■映画鑑賞まとめ■
10月、第2週(2025.10.6~2025.10.12)
■夏の終わりのクラシック
■オススメ度
喪失の回復の物語に興味のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.6(アップリンク京都)
■映画情報
原題:여름이 끝날 무렵의 라트라비아타(夏の終わりのラ・トラヴィアータ)、La Traviata at the End of Summer(夏の終わりのラ・トラヴィアータ)
情報:2024年、韓国、115分、G
ジャンル:故郷にて出会う中年の男女を描いた恋愛映画
監督:ユン・ソクホ
脚本:ユン・ソクホ&シン・ミンジェ
原作:伊吹有喜『風待ちのひと』
|
キャスト:
キム・ジヨン/김지영(キム・ヨンヒ/영희:海辺のレストランを手伝う女性、45歳)
ぺ・スビン/배수빈(ハ・ジュヌ/준우:母の実家の整理に訪れた男性、45歳)
チョン・ヨンソク/정영숙(スンジャ/순자:ミド食堂の店主、ヨンヒの伯母)
ユン・ジミン/윤지민(リナ/리나:ジュヌの妻)
ユン・サンジョン/윤상정(ダミ/다미:ヨンヒの姪っ子、自称島のマスコット)
ぺ・ミンジュン/배민준(ユン・ドンギュ/동규:ヨンヒの甥っ子、高校生)
ユ・ミスク/유미숙(ユ教授:ジョヌの母、オペラ歌手)
パク・ヒョンスク/박현숙(ミョンヒ/명희:ユ教授の教え子)
■映画の舞台
韓国:済州島
ミト村
ロケ地:
韓国:済州島
ミト村
■簡単なあらすじ
都会暮らしのヨンヒは、いつも夏の終わりになると故郷を訪れ、伯母スンジャの食堂を手伝っていた
スンジャは「ゆっくりしていったら良い」というものの、ヨンヒは漁師たちの髪を切りながら、穏やかなひと時を過ごしてきた
だが、今年は様相が違い、村に向かう途中で見知らぬ青年と出会った
彼に車で村まで送ってもらったヨンヒだったが、無口な彼とはコミュニケーションもろくに取れなかった
ある日のこと、ヨンヒは海で溺れている無口な男を見つけ、助け出して彼の家へと送り届けた
彼は亡くなった母親の実家の整理に訪れていて、母親は音楽大学の教授をしていた人物だった
そこでヨンヒは、かねてから学びたかったクラシックのことを男に教えて欲しいと懇願する
そして、実家の整理を手伝う代わりに、知りたかったことを教えてもらうことになった
男はジュヌと名乗り、その日から彼の母の家の庭の手入れをすることになった
そんな折、ジュヌの母の教え子たちが彼のところに来ることになった
慌てて庭にテーブルを用意し、教え子たちを迎え入れる
そこで彼女たちは、オペラの「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」を披露することになった
そして、お目当ての楽曲は「ジョシュア・グリーンが録音したバッハの『Adage』」であることがわかり、その楽曲には誰かのハミングが録音されていたのである
テーマ:喪失を埋める日常
裏テーマ:人生は四季
■ひとこと感想
済生島を舞台にして、夏の終わりに帰ってきてしまう中年の女性を描いていた作品で、今年の夏だけは、そこに見知らぬ同級生がやってくるというものになっていました
訳ありの男と関わることになり、さらに彼が「自分が求めていた情報を知る人」という偶然がありました
狭い島で育った顔見知りのはずも、どちらも島には定住しておらず、その理由が徐々に明かされていくことになります
映画では、海を眺めながら音楽を聴くシーンがあって、ジョシュア・グリーンの「Adage(作曲はバッハ)」がメインテーマとなっていました
この録音に関する情報を色々とググってみましたが、有力な情報はなかったですね
指揮者、声楽指導者として活躍する「Joshua Greene」という人物は見つかりましたが、もしかしたら架空の音楽家なのかもしれません
パンフレットがなかったのが残念ですが、ハングルでググると何かしらの情報が得られるのかもしれません
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】夏の終わりのクラシック【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104054/review/05660567/
公式HP:
https://aisansen.com/natsunoowari/
■アフター・ザ・クエイク
■オススメ度
オムニバス系のドラマで考察したい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.7(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、132分、G
ジャンル:阪神大震災の影響を受けた人々を描いたオムニバス形式のヒューマンドラマ
監督:井上剛
脚本:大江崇允
原作:村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』所収の『UFOが釧路に降りる』『アイロンのある風景』『神の子どもたちはみな踊る』『かえるくん、東京を救う』
|
キャスト:
【1995年パート】
岡田将生(小村徹:失踪した妻を探す夫)
橋本愛(小村未名:姿を消す徹の妻)
泉澤祐希(佐々木:徹の職場の後輩)
北香耶(佐々木ケイコ:佐々木の妹、釧路在住)
唐田えりか(シマオ:ケイコの友人)
吹越満(神栖:離婚届を持ってくる未名の叔父)
【2011年パート】
鳴海唯(順子:家出少女、コンビニ店員)
堤真一(三宅:コンビニの買い物客)
黒崎煌代(啓介:順子の同棲中の彼氏)
【2020年パート】
渡辺大知(善也:神の子として育てられた青年)
(2001年:黒川想矢)
井川遥(善也の母)
渋川清彦(田端:新興宗教の教祖)
【2025年パート】
佐藤浩市(片桐:漫画喫茶で暮らす警備員)
津田寛治(山賀:片桐の同僚)
錦戸亮(クシロ:神戸ふれあいホームのヘルパー)
のん(かえるくんの声)
■映画の舞台
東京都心
北海道:釧路
とある港町
ロケ地:
神奈川県:相模原市
喫茶ノスタルジー
https://maps.app.goo.gl/ZcSqbgR5w9cJkBNT6?g_st=ic
北海道:厚岸郡
レストラン湿原ユートピア
https://maps.app.goo.gl/PhZA49MmC2Cxz2g29?g_st=ic
北海道:白糠郡
レストランむーんらいと
https://maps.app.goo.gl/UbarNPPYgfZqdGH38?g_st=ic
茨城県:神栖市
ふれあいセンター湯楽々
https://maps.app.goo.gl/BxBw34C81EpJQtVdA?g_st=ic
茨城県:鹿嶋市
民宿 三浜
https://maps.app.goo.gl/Wb62UHJySxVkmH8d6?g_st=ic
茨城県:ひたちなか市
ビックベンカフェ勝田店
https://maps.app.goo.gl/Khnj4sPG57tVtcVz6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
1995年のある日、阪神大震災のニュースに釘付けだった妻・未名は、夫・小村徹の前から姿を消した
徹は有給を取ってどこかに旅に出ようと考えていたところ、職場の後輩・佐々木から「釧路の妹に小包を届けてくれませんか?」と頼まれた
徹はその依頼を受け、1人釧路へと向かった
そこには、佐々木の妹ケイコと彼女の友人のシマオが待っていて、彼らはラブホテルで夜を過ごすことになった
2011年、とある海辺の街にて、父親との関係が原因で家出をした女性・順子が、恋人の啓介と同棲をしていた
彼女はコンビニで働いていて、そこにはいつも同じものを買いにくる壮年の男がいた
ある日のこと、男が海岸で木の枝を拾って焚き火をしているのを見かけた順子は、彼の元に行って、一緒に暖をとることになった
2020年、東日本大震災にて神様の存在に疑問を持った少年・善也は、すっかり大人になっていて、かつて母親と一緒に関わりを持っていた宗教団体の土地を訪れていた
教祖的な存在の田端の葬儀が執り行われていたが、10年も前にそこを飛び出した善也は、参列することなく、その場を離れた
母や田端との日々を思い出す中で、母親が実の父親の特徴を語っていたことを思い出す
そして、地下鉄の車内で、その特徴を持った男を見つけてしまった
2025年、ネカフェで寝泊まりをしながら警備員をしている片桐は、道端のゴミを拾いながら、廃れていく街を眺めていた
ある日のこと、路地裏でかえるの姿をした謎の物体と接触し、かえるは「自分のことをかえるくんだと言い、かつて一緒に東京を自身から救った」と言いだす
片桐は疑問に思いながらもかえるくんの言われるがままに、新宿の地下にある秘密の場所に行くことになった
テーマ:喪失者の着地点
裏テーマ:揺れ動く人生
■ひとこと感想
NHKのドラマ『地震のあとで』を再編集した内容で、4つの時間軸のオムニバスとなっていました
阪神大震災直後の1995年、東日本大震災の2011年と、その後の世界でもある2020年と2025年が舞台設定となっていました
登場人物は震災で何かを亡くした人が登場し、1995年では震災がきっかけかはわからないけれど、妻が失踪してしまう夫が描かれていきます
彼は後輩から妙な箱を渡され、その中身を知らぬまま、釧路へと向かうことになりました
2011年では、父親との諍いから家出をして女性が、震災で家族を失った男と出会うという構図になっていました
そして、2011年で信仰を捨てた少年は、2020年の段階で喪失状態だった父親の片鱗を見つけることになります
さらに2025年では、おそらく震災時に信用金庫で働いていた男が描かれ、彼はかつてかえるくんと地球を救った男だった、と言われてしまいます
このパートはかなりファンタジーで、4つの時間が交わるパートとなっていました
それぞれは何かを失っているのですが、それを取り戻す人は誰もいないのですね
なので、映画では喪失を埋めるよりも、別の執着を持って生きていた方が良いと結んでいるようにも思えました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】アフター・ザ・クエイク【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103920/review/05664156/
公式HP:
https://www.bitters.co.jp/ATQ/
■ハンサム・ガイズ
■オススメ度
悪趣味なコメディが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.6(MOVIX京都)
■映画情報
原題:핸섬가이즈(ハンサム・ガイズ)、英題:Handsome Guys
情報:2024年、韓国、101分、PG12
ジャンル:山奥の村に移住してきた男2人が殺人犯に間違えられる様子を描いたバイオレンスコメディ映画
監督&脚本:ナム・ドンヒョプ
リメイク元:『Tucker& Dale vs. Evil/タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年)』
キャスト:
イ・サンミン/이성민(カン・ジェビル/재필:殺人鬼と間違えられる転入者、元大工)
イ・ヒジュン/이희준(パク・サング/상구:ジェビルの大工時代の後輩)
ボクスン/복순(ボング/봉구:ジェピルとサングの愛犬)
コン・スンヨン/공승연(キム・ミナ/미나:溺れかけた大学生)
チャン・ドンジュ/장동주(イ・ソンビン/이성빈:ミナの想い人)
キム・ドフン/김도훈(ジェイソン/제이슨:ソンビンの親友)
パク・ジョンファ/박정화(ボラ/보라:ジェイソンの彼女)
ビン・チャヌク/빈찬욱(カン・ヨンジュン/강용준:ソンビンたちの先輩)
カン・キドゥン/강기둥(ビョンジョ/병조:ソンビンの使い走りの先輩)
パク・ジファン/박지환(チョ/최소장:村の派出所の所長)
イ・ギュヒョン/이규형(ナム/남순경:巡査)
ジェイミー・ホラン/Jamie Horan(ベイカー神父/Father Baker:かつてバフェメットと戦った神父)
■映画の舞台
韓国のどこかの山奥
ロケ地:
韓国:釜山
機張群/キジャン群
アブサンの森/아홉산 숲
https://maps.app.goo.gl/Q9ymvXbQ47sfYGp9A?g_st=ic
■簡単なあらすじ
念願の一戸建てを手に入れた元大工のジェピルとその後輩サングは、釜山の山奥の「元宣教師の家」の内観に行くことになった
途中でホームセンターに寄った2人だったが、そこでサングに驚いた女性を助けあげようとしたところ、不審者扱いをされて、大学生のグループと一触即発状態になっていた
怒りの矛先を沈めてやり過ごした双方は、そのまま目的地に向かうことになった
大学生グループは軽快に車を走らせるものの、道路に飛び出してきた黒い山羊を轢き殺してしまう
ミナは埋葬した方が良いというものの、ソンビンの一声で放置することになり、その死骸をサングたちが見つけることになった
彼らはそれを見捨てておくことができずに軽トラに乗せようとするものの、そこに村の警察がやってきてしまう
チョ所長は2人が怪しい人物だと断定し、彼らが死体を遺棄しようとしていると思い込む
そこで職質をするものの、轢かれて死んでいた黒い山羊であることがわかり、解放されることになった
その後、目的の一戸建てに到着した2人は、写真と全く違うボロ屋だと愕然とするものの、サングは備え付けの家具などを気に入って即決してしまう
2人はこれまでの技術を駆使して家のリフォームに取り掛かるものの、奇妙な地下室を見つけて震え上がることになった
一方その頃、大学生の6人組は山奥の避暑地を向かっていたが、そこでミナはソンビンに遊ばれていることを知って愕然とする
そのまま、近くの湖まで向かうと、そこにはホームセンターで鉢合わせたジェピルとサングが釣りをしていた
ミナは2人に警戒心を高めていたが、そのまま湖に落ちてしまう
ジェピルが彼女を救い出すものの、誤解は解けぬままで、さらにミナは逃げようとして転倒し、頭を打って気絶してしまうのである
テーマ:思い込みの怖さ
裏テーマ:自意識とルッキズム
■ひとこと感想
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』のリメイク作品ですが、本作にはオカルト要素が付加されていましたね
連続殺人鬼と間違われるという導入は同じですが、大学生グループが死んでいく理由はまだしも、その地で起こってきたことhオリジナル要素が満載となっています
リメイク元もストックホルムシンドロームによって犯人と行動を共にしているように見られるという勘違いがありますが、本作でもそれを踏襲していましたね
映画では、ハンサムだと勘違いしている2人がとんでもないことに巻き込まれていくのですが、とにかく「愉快な感じ」でしたね
殺される(半分は自殺)側がかなり酷い奴らだったので、それらが次々と罰を喰らっていくシーンは爽快だったと思います
一応、PG12に留めるために、あえて残酷描写は控えめになっていますが、このあたりに物足りなさを感じる人はいるように思えました
物語性はあまりありませんが、過去のオカルト要素はともかく、人を見た目で判断してはいけないというのが前面に出ていましたね
さらに「それを真実だと思いこむ怖さ」というものも加味されていて、どうしてそこまで自分の思考に確信が持てるのかは不思議でなりません
まあ、すっきりする映画で、エンディングに関してもオリジナルよりは良いかな、と思いました
↓詳しいレビューはこちらから
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104214/review/05670811/
公式HP:
■シークレット・メロディ
■オススメ度
ファンタジー要素が多い恋愛映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.9(MOVIX京都)
■映画情報
原題:말할 수 없는 비밀(言えない秘密)、Secret: Untold Melody(秘密:語られざるメロディ)
情報:2025年、韓国、103分、G
ジャンル:ある古びた音楽室で出会う男女を描いたファンタジー系ラブロマンス映画
監督:ソ・ユミン
脚本:ソ・ユミン&ユ・スンヒ&シン・ウンギョン
原作:ジェイ・チョウ『不能説的・秘密(邦題:言えない秘密)』
キャスト:
ト・キョンソ/도경수(キム・ユジュン/유준:将来を有望視されていたピアニスト、ドイツからの交換学生)
(幼少期:ユ・フィミン/유휘민)
ウォン・ジナ/원진아(ユ・ジョンア/정아:音楽大学の生徒)
カン・マルグム/강말금(カン・ミンスク/민숙:ジョンアの母)
シン・イェウン/정아(パク・イニ/인희:ユジュンの案内係の同級生、ヴァイオリン専攻)
ぺ・ソンウ/배성우(キム・スンホ/승호:ユジュンの父、音楽大学の教授)
カン・ギョンフン/강경헌(ハ・ヨンソ/연서:ユジュンの母、著名なピアニスト)
イム・ソンジェ/임성재(ゴテ/고태:マジックサークル「ホグワーツ」の学生)
アン・スンギョン/안승균(ギョンボン/경봉:マジックサークル「ホグワーツ」の学生)
キム・ガンテ/김강태(チェ・テヒョク/태혁:ピアノバトルの対戦相手)
チョ・ハンジュン/조한준(ミョンウン大学の学長)
キム・ギュソン/김규선(西洋音楽史の教授)
■映画の舞台
韓国:ソウル
ミョンウン大学
ロケ地:
韓国:慶山市
嶺南大学
https://maps.app.goo.gl/MDYHG6Ew1Gw5XRnu6?g_st=ic
韓国:光州広域市
全南大学
https://maps.app.goo.gl/mYY5LeYx396dE7C29?g_st=ic
■簡単なあらすじ
ドイツにて、将来有望とされていたピアニストのユジュンは、コンテストの当日に体調を崩し、会場で倒れてしまった
それによって、ドイツを去ることになったユジュンは、交換学生として、ソウルのミョンウン音楽大学に通うことになった
同級生の案内役イニに大学を案内してもらう中で、取り壊し寸前の音楽室から旋律が聞こえてきた
ユジュンはその音を頼りに部屋に入ると、そこには見知らぬ女子学生がいた
彼女のことが気になり出したユジュンは、常に彼女のことを考えるようになっていく
だが、彼女は名前も連絡先もわからない存在で、時折偶然に会えるだけだった
ユジュンの父スンホはその大学で教授をしているが、妙に学生から人気があると聞かさせて不思議な気持ちになる
父は家ではだらしなく、ピアノから離れてプレッシャーから解放されたことを良いことだと思っていた
ユジュンはドイツのコンテスト以来ピアノを弾かなくなっていたが、謎の女学生との関わりの中で、ピアノを弾くようにもなっていた
また、彼女のお気に入りのCDショップでお互いに好きな曲を探すと一致し、2人の距離はますます近づいていく
そして、ようやくお互いに名前を伝え合う間柄へとなっていく
それでも、彼女とはいつでも会えるわけではなく、不規則な日々が続いていくのである
テーマ:引き寄せ合う運命
裏テーマ:愛が壊す隔てる時空
■ひとこと感想
香港版を見た記憶はかなり昔のことで、日本版リメイクはつい最近のことだったと思います
映画は、時空を超えた恋愛を描いていて、本作ではそのカラクリをそこまでは説明していなかったと思います
偶然、20年前のジョンアがとある楽譜を見つけたことが起点となっていて、その曲を弾くと「その日最初に出会った人にだけ見える」という設定がありました
見えないけどそばにいる時間もあったりするのですが、見えない方にはどうしようもなかったりします
映画では、常にジョンアが20年後に来ていて、そこでその日初めて見る人がユジュンであることを祈りながら目を瞑って歩いていたことが明かされます
時空を超えた2人の出会いが描かれているのですが、それにはタイムリミットがあったのですね
あの音楽室が取り壊されれば二度と会うことができない
そんな中、2人の出会いの構造を知ったユジュンは、家を飛び出して、解体寸前の音楽室へと侵入することになりました
物語は、純愛を描いているとは思いますが、お互いが惹かれあった要因についてはふれられていません
おそらくは、ジョンアが慕っていたスンホ教授(ユジュンの父)にそっくりだったということもあるのでしょう
この辺りは、かなり寄せている配役になっているので、察してくださいということなのかな、と思いました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】シークレット・メロディ【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104172/review/05670812/
公式HP:
https://klockworx-asia.com/secretmelody/
■トロン:アレス
■オススメ度
映像全振りの映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.10(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:Tron: Ares
情報:2025年、アメリカ、119分、G
ジャンル:デジタル世界から登場したAIプログラムの暴走を描いたSF映画
監督:ヨアヒム・ローニング
脚本:ジェシー・ウィグトウ&ジャック・ソーン
キャスト:
ジャレット・レト/Jared Leto(アレス/Ares:ディリンジャー社製の人工プログラムの兵士、マスター・コントロール)
グレタ・リー/Greta Lee(イヴ・キム/Eve Kim:エンコム社の研究者&CEO)
(幼少期:Miru Kim)
セレーネ・ユン/Selene Yun(テス・キム/Tess Kim:イヴの妹、永続コード開発者)
(幼少期:Marsha Kim)
Catherine Haena Kim(テスの声)
エヴァン・ピーターズ/Evan Peters(ジュリアン・ディリンジャー/Julian Dillinger:ディリンジャー・システムズ社のCEO)
ジリアン・アンダーソン/Gillian Anderson(エリザベス・ディリンジャー/Elisabeth Dillinger:ジュリアンの母)
ジェフ・ブリッジス/Jeff Bridges(ケヴィン・フリン/Kevin Flynn:エンコム社の創設者、サム・フリンの父)
ジョディ・ターナー=スミス/Jodie Turner-Smith(アテナ/Athena:アレスの副官)
キャメロン・モナハン/Cameron Monaghan(カイウス/Caius:アレスの精鋭部隊の特殊部隊のメンバー)
アルトゥーロ・カストロ/Arturo Castro(セス・フローレス/Seth Flores:イヴの友人)
ハサン・ミンハジ/Hasan Minhaj(エイジャイ・シン/Ajay Singh:エンコム社の副社長)
サラ・デジャルダン/Sarah Desjardins(エリン/Erin:エイジャイの秘書)
■映画の舞台
近未来都市
パラノイアクス
ロケ地:
カナダ:バンクーバー
■簡単なあらすじ
前作の事件から40年後、エンコム社の元幹部エド・ディリンジャーの孫ジュリアンは、エンコムしゃと対抗するために、AIプログラムを駆使した仮想空間の兵士を生み出し、さらにそれを現実世界に転送することに成功した
だが、転送しても29分間しか活動できず、その限界を打ち破るための「永続プログラム」を探そうとしていた
一方その頃、エンコム社はイヴとエイジャイが共同CEOとなっていたが、かつてのCEOのケヴィン・フリンとその息子サム・フリンは行方不明のままだった
イヴは妹のテスが開発したプログラムを探すためにアラスカに向かい、そこで彼女が研究していたものを探し当てた
それは、29分の壁を打ち破ることができる「永続プログラム」であり、ジュリアンが血眼になって探しているものだった
ジュリアンはAI兵士アレスを派遣し、イヴの捜索に乗り出す
そして、エンコム社のサーバーをハッキングして情報を抜き取ろうと暗躍し始めるのである
テーマ:永続性と有限性
裏テーマ:AIの共感性
■ひとこと感想
シリーズ3作目で、ほぼ前作までの記憶がないままに鑑賞
前作までの記憶がなくても、冒頭でこれまでに何があったかの説明はしてくれます
とは言え、前作までの超重要な人物が登場するので、人間関係ぐらいは予習しておいた方が良いのかもしれません
映画は、エンコム社に対抗するディリンジャー社がアレスを使って暗躍すると言うもので、アレスがイヴのことを調べていくうちに、彼女に共感して味方になってしまうと言う内容になっています
いわゆるAIの暴走のような構図になっていて、それがどうして起こったのかを描いているとも言えます
物語は実にシンプルになっていて、アレスが命令者に逆らう流れもわかりやすいものになっていました
彼らが普通のプログラムならば命令通りに動いたのでしょうが、AI仕様になって学習することを覚えたゆえに反抗すると言うテンプレになっています
AIに感情があるのかはわかりませんが、本作ではイヴを学んだことで芽生えているし、どちらかと言えば恋愛感情に近いもののようにも思えました
なので、アテナを含めた三角関係のもつれにも見えてしまいましたね
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103171/review/05674878/
公式HP:
https://www.disney.co.jp/movie/tron-ares
■秒速5センチメートル
■オススメ度
原作ファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.11(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、121分、G
ジャンル:小学校時代の初恋を拗らせた青年を描いたラブロマンス映画
監督:奥山由之
脚本:鈴木史子
原作:新海誠『秒速5センチメートル(2007年)』
|
キャスト:
松村北斗(遠野貴樹:新宿在住のシステムエンジニア)
(高校時代:青木柚、種子島の高校の弓道部所属)
(小中学期:上田悠斗、東京の小学5年生)
高畑充希(篠原明里:貴樹の初恋の女性、新宿の紀伊国屋書店の書店員)
‘(小中学期:白山乃愛、東京に転向してくる小学5年生)
森七菜(澄田花苗:貴樹の中学時代のクラスメイト、種子島在住のサーフィン女子)
木竜麻生(水野理紗:貴樹の成人期の恋人、貴樹の同僚)
岡部たかし(久保田邦彦:貴樹の上司)
田村健太郎(戸塚宗次郎:貴樹の同僚)
戸塚純貴(酒井直:貴樹の同僚)
蓮見翔(大野泰士:貴樹の同僚)
中田青渚(金子あさみ:理紗の同僚)
又吉直樹(柴田治:紀伊国屋書店の店長)
堀内敬子(田村四季子:紀伊国屋書店の書店員)
佐藤緋美(大橋純透:紀伊国屋書店のアルバイト店員)
白本彩奈(砂坂翔子:花苗の親友)
宮崎あおい(輿水美鳥:花苗の姉、種子島の高校教師)
吉岡秀隆(小川龍一:科学館の館長)
■映画の舞台
1991年、東京
中学生の冬、栃木:岩舟
https://maps.app.goo.gl/kfeWcyNyJqjXV6ZV6?g_st=ic
高校時代、鹿児島県:種子島
2008年(成人期)、東京:新宿近辺&栃木:岩舟
ロケ地:
東京都:西東京市
多摩六都科学館
https://maps.app.goo.gl/PPgayJpH8gDszbpx6?g_st=ic
東京都:新宿区
紀伊国屋書店 新宿本店
https://maps.app.goo.gl/7xE4xHEfipjVSKUW8?g_st=ic
埼玉県:羽生市
手子林小学校
https://maps.app.goo.gl/b7jeVeChbQtbf5PU7?g_st=ic
鹿児島県:熊毛郡
種子島中央高等学校
https://maps.app.goo.gl/Ja6F986JTWeRyLK29?g_st=ic
アイショップ石堂 大平店
https://maps.app.goo.gl/R4VQL5Twac7LQqnT7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
2008年、約束の日が近づいていたというのに、そんなことも忘れていた男女がいた
小学生の時に交わした約束は、1991EVという彗星が絡んだもので、世界の最後に一緒に桜の下で会おうというものだった
だが、同じ東京にいながらも、中学生の時の別れを最後に、それぞれの道を歩んでいた
今はシステムエンジニアとして働いている遠野貴樹は、同僚の水野理紗と付き合っているが、その関係は淡白なもので、理紗は貴樹が自分のことを見ていないと感じていた
貴樹は父の転勤で色んな土地を巡っていて、成人した今では一人暮らしをしながら、できるだけ周囲との関係を築かずに生きてきた
そんな中でも、理紗だけは自分に似ている部分を感じていて、それで自然と付き合うようになっていた
そんな貴樹と約束を交わした篠原明里は、今では書店員として働き、店の仲間たちと和気藹々と過ごしていた
貴樹との別れは彼女の転勤が原因で、交換日記を続けながら絆を繋いでいたが、ある日を境に、それもやめてしまっていた
そんな折、貴樹は仕事に埋没する中で、壊れないところで仕事を辞めることになった
職場の上司から科学館の知り合いから頼まれた仕事の話を聞いた貴樹は、その館長に会って話を聞くことになった
それは、プラネタリウムの演目のプログラムの依頼で、貴樹はそれを引き受けることになったのである
テーマ:自分への呪い
裏テーマ:男女による通過儀礼の違い
■ひとこと感想
アニメ版も観ていましたが、あえて復習することなく鑑賞
山崎まさよしの楽曲の印象だけが残っていて、実際には「楽曲の方を先に知った」という順序でした
『君の名は』を含めて、大体の監督作品は観てきましたが、男の暴走を描くのがうまくて、女性との温度差は体験談なのかと思ってしまいますね
映画では、雪の桜から回想して、現在パートから小学校パートへと動いていきます
同時に明里の現在も描いていて、ニアミスになっている部分があったりしました
小学校の時に別れているので、声変わり後を知らないのですが、そう言った部分も効果的になっていたと思います
映画は、結末を知っているかどうかで印象が変わりますが、個人的にはどうなったのかほぼ忘れていたので「ええ~」って感じになりましたね
ふと思い出したかのように思い出に浸って、淡い期待を持ってしまうのは、男の性なのでしょうか
もう少し大人(中年)になると、むしろ「思い出のままの方が良い」と思えたりするのですね
なので、まだ若いから、過去の影を追ってしまうと言えるのかもしれません
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】秒速5センチメートル(実写版)【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102503/review/05679536/
公式HP:
