■映画鑑賞まとめ■

 

7月、第4週(2025.7.21~2025.7.31)

 


■また逢いましょう

 

■オススメ度

 

介護現場を描いたドラマに興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.7.22(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、91分、G

ジャンル:父の急な怪我によって介護施設と関わることになった漫画家を描いたヒューマンドラマ

 

監督:西田宣善

脚本:梶原阿貴

原案:伊藤芳宏『生の希望 死の輝き 人間の在り方をひも解く』

 

 

キャスト:

大西礼芳(夏川優希:父の怪我によって実家に戻ることになった漫画家)

 

中島ひろ子(向田洋子:「ハレルヤ」の介護スタッフ、チーフ)

神村美月(向田ルイ:洋子の娘、高校生)

 

田山涼成(武藤雅治:ハイデガー哲学を取り入れる介護施設「ハレルヤ」の施設長)

 

筒井真理子(お華さん:理学療法士)

 

カトウシンスケ(野村隼人:ケアマネージャー)

 

伊藤洋三郎(夏川宏司:優希の父)

 

加茂美穂子(石川なっと:子持ちの介護スタッフ)

高橋隆大(横浜:若手の介護スタッフ)

山下香織(浜野辺:若手の介護スタッフ)

 

田川恵美子(加納ゆかり:「ハレルヤ」の利用者、元ヤン)

梅沢昌代(東田梅子:ムードーメーカーの利用者、元ダンサー)

 

田中要次(2時間ドラマの犯人役)

 

■映画の舞台

 

京都市:右京区

宇多野

https://maps.app.goo.gl/oPgoWrMEp7YeT8Q78?g_st=ic

 

ロケ地:

東京都:杉並区

ふくろう宮前(介護施設)

https://maps.app.goo.gl/Tn36yiX2xD3zo8xA9?g_st=ic

 

慈宏寺

https://maps.app.goo.gl/FNCtGx5WfGj1tHd69?g_st=ic

 

京都市:右京区

鹿王院

https://maps.app.goo.gl/81FqLdQh8AF8Dftu9?g_st=ic

 

London Books

https://maps.app.goo.gl/WAxd7hm5adZx3uGA6?g_st=ic

 

Pizeria Otto

https://maps.app.goo.gl/sSwDYLWpeYkVyDB97?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

東京でアルバイトをしながら漫画家稼業を続けている優希は、父・宏司の怪我によって実家に戻ることになった

主治医からは頚椎損傷と言われ、この3日間がヤマだと言われてしまう

脊髄を痛めているために、命を取り留めても障害が残る可能性があると聞かされた優希は、気が気でないまま数日を過ごした

 

何とか意識を回復した父だったが、右半身に麻痺が残ってしまい、やむを得ずに通所の介護施設に通うことになった

ケアマネージャーの野村は親身になって手伝い、哲学者ハイデガーの思想を取り入れているユニークな介護施設「ハレルヤ」を紹介した

 

二人は見学も兼ねて実地を訪れ、そこに通うことを決める

「ハレルヤ」では、所長の武藤のアイデアで「ハレルヤ通信」という利用者たちの身の上話を発表するイベントがあり、父もそれに参加することになった

 

そんな折、街角で出会った介護チーフの洋子の家に招かれることになった優希は、彼女の娘・ルイの勉強を見たりしながら、プライベートでも関係を深めていく

そして、ケアマネの野村とも良い雰囲気になり、優希は東京から戻ろうと考え始めるのである

 

テーマ:存在価値の揺らぎ

裏テーマ:幸せの中で逝くこと

 

■ひとこと感想

 

介護施設を舞台にしたヒューマンドラマで、まさかの京都・宇多野が舞台になっていました

近くに住んでいたことがあるので懐かしい感じで、嵐電やん!とテンションが上がってしまいますね

優希が描きかけていた漫画「双ヶ丘」も太秦近辺の土地の名前で、施設(彼氏かも)を舞台にしたものを描こうと考えていたのだと思います

 

映画では、ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーが取り扱われ、さらっと西田幾多郎の名前も出ていましたね

ハイデガーの著書『存在と時間(Sein und Zeit)』が登場し、小難しそうな理屈が述べられていました

「存在の問いの必然性」とか、「時間性へと向けた現存在の解釈」などの難しい内容の書籍で、サクッと説明するのは大変のように思います(パンフレットで解説なかったですね〜)

 

映画では、存在価値の揺らぎというものを自分史を見つめることで静なるものへと導くみたいな感じになっていましたね

自分の人生を客観視することで、自分自身の存在意義、他人の人生に与えた影響を紐解くという感じになっています

その中で、優希は父親の本音を知ることになるのですが、父はあえて声ではなく文字でそれを伝えるのには意味があったように思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】また逢いましょう【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103835/review/05358635/

 

公式HP:

https://mataaimasho.com/


■BAD GENIUS/バッド・ジーニアス

 

■オススメ度

 

リメイク元が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.7.23(T・JOY京都)

 

■映画情報

 

原題:Bad Genius(悪い天才たち)

情報:2024年、アメリカ、97分、PG12

ジャンル:大学進学適性試験(SAT)にて不正を働こうとする高校生たちを描いたスリラー映画

 

監督:J・C・リー

脚本:J・C・リー&ジュリアス・オナー

原作:ナタウット・プーンピリヤ&タニーダ・ハンタウィーワッタナー&ワスドーン・ピヤロンナ『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

Amazon Link(クリックするとページが開きます)

 

キャスト:

カリーナ・リャン/Callina Liang(メイ・リン・カン/Lynn Kang:富裕層の要望に応えてカンニングをさせる天才高校生)

   (幼少期:オリヴィア・ナグート/Olivia Naguit

ベネディクト・ウォン/Benedict Wong(メン・カン/Meng Kang:リンの父、コインランドリー経営者)

 

ジャバリ・バンクス/Jabari Banks(バンク・アデダモラ/Bank Adedamola:リンの秘密に気付く秀才)

ルンビー・ムゾファ/Rumbie Muzofa(トル・アデダモラ/Tolu Adedamola:バンクの母、「フフ・カフェ」の経営者)

 

テイラー・ヒクソン/Taylor Hickson(グレース・サイモン/Grace Simon:リンの案内役の劣等生、女優志望)

 

サミュエル・ブラウン/Samuel Braun(パット・ストーン/Pat Stone:グレースの恋人、富豪の息子)

デヴィッド・ジェームス・ルイス/David James Lewis(テッド・ストーン/Ted Stone:パットの父、富豪弁護士)

 

サラ=ジェーン・レイモンド/Sarah-Jane Redmond(イレーネ・ウォルシュ/Irene Walsh:エクストン高校の校長)

デヴィッド・レノン/David Lennon(ラッソ先生/Mr. Lasso:エクストン高校の教師、リンたちの担任)

ニコライ・ヴィチュル/Nikolai Witschl(ハミルトン先生/Mr. Hamilton:高校の期末試験の監督官の先生)

 

コナー・メドウス/Conor Meadows(シェイピン・ジョイス/Chapin Joyce:パットの友人、カンニングを疑われるクラスメイト)

 

リーゼ・アレクサンダー/Reese Alexander(プレストン・ブラウン/Preston Brown:SATの試験監視の責任者)

アダム・ボーシューヌ/Adam Beauchesne(クリント・マーシャル/Clint Marshall:試験監督官、プレストンの部下)

 

シント・D・ミサティ/Synto D. Misati(ナサニエル/Nathanial:ドラッグの売人)

 

■映画の舞台

 

2016年、

アメリカ:シアトル

エクストン高校

 

フィラデルフィア

センターシティ大学

 

ロケ地:

カナダ:ブリティッシュ・コロンビア州

バンクーバー

ブリティッシュ・コロンビア大学

 

■簡単なあらすじ

 

シアトルにある名門校エクストン高校に編入することになった中国系移民のリンは、成績は優秀だったが、名門校に入るだけの資金はなかった

だが、成績の優秀さとMITへの進学を約束に、ウォルシュ校長から学費免除の特退を受けることになった

富豪の娘グレースが案内係になり、徐々に仲良くなっていく二人だったが、リンの秀才ぶりに気付いたグレースは勉強を教えてほしいと言い出す

だが、グレースは教えても実らない劣等生で、そこでリンは解答を音楽のコードに見立てたカンニングを思いついた

 

最初はうまくいくものの、期末試験は学校側の対策が取られ、2種類のテストが用意されてしまった

何とか2種類のテストをこなすものの、クラスメイトのバンクの告発によって、カンニングがバレてしまった

リンはグレースたちと違うクラスにさせられて、3年生へと進学することになった

 

リンは学業に集中し、オンラインでのジュリアード音楽院への進学を目指していた

そんな折、音沙汰のなかったグレースから連絡が入った

それは、彼女たちがコロンビア大学に進学するために、SATのカンニングを手伝えというものだった

SATは監視体制が厳重で不可能だと思われたが、リンはある方策を思いつき、バンクを巻き込むことで試験に挑もうと考えたのである

 

テーマ:才能と目的

裏テーマ:強欲はすべてを奪う

 

■ひとこと感想

 

タイ映画のリメイク作品ですが、観たけどほとんど覚えていませんでしたね

カンニングを手助けする天才ということは覚えていましたが、その手段とか目的はスッポリと抜け落ちていました

マークシート式の試験だからできるカンニングで、音楽のコードを使うというのは面白いアイデアだと思います

それでも、あれだけ試験中に指を動かしていたらバレそうなものですが、ほとんどの生徒を巻き込まば看過されるかもしれません

 

映画の後半で登場するSATは「大学進学適性試験」というもので、日本だとセンター試験とか共通一次のような立ち位置で、その点数によって、どの大学に進学できるかが決まると言えます

そこでカンニングをするパートがメインですが、物語のテーマは富豪と移民の思考法の違いだったように思えました

 

グレースもパットも自分たちの欲望にグレースを巻き込むのですが、彼らが提供する金は親の金なのですね

なので、彼らは1円も損していないし、自分たちに与えられたものを存分に使っていると言えます

そうした強欲に巻き込まれるのがリンとパットで、彼らにも彼らなりの論理にて、ルール上等で向かっていく様子が描かれていました

良いか悪いかというのは論ずるまでもありまえんが、その才能をどのように活かすかという観点からすれば、ルールというものはあって無いようなものに感じられてしまいますね

 

ちなみに冒頭にて、トマス・モア(Thomas More)の言葉「If honor were profitable, everybody would be honorable.(高潔さで利を得るなら、皆、高潔になるだろう)」という言葉がありました

イギリスの聖職者として、のちにヘンリー8世の財務官になった人で、下院議長にもなっている人物でした

映画では「Honor」を「高潔」と訳していましたが、ポピュラーな意味としては「名誉」ということになります

この言葉が誰の心情を表すのかが物語の鍵となっているのも注目すべきところだと思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】BAD GENIUS/バッド・ジーニアス【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104024/review/05361353/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/badgenius/


■IMMACULATE 聖なる胎動

 

■オススメ度

 

宗教系ホラーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.7.25(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Immaculate(真っ白な、汚れの無い)

情報:2024年、アメリカ&イタリア、89分、G

ジャンル:懐妊する処女の修道女がある計画に巻き込まれる様子を描いたホラー映画

 

監督:マイケル・モーハン

脚本:アンドリュー・ロベル

 

キャスト:

シドニー・スウィーニー/Sydney Sweeney(セシリア・ジョーンズ/Sister Cecilia:男性未経験なのに妊娠する修道女、アメリカ人)

   (若年期:イザベル・デサンティス/Isabel Desantis

 

アルバロ・モルテ/Álvaro Morte(サル・テデスキ/Father Sal Tedeschi:セシリアを勧誘したし神父)

ジュゼッペ・ロ・ピコーロ/Giuseppe Lo Piccolo(エンツォ/Deacon Enzo:助祭)

 

ベネデッタ・ポルカローリ/Benedetta Porcaroli(シスター・グウェン/Sister Gwen:セシリアと仲良くなるミラノ出身の修道女)

ジュリア・ヒースフィールド・ディ・レンツィ/Giulia Heathfield Di Renzi(シスター・イザベラ/Sister Isabelle:通訳をする修道女)

 

ベティ・ペドラッツィ/Betty Pedrazzi(シスター・フランチェスカ/Sister Francesca:認知症で徘徊する修道女)

 

ジョルジオ・コランジェリ/Giorgio Colangeli(フランコ・メーラ/Cardinal Franco Merola:枢機卿、猊下)

ドーラ・ロマノ/Dora Romano(修道長/Mother Superior)

ジャンピエロ・ジュディカ/Giampiero Judica(ガッロ/Doctor Gallo:医師)

 

■映画の舞台

 

イタリアの田園地帯

 

ロケ地:

イタリア:ローマ

ヴィラ・パリーシ/Villa Parisi

https://maps.app.goo.gl/1WpsoF5ofke9ABG88?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

アメリカからローマの田園地帯にある修道院に移ったセシリア・ジョーンズは、厳格な修道長、懇意にしてくれる神父テデステたちに招かれ、修道女の最期の世話を行うことになった

セシリアはまだイタリア語が不得手のため、イザベルが通訳をして、案内係をすることになった

修道院では、年老いた修道女たちをケアする役割を担っていて、時には妄想に付き合わなければならないと言われてしまう

 

修道院には、同じ年頃のシスター・グウェンがいて、彼女は厳格なしきたりに嫌気を指していた

彼女は暴力的な恋人から逃げるためにここに来たが、キリスト教の教義には全く興味を持っていなかった

隠れてタバコを吸ったり、悪態をつく始末で、修道長たちからはその言動に目をつけられていた

 

ある日のこと、気分が悪くなったセシリアは、ガッロ医師の診察を受けるもの、そこである事実が浮上してしまう

テデステは執拗に「男性経験はないか?」と聞き、セシリアはそれを否定する

そして、セシリアは男性未経験のまま妊娠したことを告げられる

その噂は修道院中に広まり、セシリアは特別扱いされていくのである

 

テーマ:奇跡の作り方

裏テーマ:神聖と狂気

 

■ひとこと感想

 

修道女が血の涙を流しているポスターが強烈で、それ以外の情報はシャットダウンした状態で鑑賞に至りました

ホラーだと思っていなかったのでびっくりするシーンがありましたが、お化け屋敷系の驚かせ方が多かったように思います

 

映画では、処女のセシリアが何者かの子どもを身籠るという展開になっていて、その正体がミステリーの部分になっていました

キリストに懐疑的な修道女がいるかと思えば、役割を得たかった修道女もいて、高齢の修道女の終の住処を偽装した何かであることは前半でわかるようになっていました

 

それでも、どうやって仕込んだのかとか、冒頭の棺のようなところに閉じ込められていた映像が何を示すのか、クリアになっていないシーンが多かったですね

彼らの思惑に関しては理解できますが、どうやってああなったのかを描かないのはナンセンスのように思います

ホラーに振り切っているとは言え、ミステリー部分を解明せずに終わるのはどうなのかなあと思ってしまいます

 

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*【映画感想】IMMACULATE 聖なる胎動【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101476/review/05364106/

 

公式HP:

https://klockworx.com/immaculate


■ストレンジ・ダーリン

 

■オススメ度

 

時系列シャッフル系の映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.7.24(T・JOY京都)

 

■映画情報

 

原題:Strange Darling(奇妙な恋人)

情報:2023年、アメリカ、97分、PG12

ジャンル:シリアルキラーに追われる女を描いたスリラー映画

 

監督&脚本:J・T・モルナー

 

キャスト:

ウィラ・フィッツジェラルド/Willa Fitzgerald(レディ/The Lady:シリアルキラーから逃げる女)

カイル・ガルナー/Kyle Gallner(デーモン/The Demon:女を追う男)

 

スティーヴン・マイケル・ケサダ/Steven Michael Quezada(ピート/Pete:保安官)

マディセン・ビューティ/Madisen Beaty(ゲイル/Gale:副保安官)

 

エド・ベグリー・Jr/Ed Begley Jr.(フレドリック/Frederick:終末論者の森の住人)

バーバラ・ハーシェイ/Barbara Hershey(ジュヌヴィエーヴ/Genevieve:フレドリックの妻)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:オレゴン州

フッドリバー郡

https://maps.app.goo.gl/kV4wRgT69Fg86c62A?g_st=ic

 

ロケ地:

アメリカ:オレゴン州

ポートランド

 

マウントフッド国有林/Mount Hood National Forest

https://maps.app.goo.gl/NJTSYbZvaZDA4vLn9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

オレゴン州の山奥にて、赤い髪の女はある男から逃げていた

山の一本道で疾走する2台の車は、やがて追ってきた車に乗っていた謎の男に発砲され、横転してしまう

何とか車から這い出た女は、森の中に消えていき、キャップ客が残した酒で傷口の消毒などを始めていく

 

数時間前、女は男と一緒にいて、一晩を楽しく過ごすためのルールを作っていく

女はサディズムに傾倒するプレイを好んでいたが、迫真の演技の前に恐怖に慄いてしまう

だが、女は興奮気味に舞い上がり、男も満更ではなかった

 

一方その頃、少し離れた場所では、ヒッピーのような生活をしている老夫婦が暮らしていた

微笑み合う二人からは笑顔が絶えず、理想的な終末を過ごしていた

 

テーマ:悪魔の仕留め方

裏テーマ:サバイバル能力

 

■ひとこと感想

 

全6章+エピローグで構成される物語で、3→5→1→4→2→6→エピローグという順番になっていました

田舎の一本道で逃げる女と、それを追う男というカーチェイスから始まり、女が森の中に逃げて一軒家へとたどり着きます

さらに、その家の中で隠れる様子が描かれ、男がそこにたどり着くという流れになっていて、女が生き延びられるのかどうか、というテイストで描かれていきました

 

英語版Wikiには時系列順に並べなおしたあらすじがあるので、頭の中でシャッフルが苦手な人は参考にしてもよいと思いますが、このシャッフルをしている「意図」というのは3番目の章ぐらいでわかるので、そこまで難しくないと思います

それでも、この構成にしないと他愛もない話なので、この構成ありきの映画であると言えます

 

物語は、基本的に「The Lady」と呼ばれる赤い服を着た女と、「The Demon」と呼ばれる男が登場し、女目線の物語になっていました

彼女が何度か鏡を見るシーンがあって、そこに「悪魔」が映り込むのですが、あまりにも一瞬すぎてわからないと思います

映画全体は「数々の資料を基にしたある殺人事件の映画化」で、エンドロールの最後にも映像があるので注意した方が良いと思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ストレンジ・ダーリン【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103792/review/05368623/

 

公式HP:

https://movies.kadokawa.co.jp/strangedarling/


■ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ

 

■オススメ度

 

MCUなら何でも観る人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.7.25(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:The Fantastic Four: First Steps(最初の一歩)

情報:2025年、アメリカ、130分、G

ジャンル:地球を狙う異星人を倒すために立ち上がる家族を描いたヒーロー映画

 

監督:マット・シャックマン

脚本:ジェフリー・キャプラン&イアン・スプレンガー&ジョシュ・フリードマン

原作:スタン・リー&ジャック・カービー『ファンタステッィック・フォー』

 

キャスト:

ペドロ・パスカル/Pedro Pascal(リード・リチャーズ/Reed Richards/ミスター・ファンタスティック/Mister Fantastic:ファンタスティック・フォーのリーダー、全身をゴムのように収縮できる男、科学者)

ヴァネッサ・カービー/Vanessa Kirby(スー・ストーム/Sue Storm/インビジブル・ウーマン/Invisible Woman:透明になる能力を有するジェニーの姉、リードの妊娠中の妻)

ジョセフ・クイン/Joseph Quinn(ジョニー・ストーム/Johnny Storm/ヒューマン・トーチ/Human Torch:スーの弟、炎をまとい空を飛ぶことができる男)

エボン・モス=バクラック/Ebon Moss-Bachrach(ベン・グリム/Ben Grimm/ザ・シング/The Thing:宇宙での事故で体が岩に覆われた男、元宇宙飛行士)

 

マチュー・ウッド/Matthew Wood(ハービー/H.E.R.B.I.E.:ファンタスティック・フォーの仲間のロボット)

エイダ・スコット/Ada Scott(フランクリン・リチャーズ/Franklin Richards:リードとスーの息子)

 

ラルフ・アイネソン/Ralph Ineson(ギャラクタス/Galactus:地球を狙う謎の生命体)

ジュリア・ガーナー/Julia Garner(シャラ=バル/Shalla-Bal/シルバー・サーファー/Silver Surfer:ギャタクタスの使者)

 

ナターシャ・リオン/Natasha Lyonne(レイチェル・ロズマン/Rachel Rozman:小学校の先生、ベンの想い人)

 

サラ・ナイルズ/Sarah Niles(リン・ニコルズ:フューチャー財団の参謀長、F4のチーフ)

 

ポール・ウォルター・ハウザー/Paul Walter Hauser(モールマン/Mole Man/ハーヴェイ・ルパート・エルダー:地下社会サブテラニアの支配者)

 

マーク・ゲイティス/Mark Gatiss(テッド・ギルバート/Ted Gilbert:トーク番組の司会者)

 

■映画の舞台

 

アース828の地球

アメリカ:ニューヨーク

 

ロケ地:

スペイン:アストゥリアス

Palacio de Exposiciones y Congresos Ciudad de Cviedo

https://maps.app.goo.gl/CWZi6rJvQfKFLNiY9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

宇宙飛行士として探索に向かったリード、スー、ジョニー、ベンは、予期せぬパプニングに見舞われ、膨大な宇宙船を浴びることになった

それによって、リードは自在に体が伸びるようになり、スーは体を透明にすることができ、ジョニーは炎を操って空を飛べるようになり、ベンは屈強な皮膚を持つ岩男となってしまった

その後彼らは、地球上に現れるあらゆる敵と戦うようになり、地底王国のモールマンを倒して、協定を結ぶこととなった

 

それから数年後、スーはリードの子どもを妊娠し、念願の家族を得ることになった

だが、順調そうに思えた生活も、メタリックな姿をした異星人によって一変してしまう

シルバー・サーファーと呼ばれたその女は、ギャラクタスの使者だと言い、地球は彼の食糧になると言い出す

 

リードたちはエクセルシオール号に乗って宇宙へと旅立ち、ギャラクタスとの交渉に出向く

だが、そこで提示された条件は、スーのお腹の子どもを差し出せと言うものだった

リードたちはそれを拒み、ギャラクタスの侵攻を止めるには、命懸けで挑まなくてはならなくなったのである

 

テーマ:母性

裏テーマ:家族愛

 

■ひとこと感想

 

これまでの『ファンタスティック・フォー』をどこまで観てきたのかは覚えていませんが、あのテーマ曲だけは知っていましたね

今回の作品はMCUお得意のマルチバースのどこかの話で、アース828と呼ばれていました

ぶっちゃけ、どの世界線と繋がっているのかはわかりませんが、興味もないと言うのが本当のところですね

 

映画は、新しい命と地球の存亡を天秤にかけると言うテイストになっていて、そりゃ戦う方になるだろうと言う捻りのないシナリオになっていました

これまでの作品を観ないとわからないのかもしれませんが、リードとスーが夫婦で、スーとジョニーが姉弟と言うことはわかるのですが、ベンってどういう関係の家族だったのでしょう

赤ん坊から見た場合の「おじ」のようでしたが、そこら辺は映画の中では語られていませんでした

英語版のWikiを読むと、高校時代のリードの友人のようで、そこでポストクレジットに登場する男とも交流があったことがわかります

映画では、誰が出てきたのかわからないほどで、フリークの人しか識別できないでしょう

 

物語は、家族と地球を守る為に奮闘するヒーローが描かれますが、すごい大きな世界の話だったはずが、ものすごく小さな世界に一瞬にして縮まったなあ、と言う感じでしたね

地球よりも大きな星を食い荒らせるのに、本体はニューヨークの高層ビルと同じぐらいで、なんとなく特撮に出てくる閻魔系のロボットか宇宙人のように見えました

倒し方もなんだかなあと言う感じで、爽快感があるようで無かったですね

予定調和で物語が進んでいき、ラストも想像の範囲なので、あまりサプライズ感がありませんでした

 

そう言えば、未公開の『ファンタスティック・フォー』のメンバーが4人登場していましたが、わかる人がいるのか謎でしたね

そこまで強調されてはいないのですが、あんな感じのカメオ出演でよかったのかは何とも言えない部分がありました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/97592/review/05367243/

 

公式HP:

https://marvel.disney.co.jp/movie/fantastic4


■事故物件ゾク/恐い間取り

 

■オススメ度

 

ライトホラーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.7.28(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、113分、G

ジャンル:事故物件に住む駆け出しのタレントを描いたホラー映画

 

監督:中田秀夫

脚本:保坂大輔

原作:松原タニシ『事故物件怪談 怖い間取り』

 

 

キャスト:

渡辺翔太(桑田ヤヒロ:事故物件に住む駆け出しのタレント、29歳の元工員)

   (幼少期:荒生凛太郎

 

畑芽育(春原花鈴:CM撮影で出会う女優の卵)

   (幼少期:諏訪結衣

佐伯日菜子(美和:花鈴の母)

 

正名僕蔵(大宮憲明:旅館「大宮苑」の主人)

 

吉田鋼太郎(藤吉清:ヤヒロが所属する芸能事務所「フジプロ」の社長)

 

山田真歩(神室日和:心霊研究家)

 

シソンヌ/じろう(金原悟:浄仏不動産の社長)

 

加藤諒(小山拓巳:シェアハウス「フォレストハウス与田」の同居人)

金田昇(久米海斗:シェアハウス「フォレストハウス与田」の同居人)

カール(シェアハウスの近くにいる黒猫)

 

滝藤賢一(山中充輝:工場長)

諏訪太朗(薮越正利:工員)

 

ますだおかだ/増田(TV局入りするタレント)

ますだおかだ/岡田(兼続行吉:TV番組「兼続行吉のそこには行くな」のMC)

なすなかにし/那須晃行(丹羽誠:TV番組のプロデューサー)

 

なすなかにし/中西茂樹(「フジプロ」の隣の事務所の社長)

 

河邑ミク(CM監督)

亀梨和也(本人役:CMタレント)

 

勝俣州和(ヤヒロの憧れのタレント)

 

■映画の舞台

 

福岡県:福岡市

東京都内某所

いすみ海岸(CM撮影)

栃木県某所(旅館)

関東近郊

 

ロケ地:

神奈川県:横浜市

ラ・クラッセ西寺尾

https://maps.app.goo.gl/EDna31sevr9RwNLa6

 

神奈川県:相模原市

学生マンション トゥ・ル・モンド(シェアハウス)

https://maps.app.goo.gl/PGczFzpUU2P9qYWr6

 

神奈川県:厚木市

元湯玉川館(旅館)

https://maps.app.goo.gl/NLv8NbmGitNsbCQa6

 

東京都:大田区

東急プラザ蒲田(トークショー会場、回想)

https://maps.app.goo.gl/CP3XMVeE1nwwiS1h8

 

東京都:台東区

エスパソ浅草橋店(ネカフェ)

https://maps.app.goo.gl/Ekmman2zvCNbkpso9

 

東京都:中央区

喫茶店マロニエ

https://maps.app.goo.gl/aUp2o8h9tRf4zVeaA

 

東京都:三鷹市

CAFE HI FAMIGLIA

https://maps.app.goo.gl/CZywkGrMH8XFgCd58

 

■簡単なあらすじ

 

福岡で工員を続けてきたヤヒロは、30歳を目前にして、諦めきれない夢を抱えていた

それは、幼少期に出会ったタレントに憧れを抱いていて、彼のようになりたいと考えていた

そこで、工場長の山中からの昇進の話を蹴って、東京に行くことになった

 

山中から紹介された芸能事務所の社長・藤吉は「まずは『住みます』だな」と言って、訳あり物件を扱っている不動産屋を紹介した

そこでは「心理的瑕疵」のある物件を扱っていて、ヤヒロはこじゃれたマンションに住むことになった

そこは住人が和室で自殺をした物件で、クリーニングをしていないために格安となっていた

 

ヤヒロはそこでタレントになるための活動を始め、CMのエキストラの仕事を得ることになった

ヤヒロはそこで女優を目指している夏鈴と出会い、ひとときの恋人役を引き受けることになった

その出会いはそれだけで終わらず、とあるスナックにて再会を果たすことになった

距離を縮めることになった二人は、お互いに夢に向かって邁進し、連絡を取り合うことになったのである

 

テーマ:優しさと怨念

裏テーマ:霊の渡し役

 

■ひとこと感想

 

前作はラストがトンデモ展開になっていたことは覚えていますが、亀梨和也が売れないタレントという無茶な設定になっていましたね

今回は売れたCMタレントとして登場していましたが、世界線は繋がっていませんでした(本人役でクレジットされている)

今回はアイドルが駆け出しのタレントをするというもので、そこまで違和感がないように配置されていたと思います

 

映画は、いくつかの事故物件を回るという構成になっていて、どうやって移るのかと思っていましたが、意外とうまく繋げていたと思います

とは言え、4軒目が事故物件とは言えず、色々とおかしな部分もあったように思います

それにして、畑芽育さん怖かったですね(それ以上にかわいいのですが)

 

物語としては、うまく構成されていて、意外なほどに「ハートフルファンタジー映画」になっていました

ホラー映画としての怖さはそこまでなく、幽霊の造詣が怖いぐらいでしたが、そこまで心理的に怖いということはありません

お化け屋敷系のホラーで、あまりグロさはないので、ホラー初心者向けになっていたように思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】事故物件ゾク 怖い間取り【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103267/review/05380332/

 

公式HP:

https://movies.shochiku.co.jp/jikobukken-movie/


■木の上の軍隊

 

■オススメ度

 

リアルな戦争の記憶について知りたい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.7.29(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、128分、G

ジャンル:太平洋戦争終戦を知らずに木の上で過ごした軍人を描いた戦争映画

 

監督&脚本:平一紘

原作:井上ひさし『木の上の軍隊』

 

 

キャスト:

堤真一(山下一雄:伊江島に取り残された少尉、モデルは佐次田秀順)

山田裕貴(安慶名セイジュン:沖縄から来た新兵、モデルは山口静雄)

 

津波竜斗(与那嶺幸一:セイジュンの幼馴染)

玉城凛(与那嶺サヨ:幸一の妹)

大湾文子(与那嶺トメ:サヨの母)

 

玉代勢圭司(長田:本島から徴兵された軍人)

尚玄(松尾:日本軍の中尉)

岸本尚泰(池田:日本軍の中尉)

 

城間やよい(安慶名やよい:セイジュンの母)

 

川田広樹(農道の農民の男)

眞栄城美鈴(農道の少女)

 

山西惇(宮城:元捕虜の地元民)

 

松下洸平(ナレーション)

 

■映画の舞台

 

1945年、

沖縄県:伊江島

https://maps.app.goo.gl/6643vWkQ1V2NHjae7?g_st=ic

 

ロケ地:

沖縄県:国頭群伊江島

ミースィ公園

https://maps.app.goo.gl/dMZFXavNF7aPfvC48?g_st=ic

 

青少年旅行村

https://maps.app.goo.gl/bp1SgXZxBbD1fbeg6?g_st=ic

 

イシャラ浜

https://maps.app.goo.gl/VVjLfMbgbLWWmyUC8?g_st=ic

 

城山(タッチュー)

https://maps.app.goo.gl/BdNikAqsh4ey5Z5m9?g_st=ic

 

沖縄県:島尻群八重瀬村

ぐしちゃん浜

https://maps.app.goo.gl/kFybVFLwgZDhrM3F9?g_st=ic

 

沖縄県:国頭郡今帰仁村

与那嶺ビーチ

https://maps.app.goo.gl/zWTvK9wahEjr4EgY7?g_st=ic

 

沖縄県:国頭郡本部町

海洋博公園

https://maps.app.goo.gl/UfFEfZZ6YZW13yoT9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1945年、沖縄の伊江島では、本土決戦を控える中で、最前線の基地として土木作業などが行われていた

地元民の安慶名と与那嶺はふざけ合いながら作業に取り掛かっていた

時には海に出て、洗濯している女などを覗いたりと、戦争から離れた場所で気が緩んでいた

 

ある日のこと、空路作業にあたっていた彼らの元に爆撃機の爆弾が着弾した

塹壕に地元民などを逃がすものの、キャパを超えていた

そこに与那嶺の母と妹がやってきて、安慶名は自らが外に出て、彼女たちを中に入れようとした

だが、そこに爆弾が投下され、彼女たちは全員死んでしまう

 

その後、森を彷徨っていた安慶名は与那嶺に再会し、妹たちを救えなかったと頭を下げた

呆然とする与那嶺だったが、敵軍が来たために安慶名は上官の山下に連れられてその場を離れることになった

ふたりはガジュマルの木の上に隠れてやり過ごし、そこを生活拠点として反撃のための英気を養うことになったのである

 

テーマ:現実逃避

裏テーマ:終わりを告げるもの

 

■ひとこと感想

 

沖縄の伊江島にて実際にあった実話をベースに作られた物語で、実在の人物はいるものの、ストーリーはフィクションに近い構成になっているように思いました

冒頭に島民が出てきますが、二人になってからはほぼ彼ら以外出てこず、会話劇がメインとなっていました

その掛け合いと、精神的におかしくなっていく様を眺める映画となっていました

ある日を境に別行動することになり、そこでアクシデントが起こったりするのですが、それらも伏線となっていました

 

映画は、事前に知識が不要な作品で、太平洋戦争の沖縄戦があったことさえ知っていれば問題ないと思います

今年は戦後80年の節目の年になり、戦争映画も多く上映され、名作のリバイバル上映などもあったりします

8月15日は日本国民にとっては重要な日ではありますが、戦争を知らない世代、他国の戦争をモニター越しに眺める世代にこそ「こういったことがあったんだ」ということを知ってほしいと思います

 

派手な戦闘シーンはありませんが、戦争とはこれぐらい泥臭いもので、戦闘で死ぬことよりももっと生きることの大変さというものが身に染みますね

そして、彼らが「死」を考えるようにきっかけであるとか、戦争が終わったことを知らされるタイミングや方法などに身を委ねていけば良いのかな、と感じました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】木の上の軍隊【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103062/review/05383426/

 

公式HP:

https://happinet-phantom.com/kinouenoguntai/


■エレベーション 絶滅ライン

 

■オススメ度

 

モンスター系スリラーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.7.30(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Elevation(標高、天頂)

情報:2024年、アメリカ、91分、G

ジャンル:高地に追い込まれた人類が謎のモンスターに抗う様子を描いたSFスリラー映画

 

監督:ジョージ・ノルフィ

脚本:ジョン・グレン&ジェイコブ・マーロン&ケニー・ライアン

 

キャスト:

アンソニー・マッキー/Anthony Mackie(ウィル/Will:病弱の息子と過ごすシングルファーザー、元鉱夫)

 

モリーナ・バッカリン/Morena Baccarin(ニーナ・リッチモンド/Nina:ウィルの隣人謎のモンスターを研究する科学者)

 

マディー・ハッソン/Maddie Hasson(ケイティ/Katie:ウィルの友人)

 

ダニー・ボイド・Jr/Danny Boyd Jr.(ハンター/Hunter:肺疾患を患うウィルの息子)

レイチェル・ニックス/Rachel Nicks(タラ/Tara:ウィルの亡き妻)

 

■映画の舞台

 

リーパーと呼ばれる謎の捕食者に襲われる地球

アメリカ:コロラド州ネダーランド

フロントレンジ:ロスト・ガルチ保護区

ボルダー市

 

ロケ地:

アメリカ:コロラド州

ボルダー/Boulder

https://maps.app.goo.gl/w8YaDTo2CTeue3MW6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

突如地中から出現した謎のモンスター「リーパー(死神)」によって、全人口の95%が死滅した地球では、標高8000フィート(2439m)以上の高地に逃げ込むことになった

理由は不明ながら、8000フィート以上では襲ってこず、人々は高地での生活を余儀なくされていた

 

それから3年後、コロラド州フロントレンジにある「ロスト・ガルチ非難保護区」では、病弱の息子ハンターを一人で育てている元鉱夫のウィルがいた

ハンターは重篤な肺疾患を患っていて、酸素ボンベに使うフィルターも残り少なくなっていた

発作が起きると死に至るため、何としてもフィルターを手に入れる必要があった

 

そこでウィルは友人のケイティに加えて、リーパーの研究をしている科学者のニーナを連れて、境界線下へと向かうことになった

ニーナは銃弾を浴びても耐えるリーパーに対抗できる銃弾を研究していたが、いまだに成果は現れていなかった

フィルターのある病院へは境界線下を行く必要があったが、ウィルは昔の坑道を使えばリスクは最小限度で済むと考えていたのである

 

テーマ:生きるための抵抗

裏テーマ:怒りと贖罪

 

■ひとこと感想

 

「クワイエット・プレイス」の製作陣によるスリラー映画で、ほぼ派生に近い内容になっていたと思います

音を立てたらダメではなく、8000フィートよりも下にいたら襲われるというもので、人間の吐く二酸化炭素を感知するという設定になっていました

家族のために危険を犯すというテンプレの作品で、目的地までいろんなことが起こるという内容になっていました

 

敵の姿が見えるのは中盤ぐらいですが、まあ想像の通りという感じでしたね

ロープウェイのアクションが見どころではありますが、きちんと8000フィートで引き返すという律儀さがありました

このあたりの設定で何となく察することができる感じで、モンスターのネタバレはさほど驚きのないもののように思います

 

それよりも、リーパーは神の裁きだとかいう宗教的な観点の話も出てきて、それがサクッと否定されていくのも今っぽさがありました

リーパーの行動力学を考えるとネタバレは単純なものですが、なぜ人間だけが狙われるのかまでは判明していません

馬も二酸化炭素を出すと思うのですが、襲われない理由を描いてこそ馬群との遭遇を描く意味があると思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104004/review/05386582/

 

公式HP:

https://elevationmoviejp.com/


■MELT メルト

 

■オススメ度

 

どんなに重くても受け止める自身のある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.7.31(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Het Smelt(溶けている)、英題:When It Melts(それが溶けるとき)

情報:2023年、ベルギー&オランダ、111分、PG12

ジャンル:幼少期のトラウマに向き合う女性の決断を描いたヒューマンドラマ

 

監督:フィーラ・バーテンス

脚本:フィーラ・バーテンス&マールテン・ロイクス

原作:リゼ・スピット『Het Smelt(2016年)』

 

キャスト:

シャルロット・デ・ブライネ/Charlotte De Bruyne(エヴァ/Eva:ブリュッセル在住のカメラマンアシスタント)

   (幼少期:ローサ・マーチャント/Rosa Marchant

 

セバスチャン・デワエレ/Sebastien Dewaele(エヴァの父)

ナオミ・ヴェリサリウ/Naomi Velissariou(エヴァの母)

フェムケ・ファン・デル・スティーン/Femke Van der Steen(テス/Tess:エヴァの妹)

   (幼少期:アンバー・メットデペニンゲン/Amber Metdepenningen

 

スペンサー・ボガート/Spencer Bogaert(ティム・フルータス/Tim Goethals:エヴァの幼馴染、レストラン開業予定)

   (幼少期:アンソニー・ヴィット/Anthony Vyt

Willem Loobuyck(ヤン・フータルス/Jan Goethals:事故で亡くなったティムの兄)

 

サイモン・ファン・ブイテン/Simon Van Buyten(ラウレンス・ファン・デン・ブルック/Laurens Van Den Broeck:エヴァの幼馴染、ティムの親友、料理人)

   (幼少期:メタイス・メーレンス/Matthijs Meertens

フェムケ・ヘイエンス/Femke Heijens(マリー/Marie:ラウレンスの母)

 

オルガ・レイアーズ/Olga Leyers(エリザ/Elisa:よそから来た馬を愛する少女)

   (幼少期:シャーロット・ファン・デル・エーケン/Charlotte Van Der Eecken

 

■映画の舞台

 

ベルギー:ブリュッセル

 

オランダ:

ボーフェンメール/Bovenmeer

https://maps.app.goo.gl/fRRDQ9PubTQw4aVTA?g_st=ic

 

ロケ地:

上に同じ

 

■簡単なあらすじ

 

ベルギーのブリュッセルにて、カメラマンのアシスタントをしているエヴァは、友だちも作らず、人付き合いを避けて生きてきた

写真家のジョエルはエヴァと距離を縮めたいと思っていたが、いつも用事があると言って断っていた

エヴァには妹のテスがいて、それを言い訳にし続けていた

 

ある日のこと、テスが新居に引っ越すことになった

一人きりになったエヴァは、ジョエルからの誘いに乗るもの、心はどこか空虚なままだった

両親と会うことを拒み、姉妹の間でその話題が出るだけでも不機嫌になってしまう

テスは「私が会うのは自由」と言い、その言葉は姉妹の溝を少しずつ深めてしまう

 

幼い頃、エヴァは幼馴染のティムやラウレンスと仲が良く、地元では「三銃士」と呼ばれていた

テスを含めて一緒に遊ぶ機会があり、その中であるゲームが問題になっていた

それは「難しいクイズを出して、答えを間違えると衣服を一枚脱ぐ」というもので、ティムが女の子の体見たさで始めたものだった

エヴァはティムに好意を抱いていて、彼の役に立ちたいと難しいクイズを探し始める

そして、ある事件が起きてしまった

 

その事件は当事者間でもなかったとことされ、エヴァは家族の誰にも話さずに心の奥に秘めていた

地元と距離を置くことで平穏を手に入れていたエヴァだったが、彼女の元に1通のメールが届いたことから状況が一変してしまう

それは、Facebookに届いたティムからのメッセージで、内容はラウレンスとともに飲食店を開くという告知だった

戸惑うエヴァだったが、ある決意を胸に秘め、その開店祝いに参加することになったのである

 

テーマ:静かなる復讐

裏テーマ:心の折り合い

 

■ひとこと感想

 

重くて鑑賞後感が最悪ということは知っていたものの、どのような系統かはわからないまま鑑賞

冒頭では、プレゼントを壊すシーンがあり、さらに大きな箱の中で何かを作っている様子が描かれていました

それが何に使われるものかが紐解かれる展開になっていて、さらに彼女に何があったのかを想起する流れになっていました

 

映画では、満たされないエヴァの現在が描かれ、普通に思える家庭は崩壊し、事件を機に妹との仲も険悪になっている様子が描かれています

幼少期もテスが中心になっているような感じで、母親はアル中のため、父はいつも苛立っているという感じでしたね

幼馴染のティムに好意を抱き、彼に女の子として見てもらいたくても完全にそうは見られていない残酷さがありました

 

そんな中でも、何とか自分の居場所を探そうとするのですが、徐々にそんなところも無くなってしまいます

ラウレンスの母マリーが唯一の理解者だったのですが、その心の拠り所が崩壊する瞬間は鬼畜の所業のように思えます

 

Fcebookのダイレクトメールを機にエヴァの中で何かが動き始め、あることを実行しようとします

家族にも言えない秘密を抱えたまま、当事者は普通に暮らしていて、無神経にもメールなどを寄越してくる

そう言った細かな積み重ねというものが、エヴァをますます冷静にしていったように思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103759/review/05389405/

 

公式HP:

https://melt-film.com/


 

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投稿者 Hiroshi_Takata

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