉林(パン/老潘:ビンの友人、ダム建設のデベロッパー、2006年、2022年)
ラン・チョウ/蘭周(ホアン・マオ/黄毛:金持って逃げる女、2006年)
レン・クー/仁科(スーパー前の広場の歌手、2022年)
マオ・タオ/茂濤(スーパー前の広場のギタリスト、2022年)
■映画の舞台
2001年、
中国:
大同/ダーハン
https://maps.app.goo.gl/vJ6jETQKGJkdnQ3x9?g_st=ic
2006年、
中国:長江
奉節/フォンジュ
https://maps.app.goo.gl/vXn77Ug5xeRABRvUA?g_st=ic
2022年、
珠海/チューハイ
https://maps.app.goo.gl/ydTSBrB56CuSb7TM8?g_st=ic
ロケ地:
上に同じ
■簡単なあらすじ
2001年の中国・大同では、新世紀に入ったものの、炭鉱産業は下火になっていて、街の活気はほとんどなくなっていた
その街でキャンペンガールとして活動しているチャオは、恋人でマネージャーのビンと共に生活をしていたが、ある日突然、ビンはメッセージだけを残して消えてしまった
2006年になって、ビンを探しに奉節を訪れたチャオは、そこで変わりゆく街を目の当たりにする
三峡ダムの影響で街の一部が水没し、人々は引っ越しをせざるを得なくなっていた
残る人もいるものの、街は寂れゆくばかりで、チャオはそんな街でビンを探し続けた
その後、ようやくビンに辿り着いたチャオだったが、彼はすでに変わっていて、すでに誰かがいるようだった
失意のまま、シャオは別れを確信し、彼の元を去ることになった
それから15年後、チャオは大同に戻った
世界はコロナ禍で行動が制限され、彼女もパートで生計を凌ぐ日がやってくる
そして、そんな彼女の元に、老いたビンが買い物客としてやってくるのである
テーマ:街も変わり、人も変わる
裏テーマ:想いが消えると全てが消える
■ひとこと感想
ドキュメンタリーとヒューマンドラマが融合したと言う作品になっていて、22年もの歳月を費やして制作されたと言います
この字面だけだと面白そうなのですが、ドキュメンタリーとしての題材に興味を持てないと、前半の動きのなさに眠気を感じてしまうかも知れません
大同や三峡ダム、強いて言えば中国の発展に興味が持てれば良いのですが、そこまで特筆すべきこともないように思います
大同のパートでは、北京五輪招致に沸く国とは裏腹に、炭鉱の役割を終えつつある町は寂れていきました
そんな中でキャンペンガールをしているチャオが描かれますが、ほとんど会話がないので、彼女が何を目指して頑張っているのかなどは分かりません
マネージャーとのロケハンバスのやり取りコメディなのかと思ってしまうほどでした
三峡ダムのパートでは、国家プロジェクトの犠牲になる町と言うテイストで話が進み、それに納得している人もいれば、納得していない人もいるようですね
かと言って、強いメッセージ性があると言う感じにも思えず、この計画が正しいのかは何とも言えない感じに描かれています
登場人物はたくさんいますが、クレジットされているのは数人で、この数人は「ドラマパートのために演技をしている人」と言うことなのかな、と思います
とは言え、彼らと絡むキャラもいるので、そのあたりの境界線がほとんどわからない感じになっていましたね
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】新世紀ロマンティクス【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101593/review/05096406/
公式HP:
https://www.bitters.co.jp/romantics/
■6人ぼっち
■オススメ度
現役高校生(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.14(大阪ステーションシティシネマ)
■映画情報
情報:2025年、日本、85分、G
ジャンル:クラスで浮いている5人と不登校生徒が修学旅行で一緒の班にされる様子を描いた青春映画
監督:宗綱弟
脚本:政池洋佑
キャスト:
野村康太(加山糸:透明人間のようなクラスメイト、班長に抜擢)
吉田晴登(飯島祐太郎:引きこもり)
三原羽衣(馬場すみれ:女子高生TikToker)
鈴木美羽(新川琴:真面目なガリ勉)
松尾潤(五十嵐大輔:空気読めない目立ちたがり屋)
中山ひなの(山田ちえ:気弱で地味)
小西詠斗(長谷部:生徒会長、クラス委員)
賀屋壮也(島先生:担任)
木津つばさ(菊池:お好み焼き屋に来る同級生)
宗綱弟(お好み焼き屋の店長)
■映画の舞台
広島県各所
ロケ地:
広島県:広島市
おりづるタワー(記念写真)
https://maps.app.goo.gl/4CG9u6fmvtCRFi2c6?g_st=ic
広島城
https://maps.app.goo.gl/iDUCBBxvPAHVquyZ7?g_st=ic
平和記念公園
https://maps.app.goo.gl/ZYaTtrHFii6h77xG6?g_st=ic
五ェ門(広島焼き屋)
https://maps.app.goo.gl/2dfp2KrbUge9bFeZ6?g_st=ic
CHOUECCHA(カフェ)
https://maps.app.goo.gl/UsUsgCXkNPb3G7aX8?g_st=ic
観音バッティングセンター
https://maps.app.goo.gl/9R6iZr7ba5ZcPS399?g_st=ic
■簡単なあらすじ
高校3年生の加山糸は友だちができないまま卒業を迎えようとしていた
クラスには陽キャグループからハブられている五十嵐、インフルエンサーとして高く止まっているすみれ、勉強以外興味のない琴、気弱で話かけられないちえもいて、彼らは「ぼっち」として高校生活を送っていた
修学旅行の自由行動の班決めをすることになった2年3組だったが、加山を含めた5人はどこの班にも入れなかった
そこで担任の島は「ちょうどいいから5人で班を組め」と言い、班長に加山を抜擢した
旅行当日、これまでまったく学校に来なかった飯島が現れ、島は加山の班に彼を入れることになった
初日は定番の場所をみんなで見学し、2日目から自由行動が始まっていく
だが、すみれも五十嵐も別行動をしたいと言い出してしまう
単独行動をすると反省文と言われていた加山は、なんとかして5人を繋ぎ止めようと考えた
テーマ:ぼっちとは何か
裏テーマ:期間限定から生まれるもの
■ひとこと感想
高校生のぼっち6人が修学旅行の同じ班になると言う内容で、それによってどうなるのか、と言う顛末が描かれていました
ぼっちになる理由は色々とありますが、映画では「各生徒の見えない闇」「担任の放置」などが挙げられていましたね
実際にはこんなに単純なものではないと思いますが、テンプレとしてはわかりやすくて重すぎないものを選んでいたと思います
主人公の加山には背景がなく、どちらかと言えばコミュ障っぽさがありました
インフルエンサーのすみれは自分の得にはならないことには動かない打算的な部分があり、これは琴にも言えることのように思います
飯島の過去は本編で登場しますが、ネタバレなのでお口チャックしておくとして、五十嵐に関しては空気の読めなさと我が我がと言う性格がウザがられているように見えました
ちえに関してはいまだに家族の過去が尾を引いているようですが、当時はかなり周囲に距離を置かれてしまい、その詰めかたがわからなくなったのかな、と感じました
自由行動でアクシデントが起きて結束と言うお約束な感じではありますが、あまり気を衒わない方が共感は得やすいでしょう
とは言え、真のぼっちとはほど遠い印象で、そこにふれてはいかないんだなあと思いました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103342/review/05098916/
公式HP:
■リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界
■オススメ度
リー・ミラーの障害に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.15(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:Lee
情報:2023年、イギリス、116分、G
ジャンル:従軍写真家として活躍したリー・ミラーの半生を描いた伝記映画
監督:エレン・クラス
脚本:リズ・ハンナ&マリオン・ヒューム&ジョン・コリー
原作:アントニー・ペンローズ/Antony Penrose『The Lives of Lee Miller』
|
キャスト:
ケイト・ウィンスレット/Kate Winslet(リー・ミラー/Lee Miller:写真家として従軍する元ファッションモデル)
アンディ・サムバーグ/Andy Samberg(デイヴィ/デイヴィッド・E・シャーマン/Davy Scherman:アメリカ人従軍特派員、雑誌「LIFE」のカメラマン)
アレクサンダー・スカルスガルド/Alexander Skarsgård(ローランド・ベンローズ/Roland Penrose:リーの恋人、のちの夫、イギリスの芸術家、迷彩柄を考案)
ジョシュ・オコナー/Josh O’Connor(インタビュアー)
マリオン・コティヤール/Marion Cotillard(ソランジュ・ダヤン/Solange D’Ayen:リーの友人、ジャーナリスト。フランス版「VOUGE」の編集者)
パトリック・ミル/Patrick Mille(ジャン・ダヤン/Jean D’Ayen:ソランジュの夫、第6代アヤン公爵)
ノエミ・メルラン/Noémie Merlant(ヌーシュ・エリュアール/Nusch Eluard:リーの友人、パフォーマー&モデル)
ヴァンサン・コロンブ/Vincent Colombe(ポール・エリュアール/Paul Eluard:ヌーシュの夫、リーの友人、航空機から詩をばら撒く詩人)
アンドレア・ライズボロー/Andrea Riseborough(オードリー・ウィザーズ/Audrey Withers:雑誌『ヴォーグ』イギリス版の編集者)
Camilla Aiko(モード/Maud:ヴォーグ誌のアシスタント)
サミュエル・バーネット/Samuel Barnett(セシル・ビートン/Cecil Beaton:ヴォーグ誌の編集者)
James Murray(ジョン・スペンサー将軍/Colonel John Spencer:アメリカの陸軍将校、リーをサン・マロに同行させる軍人)
アリンゼ・ケニ/Arinzé Kene(ジョーンジー大佐/Major Jonesy:サン・マロの狙撃兵の上官、アメリカの軍人)
■映画の舞台
1977年、
イギリス:マイルズ・グリーン
ファーリー・ファーム/Faleys House&Gallerry
https://maps.app.goo.gl/pXqxBN94b8XxLuN38?g_st=ic
1937年、
フランス:パリ&パリ郊外
イギリス:ロンドン
1938年、
フランス:ムージャン(避暑地)
https://maps.app.goo.gl/px4quH1L67SdGf8HA?g_st=ic
1941年、
ヨーロッパ各地
1944年、
フランス:サン・マロ
フランス:パリ
1945年、
フランス:ノルマンディ
ドイツ:ベルリン&ブーヘンヴァルト&ダッハウ
ロケ地:
クロアチア
イギリス:ロンドン
ハンガリー
■簡単なあらすじ
1977年、第二次世界大戦にて数々の記録写真を残した写真家のリー・ミラーは、ある記者から過去の話を聞かれていた
リーは語ることはないと言い、記者は夥しい数の写真を目の前にして、それでもと食い下がった
リーは、サン・マロ城で起きた内乱を思い出しながら、そこに辿り着くことになったきっかけでもあるムージャン時代のことを話し始めた
リーは、芸術家仲間たちとジプシーのような生活を送り、フランスのムージャンを訪れていた
同じパフォーマーのヌーシュとその夫・ポール、フランス「VOUGE」誌の編集者ソランジュとその夫ジャン
和気藹々と楽しむ中、イギリス人の画家ローランドがその場に訪れた
リーは「これまでどうして出会わなかったのかしら」と言い、彼はリーの美貌と知性に恋をしていた
その後、ナチスの各国への侵攻が現実と化していく
リーはローランドとともにイギリスに来ていたが、彼は徴兵を拒否し、その代わりに迷彩柄を開発していた
リーはそこでアメリカ人の写真家デイヴィッドと出会い、行動を共にするようになった
ノルマンディーに行こうとしたが戦地に女性は送りこめないと言われ、リーは母国アメリカに再申請を行う
その申請が通り現地に赴くことになったが、そこは想像を絶する世界だった
テーマ:女性視点の戦争
裏テーマ:現実を際立たせる装飾
■ひとこと感想
リー・ミラーといえば、少し前に公開された映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』に登場した写真家のモデルになった人で、元々はモデルとして『VOGUE』誌の表紙を飾ったりと時の人でした
そんな彼女の従軍写真家時代を切り取った作品となっていて、この映画が作られるきっかけがリーを演じたケイト・ウィンスレットが購入したアンティーク家具がペンローズ家のものだった、というエピソードがありました
原作者が映画のネタバレになっているのでアレですが、その著者が本人にインタビューをしているという形式で描かれていました
映画は、サン・マロ城の激戦にて、アメリカ軍が初めて使用したナパーム弾のシーンから始まるのですが、当時は闇に葬られていた情報とされています
また、彼女が撮った写真の多くは世に出ることがなく、掲載を約束していたイギリス版『VOUGE』では見送られていました
このあたりの詳細が後半で語られますが、本当の真実というのは映画の最後に描かれています
物語は、写真家マン・レイとの関係とか、その後の1回目の結婚あたりはスルーされていて、離婚後にフランスの避暑地でローランドと出会うところから描かれていました
そこではトップレスで気ままに話しているのですが、ローランドが来た瞬間に服で隠していましたね
そこからの「どうして今まで出会わなかったの」からのアプローチ合戦は面白かったと思います
印象的だったのは、ヒトラーの侵攻を他国が読めなかったことについて、「歩みが遅かったから」という言葉でしたね
その時を知る人々が語る言葉として、若干芸術家よりの言葉のチョイスになっているところが他の戦争映画と違うところかな、と思いました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103445/review/05101918/
公式HP:
https://culture-pub.jp/leemiller_movie/index.html
■かくかくしかじか
■オススメ度
東村アキコの修行時代に興味のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.16(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、126分、G
ジャンル:売れっ子漫画家の恩師との出会いとその後を描いた伝記映画
監督:関和亮
脚本:東村アキコ&伊達さん
原作:東村アキコ『かくかくしかじか』
|
キャスト:
永野芽郁(林明子/東村アキコ:漫画家を夢見る女子高生)
(小中学時代:照井野々花)
大泉洋(日高健三:パワハラ気質の美術教師)
見上愛(北見:高校の同級生、絵画教室の生徒)
畑芽育(佐藤:絵画教室の後輩、のちのアシスタント)
鈴木仁(今ちゃん:高校の後輩、絵画教室に勧誘、ヤンキー)
神尾楓珠(西村くん:美大時代の彼氏)
森愁斗(川崎くん:絵画教室の生徒、デスマスク)
河村花(みっちゃん:絵画教室の生徒)
酒井敏也(児玉さん:絵画教室の生徒)
青柳翔(杉浦:美大の教授)
長井短(石田拓実:先輩の売れっ子漫画家)
津田健次郎(岡さん:漫画雑誌の編集者)
有田哲平(中田先生:高校の美術部の顧問)
MEGUMI(林伸子:明子の母)
大森南朋(林健一:明子の父)
■映画の舞台
宮崎県:
東京:
石川県:金沢
ロケ地:
石川県:金沢市
金沢美術大学
https://maps.app.goo.gl/ueJ2feow7JWKU3kL8?g_st=ic
広島県:広島市
広島市立大学 芸術学部
https://maps.app.goo.gl/QTNgNKCjFsxHvx8V9?g_st=ic
宮崎県:宮崎市
ポンちゃん絵画教室
https://maps.app.goo.gl/q1C3Sh5wdB98G6a4A?g_st=ic
まちなか絵画教室
https://maps.app.goo.gl/hiorDChGBTNqPyAu8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
2015年、漫画家として成功した東村アキコは、漫画賞を受賞することになった
作品について聞かれた明子は、過去に思いを馳せていく
その後、職場に戻った明子は、そこで思い出の品を見て、過去を想起することになった
それは約30年前の小学校時代に遡る
偶然、道端で捨てられた少女漫画の雑誌を見つけた明子は、その絵に魅了され、漫画家になりたいという夢を持つようになった
家族は絵が上手いと褒め、高校では美術部の顧問からもべた褒めされて有頂天になっていた
そんな折、クラスメイトの北見からある絵画教室を紹介された
それは著名な画家が開いている教室で、月額5000円と破格の値段だった
両親の理解も得られて通うことになった明子だったが、その絵画教室の先生・日高はとんでもないパラハラ教師だったのである
テーマ:継続することの意味
裏テーマ:描ける人がすべきこと
■ひとこと感想
東村アキコの作品に傾倒しているわけではありませんが、某ネット配信番組のゲストとして出演していたので、人物像の方を知っているという感じでした
映画は、恩師との出会いから別れを描くという内容で、漫画家なのになぜ絵画教室だったのか、という部分が描かれていました
漫画家としてのステップアップはあっさりとしたものになっていましたが、メインは日高先生と生徒たちとの関わりになっていました
たくさんの生徒が登場しますが、とても特徴的な人たちが多かったですね
先生の人柄がよく伝わる内容で、若干精神論的な部分も面白かったと思います
体に染み付いている感覚というものは、使わないと忘れてしまうもので、それを主軸に置いていたのが日高先生の教育方針だったと思います
無心になるまで描き続けること、見なくても描けるようになること
そう言った継続と脳内で対象物を再現する力というのは、とても大切なんだと思いました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】かくかくしかじか【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103096/review/05103580/
公式HP:
https://wwws.warnerbros.co.jp/kakushika/
■サブスタンス
■オススメ度
ヤバい映画を堪能したい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.16(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:The Substance(物質)
情報:2024年、イギリス&フランス、142分、R15+
ジャンル:若さに執着を持つ女性がある薬に手を出す様子を描いたホラー映画
監督&脚本:コラリー・ファルジャ
キャスト:
デミ・ムーア/Demi Moore(エリザベス・スパークル/Elisabeth:往年のハリウッドスター、50歳)
(若年期:Cécile Vogt)
マーガレット・クアリー/Margaret Qualley(スー/Sue:エリザベスの後任の女優)
デニス・クエイド/Dennis Quaid(ハーヴェイ/Harvey:番組プロデューサー)
Joseph Balderrama(クレイグ・シルバー/Craig Silver:エリザベスのマネージャー)
Laura Puech(イザベラ/Isabella:シンディと呼ばれるハーヴェイの助手)
Edward Hamilton-Clark(フレッド/Fred:エリザベスの旧友)
Gore Abrams(オリヴァー/Oliver:エリザベスの隣人)
Oscar Lesage(トロイ/Troy:スーの行きずりのバイク男)
Hugo Diego Garcia(ディエゴ/Diego:スーの恋人)
Christian Erickson(ダイナーの老人)
Robin Greer(USBを仕込む男性看護師)
Yann Bean(「The Substance」の声)
■映画の舞台
アメリカ:ハリウッド
ロケ地:
フランス:パリ郊外
フランス:コートダジュール
■簡単なあらすじ
ハリウッドのトップスターのエリザベス・スパークルは、その名を「Wal of Fame」に刻むことになった
だが月日が流れ、加齢とともに人気は衰えていく
やがて、その名を見ても、「誰?」と言われてしまうほどだった
エリザベスはプロデューサー・ハーヴェイが手掛ける番組「Pump It Up Show」にてフィットネス情報を提供していた
だが、50歳を迎えたその日、ハーヴェイが「次」を探していることを知る
華々しく引退という扱いになっていたが、自分のポスターが剥がされているのを見て、よそ見運転で事故を起こしてしまった
病院では大した怪我はないと言われたが、そこにいた男性看護師は突然追加のチェックを行うという
彼は意味ありげな言葉を残し、エリザベスのコートのポケットにあるUSBメモリを忍ばせた
そのUSBには「THE SUBSTANCE」と書かれていて、アホらしいと思ったものの、ついつい再生してしまう
そこには何かしらの製品のPR動画は入っていて、当初は無視していたものの、たまりかねて連絡をしてしまう
謎の封筒が届き、そこには「503」という数字の書いたカードが入っていた
そして、教えられた場所に向かうと、廃墟ビルの一室に近未来的な空間があった
そして、そこの「503」というボックスを開けると、そこには「THE SUBSTANCE」と書かれた箱が入っていたのである
テーマ:ルッキズムの行き着く先
裏テーマ:女性を追い詰めているもの
■ひとこと感想
アカデミー賞で話題になり、どんな内容かほぼ調べずに鑑賞
ポスターの意味ありげな「阿鼻叫喚」ってなんだろうなあと思っていたら、まさに「阿鼻叫喚」な世界が展開していました
どこまでがネタバレになるのかは分かりませんが、とある薬を注入すると、自分の中からもう一人の自分が誕生する、というもので、分身と7日ごとに入れ替わらないといけないというルールが設定されていました
そこからは最初の一週間が描かれ、定番のように次の一週間に異変が起きる、という流れになっています
若返った上位互換の自分を手に入れるのですが、その分身が暴走して、本人に悪影響が出るという感じですね
これ以上のネタバレは御法度のようですが、グロとクチャが大丈夫な人だけが完走できる内容となっています
当初は、二人の女性がいがみ合う系とか、若さに嫉妬して暴走するというタイプのサイコホラーだと思っていましたが、「繰り返し見たくない」タイプのホラーでしたね
個人的には「食べ物粗末にする系」が全く受け付けないので、作り物とは言え殺意が湧いてしまいますね
そう言ったシーンが前半に多いので、食後はやめておいた方が良いと思います
まあ、観た後にも食欲はまったく湧かなくなると思いますが
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101590/review/05103579/
公式HP:
■ミッション・インポッシブル:ファイナル・レコニング
■オススメ度
シリーズのファンの人(★★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.17(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:Mission: Impossible – The Final Reckoning(不可能な使命:最終的な決着、映画内翻訳は「最後の選択」)
情報:2025年、アメリカ、169分、G
ジャンル:世界を崩壊に向かわせるAIとの戦いを描いたスパイアクション映画
監督:クリストファー・マッカリー
脚本:クリストファー・マッカリー&エリック・ジェンドレセン
原作:ブルース・ゲラー『スパイ大作戦』
前作↓ Amazon Prime Videoはこちらをクリック
|
キャスト:
トム・クルーズ/Tom Cruise(イーサン・ホーク/Ethan Hunt:IMFのエージェント)
ヘイリー・アトウェル/Hayley Atwell(グレース/Grace:元泥棒のIMFエージェント)
ヴィング・レイムス/Ving Rhames(ルーサー・スティッケル/Luther Stickell:IMFコンピューター技術者)
サイモン・ペッグ/Simon Pegg(ベンジー・ダン/Benji Dunn:IMFテクニカルフィールドエージェント)
イーサイ・モラレス/Esai Morales(ガブリエル・マルティネリ/Gabriel:暗殺者、エンティティと繋がりを持つ男)
ポム・クレメンティス/Pom Klementieff(パリス/Paris:ガブリエルに裏切られたフランス人暗殺者)
グレッグ・ターザン・デイヴィス/Greg Tarzan Davis(ドガ/Degas:ブリッグスの元相棒、看守)
【アメリカ政府】
アンジェラ・バセット/Angela Bassett(エリカ・スローン/Erika Sloane:元CIA長官、アメリカの大統領)
ジャネット・マクティア/Janet McTeer(ウォルターズ/Walters:大統領補佐官)
ホルト・マッキャラニー/Holt McCallany(サーリング・バーンスタイン/Serling:国防長官)
ニック・オファーマン/Nick Offerman(シドニー将軍/General Sidney:統合参謀本部長)
インディラ・ヴァルマ/Indira Varma(DIA長官)
チャールズ・パーネル/Charles Parnell(リチャーズ/Richards:NRO&DNIのトップ)
マーク・ゲイティス/Mark Gatiss(アングストローム/Angstrom:NSA長官)
【CIA関連】
ヘンリー・ツェニー/Henry Czerny(ユージン・キトリッジ/Kittridge:CIA長官)
シェー・ウィンガム/Shea Whigham(ジャスパー・ブリッグス/Briggs:アメリカの諜報員)
【航空母艦G・H・W・BUSH関連】
ハンナ・ワディンガム/Hannah Waddingham(ニーリー提督/Admiral Neely:司令官)
【潜水艦オハイオ関連】
トラメル・ティルマン/Tramell Tillman(ブレッドソー大尉/Captain Bledsoe:艦長)
Katy O’Brian(コディアック/Kodiak:乗組員、スーツの持ち主)
Stephen Oyoung(ピルズ/Pills:乗組員、説明係)
Tomás Paredes(ヘイガー/Hagar:乗組員、SNS好き)
Paul Bullion(シャーリー/Shirley:乗組員、救出班)
【音響監視システム関連】
ロルフ・サクソン/Rolf Saxon(ウィリアム・ダンロー/William Donloe:CIAから僻地に行かされた元エージェント)
Lucy Tulugarjuk(タピーサ/Tapeesa:ウィリアムの妻)
【ロシア関連】
Pasha D. Lychnikoff(コルツォフ大尉/Captain Koltsov:ロシアの工作員)
■映画の舞台
アメリカ:
イギリス:ロンドン
ベーリング海
セント・マシュー島
南アフリカ:コニタ・ヨウ
ロケ地:
ノルウェー
南アフリカ
■簡単なあらすじ
前作にて、ガブリエルからキーを奪ったイーサンは、ベンジーとルーサーの元へと戻った
ルーサーは世界を牛耳っているAI「エンティティ」を無効化するための「毒薬」を作り出し、ベンジーはエンティティを無効にするための情報を提供する
無効化のためには、どこかに沈没した原子力潜水艦セヴァストポリ号のソナーに設置されている「ポトコヴァ」と呼ばれるアルゴリズム・ドライブを手に入れるしかなかった
イーサンはガブリエルとの接触を試みるためロンドンに渡るものの、そこで再会したグレースとともにガブリエル一味に捕まってしまう
ガブリエルはイーサンにポトコヴァの回収をさせようと考えていて、グレースを人質に取ろうと考えていた
だが、イーサンは一瞬の隙をついて脱出することに成功するものの、ガブリエルは身動きの取れないルーサーの元に出向き、毒薬を奪って罠を仕掛けて去っていった
イーサンは作戦を思いつき、ベンジーたちに必要なものを用意させる
そして、ガブリエルを追ってルーサーの元に向かったイーサンは、そこでガブリエルの思惑を知ることになるのである
テーマ:心理戦の果てにある選択
裏テーマ:生まれてきた意味
■ひとこと感想
これまでのシリーズは全部観てきましたが、詳細まで覚えているかと言うと何とも言えない感じで、前編をうろ覚えの状態で鑑賞することになりました
今作の予告編でも少し映像があり、映画の前半でもおさらいっぽい映像があるので、鍵とガブリエルとパリスが認識できればOKだと思います
個人的にはパリスのことが抜け落ちていて、この人はガブリエルに裏切られた人だけど名前が思い出せませんでした
鍵については、前回で盗み合いをしまくってたなあと思っていましたが、中盤くらいで登場したロシアの工作員が「合鍵を持っているのだな」と言われていて、ズコーとなってしまいました
過去作で沈めてしまった原子力潜水艦に世界を救うアイテムがあると言う流れですが、あっちこっち行かせると言うシナリオはあまりまとまりがあるように思えません
過去の映像がたくさん使われているので、過去作をどれだけ覚えているのか、と言うところが鍵になりますね
記憶力が集大成の面白さと直結するところがあるので、可能ならシリーズを振り返った方が良いのかもしれません
スケジュールの都合上Dolby ATOMSで観ることになりましたが、IMAXで観た方が良いかなと言う印象
機会があれば再鑑賞も視野に入れたいと思います
ネタバレは踏まない方が良いと思うので、気になる人は週末にでも繰り出した方が良いと思いますよ~
↓詳しいレビューはこちらから
鋭意、執筆中にて、今しばらくお待ちくださいませ
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102868/review/05107619/
公式HP:
