■映画鑑賞まとめ■

 

8月、第4週(2022.8.22〜2022.8.28)


ぜんぶ、ボクのせい

 

■オススメ度

 

ネグレイト系のドラマに興味がある人(★★★)

救いのない映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.8.23(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2022年、日本、121分、PG12

ジャンル:育児放棄を受けた子どもが母元を訪ねるも拒絶され、途方に暮れる様子を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:松本優作

 

キャスト:(役名役柄判明分のみ)

白鳥春都(松下優太:児童養護施設にいる学校でいじめられる13歳の男の子)

川島鈴遥(杉村詩織:裕福な家庭に育ちながら援交に手を染める少女)

オダギリジョー(坂本健二:優太を気にかけるホームレス)

 

松本まりか(松下梨花:優太の母、シングルマザー)

若葉竜也(山﨑重之:梨花の彼氏)

 

■映画の舞台

 

神奈川県:川崎市

千葉県:いすみ市

 

ロケ地:

千葉県:いすみ市

夷隅東部(漁協)

https://goo.gl/maps/e2dBHKZ9QectuGMm8

 

小浜八幡神社

https://goo.gl/maps/fxUdMygBSx82oLhe8

 

ホテル ギャラクシー

https://goo.gl/maps/UfVeCS8FhDW65gcV7

 

■簡単なあらすじ

 

川崎にある児童福祉施設「ひかり園」に入所している優太は、母に捨てられた13歳で、再会の日を待ち望んでいた

だが、母親が会うことを拒絶していて、そこで優太は個人ファイルを盗み見て、母親に会うために園を逃亡する

 

母の住むアパートにたどり着いた優太だったが、そこには恋人・山﨑もいて、馴れ馴れしくされることに反発する

さらに母は児童福祉施設に通報し、程なく優太は拘束されそうになった

 

そこで優太は追っ手を振り切って逃走し、ある港町に辿り着いた

そこには訳ありホームレスがいて、優太は彼の世話になることになった

ホームレスを慕う地元の女子高生も加わり、陽太はひとときの擬似家族を体験することになった

 

テーマ:ネグレクト

裏テーマ:絶望と閉塞感

 

■ひとこと感想

 

絶対不幸系だろうなあと思っていたら、案の定救いのない展開で、冒頭の不穏な空気そのままという感じになっていました

それでも展開はやはり現実感がなく、逃走した優太を追うのが児童擁護施設の女性職員一人で、しかもきっちりと逃げられるし、追いかけている様子もないし、警察も捜索しないし、で無茶苦茶でしたね

 

ファンタジーなのか、リアルなのかよくわからないラインが往々にしてあって、ドラマとしては観られるけど、問題提起にすらなり得ないのではないかと思います

JKの葛藤もよくわからないもので、何を考えているか最後までわからないキャラでしたね

 

映画は最後のセリフをどう言わせるか、みたいな展開になっていて、この流れであのセリフが活きるとは思えません

おそらくは観客の総ツッコミが巻き起こったのではないでしょうか

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ぜんぶ、ボクのせい【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/382540/review/f88b2209-365e-4394-a702-230f6c31e10d/

 

公式HP:

https://bitters.co.jp/bokunosei/


セイント・フランシス

 

■オススメ度

女性の諸問題を取り扱った映画に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.8.23(アップリンク京都)

■映画情報

 

原題:Saint Frances

情報:2019年、アメリカ、106分、G

ジャンル:子守りを引き受けることになったアラサーの苦悩を描いたヒューマンドラマ

 

監督:アレックス・トンプソン

脚本:ケリー・オサリヴァン

 

キャスト:

ケリー・オサリヴァン/Kelly O’Sullivan(ブリジット:子守りバイトを始める34歳)

ラモーナ・エディス・ウィリアムズ/Ramona Edith Williams(フランシス:ブリジットが世話をする6歳の女の子)

チャリン・アルヴァレス/Charin Alvarez(マヤ:出産を控えたフランシスの母)

リリー・モジェック/Lily Mojekwu(アニー:マヤのパートナー)

 

マックス・リブミッツ/Max Lipchitz(ジェイス:ブリジットのボーイフレンド)

ジム・トゥルー=フロスト/Jim True-Frost(アイザック:ギター教室の先生)

 

マリー・ベス・フィッチャー/Mary Beth Fisher(キャロル:ブリジットの母)

フランシス・ギャン/Francis Guinan(デニス:ブリジットの父)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:イリノイ州

エバンストン

https://goo.gl/maps/yUnhP2ZwEzrwYaHc6

 

ロケ地:

アメリカ:イリノイ州ハイランドパーク

カントリー・キッチン/Country Kitchen

https://goo.gl/maps/yPJcFkR13D7vGj6d9

 

■簡単なあらすじ

 

アメリカのイリノイ州に住むブリジットは、34歳になっても先行きが定まらずに、その日暮らしを続けている

飲食店でアルバイトをして生計を立て、付き合ってもいない男とセックスをしたりする

 

そんな折、ブリジットはナニー(子守り)のアルバイトの面接をすることになった

雇い主はマヤとアニーのレズビアンカップルで、マヤの娘フランシスの面倒を見てほしいという

 

だが、フランシスはブリジットを気に入らず、採用は流れてしまった

それから6週間後、彼女の元にマヤから電話が入る

それは、「採用」を意味するマヤからのSOSだった

 

テーマ:産後うつと出産適齢期

裏テーマ:嫉妬と役割

 

■ひとこと感想

 

予告編のパラソルで並んで日焼けしているショットが妙に愛おしくて、期待を持って鑑賞

展開がややスローというのと、子どもとの絡みの難しさよりも、結婚適齢期の女性の悩みがテーマになっていましたね

個人的に刺さるところはほとんどなく、完全に女性向けの映画となっていました

 

経血系のネタがふんだんにあって、ちょっと生々しさというものがありましたね

このあたりはカップルで観に行くと、ちょっと気まずいかもしれません

 

映画は、難題を抱える女性が絡む中で、フランシスと心が打ち解けていくことで、逆に波風が立ってしまう様子を描いています

また、産後うつで悩む母と、それを支えようとするパートナーの関係性の難しさであるとか、レズビアンカップルが子どもと一緒にいるときに浴びる視線などが描かれていました

 

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】セイント・フランシス【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/381932/review/d39b6b52-e8e6-4649-bb9d-7dd42110538d/

 

公式HP:

https://www.hark3.com/frances/#:~:text=%EF%BC%B3%EF%BC%AE%EF%BC%B3%EF%BC%88%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%EF%BC%89%E3%81%A7%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2,%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B0%E3%81%AB%E7%B6%9A%E3%81%8F%E6%89%8D%E8%83%BD%EF%BC%81


サバカン SABAKAN

 

■オススメ度

 

幼少期の友情物語が好きな人(★★★)

子役が活躍する映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.8.24(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

情報:2022年、日本、96分、G

ジャンル:幼少期の友情を思い出す売れない作家の回想録

 

監督:金沢知樹

脚本:金沢知樹&萩森淳

原作:金沢知樹

 

キャスト:

番家一路(久田孝明:長崎在住の小学五年生)

 (成人期:草彅剛、売れない小説家、ゴーストライター)

原田琥之佑(竹本健次:孝明のクラスメイト、貧乏の一家の長男)

 

尾野真千子(久田良子:怒ると手がつけられない孝明の母)

竹原ピストル(久田広重:尻に敷かれている孝明の父)

番家天嵩(久田圭太:孝明の弟)

 

貫地谷しほり(竹本雅代:健次の母、スーパーの店員)

 

■映画の舞台

 

1986年

長崎県:西海市

https://goo.gl/maps/Agjy9MuiXFwKCYt86

 

ロケ地:

長崎県:西彼許郡

二島(ブーメラン島)

https://goo.gl/maps/QbddroMqbPy1mCNCA

 

長崎県:雲仙市

古部駅

https://goo.gl/maps/yXQvwPvvyYnN8TAu7

 

長崎県:長与町

https://goo.gl/maps/cbEA4DG25WLVqYpu8

 

長与町:タンタン岩

https://goo.gl/maps/9DihnvFo6DP7FNZf8

 

長崎県:西彼許郡

岩淵神社

https://goo.gl/maps/Z9GVBZY442DPqieD8

 

■簡単なあらすじ

 

大人になってもまった目が出ない作家志望の孝明は、今ではアイドルのゴーストライターなどで生計を立てていた

妻・弥生とは別れ、娘の好香は彼女に委ねられていて、月に一度程度は会うことが許されていた

 

ある日、部屋でサバの缶詰を見つけた孝明は、ある友人のことを思い出す

そして、「ボクにはサバ缶を見ると思い出す友人がいる」と書き出し始めた

その友人の名は健次で、貧乏一家の長男として、シングルマザーの雅代と4人の兄弟姉妹と一緒につつがなく暮らしていた

 

孝明は健次がいじめられていたのを傍観していたが、馬鹿にしなかったことがきっかけで、健次は孝明との距離を縮め始める

そして、タンタン岩(大きな山)の向こうに広がる海まで行って、イルカを見に行こうと誘うのであった

 

テーマ:友情の誕生

裏テーマ:ひと夏の過ごし方

 

■ひとこと感想

 

草彅剛さんが主演ではないという宣伝がどうなのかなあと思いながら、絶望的に古臭いポスタービジュアルに目を瞑って参戦

まさか、パンフレットがスシロー限定とは思いもしませんでした

 

とりあえずAmazonのポイントでKindle版を買って、出勤経路を思いっきり迂回して、わざわざ枚方まで行って寿司を食って購入しました

うーん、Kindle版の方が充実している分、少し高いのかもしれません

(個人的に知りたい情報はどっちにもなかった)

 

映画の内容が落ちぶれた作家が過去を想起して、それをネタに描き始めるという内容で、主人公は子どもたちでしたね

孝明&圭太が実の兄弟のようで、両親役もハマりすぎて草、という状態

昭和あるあるのすぐに手が出る両親というところがコミカルで笑えました

あの時代に子どもだった人向けって感じでしたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】サバカン/SABAKAN【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/381859/review/21b9d44e-22b7-4ffd-ba24-e2514568541a/

 

公式HP:

https://sabakan-movie.com/


■ハウ

 

■オススメ度

 

とりあえず犬が好きな人(★★★)

田中圭さんのファンの人(★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.8.25(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2022年、日本、118分、G

ジャンル:行方不明になった大型犬が飼い主を探し求めて日本を縦断するヒューマンドラマ

 

監督:犬童一心

脚本:斉藤ひろし&犬童一心

原作:斉藤ひろし

 

キャスト:(役名役柄判明分)

田中圭(赤西民夫:突然犬を飼うことになった市役所職員)

ベック(ハウ:民夫が飼うことになった大型犬)

佐藤いすず(ハウの声)

 

池田エライザ(足立桃子:民夫の同僚、非正規職員)

野間口徹(鍋島史郎:民夫の上司)

渡辺真起子(鍋島麗子:民夫とハウを引き合わせた史郎の妻)

 

深川麻衣(真里菜:民夫を捨てる元カノ)

 

長澤樹(朝倉麻衣:福島帰宅困難地域の中学生)

深尾あむ(リサ:めぐみを嫌う女子高生)

 

モトーラ世理奈(森下めぐみ:修道院に身を寄せる女性)

 

宮本信子(関根志津:シャッター街で傘屋を営む老女)

石橋蓮司(関根次郎:志津の亡き夫)

 

石田ゆり子(ナレーション)

 

■映画の舞台

 

青森県:下北郡、尻屋崎灯台

https://goo.gl/maps/Y5qx33QtZ8zs8THb6

 

岩手県:盛岡市&陸前高田市

宮城県:石巻市

福島県:双葉郡

茨城県:久慈郡

栃木県:さくら市、セキネ傘店

群馬県:桐生市、聖クララ修道院

神奈川県:横浜市港北

 

ロケ地:

東京都:稲城市

プラウドシーズン稲城南山 インフォメーションセンター

https://goo.gl/maps/JsdYZt2JLD3UuLxn9

 

群馬県:前橋市

セキネ洋傘店

https://goo.gl/maps/PEbqCXJ7jg8ex1xQ9

 

弁天通商店街(前橋市のアーケード街)

https://goo.gl/maps/CPcG9kFWUP3wn4YB6

 

東京都:練馬区

ピッツェリア・マルデナポリ大泉学園店

https://goo.gl/maps/PzEH4yMUp18Jy9KTA

 

酒蔵あっけし

https://goo.gl/maps/1CjrG5wYrjwqo5vY6

 

福島県:西白河郡

大堀相馬焼 松永窯

https://goo.gl/maps/mYFTgXHVdR5R3m5n9

 

神奈川県:川崎市

溝の口キリスト教会

https://goo.gl/maps/14mWgPijH1ZEf1q9A

 

■簡単なあらすじ

 

市役所の戸籍課で勤務する民夫は、ある日恋人の真里菜から一方的に婚約解消を言われてしまう

途方に暮れる民夫を見兼ねた上司の鍋島は自宅に招待し、妻・麗子の動物シェルターの保護犬を飼わないかと持ちかける

 

民夫は勢いに押されて大型犬を飼うことになり、声の出せないその犬に「ハウ」と言う名前をつけた

それから二人は家族のような関係になっていったが、ある日その絆は断ち切れてしまう

 

民夫が空き地でうたた寝をしていたその隙にハウは少年たちのボールを追いかけて、誤って引っ越しセンターのトラックに乗り込んでしまうのである

トラックは遠路はるばる青森まで到達し、ハウはそこから民夫の元に戻るための旅を始めることになるのであった

 

テーマ:ペットロス

裏テーマ:ペットの効能

 

■ひとこと感想

 

田中圭さんが犬と戯れると言う「ファンムービー」だと思って参戦

でも、ポスタービジュアルなどからは全く想像もつかない訳のわからない展開になっていて、レビューが超酷評なのが頷ける内容でした

 

主人公はハウで、彼が青森から神奈川まで帰ってくるロードムービーと並行して、ペットロスの民夫の苦悩を描いていきます

ちょい役でも著名なキャストが配されていましたが、瞬間芸的な感じで全員の顔を記憶するのは無理でしたねえ

 

物語は「ダンスJK」と「修道院の暴行事件」が映画のテイストを決めていて、また物議を醸したラストもかなり無茶な内容になっていました

犬好きが見たら確実にキレる内容でしょうし、最終的に何を描きたかったのかよくわからない内容になっていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ハウ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/380999/review/0fa88967-7546-42aa-a9bd-a286f5c6a1d0/

 

公式HP:

https://haw-movie.com/


凪の島

 

■オススメ度

 

子役が活躍する映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.8.25(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2022年、日本、108分、G

ジャンル:家庭の事情で離島で生活することになった小学生を描いた青春映画

 

監督&脚本:長澤雅彦

 

キャスト:

新津ちせ(原田凪:小学4年生)

 

佐藤蒼希(岩本雷太:凪のクラスメイト)

角忠聖(山内健吾:凪のクラスメイト)

 

島崎遥香(河野瑞樹:凪の担任の先生)

結木滉星(守屋浩平:吃音のある漁師)

 

加藤ローサ(原田真央:凪の母親、下松市民病院の看護師)

徳井義実(島尾純也:凪の父親、アルコール依存症)

木野花(原田佳子:凪の祖母、真央の母、深浦島診療所の医師)

 

嶋田久作(山村徳男:凪が通う小学校の用務員)

 

■映画の舞台

 

山口県:下松市、笠戸島

https://goo.gl/maps/jFFLNJZA9V35bfUM7

 

山口県:柳井市

 

ロケ地:

上記と同じ

 

■簡単なあらすじ

 

東京から山口県の離島に引っ越してきた小学4年生の凪は、海に潜ることが大好きだった

親友の雷太、健吾と連む日々が多く、島の小学校には彼らを含めて全学年で5人しかいない

 

凪の母・真央は本州の中規模病院で働いていて、夫・純也はアルコール依存症が原因で別れている

父は母の連絡先を知らず、時折凪に近況をSNSを通じて聞いていた

 

そんな島ではかれこれ30年以上、島での結婚は行われておらず、狭すぎる島で隠し事などすぐに見つかってしまう

凪たちは用務員の「笑らじい」を怖がっていたが、凪はなんとか「笑らじい」を笑わせようと奮闘するものので、自分自身は複雑な家庭が背景にあるので、心から笑うことができずにいた

 

そんな折、地元の漁師・浩平と凪たちの担任の先生・瑞樹に新展開を迎え、島は少しずつ色づき始めるのである

 

テーマ:子どもの存在価値

裏テーマ:絆の修復に必要なもの

 

■ひとこと感想

 

パンフレットも制作されておらず、情報源がほとんど皆無のまま、なんとかキャスト欄のほとんどを埋められたのではないでしょうか

全国規模の公開だとしても、あまりにも存在が軽くなりすぎて心配になってしまいましたね

 

凪はまだ恋愛には興味がありませんが、雷太には恋心が隠れている

そんな幼い子どもたちが「生まれて初めて結婚式を見る」と言うエピソードになっていましたね

子役の演技がそこそこなので視聴環境が整えばそれなりの数字を出せそうですが

現在のラインナップが当分動きそうにないので、並行世界のようなわかりやすいものは展開されていません

 

父親はアル中と言う設定で、その回復の物語はあまり効果的だったようには思えません

細かな設定はチラホラあると言えばありますが、それほど物語に寄与しないものばかりだったように感じました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】凪の島【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/380016/review/7d7af916-bfe3-46f3-9450-ce892c189b1f/

 

公式HP:

https://nagishima.com/


NOPE

 

■オススメ度

 

未確認物体系のミステリーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編(ちょいネタバレあり)

鑑賞日:2022.8.26(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Nope(「あり得ない」と言う意味)

情報:2022年、アメリカ、135分、G

ジャンル:未知の物体に襲われる中で、その撮影を敢行しようとする兄妹を描いたホラー映画

 

監督&脚本:ジョーダン・ピール

 

キャスト:

ダニエル・カルーヤ/Daniel Kaluuya(OJ/オーティス・ヘイウッド・ジュニア:父の跡を受け継いだ牧場主、馬の調教師)

キキ・パーマー/Keke Palmer(エメ/エメラルド・ヘイウッド:OJの妹)

 

スティーヴン・ユアン/Steven Yeun(ジュープ/リッキー・パーク:元子役、テーマパーク「ジュピターズ・クレイム」のオーナー&クリエイター)

 (幼少期:ジェイコブ・キム/Jacob Kim、マイキー・ヒューストンを演じる少年)

 

ブランドン・ペレア/Brandon Perea(エンジェル・トレス:フライズ・エレクトロニクスの技術セールスマン、監視カメラを設営&運用)

 

マイケル・ウィンコット/Michael Wincott(アントラーズ・ホルスト:「撮影」に巻き込まれるCM監督)

 

キース・デイヴィッド/Keith David(オーティス・ヘイウッド:亡き「ハリウッド・ホース牧場」の元オーナー、OJとエムの父、馬の調教師)

 

【ゴーディーズ・ホームの演者】

テリー・ノタリー/Terry Notary(ゴーディ:暴れるチンパンジー)

ソフィア・コト/Sophia Coto(メアリー・ジョー・エリオット:ヘイリー・ヒューストン役、ジュープの元恋人)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ロサンゼルス州

アグア・ダルシー

 

ロケ地:

アメリカ:ロサンゼルス州

アグア・ダルシー砂漠

https://goo.gl/maps/nZyCn2K3nVGVbnnP9

 

■簡単なあらすじ

 

ロス北部の砂漠地帯で馬の牧場を経営しているオーティス・ヘイウッドは敏腕な馬の調教師として名を馳せていた

ある日、空の様子がおかしくなったあと、オーティスは突然馬上から転落してしまう

 

息子のOJが彼を病院に連れて行くものの、顔面に突き刺さった5オンス硬貨によって、父は死亡してしまった

牧場はOJが引き継ぎ、妹のエムと共に生活を続けるものの、元々コミュ障気味のOJはうまく跡を告げなかったのである

 

生活に困窮するOJは、少し離れたところにあるテーマパーク「ジュピターズ・クライム」のオーナーであるジュープに馬を卸すことで生計を立て始める

ジュープは「いっそのこと牧場ごと譲らないか」と打診するものの、OJは首を縦に振らなかったのである

 

「ジュピターズ・クライム」では新しい見せ物として、馬を生贄にするショーを計画していて、その準備は着々と進んでいた

一方、OJは再び空がおかしなことになっていることに気づき、上空に何かいるのではないかと勘ぐり始める

 

そこで、地元の電気店に出向いて監視カメラを買い、そこの技術スタッフのエンジェルに設置を依頼することになったのである

 

テーマ:見せ物の功罪

裏テーマ:あり得ない(NOPE)とは何か

 

■ひとこと感想

 

予告編で「NOPE」は「そりゃ、無理だ」みたいな感じに訳されていましたが、本編では「あり得ない」とか、「そんな馬鹿な」みたいな意味になっていましたね

冒頭から旧約聖書のナホルの書が引用され、その意味は「私はあなたに忌まわしい汚物を投げかけ、あなたを卑劣にして見せ物にする」と言うような意味になっています(字幕翻訳とは違います)

 

映画は「見せ物」を題材に扱っていて、子役時代のチンパンジーの暴動事件で生き残ったジュープは、今では動物などを見せ物にしたショーを行っていました

それがエスカレートしたのかわかりませんが、本作内では「エイリアン」を見せ物にしようと企んでいます

 

映画はホラーというよりはSF&ミステリーのようなもので、上空にある「何か」の正体を探っていくという流れになっています

エイリアン(宇宙船)であると確信するOJが「撮影」を敢行しますが、この一連の命懸けの行動は、文字通り「あり得ない」と言えるのかも知れません

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】NOPE/ノープ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://nope-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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