■マスターズ・オブ・ユニバース


■オススメ度

 

90年のヒーロー映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.6.9(TOHOシネマズ二条)


■映画情報

 

原題:Masters of the Universe(宇宙の支配者)

情報:2026年、アメリカ、140分、G

ジャンル:祖国を救うために立ち上がる王子を描いたアクション映画

 

監督:トラヴィス・ナイト

脚本:クリス・バトラー&アーロン・ニー&アダム・ニー&デイブ・キャラハム

原作:マテル社発売の玩具

 

キャスト:

ニコラス・ガリツィン/Nicholas Galitzine(アダム/Adam/ヒーマン/He-Man:惑星エターニアの元王子)

   (幼少期:Artie Wilkinson-Hunt

 

カミラ・メンデス/Camila Mendes(ティーラ/Teela:ダンカンの養女、エターニアの衛兵隊のリーダー)

   (幼少期:Eire Farrell

イドリス・エルバ/Idris Elba(ダンカン/Duncan:マン・アット・アームズ:ティーラの養父、ランドル王の右腕、近衛兵団の隊長、新兵の教育係)

 

ヨハネス・ヘイクル・ヨハンソン/Jóhannes Haukur Jóhannesson(フィスト/Fisto:金属製の右腕を持つ戦士)

ジョン・シュエ・チャン/Jon Xue Zhang(ラム・マン/Ram Man:頭突きが得意な戦士)

ジェームス・ウィルキンソン/James Wilkinson(メカニック/Mekaneck:首が自在に伸縮する戦士)

Stephen Adentan(モスマン/Moss Man:人型植物生物のエターニアの戦士)

 

Tom Wilton(クリンジャー/Cringer:アダムのペット、緑色の喋るトラの声)

   (若年期:Fletcher Glenn

クリスティン・ウィグ/Kristen Wiig(ロボト/Roboto:家事ロボットに変えられていた兵器ロボットの声)

Christiaan Bettridge(ディアン/Dian:かつてアダムをいじめていた近衛兵団の女性兵士)

   (幼少期:Delilah O’Riordan

 

シャーロット・ライリー/Charlotte Riley(マレーナ・グレン王妃/Queen Marlena:アダムの母)

ジェームズ・ピュアフォイ/James Purefoy(ランドア王/King Randor:アダムの父)

 

モリーナ・バッカリン/Morena Baccarin(ソーサラス/The Sorceress:ティーラの実母、グレイズガル城の守護魔女)

 

ジャレッド・レト/Jared Leto(スケルター/Skeletor:エターニアを支配する魔術師)

アリソン・ブリー/Alison Brie(イーブル・リン/Evil-Lyn:エターニアを裏切った魔女)

 

Sam C. Wilson(クロニス/トラップジョー/Trap Jaw:多彩な武器を扱うダンカンの宿敵)

コジョ・アター/Kojo Attah(トライ・クロップス/Tri-Klops:スケルターと同盟を組む賞金稼ぎ)

 

Hung Dante Dong(カーグ/Karg:フックの手を持つスケルターの手下)

James Apps(スパイカー/Spikor:全身棘だらけのスケルターの手下)

Hafþór Júlíus Björnsson(ゴートマン/Goat Man:スケルターと手を組むツノ男)

Arun Bassi(ピッグボーイ/Pig Boy:スケルターを起こしにくる手下)

ゲイリー・マーティン/Gary Martin(ビーストマン/Beast Man:地球にやってくるスケルターの手下)

 

【エターニアパート】

Eddison Burch(ガルーダ/Garda:訓練する新兵)

Arthur Galiano(ダリド/Darid:訓練する新兵)

Michael Bijok(グレイスカル城の護衛)

Everleigh Brenner(スブテルニアの護衛)

Michelle Schechter(ランドア王の召使)

Chanelle Nicole(ランドア王の召使)

Susie Coutts(城の護衛)

Billy Clements(ダンジョンの看守)

 

Piotr Michael(エテルニアの船の声)

Christopher Ragland(オルコ/Orko:トロラから来た魔術師の声)

Laruren Saliu(アドゥーラ/Adora/シーラ/She-Ra:エンドロール後に登場する謎の女)

 

【地球パート】

Christian Vunipola(フセイン/Hussein:アダムのルームメイト)

Sasheer Zamata(スージー/Suzie:アダムの上司)

Emma Mulkern(アダムの同僚)

Elliott Culpepper(アダムの同僚)

Dylan Zalikowski(アダムの同僚)

Max Kraus(ブラック巡査/Officer Black:アダムを逮捕する警官)

Kelly Coughlin(ブルメンタル巡査/Officer Blumenthal:アダムを逮捕する警官)

Elena Rivers(ジュリー/Julie:マッチングアプリのデート相手)

Aaron Lynn(小学校の先生)

Callum Burns(ショップのオタク)

Devonté Sackitey(ショップのオタク)

Mark Conway(ショップのオタク)

Connor Crawford(剣を知る男)

Richard David-Caine(ショップの客)

Olivia Marcus(コミックショップ「フライトゾーン」の店員)

ドルフ・ラングレン/Dolph Lundgren(筋トレする男)

 


■映画の舞台

 

惑星エターニア

地球:アメリカ:オクラホマシティ

 

ロケ地:

イギリス:ロンドン

 


■簡単なあらすじ

 

惑星エターニアの王子として生まれたアダムは、幼少期は体が小さく、新兵として訓練する中では不利だった

教育係にダンカンはそれでも彼を見捨てなかったが、父のランドア王はアダムを冷たく突き放していた

 

ある日のこと、エターニアはスケルターの軍隊から襲撃を受けてしまう

近衛兵たちが戦うものの多勢に無勢の状態で、魔女のソーサラスは宇宙のパワーを封印した剣をアダムに託し、ポータルを使って彼を別の世界に逃した

程なくエターニアはスケルターの軍門に降ってしまった

 

それから十数年後、アダムは地球で育ち、人材派遣の会社に就職していた

地球に来てからもずっと剣を探していて、ようやく情報を入手することができた

彼は情報提供者に会うためにコミックショップを訪れ、そこで剣を見つけることになった

 

これで故郷に帰れると思ったものの、剣は全く反応せず、アダムは窃盗犯として逮捕されてしまう

だが、彼らの元にかつての訓練生仲間のティーラが訪れ、同時にスケルターの手下のビーストマンまでやってきてしまうのである

 

テーマ:力を得る資格

裏テーマ:対立と対話

 


■ひとこと感想

 

かなり昔のオモチャをベースにした映画で、1987年に公開された『マスターズ/超空の覇者』にリメイクになるのだと思います

この作品の主人公をドルフ・ラングレンが演じていて、本作ではジムでトレーニングする老人としてカメオ出演していましたね

アダムに教訓を与えるマスター的な存在であり、彼の覚醒を促す役割を担っていました

 

映画は、かなり間の悪い展開になっていて、スケルターがギャグっぽいことを言ってスベり、それをイブール・リンがフォローするという奇妙な展開になっていました

このパートが面白いのかどうかわからず、また最終決戦で対話を試みるなど、従来のヒーロー映画とはちょっと違ったスタンスになっていました

これをどう捉えるかという感じで、テンポが悪い分、14分という長さがさらに長く感じられましたねえ

 

アクションシーンもソードを振り回すくらいなので真新しさはありませんが、脇役の闘い方は色々と面白かったですね

物語としては「戦いはこれからだ」に近い印象があり、エンドロール後には「あるキャラ」が登場していました

これが次作に登場するのだと思いますが、最後にしゃべっていた魔女キャラ含めて全く分かりませんでした

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作はエンドロール後、ポストクレジット後に映像のある作品でしたね

ポストの方ではスケルターの頭を回収するイーブル・リンが描かれ、悪はまだ滅びていないことがわかります

エンドロール後のキャラはアドゥーラ姫と言い、ヒーマンことアダムの生き別れの妹となっています

彼女は何かしらの軍隊のようなものを率いているようで、敵か味方かまではまだわかっていません

ググればわかると思いますが、それをすると次作の楽しみが減ってしまうので、公開がスルーされてしまったら覗いて見ることとしましょう

 

映画は、戦いを好まない王子がヒーロー的な感じの活躍をするのですが、あれだけ力を欲しがっていたのに、敵と話し合いをしようと言い出すのはびっくりしましたね

仲間を説得してチームを作るというところはわかりますが、あれだけ暴れまくる敵に対話を望むというのは意味不明のように思います

これらも含めてギャグみたいな展開になっていて、「俺は悪役だ!」と開き直るところまでがデフォだったのだと思います

 

社会人パートで上司から色々言われたり、マッチングアプリのデート相手との会話を思い出したり、ジムでの老人の教訓などもラストで収束する感じになっていましたね

これらを丁寧に描いているので140分という長さになっているのだと思いますが、キャラが多すぎて、説明する手順とかも逆のように思います

冒頭のエターニア襲撃の時ではなく、ラストバトルで彼を紹介するのですが、その前にアダム一人が「伝説の戦士だ!」と興奮していたりします

このシーンが説明前のために微妙な空気感になっていて、どうやったらこの構成になってしまうのかが不思議でなりませんでした

ともかく、これまでと違うことをしようと思ったのかもしれませんが、妙にズレているなあと感じてしまいましたね

 


120分で人生を少しだけ良くするヒント

 

映画は80年代のおもちゃがベースになっていて、パンフレットにはフィギュア仕様の説明書みたいなものまでありました

このおもちゃが日本に入ってきていたのかは知りませんが、手に取ったり店頭で見た記憶は皆無でしたね

てっきりアメコミなのかなと思いましたが、そうでもない感じで、でも作りはMCUっぽさを感じたりします

 

今時なのかはわかりませんが、本作のアダムとティーラは友だち以上にはならず、ティーラの方は自分に言い聞かせるように「弟みたい」とか言っていました

おそらくツンデレキャラなので、別の女性と良い感じになると嫉妬すると思いますが、設定上はティーラは魔女の末裔なので、そこに障壁があるのかもしれません

また、設定ではマレーナ姫は地球人だそうで、映画でも「私の故郷で送って」みたいなことを言っていました

さすがに説明を端折りすぎのように思いますが、あまり説明しなかったのも次作以降の布石なのかもしれません

 

映画では、話し合いで解決しようとするところをスケルターが拒否するという内容になっていて、その理由は悪役だからという意味不明のものになっていました

このシーンも次作以降の布石だと思われ、おそらくスケルターを生み出したのはイーブル・リンなのだと思います

彼女はエターニアを裏切った魔女という設定なので、元々はソーサラスと何かしらの関係がある人物なのでしょう

ベタなところだとティーラの双子の姉みたいなもので、それはエンドロール後に登場するのがアダムの生き別れの妹アドゥーラというところに繋がるのだと思います

 

ティーラは自身の出自を知らない可能性がありますが、この映画だけでティーラとダンカンの関係が養父だと分かれというのは無理だと思います

そのあたりの設定をどこまで読み込むかによると思いますが、純粋に物語を楽しむのならば、映画内で理解できるようにセッティングすべき案件のように思います

本作はいわゆる「序章」的な扱いになると思いますが、長い割には説明が不足しまくっていると思うので、もう少し工夫が必要だったんじゃないかな、と感じました

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105461/review/06609000/

 

公式HP:

https://masters-of-the-universe.jp/

アバター

投稿者 Hiroshi_Takata

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA