■映画鑑賞まとめ■

 

5月、第1週(2025.5.1.~2025.5.11)

 


■女神降臨 After プロポーズ編

 

■オススメ度

 

前作を間違って観てしまった人(★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.5.1(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、99分、G

ジャンル:メイクによって人生を取り戻した女子大生を描いた恋愛映画

 

監督:星野和成

脚本:鈴木すみれ

原作:yaongyi『TOUCH/タッチ』

 

LINEマンガ作品ページ→ https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0000209

 

キャスト:

Koki,(谷川麗奈:イケメン二人から言い寄られるメイク好きの女子大生)

 

渡邊圭祐(神田俊:氷の王子の異名を持つ麗奈の同級生、アメリカ留学中)

綱啓永(五十嵐悠:歌手を夢見る麗奈の同級生、バンド「NO NAME」のボーカル)

 

菅井友香(川嶋愛美:女王の異名を持つ俊の幼馴染、アパレル会社の社長

 

美山加恋(真島望帆:麗奈の親友、大学生)

深尾あむ(隈原藍里:麗奈の親友、大学生)

 

瀬名くれあ(五十嵐りん:悠の妹、麗奈の元バイト先の先輩)

大和田伸也(五十嵐総一郎:悠の父、「リエトグループ」の会長)

 

津田健次郎(神田隆雄:俊の父、アメリカ在住の俳優)

片岡礼子(神田沙織:俊の母)

 

丸山礼(谷川麗美:麗奈の姉)

大倉空人(谷川麗央:麗奈の弟)

石野真子(谷川真奈:麗奈の母)

宮崎吐夢(谷川寿史:麗奈の父)

 

宮世琉弥(葉山楓:俊と悠の同級生、元バンドメンバー)

 

鈴木えみ(セレーナ:カリスマメイクアップアーティスト)

 

佐藤二朗(依田茂通:ホラーレンタルショップ「Devil Pie」の店主)

 

十文字陽菜(倉田夢乃:新人モデル)

 

筒井真理子(鏑木瑠璃子:ベテランの大女優)

 

菅野莉央(唐沢美南:「AXOエンターテイメント」のマネージャー)

堀夏喜(木島雄星:麗奈に恋する大学の先輩)

 

■映画の舞台

 

日本:東京のどこか

 

ロケ地:

千葉県:流山市

LIANTIQUE

https://maps.app.goo.gl/1EdqbeXbCRdwKBPN7?g_st=ic

 

麥乃

https://maps.app.goo.gl/vkcpF4wCZFC3XiT49?g_st=ic

 

東京都:千代田区

東京ミッドタウン日比谷

https://maps.app.goo.gl/VjwVKuGEZ6S7DgEi7?g_st=ic

 

東京都:荒川区

+h CAFÉ(Devil  Pie)

https://maps.app.goo.gl/y5iPcKYM3GNMYscF8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

前作にて、家族のためにアメリカに渡った俊は、父のもとで暮らし、病気の母を見守っていた

日本に残った麗奈は大学に進学し、親友の望帆と藍里たちと変わらない生活を送っていた

かつて俊とバンドを組んでいた悠は夢を追いかけるために音楽の道に進み、今では「NO TIME」のボーカルとして人気を博するようになっていた

ある日のこと、悠からある提案をされた麗奈は、巻き込まれるように「悠の彼女役」を引き受けることになってしまった

 

瞬く間にメディアを騒がせることになった麗奈だったが、同時にメイク動画の配信も始めることになり、相乗効果でページビューも伸びていった

だが、悠に彼女がいることが将来の妨げになっていると考えるマネージャーは、秘密裏に動き出し、これ以上の拡散を防ごうと暗躍し始める

 

そんな折、アメリカから俊が帰国し、悠に対して宣戦布告を始めてしまう

俊は彼女騒動はフェイクであると見抜いていた

だが、麗奈は今の関係を壊したくなくて、二人にあることを言ってしまうのだった

 

テーマ:なりたい自分になる勇気

裏テーマ:自己実現が巻き込むもの

 

■ひとこと感想

 

前作を「観てしまった」ゆえに付き合いで鑑賞して参りましたが、まあ下げたハードルを完璧に下回ってくるのは笑ってしまいます

どうやったらこのシナリオでOKが出るのかはわかりませんが、とにかく原作の要素を無理やり詰め込んだんだなあと思いました

演者さんも大変で、キャラの心境の変化についていくのがやっとという感じになっていました

 

主演の演技力とか知名度をどうこういう前にきちんとしたものを作らないとダメだと思うのですが、取捨選択がほとんどできていなくて、物語とは何かがわかっていないようにも思えてしまいます

本作を単純に分解すると「容姿でいじめられた女の子がメイクという武器を得て立ち上がる」というもので、その挫折のために様々な障壁が生まれます

そんな中で「世界が変わったことで関わる人も変わる」のですが、それが恋愛が生まれるきっかけになっていました

 

映画では、どっちを取るのかという単純なラブゲームになっていますが、そのことと恋愛が密接には絡んでいません

俊はメイク前の自分も知っているけど悠は知らないままというのがあっても、悠が麗奈のことを好きになった理由が「容姿」では無いのですでに破綻しているのですね

その前半がありながらも後半も同じテーマで引っ張っていくのですが、本来ならば前編で終わらせておく問題だったと思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】女神降臨 After プロポーズ編【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102577/review/05046474/

 

公式HP:

https://www.megamikorin-movie.jp/


■ミステリアス・スキン

 

■オススメ度

 

幼少期のトラウマに関する映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.4.31(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Mysterious Skin(謎めいた肌)

情報:オランダ公開は2005年、アメリカは2025年公開、99分、R15+

ジャンル:幼少期の空白の5時間を探す青年と、それを知る人物を描いたスリラー映画

 

監督&脚本:グレッグ・アラキ

原作:スコット・ヘイム『謎めいた肌(Mysterious Skin)』

 

 

キャスト:

ジョセフ・ゴードン=レビット/Joseph Gordon-Levitt(ニール・マコーミック/Neil:8歳時に性的虐待を受けた青年)

   (8歳時:Chase Ellison

ブラディ・コーベット/Brady Corbet(ブライアン・ラッキー/Brian Lackey:空白の5時間の記憶を探す青年)

   (8歳時:George Webster

 

Lisa Long(ラッキー夫人/Mrs. Lackey:ブライアンの母)

Chris Mulkey(ラッキー氏/Mr. Lackey:ブライアンの父)

Kelly Kruger(デボラ/Deborah Lackey:ブライアンの姉、成人期)

   (12歳時:Rachael Nastassja Kraft

 

エリザベス・シュー/Elisabeth Shue(エレン・マコーミック/Mrs. McCormick:ニールの母)

 

ミシェル・トラクテンバーグ/Michelle Trachtenberg(ウェンディ・ピーターソン/Wendy:ニールと仲良くなる少女)

   (11歳時:Riley McGuire

ジェフリー・リコン/Jeffrey Licon(エリック・プレストン/Eric Preston:ニールの友人)

 

ビル・セイジ/Bill Sage(ハイダー:リトルリーグのコーチ)

 

メアリー・リン・ライスカブ/Mary Lynn Rajskub(アヴァリン・フリーセン/Avalyn Friesen:エイリアンに誘拐されたと信じている女性)

 

■映画の舞台

 

1981年〜1991年12月

アメリカ:カンザス州

ハッチンソン

 

アメリカ:ニューヨーク

 

ロケ地:

アメリカ:カンザス州

ハッチンソン

 

■簡単なあらすじ

 

カンザス州の田舎町に住んでいる8歳の少年ブライアンは、ある雨の日の記憶が5時間だけ抜け落ちていた

気づけば家にいて、大量の鼻血を出していたのだが、その理由はわからないままだった

その後も、何かあるたびに卒倒してしまい、その原因がわからないまま月日が過ぎていった

 

そんな折、同年代の少年ニールは、リトルリーグのコーチと立ち入ってはいけない関係になっていた

ニールは特別扱いされていたことを喜び、この関係に愛があると思っていたが、夏休みがすぎるとコーチは何も言わずに去っていった

 

それから10年後、ニールは幼少期に仲良くなった少女ウェンディとともに育ち、売春行為で小銭を稼ぐようになっていた

 

ブライアンも普通の暮らしをしていたが、ある時から異常にUFOに関心を持つようになり、テレビで見た被験者に手紙を送るほどになっていた

そして、返事は返ってきて、宇宙人の拉致されたというアヴァリンと会うことになった

彼女はブライアンの話を丁寧に聞き、夢に登場するもう一人の少年を見つければ、その時のことがわかると答えた

 

テーマ:空白を埋める温かみ

裏テーマ:愛を置き去りにする愚行

 

■ひとこと感想

 

小児性愛の被害者の話として有名な原作ですが、映像化されるとかなりショッキングな感じになっていましたね

被害者が同性なだけに、直接描写はなくてもキツいシーンがたくさんありました

少年期のトラウマが二人の青年をおかしな方向に向かわせますが、実はそこには更なる深淵があった、という内容になっています

 

映画の舞台が80年代から90年代にかけてなので、世界規模で流行ったUFO騒動などが懐かしかったですね

宇宙人のビジュアルが固定され出した頃で、その後終末論などが蔓延る時代へと突き進んでいきます

原作者の体験がベースになっているようで、映画内で再現される内容がリアル過ぎて引いてしまいます

少年期に起こったことをどう理解するかという差が二人にはあったのですが、それが交差したことで不幸を生むことになっていました

 

青年パートに入ると、徐々にブライアンとニールの距離が近づいては遠ざかる感じに描かれていました

UFOを見た女との関係も少年期のトラウマが原因となっていて、出来事を知ったとしても、その傷が癒えるのにはまだまだ時間がかかります

その時にそばにいてやれる人がいるのかは何とも言えず、もどかしさの募るエンディングになっていたと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ミステリアス・スキン【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103521/review/05046475/

 

公式HP:

https://sundae-films.com/mysterious-skin/


■サンダーボルツ*

 

■オススメ度

 

マーベル映画のファンの人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.5.2(MOVIX京都 Dolby Cinema)

 

■映画情報

 

原題:Thunderbolts*(サッカーチームの名前の一部)

情報:2025年、アメリカ、126分、G

ジャンル:ある計画の裏で暗躍していたはみ出しものと研究の対象者の交流を描いたアクション映画

 

監督:ジェイク・シュライアー

脚本:エリック・ピアソン&イ・サンジン&ジョアンナ・カロ

原作:マーベルコミック『サンダーボルツ』

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キャスト:

フローレンス・ピュー/Florence Pugh(エレーナ・べロワ/Yelena Belova:レッドルーム出身の暗殺者)

   (幼少期:ヴァイオレット・マグロウ/Violet McGraw

   (Acting Double:Mackensi Emory

 

セバスチャン・スタン/Sebastian Stan(バッキー・バーンズ/Bucky Barnes:ウィンター・ソルジャー、新人議員)

 

ハナ・ジョン=カーメン/Hannah John-Kamen(エイヴァ・スター/Ava Starr:ゴースト/Ghost、フェージング能力を持つ戦闘員)

デヴィッド・ハーバー/David Harbour(アレクセイ・ショスタコフ/Alexei Shostakov:レッド・ガーディアン/Red Guardian:ソ連が生み出した超人兵士、エレーナの父)

オルガ・キュリレンコ/Olga Kurylenko(アントニア・ドレイコフ/Antonia Dreykov:タスクマスター/Taskmaster、エレーナとアレクセイの戦友、相手の動きをコピーできる能力を持つ)

ワイアット・ラッセル/Wyatt Russell(ジョン・ウォーカー/John Walker:元アメリカ陸軍兵士)

   (Acting Double:Chris Heeder

 

ルイス・プルマン/Lewis Pullman(ボブ/ロバート・レイノルズ/Robert Reynolds:セントリー/Sentry、廃止された研究所に取り残された青年)

   (幼少期:Clayton Cooper

   (Acting Double:AlexanderRoberts

 

ジュリア・ルイス=ドレイファス/Julia Louis-Dreyfus(ヴァル/ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ/Valentina Allegra de Fontaine: CIA長官、元OXEグループの会長)

   (幼少期:Chiara Stella

 

ジェラルディン・ヴィスワナサン/Geraldine Viswanathan(メル・ゴールド/Mel Gold:ヴァレンティーナの秘書)

クリス・バウアー/Chris Bauer(ホルト/Holt:ヴァルの手下の傭兵のリーダー)

 

ウェルデン・ピアース/Wendell Pierce(ゲイリー下院議員/Co    ngressman Gary:ヴァレンティーナを追求する委員会の委員長)

 

エリック・ランゲ/Eric Lange(ヒューストン/Houston:廃止されたラボに潜伏していた科学者)

 

Alexa Swinton(アーニャ/Anya:修行時代のエレーナの親友)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ニューヨーク

マレーシア:クアラルンプール

 

ロケ地:

アメリカ:ユタ州

グリーン・リバー/Green River

https://maps.app.goo.gl/dSes6aWKqKAbwkpK6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』から数年後の地球では、OXEグループの研究が問題視され、現CIA長官のヴァルことデ・ヴァレンティーナが委員会の審問を受けていた

ヴァルはやましいことはないと開き直り、アベンジャーズのいない今こそ、国民のために国家が立ち上がるべきだと熱弁を振るった

 

一方その頃、ヴァルの命令を受けてクアラルンプールのある施設に潜入していたエレーナは、そこにあったOXEのラボを爆破し、証拠隠滅を図っていた

エレーナはそれらの仕事を虚しいと感じていて、次のミッションで足を洗おうと考えていた

 

次のミッションはとある場所にある施設の証拠隠滅で、そこにある人物が何かを盗みに入るという

それが何かを突き止めるというのがエレーナのミッションだったが、そこには別々のミッションを言い渡されたヴァルの請負人が集まっていた

そして、無人のはずのラボに、パジャマ姿の青年が紛れ込んでいた

 

彼の名はボブと言い、ここにいる理由などはわからないという

ヴァルの目論見を看過した請負人たちは協力して外に出ることになったが、ボブにふれたエレーナは奇妙な幻覚を見てしまう

それは、彼女をずっと悩ませていたブラック・ウィドゥの訓練の時の映像で、エレーナは親友のアーニャを殺す手助けをしていたシーンだったのである

 

テーマ:孤独を癒す方法

裏テーマ:虚無に向かう意味

 

■ひとこと感想

 

MCUのシリーズで、どの作品を見れば予習になるのかは分かりませんが、登場するのはウィンターソルジャーとブラックウィドウの妹、アントマンの敵、2代目キャプテン・アメリカ、ソ連が生んだ超人兵器、エレーナの戦友などがいます

なので、このキーワードに即するものをググればOKというところでしょうか

タイトルで言えば『ブラック・ウィドウ』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アントマン&ワスプ』になりますが、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー(テレビ版)』は無理だと思います

 

単純にヒーローになれなかった人たちがヴァルの手下として働いていて、用無しになりそうになって結束する、という内容になっていました

なので、個々の過去を知りたいければ観るという感じですが、実際には本作内で察することができるほどには説明されていました

 

映画は、ポンコツチームが結束するという流れですが、強大な敵と戦うというのとは少し違いましたね

なので、結束などの友情物語としては感動的である一方で、ヒーローものとしてのカタルシスは低めに設定されていると言えるのかもしれません

個人的には、無駄話パートが結構好きなのですが、エレーナの口の悪さは強烈でしたね

ボブとジョンが喧嘩している時の仲裁の言葉選びがそれかよとツッコミたくなってしまいました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】サンダーボルツ*【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/97591/review/05050659/

 

公式HP:

https://marvel.disney.co.jp/movie/thunderbolts


■裏社員。スパイやらせてもろてます

 

■オススメ度

 

WEST.のファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.5.5(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、108分、G

ジャンル:ある寂れた商店街の土地開発に暗躍する裏社員を描いたアクションコメディ

 

監督:瑠東東一郎

脚本:我人祥太&モラル

 

キャスト:

重岡大毅(陽一郎:西民商店街の青年会のリーダー)

 

桐山照史(宴:阿川建設の裏社員、一匹狼)

神山智洋(宝田:阿川建設の裏社員、突っ込み担当)

濱田崇裕(詳敷:阿川建設の裏社員、理屈っぽい)

 

中間淳太(ジン:川端建設の裏社員、チャラ思いのツッコミ担当)

藤井流星(チャラ:川端建設の裏社員、ノリで生きている男)

 

小瀧望(マコト:陽一郎の幼馴染)

恒松祐里(片瀬サクラ:陽一郎の幼馴染、喫茶店の店員)

 

森香澄(兵頭寧々子:陽一郎の婚約者)

竹中直人(兵頭平八:寧々子の父、商店街の会長)

 

剛力彩芽(羽根田美里:阿川建設の社員、宴の元同僚)

藤原紀香(阿川小百合:阿川建設の社長)

 

赤井英和(陽一郎の父)

 

トータス松本(里丸貴雄:里丸工務店の社長)

田中美央(山岡竜二:スクープされる組長)

 

有野晋哉(阿川建設のパワハラ上司)

 

永田裕志(半グレの用心棒)

 

ハイヒールモモコ(桃子:ハワイ旅行帰りの地元民)

 

北山雅康(牧さん:花屋のおっちゃん)

諏訪雅(魚屋のおっちゃん)

草村礼子(ヒサエ:商店街のおばあちゃん)

 

■映画の舞台

 

大阪の下町のとある町

西民商店街

 

ロケ地:

神奈川県:横須賀市

久里浜はろーど通り

https://maps.app.goo.gl/LwzCWb9FGjoPV3Dd9?g_st=ic

 

黒船仲通り商店街

https://maps.app.goo.gl/yRpo4AC5wbMgnfgj6?g_st=ic

 

食事と喫茶 馬やど

https://maps.app.goo.gl/GTuPWg36BQBshzVd6?g_st=ic

 

東京都:武蔵村山市

お伊勢の森神明社

https://maps.app.goo.gl/B7ZU6XDXD2NAb8uN9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

阿川建設の裏社員である宴は、ライバル会社のヤクザとの繋がりを盗撮するなど、裏方に徹して業務にあたっていた

彼は犬以下の扱いで、社長に弱みをにぎられていて、反抗することができない

そして、次の任務として、ある寂れた商店街の地上げの下地つくりを任されることになった

 

宴は同じ裏社員の宝田と詳敷と組んで任務にあたることになったが、宴は人を信用できない男だった

彼らは商店街に新しい店舗を出すことになり、商店街に溶け込んで土地を取りまとめている商店街の会長と接触を図ろうと考えていた

だが、そこには新規にいちゃもんをつけるたこ焼き屋などもいて、なかなか進まなかった

 

そんな折、宴たちは青年会の会長・陽一郎と出会うことになった

陽一郎は疑り深い人間で、彼にはある過去があった

それは、一度は商店街を捨てて東京に出て、政略結婚のために帰ってきたというものだった

そして、その相手が会長の娘・寧々子だった

だが、陽一郎には忘れられない幼馴染のサクラがいて、彼女はかつての親友・マコトとつきあっていたのである

 

テーマ:絆の深め方

裏テーマ:何を胸に生きていくべきか

 

■ひとこと感想

 

完全にファンムービーだと承知した状況で鑑賞

さすがに客層はファンと思わしき女性客ばかりでしたね

内容は「大阪のノリ」なので、この寒いノリ耐久試験のようなところがありましたね

シュールなところもありますが、基本的にはほんわかコメディになるのだと思います

 

映画は、カテゴリー的にはアクション映画に入れても良いほどに格闘シーンが満載でしたね

元プロレスラーとのガチ対決は微妙でしたが、暗躍するもう一人の裏社員との格闘シーンはなかなか凄かったと思います

アクションにもギャグを入れ込まないとダメな映画なので、ガチアクションを期待するのは無謀ですが、意外と動けていたと思います

 

物語は、とある商店街の地上げの下地作りを任される裏社員が商店街の中に溶け込んでいく様子が描かれていきます

ストーリーはほぼ予想通りではありますが、ある意味新喜劇的な感じもしましたね

さすがに芸人ではない人のすべり芸は見ていて心苦しかったですが、まあ何とか乗り切ったのではないでしょうか

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】裏社員。スパイやらせてもろてます【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103168/review/05065108/

 

公式HP:

https://movies.shochiku.co.jp/west-eiga/


■ロザリー

 

■オススメ度

 

多様性を描く映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.5.6(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Rosalie

情報:2023年、フランス&ベルギー、115分、PG12

ジャンル:多毛症を隠して結婚した女性と夫の関係を描いた伝記映画

 

監督:ステファニー・ディ・ジュースト

脚本:サンドリーヌ・ル・クストュメル

 

キャスト:

ナディア・テレスキウィッツ/Nadia Tereszkiewicz(ロザリー・ドゥリュック/Rosalie Deluc:髭を生やしている秘密を抱える女性、先天性多毛症、モデルはクレマンティーヌ・ドレ/Clémentine Delait

ブノワ・マジメル/Benoît Magimel(アベル・ドゥリュック/Abel Deluc:ロザリーの夫、秘密を知らないカフェのオーナー、モデルはポール・ドゥレ/Paul Delait)

 

バンジャマン・ビオレ/Benjamin Biolay(バルスラン/Barcelin:村のリーダー、工場長)

 

ギュスタヴ・ケルヴェン/Gustave Kervern(ポール/Paul:ロザリーの父)

 

アンナ・ビオレ/Anna Biolay(ジャンヌ/Jeanne:修道院のシスター)

Peri Bourgogne(オギュスティーヌ/Augustine:孤児院の女の子)

Aurélia Petit(孤児院の院長)

 

ギョーム・グイ/Guillaume Gouix(ピエール/Pierre:アベルの友人、ロザリーを敵視)

Eugène Marcuse(ジャン/Jean:アベルの友人)

 

Juliette Armanet(クロティルデ/Clothilde:アベルのお気に入りの売春婦)

 

Serge Bozon(ロザリーを撮る写真家)

 

■映画の舞台

 

1870年代、

フランス:ブルターニュ地方

タオン=レ=ヴォージュ/Thaon-les-Vosges

https://maps.app.goo.gl/wuUarGRZ7fgo7KDXA?g_st=ic

 

ロケ地:

フランス:モルビアン

レ・フォンジュ・デ・サル/Les Forges des Salles(工業団地)

https://maps.app.goo.gl/i4d4BJ9k5Xvv8uu27?g_st=ic

 

シャトー・ドゥ・ロズヴィリオウ/Château De Rosvilliou(孤児院)

https://maps.app.goo.gl/H1BdGYdeXGjgqsSC7?g_st=ic

 

シャトー・ド・ケリオット/Château de Kériolet(バルセロナ城の内部)

https://maps.app.goo.gl/1o4SCgyZh5ojRBq5A?g_st=ic

 

ビユージー・レゾー/Bieuzy-les-Eaux

https://maps.app.goo.gl/3s6vqXES3sN8UQBs8?g_st=ic

 

ル・ファウエ/Le Faouët

https://maps.app.goo.gl/QVYVVgFCimnWm3r18?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1870年代のフランス・ブルターニュ地方には、生まれながらに多毛症で悩んでいるロザリーがいた

父ポールは身支度を整えさせていたが、背中や足の裏など、様々なところに生えた毛はどうしようもなかった

 

ある日、持参金目的の男アベルと結婚することになったロザリーは、多毛症を隠して結婚を果たすことになった

アベルに気づかれないまま初夜を迎えたロザリーだったが、肌けた服の隙間から男のような胸毛を見つけてしまう

騙されたと思ったアベルはロザリーを突き放すものの、彼女は帰るあてもなく、彼の友人たちの前で堂々と妻だと名乗った

 

アベルは村の工場経営者バルスランに金を借りていて、持参金でそれを補填しようとしたが足りなかった

アベルはカフェを経営していたが、工場主は従業員が飲むことを嫌がっていたために客足は芳しくなかった

そこでロザリーは、自分の多毛症を見せ物にすることで客を集めようと考える

だが、それを見た人々は気味悪がるようになり、村に不幸が舞い込むと思い込み始めていたのである

 

テーマ:多様性の生き様

裏テーマ:家族の許容

 

■ひとこと感想

 

実在の人物をベースにした物語で、プロマイドまで残っている有名な人を扱っています

いわゆる先天的多毛症で、それを見せ物として客を引こうと考えていました

それでも、夫としては複雑な心境で、抱こうにも勃たないみたいなことが起きてしまいます

友人のピエールからも「こんな女が好みなのか」と言われてしまうのですが、愛とか以前に人としてどうなのかというところにキレていましたね

でも、その遺恨がさらなる悲劇を招くことになりました

 

ロザリーとしては、自分らしく生きることを選んではいますが、それだけで満たされないものがたくさんあります

彼女は母親になりたがっているし、女としての幸せも欲しい

でも、男性の思う女性像からかけ離れている部分があって、寛容できるような時代でもなかったのだと思います

 

現代的な価値観だとそこまで奇異には見られませんが、そもそも髭を整えることもなく人前に出るということもないので、髭のあるなし以前のようにも思えてしまいます

ロザリーはアベルに捨てられると居場所がなくなるので、それゆえに何とかして彼の役に立とうと考えます

ある種の共闘的な関係があって、ロザリーがアベルの立場になって考えるというところには至っていないのだと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ロザリー【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103191/review/05068917/

 

公式HP:

https://klockworx.com/rosalie


■けものがいる

 

■オススメ度

 

一風変わったラブロマンス映画に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.5.6(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:La bête(獣)、英題:The Beast(獣)

情報:2023年、フランス&カナダ、146分、G

ジャンル:生き直すために感情を捨てるミッションに挑む男女を描いた近未来SF&ラブロマンス

 

監督:ベルトラン・ボレロ

脚本:ベルトラン・ボレロ&バンジャマン・シャルビ&ギョーム・ブレオー

原作:ヘンリー・ジェームズ/Henry James『The Beast in the Jungle(密林の獣)』

 

 

キャスト:

レア・セドゥ/Léa Seydoux(ガブリエル・モニエ/Gabrielle Monnier:感情を消去するセッションを受ける女性)

ジョージ・マッケイ/George MacKay(ルイ・レワンスキー/Louis Lewanski:ガブリエルと恋をする青年)

 

ガスラージー・マランダ/Guslagie Malanda(ケリー人形/Poupée Kelly:ヒト型AIロボット人形、2044年)

 

ダーシャ・ネクラソワ/Dasha Nekrasova(ダコタ・ミル/Dakota:モデル仲間、2014年)

 

マルタン・スカリ/Martin Scali(ジョルジュ/Georges:ガブリエルの夫、工場経営者、1910年)

 

エリナ・レーベンソン/Elina Löwensohn(予知能力者/La voyante、1910年)

 

マルタ・ホスキンス/Marta Hoskins(ジーナ/Gina:占い師、2014年)

 

ジュリア・フォール/Julia Faure(ソフィー/Sophie:浄化を終えた友人、2044年)

 

ケスター・ラブレイス/Kester Lovelace(トム/Tom:地震で出てくる近隣住民、2014年)

 

フェリシアン・ピノ/Felicien Pinot(オーギュスタン/Augustin:人形工場の案内係、1910年)

ローラン・ラコット/Laurent Lacotte(人形工場の設計士、1910年)

 

グザヴィエ・ドラン/Xavier Dolan(面接官の声、2044年)

 

■映画の舞台

 

2044年、

フランス:パリ

 

1910年、

フランス:パリ

 

2014年、1962年&1980年

アメリカ:ロサンゼルス

 

ロケ地:

フランス:パリ

 

アメリカ:ロサンゼルス

 

■簡単なあらすじ

 

2044年、AIによって整備された近未来のパリでは、感情を制御する者ののみが仕事にありつける社会になっていた

ガブリエルはかつて面接を受けたことがあったが自己都合で中断していたが、再度応募せざるを得なくなっていた

仕事を受けるためには「浄化」と言う工程を受けなければならず、先にそれを終えた友人のソフィーは唯一の相談相手だった

 

ガブリエルは面接官から詳細を聞き、ようやく浄化装置に入ることになった

感情を取り除くためには過去のある地点に潜り込むことが必要で、ガブリエルは1910年、1960年から1980年のクラブ、2014年のロサンゼルスに入ることになった

 

1910年の世界では、ガブリエルは著名なピアニストとなっていて、あるサロンにてルイと言う青年と出会い恋に落ちていた

2014年の世界では、ガブリエルは売れないモデルで、彼女を執拗に追うストーカーがいた

2044年の世界では、ガブリエルと同じ浄化を目指す若者ルイがいて、二人は悩みを打ち明けながら、徐々に親密になっていく

 

そして、全ての浄化が導く先において、ガブリエルはある決断をすることになったのである

 

テーマ:感情を支配するもの

裏テーマ:捨てきれぬものの正体

 

■ひとこと感想

 

ポスタービジュアルではよくわからず、予告編だと「3つの時代で男女が恋をする」みたいなテイストになっていました

どうやら近未来で仕事に就くためには浄化作業をしなくてはならないようで、いくつかの世界に行って、感情の制御を学ばなければならない、みたいな感じになっていました

初見ではあまり意味がわからず、Wikiやパンフレットのあらすじで再確認すると言う感じになっていました

 

SFのようにも思えますが、実質的には社会実験に参加した男女と言う感じで、浄化と言うよくわからない作業で、100年以上前に行くのは意味不明に思えました

おそらくは、前世とかの記憶になるのだと思いますが、3つの時代で絡まり合った縁のある相手がルイと言う青年なんだと思います

そして、2044年の世界でも会うことになっていて、その恋愛がどうなるのか、と言う物語になっていましたね

 

映画のエンドロールは無しで、QRコードからリンクが貼られているのですが、そこで「ある映像」と言うものが流れます

でも、そこには「日本語字幕」がないので、何を言っているのかわからない人の方が多いと思います

何度か聞いてみて文字起こしをしてみたものをネタバレ感想の方に書いておくので、参考にしてくださいね(詳しいレビューの方に書いてあります)

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】けものがいる【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/99903/review/05068920/

 

公式HP:

https://www.kemonogairu.com/


■うぉっしゅ

 

■オススメ度

 

介護映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.5.8(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、115分、G

ジャンル:母の代わりに祖母の介護を任されるソープ嬢を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:岡崎育太郎

 

キャスト:

中尾有伽(磯貝加那:ソープ店で働く女性)

研ナオコ(磯貝紀江:認知症の加那の祖母)

   (若年期:藤井千咲子

 

中川ゆかり(すみれ:ソープ店の同僚)

西堀文(久美:ソープ店の同僚)

嶋佐和也(柿谷:ソープ店のボーイ)

 

高木直子(名取:加那の家の家政婦)

赤間麻里子(古田:紀江の家の隣人)

 

磯西真喜(磯貝早苗:加那の母)

 

諏訪珠理(ヨシタカ:加那にマジになる風俗客)

 

■映画の舞台

 

都内某所

 

東京都:青梅市

宮ノ平駅周辺

 

ロケ地:

東京都:杉並区

阿佐ヶ谷一番街商店街

https://maps.app.goo.gl/SES3TFQwXzp2PGaKA?g_st=ic

 

神奈川県:大和市

独楽寿司 大和本店

https://maps.app.goo.gl/WrQsKMLrmLZeeiZd9?g_st=ic

 

東京都:渋谷区

THE GRUB 代々木上原

https://maps.app.goo.gl/GBoM4YSExD1m2caj6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

都内某所でソープ嬢として働いている加那は、病気で入院することになった母の代わりに、祖母・紀江の介護をすることになった

紀江は認知症を患っていて、8年ぶりに会った孫のことなど覚えてはいない

母の残したメモを頼りに介護を行うことになった加那は、自分を孫だと認知しない紀江に苛立ちを感じるものの、どこか無気力なまま作業を続けていた

 

彼女には、ソープ仲間のすみれと久美がいて、金遣いの荒い毎日を送っていた

自分の部屋の家事もろくにせず、家政婦の名取を雇っては、週に3回ほど部屋の掃除をしてもらっていた

母には「不動産関係の仕事をしている」と嘘をついていて、その話は紀江の隣人・古田にも伝わっていた

 

任されて3日目のこと、加那はとうとうヘルパーを雇い、介護から離れることになった

だが、仲間と遊ぶ中で何かを思い立ち、加那は紀江の髪の毛を染めることにした

そして、車椅子を使って外出し、いろんなところを周ることになったのである

 

テーマ:見返りのない癒し

裏テーマ:介護と介護士と家族の関係

 

■ひとこと感想

 

研ナオコが認知症の老人役をするということで、カラフルなポスタービジュアルから、何が起こるのかと思っていました

ソープ嬢の「洗う」と、介護の「洗う」を掛け合わせて、そこで起こる化学反応のようなものを描いていたのだと思います

 

一週間限定の祖母孝行になりますが、会うたびに「はじめまして」と言われ続けることで、ちょっと心が苦しくなってしまいます

そこから、お金はあるのでヘルパーを雇うのですが、翌日に気が変わって追い出されるのは可哀想でしたね

仕事と割り切っていたとしても、この家族は何なんだと思ったように思えます

 

映画は、介護の社会的な問題を描いているわけではなく、認知症患者が家族を忘れる過程とか意味を描いていました

家政婦として加那と接している名取とのやりとりが映画のメインであり、そこに何かを見つける人もいるように思えます

とは言え、ある程度認知症について知っている人ならば、少しばかりおかしさを感じてしまうのかな、と思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】うぉっしゅ【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101942/review/05074530/

 

公式HP:

https://wash-movie.jp/


■今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

 

■オススメ度

 

大学生の青い恋愛に打ち砕かれたい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.5.8(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、127分、G

ジャンル:運命的な出会いとすれ違いを描いた恋愛映画

 

監督&脚本:大九明子

原作:福徳秀介『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(小学館)』

 

キャスト:

萩原利久(小西徹:関西大学の2回生、七福温泉のアルバイト)

   (幼少期:渡邊弘基

河合優実(桜田花:徹の想い人、関西大学の学生)

   (幼少期:山村あさひ

 

伊東蒼(さっちゃん:徹のバイト仲間、同志社大学の学生、軽音サークル在籍)

   (幼少期:伴心菜

 

黒崎煌代(山根:徹の唯一の友人、大分出身)

山中菜々子(ミキ:山根の彼女、大分在住)

 

安斎肇(喫茶店「フォージュロンの店主)

 

浅香航大(さっちゃんの父)

 

古田新太(佐々木:夏歩の父、七福温泉の店主)

松本穂香(夏歩:佐々木の娘、妊婦)

 

ロナ(サクラ:喫茶店「CAPE COD」の看板犬)

 

大西ユースケ(大学の警備員)

山合圭吾(本人役:路上シンガー)

あい(軽音サークルのギター&ボーカル)

川本美由紀(徹の祖母)

 

■映画の舞台

 

大阪府:吹田市

関西大学

 

京都府:京都市

同志社大学 今出川キャンパス

 

ロケ地:

京都市:上京区

同志社大学 今出川キャンパス

https://maps.app.goo.gl/piuv1a1AWzy5FMwz5?g_st=ic

 

京都市:伏見区

宝湯

https://maps.app.goo.gl/vERK2XWqiizxPh67A?g_st=ic

 

京都市:下京区

京都水族館

https://maps.app.goo.gl/QUSnqW4ngknhmcBC8?g_st=ic

 

京都市:左京区

鴨川デルタ

https://maps.app.goo.gl/LjBb1B97FDeGwwUu8?g_st=ic

 

大阪市:鶴見区

七福温泉

https://maps.app.goo.gl/hCNzTnTyeBKc4dsx9?g_st=ic

 

大阪府:吹田市

関西大学:千里山キャンパス

https://maps.app.goo.gl/97FqgzstNFNEtroF6?g_st=ic

 

フォージュロン

https://maps.app.goo.gl/Qi5TWDaF83QyYuyBA?g_st=ic

 

CAPE COD

https://maps.app.goo.gl/65MX491fDeDmb2Gc8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

関西大学に通う2年生の徹は、周囲と馴染めず、日傘で顔を隠してキャンパスライフを凌いでいた

彼には唯一と言える友達の山根がいて、彼は大分訛りを治すこともなく、奇抜なファッションに身を包んでいた

 

ある日のこと、授業を終えて足早に教室を去る団子頭の女学生・花を見つけた徹は、行く先々で彼女を見つけてしまう

二人は価値観が似ているところがあり、徐々に意気投合をしていき、一緒に過ごす時間が増えていた

そんな折、約束の時間に彼女が来なくなり、それから徹の前に現れることはなかった

 

そんな彼は、銭湯でアルバイトをしていて、違う大学に通っているさっちゃんという仲の良いバイト仲間がいた

彼女は軽音サークルに所属していて、いつもノリが良くて、明るい娘だった

彼女から「聴いて」と薦められた曲を聴くこともなく、花との日々を重ねて行った

さっちゃんの想いは徐々に歪になり、徹に好きな人がいるとわかって爆発してしまう

そして、その翌日から、さっちゃんはバイト先に顔を出さなくなってしまったのである

 

店長は「何か知っているか?」と聞くものの、徹は生返事を繰り返すばかりだった

そして、1ヶ月を過ぎた頃、驚くべき事実が突きつけられるのである

 

テーマ:盲目が紡ぐ残酷

裏テーマ:傷つけていることの自覚

 

■ひとこと感想

 

ジャルジャルの福徳秀介の恋愛小説の映画化ということで、もっとコミカル要素満載なのかと思っていました

大阪(北千里)と京都(出町柳)が舞台となっていて、縁があるだけに見覚えの多い景色を堪能することができました

大学時代に恥ずかしい恋愛をしたことがある人に刺さるタイプの映画で、なんかこう、はらわたを抉られるような感覚がありましたね

あの無敵に思えた向こう見ずは、今思えば無計画で無謀な思いに突き進んでいたことを思い出します

 

映画は、いわゆる三角関係のテイストで進み、その一辺を構成する要素の残酷さというものを描いていきます

本音というものは行動に現れていて、されたことがある人もいれば、無意識にしていたことを思い出すかもしれません

でも、実際には、自分がしてしまったことを客観的に振り返ることはできないので、いわゆる加害者的な想起をするということはないのだと思います

 

物語は、三角関係のねじれという感じではなく、それが発覚する前に終わりを告げていきます

ある種の自己完結的な告白というものが物語のメインとなっていて、そこからの答え合わせは胸苦しいというよりは「いたたまれない」という感情を引き起こします

恋愛の残酷な側面を見せつつ、かなりの大量のセリフが展開されるので見応えがありましたね

三者三様の長台詞はパンフレットに記載されているので、気になる方、思い出したい方は購入されるのをお勧めいたします

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】今日の空が一番好き、とはまだ言えない僕は【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102476/review/05077695/

 

公式HP:

https://kyosora-movie.jp/


■パディントン 消えた黄金卿の秘密

 

■オススメ度

 

シリーズのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.5.9(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Paddington in Peru(ペルーのパディントン)

情報:2024年、イギリス&フランス&アメリカ&日本、106分、G

ジャンル:ルーシーおばさんの行方を追ってペルーに向かうパディントンとその家族を描いたアドベンチャー映画

 

監督:ドゥーガル・ウィルソン

脚本:マーク・バートン&ジョン・フォスター&ジェームズ・ラモント

原作(キャラクター創造):マイケル・ボンド

 

キャスト:

ベン・ウィショー/Ben Whishaw(パディントン/Paddington Bear:ロンドンに迷い込んだクマ)

イメルダ・スタントン/Imelda Stauton(ルーシーおばさん/Aunt Lucy:パディントンの養母)

 

マデリン・ハリス/Madeleine Harris(ジュディ・ブラウン/Judy Brown:ブラウン家の長女、親元を離れたい大学生)

エミリー・モーティマー/Emily Mortimer(メリー・ブラウン/Mary Brown:ブラウン家の母)

ヒュー・ボネヴィル/Hugh Bonneville(ヘンリー・ブラウン/Henry Brown:ブラウン家の父、保険会社勤務)

サミュエル・ジョスリン/Samuel Joslin(ジョナサン・ブラウン/Jonathan Brown:ブラウン家の長男、ジュディの弟、引きこもりの発明家)

ジュリー・ウォルターズ/Julie Walters(バード夫人/Mrs. Bird:ブラウン家の家政婦)

 

ジム・ブロードベント/Jim Broadbent(サミュエル・グルーバー氏/Mr. Gruber:骨董品屋、ブラウン家の隣人)

 

オリヴィア・コールマン/Olivia Colman(老グマホームの院長/Reverend Mother:ルーシーおばさんが入所している施設の院長)

 

アントニオ・バンデラス/Antonio Banderas(ハンター・カポット/Hunter Cabot:ペルーの観光船の船長)

  (少年期:Vicente Wallenstein

カルラ・トウス/Carla Tous(ジーナ・カボット/Gina Cabot:ハンターの娘)

(少女期:演者不明)

 

Hugh Grant(フェニックス・ブキャナン/Phoenix Buchanan:囚人、元俳優、ポストクレジットに登場)

 

Hayley Atwell(マディソン/Madison:保険会社の新しい重役)

 

【日本語吹替版】

松坂桃李(パディントン)

古田新太(ヘンリー)

三戸なつめ(ジュディ)

太平あひる(ジーナ)

吉田羊(院長)

山路和弘(ハンター)

斎藤工(フェニックス)

 

■映画の舞台

 

イギリス:ロンドン

 

ペルー

 

ロケ地:

コロンビア

 

■簡単なあらすじ

 

ロンドンのブラウン家の一員となった迷いクマのパディントンに、ようやくパスポートが交付されることになった

これでようやくイギリス国民として認められたパディントンは、近況をペルーの老クマホームに入っているルーシーおばさんに知らせることになった

だが、ルーシーおばさんからの返事ではなく、院長からの手紙が返ってきて、そこにはルーシーおばさんの様子がおかしいとだけ書かれていた

 

そこでブラウン一家はパディントンと一緒にペルーを目指すことになったのだが、現地に到着すると「ルーシーは行方不明」と言われてしまう

院長が言うには「何かしら調べ物をしていた」と言う

その後、パディントンはルーシーおばさんの部屋からアマゾン奥地の地図を見つける

そこには、丁寧に「ここから探せ」と書かれていて、その場所は「ルミ・ロック」と言うところだった

 

パディントンたちはアマゾン川を上ることになり、観光船の船長ハンターに連れて行って欲しいと伝えた

ハンターは先祖代々「アマゾンの奥地に眠る財宝」に囚われている一族の末裔で、チャンスとばかりに彼らを乗せることになった

だが、ハンターの娘ジーナは奥地から生還したものはいないと知っていて、全力でそれを止めようとするのである

 

テーマ:家族と仲間の違い

裏テーマ:居場所を思いやる心

 

■ひとこと感想

 

過去2作は劇場で観ているはずですが、あんまり記憶に残っていない状態で鑑賞

紳士のクマが騒動を起こすと言う内容なのですが、ジャム満載のパンを帽子に隠していると言うのはいまだに慣れませんねえ

CGと実写の融合になっていますが、技術の進歩なのか、ほとんど違和感がなくなっていました

てか、人物までもCGで作っているように見えてくるので、今後もさらに違和感が減っていくのかな、と思いました

 

映画は、パディントンとルーシーおばさんの馴れ初めをさらっと描いているので、前作までを観ていなくても大丈夫だと思います

パディントンは故郷に戻ってルーシーおばさんを探すのが目的ですが、それを知った悪い奴らが「エルドラド」にある財宝を狙っている、と言う展開を迎えます

配役で悪者っぽさが出ていると言えば怒られそうですが、子どもが気づいても大丈夫なくらいのネタバレありで話が進んでいるのは面白かったですね

 

パディントンの故郷にある黄金は意外なものでしたが、この着地点は好きですね

人間の欲望とはかけ離れているところとか、パディントンの好物に繋がっているところにほっこりとしてしまいます

まさにファミリー向けの映画だったと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】パディントン 消えた黄金卿の秘密【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103146/review/05081103/

 

公式HP:

https://paddington-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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