■映画鑑賞まとめ■
2月、第3週(2026.2.16~2026.2.22)
■純愛上等!
■オススメ度
主演たちのファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.2.17(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2026年、日本、102分、G
ジャンル:敵対する高校のボス同士の絡みを描いた青春映画
監督:八重樫風雅
脚本:川崎僚
原作:七緒『恋愛上等!』
キャスト:
山中柔太朗(佐藤美鶴:駄菓子屋の2階に引っ越す青年、白岩高校2年生)
高松アロハ(亀井円:駄菓子屋の孫、紅桜高校の3年生、留年が決まりケンカと恋愛を封印した青年)
白鳥晴都(亀井樹:円の弟)
堀夏喜(貴明:円の因縁の相手)
嵐翔真(露木要:円の親友、趣味は盆栽、紅桜高校3年生)
小平大智(ボン/一本松一男:円の親友、巨漢、実家は定食屋)
高橋璃央(ヤマ/山本敬太:円の親友、黒髪ウェーブ)
宮脇優(ネギシ/根岸光雄:円の親友、茶髪メガネ、ゲーム好き)
浅野竣哉(本田健斗:美鶴の幼馴染、白岩高校の2年生)
大川泰雅(土屋猿時:本田の先輩、金髪染め分け)
早瀬圭人(東堂丈一狼:本田の先輩、冷静で挑発的)
閏木ときたか(餃子:本田の先輩、天然パーマ)
葵揚(中野龍之介:坊主頭の円たちの後輩)
黒澤諒(佐野虎丸:危機を知らせる円たちの後輩)
那須ほほみ(リリカ:円のバイト先のキャバ嬢)
山中聡(ヤマの父)
オラキオ(ネギシの父)
藤夏子(亀井梅子:円の祖母、駄菓子屋「かめいや」の店主)
■映画の舞台
都内某所
紅桜高等学校
ロケ地:
東京都:品川区
品川学園高等学校
https://maps.app.goo.gl/3ULegwHZoboiub3UA?g_st=ic
山梨県:韮崎市
アメリカヤ横丁
https://maps.app.goo.gl/dZGCkViGv9zA564Z7?g_st=ic
ラーメン酒場 藤桜
https://maps.app.goo.gl/2QUTaFuSdoK3xRtr9?g_st=ic
神奈川県:横浜市
クラブLEE 関内
https://maps.app.goo.gl/1KpmNMXfAsrbtF8k9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
2年前にある事件に巻き込まれた高校2年生の円は、弟の怪我の治療代を稼ぐために働き、そのために留年を余儀なくされていた
幼馴染の露木たちとつるむ円だったが、かつては隣町にある白岩高校と抗争をしていて、円は名前にちなんで「紅桜の亀」と呼ばれていた
白岩の「鶴」と呼ばれる強い男がいたが、彼とは面識はないまま、事件の影響によって、停戦状態が続いていた
ある日のこと、円を尋ねて、白岩高校の生徒がやってきた
紅桜の連中は臨戦体制に入るものの、たった1人にあっけなく倒されてしまう
その彼こそが「白岩の鶴」こと佐藤美鶴であり、彼は事もあろうに、円の祖父の駄菓子屋の空いた二階を借りようとしていた
円は彼が戦いを望んでいないことを理解し、祖母の元へと連れてくる
そして、円と一緒に駄菓子屋を手伝いながら、そこに住み込むことになった
だが、その動きに対して、白岩の本田は許せず、美鶴の元を訪れては、「お前がいないと白岩は一枚岩になれない」と懇願するのである
テーマ:好きを超える感情
裏テーマ:個人主義と連帯責任
■ひとこと感想
たぶんアイドル映画なんだろうなあと思っていたら、案の定という感じで、昨年バズったグループから主演が選ばれていましたね
いわゆるファンムービーですが、原作がBLなので、腐女子向けの内容となっています
男性でそういった趣味がないと見ていて辛い部分もありますが、美少年だから直視に耐えられるのですね
少女漫画のような展開なので気恥ずかしいシーンが多いのですが、ファンとしては満足できるのかな、と思いました
映画は、ストーリーは割としっかりしていて、2年前のある事件の真相が暴かれるうちに「自身の感情と向き合う円」が描かれていきます
察しの良い人はなんとなく話が見えてくる展開ですが、その先にある弟・樹の告白は胸に迫るものがありました
兄弟というものの罪深さが根底にあるのですが、駄菓子屋のお客さんにも小さな兄弟が登場していて、意外なところに伏線を張っていたように思います
それでも、その一歩先があるという内容ではないので、とりあえずはファンムービーとして、円と美鶴がどうなるのかにハラハラするのかもしれません
映画的にはきちんと終わっていますが、どうして彼がそこにいたのかはよくわかりません
お約束のような展開なのですが、そのセリフの後にその行動なのか?と思うところもあり、真面目に見るとダメなタイプの映画のように感じられました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103049/review/06190501/
公式HP:
■私のすべて
■オススメ度
親子関係の相互依存に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.2.18(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Mon inséparable(切り離せないもの)、英題:My Everything(私のすべて)
情報:2024年、フランス、95分、R15+
ジャンル:障がいを抱えた息子を育ててきたシングルマザーを描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:アンヌ=ソフィー・バイイ
キャスト:
ロール・カラミー/Laure Calamy(モナ・オルティス/Mona:ビューティサロンで生計を立てるシングルマザー)
シャルル・ペッシア・ガレット/Charles Peccia(ジョエル・モラウスキ/Joël Morawski:モナの息子、学習障害)
ジュリー・フロンジェ/Julie Froger(オセアン・プジョル/Océane Pujol:ジョエルの恋人、同僚)
ジャン・ド・パンジュ/Jean De Pange(クリストフ・モラウスキ/Christophe Morawski:ジョエルの父)
Elizabeth Dutreilh(モナの母)
ヘールト・バン・ランペルベルフ/Geert Van Rampelberg(フランク/Frank:ベルギー人の男性、バーの男)
レベッカ・フィネ/Rébecca Finet(ナタリー・プジョル/Nathalie Pujol:オセアンの母)
パスカル・ダンカ/Pasquale D’Inca(ガブリエル・プジョル/Gabriel Pujol:オセアンの父)
アイサトゥ・ジャロ・サニャ/Aïssatou Diallo Sagna(セヴリーヌ・プジョル/Séverine:ガブリエルの妹、ジョエルの世話係)
■映画の舞台
フランス:パリ郊外
ベルギー:モンス
ロケ地:
上の同じ
■簡単なあらすじ
フランスのパリ郊外に住んでいるモナは、ユーティサロンで働きながら、学習障害を持つ息子ジョエルを1人で育ててきた
ジョエルはすでに30代となり、ESAT(社会統合会社)にて働いていた
彼には同僚のオセアンという仲の良い女の子がいたが、彼女との関係は秘密となっていた
ある日のこと、ジョエルの職場から呼び出されたモナは、息子がオセアンを妊娠させたと聞かされた
オセアンの父ガブリエルは「性暴力ではないか」と詰め寄るものの、2人は関係性を認め、子どもを産む方向で意思が固まっていた
ジョエルの気持ちを汲み取れず、職場で行為に及んでいたこともあって、モナは動揺を隠せなかった
ジョエルの父クリストフは「南極で仕事をしている」と母から言われていて、父に向けての手紙を書き続けていた
だが、その手紙は投函されることはなく、すべてモナが保管していた
モナは保護者という枠組みでジョエルとの関係を保っていて、彼の監督責任者として、常に気を張っていた
そんな関係も翳りが見え始め、大喧嘩をしたのちに、モナはバーで出会ったゆきずりの男フランクを家に連れ込んでしまうのである
テーマ:相互依存の先にある未来
裏テーマ:それぞれの自立
■ひとこと感想
タイトルだけでは何の話か全く分からず、予告編にもあまりふれる機会がないままに鑑賞
キャストを調べていて、障碍者を育てた母親の話だということは分かりましたが、父親はどこに行ったんだろうと不思議でしたね
ジョエルと父が同じ苗字なので、モナとクリストフが離婚したのに母型の姓ではないところはさらっと説明されていましたね
映画は、障がいを持った息子が同じ障がいを持つ女性との間に子どもが生まれるという状況を描いていて、一般的に起こり得ることだと思います
両親の何を引き継いでしまうのかは分かりませんが、後半のモナのセリフだと「後天的かつ母親の未熟さで起こったのかも」と匂わせるところがありました
オセアンの母親が娘のことに気づいたのも「壁をじっとみていた」というエピソードになっていて、この2人は同じ苦しみを背負ってきた人物ということがわかります
そんな中、オセアンの父ガブリエルだけがかなり無茶なことを主張していたように思います
物語は、障碍者ゆえに手をかけて育ててきた自負があるモナが描かれ、彼女自身が潜在的にジョエルから逃げたかったという本音を描いていきます
その行為に対して、ゆきずりの男があれこれ言うシーンがありましたね
無関係の人に言われる筋合いはないと思うし、そこで吐露されたモナの本音は、彼女の追い込まれ度と言うものが如実に現れていたように思いました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103415/review/06193547/
公式HP:
https://cinema.starcat.co.jp/myeverything/
■ツーリストファミリー
■オススメ度
スリランカ移民とインド国民の交流を描いたヒューマンドラマ
■公式予告編
鑑賞日:2026.2.19(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Tourist Family(旅行する家族)
情報:2025年、インド、127分、G
ジャンル:密入国の暴露に怯える家族を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:アビジャン・ジービント
キャスト:
M・シャシクマール/M. Sasikumar(ダルマダース/Dharmadas:スリランカから密入国するタミル人一家の父親)
シムラン/Simran(ワサンティ/Vasanthi:ダルマダースの妻)
ミドゥン・ジェイ・シャンカル/Mithun Jai Shankar(ニドゥ/Nithusan:ダルマダースの息子)
カマレーシュ・ジャガン/Kamalesh(ムッリ/Mulli:ダルマダースの息子)
M・S・バースカル/M.S. Bhaskar(リチャード/Richard:運転手を探している老人)
ラメーシュ・ティラク/Ramesh Thilak(アーカーシュ・バイラヴァン/Bhairavan:ダルマダースたちの入国を見つける巡査団の巡査長)
S・ラジャパンディ/S Rajapandi(ムルガン/Murugan:巡査団の巡査)
バガヴァディ・ベルマール/Bagavathi Perumal(ラーガヴァン/Raghavan:警部補、ダルマダースの部屋の一階の住人)
サウンダリヤー・サラヴァイン/Soundaraya Saravanan(ラガヴァンの妻)
ヨーギーラクシュミ/Yogalakshmi(クラル/Kural:ラガヴァンの娘)
アジット・コーシェイ/Ajit Koshy( N・ウドゥハイ・サンカール/N Udhai Sankar:IPSの警視総監)
ラームクマール・プラサンナ/Ramukumar Prasana(パルクル・シン警部、ACPの取締警官、爆弾捜査担当、ラーメーシュワラム署)
ヨーギ・バーブ/Yogi Babu(プラカーシュ/Prakash:ワサンティの兄)
イランゴー・クマラヴェール/Elango Kumaravel(グナシューガル/Gunasekar:ワサンティと仲良くなる老女)
シューリージャ・ラヴィ/Sreeja Ravi(カラシ/マンガヤルカラシ/Mangaiyarkarasi:グナシューガルの夫)
スダルジャン・ガンディ/Sudarshan Gandhi(ムッリの社会科の先生)
アビシャン・ジーヴィント/Abishan Jevinth(アル中の若者)
ポールツコディ・センディーノ/Porkodi Senthil(カビーサ/Kavitha:若者の母)
■映画の舞台
スリランカ:ジャフナ
https://maps.app.goo.gl/31s3cFnkQVLkV6GVA?g_st=ic
インド:タミル・ナードゥ州
チェンナイ
https://maps.app.goo.gl/k4YzvpqXzjF4NrGm8?g_st=ic
ケーシャヴァナガルコロニー/Kesava Nagar Colony
https://maps.app.goo.gl/XJoR7JzR8hMED9XH8?g_st=ic
ロケ地:
上に同じ
■簡単なあらすじ
スリランカの情勢を鑑みて、インドに密入国することになったダルマダースとその一家は、妻ワサンティの兄プラカーシュの助けを経て、チェンナイのとあるコロニーに潜伏することができた
プラカーシュはできるだけ目立たぬように身を隠せと言い、それでも面倒は見切れないと職を探せと言い出した
そこでダルマダースはコロニーの中でドライバー募集をしているのを見つけ、そこに応募することになった
雇用主のリチャードは偏屈な男で、誰もが不採用になってきた
使用人のクリシュナはそれらを全て見てきて、何とか彼らにそれを伝えようとしていた
だが、いくつかの会話の後、リチャードは7日間の使用期間を定め、ダルマダースを試すことになった
妻のワサンティは近隣に住む老女カラシと懇意になり、長男のニドゥは家主であるラガヴァン警部の娘クラルと友だちになっていく
クラルには恋人がいて、彼のためにロンドン留学を諦めていたのだが、ある日、その関係性にヒビが入ってしまう
さらに、ニドゥのスリランカの彼女も見知らぬ男と結婚してしまった
傷心のニドゥは、ドライバー不採用になったダルマダースと喧嘩になり、修復不能なほどに関係性が悪化してしまった
そんな折、都市部にて起きた爆発事件を巡り、不法入国者の摘発が強度を増してきた
管轄のパルクル・シン警部は容疑者に暴力を振るっていて、その容体は危機的なものになっていた
彼は犯人の摘発を急ぎ、そんな折、国境巡査団からある情報がパルクル警部の元に舞い込んでしまうのである
テーマ:人柄がもたらす笑顔と絆
裏テーマ:人の輪を繋ぐ無意識
■ひとこと感想
冒頭で「密入国を推奨しているわけではありません」という文言が踊る映画で、スリランカ危機から逃げてきたダルマダース一家がチェンナイのコロニーに溶け込んでいく様子が描かれていました
妻ワサンティの兄プラカーシュを頼っているのですが、彼も難民としてインドに入り、そこで数々の苦労をしてきたことがわかります
密入国時点では長男ニドゥは大学卒業後、次男のムッリは小学生という年頃となっていました
彼らの下宿先の家主が地元の警察のラガヴァン警部補で、彼の妻と娘クラルとの関係が描かれていくことになりました
インド映画だからではないのですが、エンドロールで演じたキャラの名前が出ず、誰が誰を演じていたのか主要なキャストでもわかりません
タミル語でググっても分からず、パンフレットの内容が一番詳しいという異例の事態になっていました
踊りは控えめですが、ここぞというところに挿入されていて、全てが「歌唱に意味がある」という感じに構成されていました
個人的には、老女カラシの葬式と、ニドゥの自暴自棄の際に見せたムッリの心配りが最高でしたね
「お父さんの話ばかりしているから写真を持ってくる」とか、「この曲はもう聴けない」という兄に対して戯けるムッリは最高でしたね
ほっこり系の人情ドラマではありますが、不穏な空気もどことなく流れていて、幸福の絶頂期に危機が迫るという、お手本のようなシナリオになっていました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】ツーリスト・ファミリー【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104955/review/06196106/
公式HP:
https://spaceboxjapan.jp/touristfamily/
■両親が決めたこと
■オススメ度
デュオ安楽死に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.2.19(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Polvo serán(塵に戻る)、英題:They Will Be Dust(塵に戻る)
情報:2024年、スペイン&イタリア&スイス、106分、G
ジャンル:難病を患う老女とその夫の決断を描いたヒューマンドラマ
監督:カルロス・マルケス=マルセット
脚本:カルロス・マルケス=マルセット&クララ・ロケ&コーラル・クルス
キャスト:
アンヘラ・モリーナ/Ángela Molina(クラウディア/Claudia:不治の病を抱える老女)
アルフレド・カストロ/Alfredo Castro(フラビオ/Flavio:クラウディアの夫)
モニカ・アルミラル/Mònica Almirall(ヴィオレタ/Violeta:クラウディアとフラビオの娘)
パトリシア・バルガロ/Patrícia Bargalló(レア/Lea:ヴィオレタの姉)
アルバン・プラド/Alván Prado(マヌエル/Manuel:ヴィオレタの弟)
マヌエラ・ビーダーマン/Manuela Biedermann(インゲル/Inger:カウンセラー)
■映画の舞台
スペイン:バルセロナ
イタリア
スイス
ロケ地:
スイス:チューリッヒ州
プフェフィコン/Pfäffikon
https://maps.app.goo.gl/9NuqXJJpwMeCGU6s6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
スペインのバルセロナで舞台女優として活躍してきたクラウディアは、重い脳の疾患を抱えていて、予後は非常に悪いものとなっていた
夫のフラビオは彼女なしに人生はないと考えていて、クラウディアとともにスイスに行って、ふたりで安楽死をしようと考えていた
バルセロナでは病気を理由に安楽死は認めていたが、健常な夫を含めたデュオ安楽死は認められていなかった
母の介護のために寄り添う次女のヴィオレタは、ふたりがスイスに行って何かをしようと企んでいることを嗅ぎ付ける
母が安楽死を望んでいたことは理解していたが、父までもそれを行うことに理解ができなかった
それでもふたりの決意は強く、ふたりは結婚式のやり直しをしたいと言い出す
ヴィオレタは姉のレアとその家族、弟のマヌエルたちを自宅に招いてパーティーを開くことになった
彼女はそこで両親の決意を伝え、家族の中に動揺が走る
だが、色んなひとに色んなことを言われても決意が揺らぐことはなく、ふたりはスイスへと向かうことになったのである
テーマ:デュオ安楽死の必要性
裏テーマ:決意にゆらぐ家族の想い
■ひとこと感想
デュオ安楽死という聞き慣れないワードが飛び出し、それが認められている国があるというのも驚きでしたね
日本では、安楽死すら認められていないのに、健常な配偶者も一緒に安楽死をするというのは到底理解が追い付かないことのように思います
気持ちはわからないことはありませんが、残された状態から一気に悪くなるという事例もあるし、生きがいを失うのならという思考については理解できないことはありません
この題材だとめっちゃ重たくなると思うのですが、本作はまさかのミュージカル仕立てとなっていて、冒頭の妄想で暴れているクラウディアのシーンから「微妙な感じの音ハメ」がありましたね
もともと舞台女優ということで、妄想時にはミュージカルが見えているというものですが、それにしてもぶっ飛んだ構成になっていたと思います
物語は3幕構成になっていて、第一幕は「病気との向き合い、ヴィオレタがデュオ安楽死を知るまで」という感じになっていました
第二幕はそれが親族間で共有されるシークエンスになっていて、ここで彼らの家族の歴史と言うものが紐解かれていきます
ラストでは、スイスに向かって、ある施設で最期を迎えるシーンへと繋がっていきます
エンドロールも凝っているので、最後まで目を離せない構成になっていたと思います
↓ここからネタバレ↓
*【映画感想】両親が決めたこと【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105113/review/06196108/
公式HP:
https://www.m-pictures.net/futarigakimeta/
■夜勤事件 The Convenience Store
■オススメ度
ゲーム由来のホラー映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.2.20(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2026年、日本、83分、G
ジャンル:過疎地のコンビニで起こる奇妙な現象を描いたホラー映画
監督:長江二朗
脚本:赤松義正
原作:Chilla’s Art『夜勤事件』
キャスト:
南琴奈(田鶴結貴乃:コンビニで深夜ワンオペさせられる女子大生)
竹財輝之助(猿渡真司:事件を追う刑事)
加藤夏希(猿渡果歩:真司の妻)
関哲汰(船橋卓也:結貴乃のバイト先の先輩)
田中俊介(近藤一樹: 猿渡の同僚刑事)
中島淳子(鑑識)
五頭岳夫(松浦幸男:食い物をねだる気味の悪いホームレス)
櫻井淳子(生野珠代:スピリチュアルな女性客)
坂本真(ハマダ:空調作業員)
柴田明良(配達員)
手塚真生(細江紀子:コンビニのエリアマネージャー)
佐々木結絆(小野寺健太:コンビニに出没する謎の少年)
水野千春(小野寺和子:健太を探す祖母)
敬太(小野寺正春:一家の父)
吉岡優希(小野寺佐恵子:正春の妻)
森田亜紀(葉子:結貴乃の母親)
■映画の舞台
千葉県のとあるコンビニ
LT STORE
ロケ地:
千葉県:旭市
Yショップ千潟石毛店
https://maps.app.goo.gl/Przqpx1ymeDkxRxb8?g_st=ic
千曲中央病院
https://maps.app.goo.gl/Z58rXoNohygbZJdHA?g_st=ic
農協 ひかた支店
https://maps.app.goo.gl/aYJnFm6VQE9KU27V7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
閑静な住宅地に住む女子大生の結貴乃は、学費と母親への仕送りのために、高単価な深夜のコンビニでバイトをしていた
そこの店長は指示を出すだけで姿を表さず、人員不足もあって、夜は結貴乃がワンオペで業務に応対していた
ある夜のこと、コンビニの物置小屋にて店長の遺体が発見され、結貴乃は警察の事情聴取を受けることになった
担当刑事の猿渡に「4日前から奇妙なSDカードが送られてきた」と告げ、合計四枚の謎のSDカードを手渡した
そこにはとある規制線は張られた住宅の映像と、三枚目には自分を盗撮したようなものもあった
結貴乃は猿渡に4日間に訪れた謎の客のことなどを話していくうちに、猿渡はある事件のことを思い出していた
それは、かつて父親がストレスから半狂乱になって、妻と息子を殺したという凄惨なものだった
猿渡は店長の殺され方がその一家の事件と酷似しているように思え、その事件を洗い出すことになったのである
テーマ:呪いからの解放
裏テーマ:呪いの原点回帰
■ひとこと感想
ゲーム原作でコンビニが舞台になっているホラー映画で、ワンオペで業務にあたっていると、奇妙な現象に巻き込まれる、という定番のような展開になっていました
深夜に女子大生が一人でワンオペというのは現実的には不可能に近いと思いますが、郊外だと意外とあったりするのかも知れません
映画はFPSの視線で始まりますが、冒頭は起点となる事件が一瞬だけ映るという演出になっていました
訳知りの人物が後半になって歴史を語るのですが、過去イチで喋っている五頭岳夫を見たような気がします
結構な割合で「謎が謎のまま放置」なのですが、エンドロール後の映像を見る限り「呪い自体の前日譚」というものがありそうに思えました
物語性は皆無に近く、重いテーマもないと思います
ともかく深夜のコンビニという舞台設定にて、いかにして怖がらせるかというのが命題になっていて、定番のお笑いに似たジャンプスケアもたくさんありました
FPSの視点映像が時折挿入され、それによって「有視界外で起こる奇妙なもの」をうまく表現していましたね
どこまで怖いと感じるかは分かりませんが、「驚くこと」だけは確かなように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】夜勤事件 The Convenience Store【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104606/review/06199508/
公式HP:
