■映画鑑賞まとめ■
12月、第5週(2022.12.26〜20222.12.31)
■ほの蒼き瞳
■オススメ度
良質な推理ものが好きな人(★★★)
クリスチャン・ベールさんの演技を堪能したい人(★★★)
ネットフリックスで何観ようか悩んでいる人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2022.12.27(アップリンク京都)
■映画情報
原題:The Pale Blue Eye
情報:2022年、アメリカ、129分、G
ジャンル:陸軍士官学校で起きた生徒の怪死事件の闇に迫るミステリー映画
監督&脚本:スコット・クーパー
原作:ルイス・ベイヤード/Louis Bayard『The Pale Blue Eye(邦題:陸軍士官学校の死体)』
キャスト:
クリスチャン・ベール/Christian Bale(オーガスタス・ランドー:事件解決のために呼ばれる男)
ハリー・メリング/Harry Melling(エドガー・アラン・ポー:ランドーに協力する士官学校生)
トビー・ジョーンズ/Toby Jones(ダニエル・マークウィス:士官学校の軍医、死体の検案)
ジリアン・アンダーソン/Gillian Anderson(ジュリア・マークウィス:ダニエルの妻)
ルーシー・ボーイントン/Lucy Boynton(リア・マークウィス:病弱なダニエルの娘)
Harry Lawtey(アーティマス・マークウィス:ダニエルの息子、リアの弟、士官学校生)
サイモン・マクバーニー/Simon McBurney(ヒッチコック大尉:士官学校の責任者、ランドーを招聘する上官)
ティモシー・スポール/Timothy Spall(タイアー:士官学校の教育係)
ロバート・デュヴァル/Robert Duvall(ジャン・ぺぺ:ランドーの知り合いのシンボル専門家)
Hadley Robinson(マッティ:男と駆け落ちしたランドーの娘)
Matt Heim(リロイ・フライ:遺体で発見される士官学校生)
■映画の舞台
1830年、NYハドソン川流域
陸軍士官学校(ストリートキャンプ)
ウェスト・ポイント
https://maps.app.goo.gl/xjJGXF1FHv5UwsDV7?g_st=ic
ロケ地:
アメリカ:ペンシルベニア州
Laughlintown/ラフリンタウン
https://maps.app.goo.gl/qW4UzsiJXhLBNXe59?g_st=ic
New Wilmington/ニュー・ウィルミントン
Westminster College/ウェストミンスター大学
https://maps.app.goo.gl/P4tES9G4jpe3ZVyR8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
1930年、ニューヨーク州ウェスト・ポイントにある陸軍士官学校にて、士官学校生のフライという青年の絞殺死体が見つかった
学校責任者のヒッチコック大尉は、推理力に定評のあるオーガスタス・ランドーを招聘し、事件の真相解明に当たらせた
死体は絞殺だけではなく、心臓が抜き取られているという異常なもので、猟奇的な殺人犯は士官学校の中に潜伏していると思われた
そんな折、士官学校生のポーと親しくなったランドーは、彼を助手のように扱い、解明の手助けを依頼することになった
ポーは学に長けていて、詩を嗜む知能を有している
ランドーは遺体から見逃した情報をいくつか示し、それを元に捜査を進めていく
ポーも彼の推理に協力していく中で、ある仮説が浮かび上がってきた
それは、女性がフライを呼び出したというもので、それは士官学校の外にいる人物ではないかということだった
テーマ:人身掌握
裏テーマ:心身制御
■ひとこと感想
登場人物がエドガー・アラン・ポーという古典推理もので、重厚な雰囲気が漂っていました
ネトフリ案件でしたが、キャスティングとタイトルの意味を知りたくて参戦
やはり、クリスチャン・ベールさんの演技は凄かったですね
物語は「ある陸軍士官学校で起きた自殺」を調べていると、実は「殺人事件なんじゃないか?」という感じに展開していきます
検視官が見落としていたことというものが後半への布石になっていて、観終わったあとに様々な伏線が張られていたことがわかります
映画は後半に行くにつれて、着地点がわからないように仕掛けられていて、当時としては画期的なトリックだったのではないかと思います
ラストも意味深で、集中して観るなら劇場の方が良いと思われます
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/386024/review/b84b7776-3939-4cc0-ad86-ba4837bf97f2/
公式HP:
https://www.honoaokihitomi.com/
■かがみの孤城
■オススメ度
不遇な青春を送った経験のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2022.12.28(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2022年、日本、116分、G
ジャンル:訳ありの中学生7人が異世界にある孤城に招かれるファンタジー・ジュブナイル映画
監督:原恵一
脚本:丸尾みほ
原作:辻村深月(『かがみの孤城』)
キャスト:(声の出演)
當真あみ(安西こころ:引きこもりがちな南東京市に住む中学一年生)
(幼少期:矢島晶子)
北村匠海(リオン/水守理音:ハワイの寄宿舎にサッカー留学している中学一年生)
吉柳咲良(アキ/井上晶子:物怖じしない中学三年生)
板垣李光人(スバル/永久昴:長身で大人びた中学三年生)
横溝菜帆(フウカ/長谷川風歌:ピアノが得意な物静かな中学二年生)
高山みなみ(マサムネ/政宗青澄:携帯ゲーム好きな中学二年生)
梶裕貴(ウレシノ/嬉野遥:食べることが好きな中学二年生)
美山加恋(ミオ/水守実生:リオンの姉)
池端杏慈(東条萌:父の仕事の影響で転校を繰り返す少女、こころの近所に住んでいる)
藤森慎吾(伊田先生:こころのクラス担任)
滝沢カレン(擁護の先生:こころを介抱する養護教諭)
麻生久美子(こころの母:不登校のこころを心配する母)
宮崎あおい(喜多嶋先生:フリースクール「心の教室」の講師)
芦田愛菜(オオカミさま:中学生7人を城に招いた狼の仮面を被った少女)
■映画の舞台
東京都:南東京市(架空)
雪科第五中学校
鏡の向こうにある孤城
■簡単なあらすじ
南東京市にある雪科中学校に通うこころは、引きこもりがちで体調不良を理由に学校を休んでいた
母も呆れて、投げやりに「行くの? 行かないの?」と聞き、こころは「行けないの」と心の中で呟いていた
ある日のこと、部屋の姿見を覗いていたところ、いつもと違うように輝いて見えた
次の瞬間、こころは何かに掴まれるように鏡の中に引き摺り込まれてしまう
そこは古風なお城で、オオカミの面を被った少女は「お待ちしていました」と言う
何のことかわからないままだったが、どうやら自分が最後のようで、先客には6人の少年少女が訪れていた
オオカミの面を被った少女は「オオカミさま」と名乗り、「この城のどこかに鍵があり、それを見つければ願いは叶う」と言う
そして、「この城にいられるのは9時から17時まで」で、「その時間を越えて城にいると、連帯責任でオオカミに食べられてしまう」と言うのである
意味がわからないまま戸惑うこころだったが、先客たちはすでに環境に慣れていて、誰も鍵を探そうとはしないのである
テーマ:孤独の正体
裏テーマ:孤独の連鎖
■ひとこと感想
異世界ファンタジー系と言うことは知っていましたが、予告編以外の情報は皆無で参戦
予告編のアニメーションの完成度に少し心配していましたが、作画で魅せる映画ではなかったようですね
物語は引きこもりがちな理解されない中学生が主人公で、異世界において「同じような境遇の同世代」と出会うと言うもの
後半に集められた子どもたちの関連性がはっきりすると言う物語でした
悪くはないのですが、欲を言えば「エンドロール」で「全員のその後」を観たかったかなと言ったところ
鑑賞特典ではある人物がある人物を見つけているカットなどがあったので、それは映画で観たかったなあと思いました
テーマとしては深めですが、対象年齢が低めの設定で、中学生時代をどう過ごしてきたかと言う体験によって評価が分かれる内容になっています
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/381626/review/235e4988-d473-4086-b5ff-58976128e442/
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/
■トゥモロー・モーニング
■オススメ度
とりあえずミュージカルなら観ちゃう人(★★)
■公式予告編
鑑賞日:2022.12.28(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Tomorrow Morning
情報:2022年、イギリス、110分、G
ジャンル:結婚10年目の夫婦の危機を描いたミュージカル映画
監督:ニック・ウィンストン
脚本:ローレンス・マーク・ワイス
原作:ローレンス・マーク・ワイスの舞台脚本(2006年、ロンドン初演)
キャスト:
サマンサ・バークス/Samantha Barks(キャサリン:離婚調停を終えた妻、現代アートのアーティスト)
ラミン・カリムルー/Ramin Karimolo(ビル/ウィル:キャサリンの元夫、コピーライター)
オリヴァー・クレイトン/Oliver Clayton(ザック:キャサリンとビルの一人息子)
ジョーン・コリンズ/Joan Collins(アンナ:キャサリンの祖母)
Harriet Thorpe(ジョーイ:キャサリンの母)
■映画の舞台
イギリス:ロンドン
ロケ地:
イギリス:ロンドン
Wapping/ワッピング
https://maps.app.goo.gl/PDQz5sAkY2SmsysKA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
ロンドン在住のウィルとキャサリンは結婚10年目を迎えて、離婚の危機に瀕していた
ウィルは小説家の夢をあきらめて広告代理店のコピーライターで成功し、キャサリンは現代アートのアーティストとして時の人になっていた
2人にはもうすぐ10歳に成息子ザックがいて、彼は2人の痴話喧嘩に嫌気を差していた
2人は協議離婚として弁護士を立て、財産分与にて双方の主張をぶつけ合う
争点は2人が住んでいるペントハウスで、その主張はどちらも譲らなかった
だが、調停に踏み切ったのには理由があって、ウィルは時間をかけて関係を修復しようと考えていたのである
テーマ:約束の言葉
裏テーマ:意地の張り合いの無意味さ
■ひとこと感想
ミュージカル映画なのに退屈という新しい感覚をもたらす映画で、その理由の一つとして「テーマ性の浅さ」と「同じ歌に聞こえるほどのバリエーションの少なさ」であるといえます
ミュージカル映画ということぐらいしか事前に情報は入れていませんでしたが、意味深なキャストが多い割には(カメラ目線になることが多いから?)内容がほとんどありません
結婚の時に言った言葉覚えてる系で、かなりの難題なのかなと思いましたが、その言葉を忘れるのはあり得ないだろうというツッコミがどうしても入ってしまいます
むしろ、その言葉を何で息子が知っているのかもよくわからない感じで、記憶が飛んだ時に見落としていたのかもしれません
ほとんどの歌が「あの時は良かった」とか、「あんなに美しかった日々が」とか、未練の塊のような歌詞の連続で、サルサのダンスシーンぐらいしか見どころがありません
そのダンスシーンも「ダンサーが目立ちまくる」という内容で、「君ら物語に関係してたっけ?」という感じで困惑してしまいました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/384337/review/655f1399-1e4a-4664-ac44-eccd1850ba59/
公式HP:
http://www.cetera.co.jp/tomorrowmorning/
■そばかす
■オススメ度
性的マイノリティで悩んでいる人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2022.12.28(アップリンク京都)
■映画情報
情報:2022年、日本、104分、G
ジャンル:恋愛に興味のない女性がマジョリティの圧力に悩む様子を描いたヒューマンドラマ
監督:玉田真也
脚本:アサダアツシ
原作:アサダアツシ
キャスト:
三浦透子(蘇畑佳純:恋愛感情を持てないアラサー、コールセンター勤務)
前田敦子(世永真帆:中学の同級生)
伊藤万理華(篠原睦美:佳純の妹、妊婦)
前原瑞樹(篠原健人:睦美の夫)
伊島空(小暮翔:佳純の行きつけのラーメン屋の店長)
前原滉(八代剛志:佳純の大学時代の知り合い、幼稚園勤務)
浅野千鶴(春日寛子:八代が働く幼稚園の先生)
北村匠海(天藤光:佳純が指導する新人保育士)
田島玲子(蘇畑宮子:佳純の祖母)
坂井真紀(蘇畑菜摘:佳純の母)
三宅弘城(蘇畑純一:佳純の父)
■映画の舞台
日本のどこかの地方都市
ロケ地:
東京都:あきる野市
https://maps.app.goo.gl/XM2U583QJwa5DqW4A?g_st=ic
千葉県:千葉市
JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里
https://maps.app.goo.gl/nAgcRijxcDiWQ5yW6?g_st=ic
埼玉県:さいたま市
料亭 玉家
https://maps.app.goo.gl/LoUhsnBc54agaNoJ8?g_st=ic
東京都:板橋区
仏蘭西舎すいぎょく
https://maps.app.goo.gl/XVGMHpmqtw5wKb1W8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
コールセンターで働く佳純は、母・菜摘から小うるさく「結婚しろ」と言われることに辟易していた
妹・睦美は早々に結婚し子どもが産まれる寸前で、佳純は心の中を曝け出せる人が近くにはいなかった
合コンで言い寄られても迷惑で、でも付き合いだけは欠かさずに巻き込まれる性格
そんな折、「服を買いに行く」という理由で料亭に連れてこられた佳純は、強引にお見合いをさせられてしまう
だが、相手が行きつけのラーメン屋の店長であることがわかり、彼も恋愛には興味がないという
友人関係がそこから始まるものの、その居心地の良さが彼を変化させ、その関係性も終わってしまった
閉塞感漂う中、家にも居場所のない佳純は、時折浜辺に出て無心になる時間を取っていく
そんな彼女の元に、中学時代の同級生・真帆が現れた
テーマ:無性愛(アセクショナル)
裏テーマ:人生と恋愛の関係性
■ひとこと感想
恋愛感情が全く起きないアラサーを三浦透子さんが演じると知って迷わずに参戦
アセクシャル(無性愛)というマイノリティーが、周囲の中で孤立していく様子が描かれていました
佳純は人に興味がないわけではなく、誰が相手でも性的な興奮が起きないという性質を持っていて、「仕事が言い訳になっている翔」の変化に戸惑うところはリアルでいて、翔は少しかわいそうかなと思ってしまいます
佳純自体が「アセクシャル」という言葉やその特性を知らないまま生きていて、自分自身と他人の違いは最後までわからないままでしたね
逆に、劇中で説明されると説教映画になってしまうので、この判断は良かったと思います
世界中にどれぐらい同じ特質の人がいるのかは知りませんが、性的欲求があっても異性とは交わらないという時代になって久しいので、時代の移り変わりとともに許容されていく(特質とは思われない)のかなと思ったりもしました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/383737/review/8ce27cf7-b08e-423e-945a-f7b34c3a362b/
公式HP:
https://notheroinemovies.com/sobakasu/
■近江商人、走る
■オススメ度
とりあえず時代劇ならOKの人(★★)
一風変わった時代劇が好きな人(★★★)
吉本新喜劇のノリが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2022.12.30(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2022年、日本、114分、G
ジャンル:近江にて丁稚奉公の若者が市井の商人たちを救う様子を描いたコメディ時代劇
監督:三野龍一
脚本:望月辰
キャスト:
上村侑(銀次:大津の米問屋の丁稚)
(幼少期:小鷹狩八)
森永悠希(蔵之介:大善屋の丁稚、銀次の先輩)
(幼少期:高橋玲生)
筧利夫(伊左衛門:大善屋の主人)
真飛聖(朝陽:伊左衛門の妻)
黒木ひかり(楓:伊左衛門の娘)
(幼少期:大墨菜桜)
前野朋哉(有益:銀次に輔られる眼鏡の行商)
鳥居功太郎(佐助:怪我をする大工)
渡辺裕之(岩男:大工の親方)
田野優花(お仙:「むさしの森茶屋」の看板娘)
村田秀亮(喜平:銀次を助ける薬売り)
大橋彰(銀一:銀次の父、農民)
矢柴俊博(平蔵:柏屋の主人、蔵之介の父)
堀部圭亮(強欲な大津奉行)
藤岡弘、(人情を重んじる大津藩藩主)
■映画の舞台
滋賀県:近江国
大津藩(現在の大津市)
ロケ地:
滋賀県:彦根市
下矢倉町
https://maps.app.goo.gl/AzjhuD9Jk4dTpDD87?g_st=ic
滋賀県:高島市
滋賀県:甲賀市
油日神社
https://maps.app.goo.gl/qSMyNWVZd2HzUWhZA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
近江国の農村で父・銀一とともに農業を手伝っている銀次は、体調が思わしくない父の代わりに行商に出ていた
そこで、薬売りの喜平に出会った銀次は、彼の助けを得て大根を完売させることに成功する
だが、喜びも束の間、帰宅すると父は帰らぬ人になっていた
その後、1人で畑を耕して野菜を売る毎日を繰り返していた銀次だったが、そこに偶然通りかかった武士の刀を汚してしまう
武士は斬りかかろうとするものの、そこに現れた喜平によって救われた銀次は、「大津の大善屋へ行け」とだけ言葉を残した
銀次は彼の言葉の通りに大津に行き、そこで米の取引所の様子を眺めていた
そして、そこにいた大善屋の主人・伊右衛門の跡を追う
伊右衛門は銀次のことを喜平から聞いていて、妻の反対を押し切って丁稚奉公をさせることにした
それから5年後の享保5年(1730年)、銀次は立派な商人への道を駆け上がり、先輩の丁稚・蔵之介たちとともに、研鑽の毎日を送っていたのである
テーマ:三方よしの精神
裏テーマ:嫉妬と信頼
■ひとこと感想
近江商人を取り扱った作品で、一応史実ベースになっているようですが、銀次のモデルになった人物が誰かはわかりません
近江商人の教えみたいなものがあり、今で言う「3WIN」のような考え方があり、そんな中で才覚を表したのが銀次という青年でした
ぽっと出の出自不明の若者に先を越されたり、父の暗躍に巻き込まれる蔵之介ですが、案の定闇を抱えたまま爆弾となっていきます
色恋沙汰がそこまでなかったのが不思議でしたが、まるで古典の英雄譚のように褒賞を受け取る流れはギャグのように思えます
映画の印象は吉本新喜劇から笑いの要素を減らしたコントという感じですね
ガチの時代劇だと思うとなんだかなあですが、NHKとかでやっている時代劇コントだと思えば許せなくもありません
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/384558/review/9822d786-4f1f-4ac9-8a9a-77a18c80da06/
公式HP: